新たな力を自身の力として証明する為に戦う覚悟を決めるフェイはハルからの元から失踪。1人でテルススへむかうフェイ。兵士を次々沈めていく彼は、目の前に現れた不死山と対峙するのだった………
不死山は剣を腰の鞘から抜刀すると、フェイに対して斬撃を叩き込もうとする。だがフェイは素早い剣技でこれを止めると、左手で不死山の顔面を殴打する。
「ぐえっ!」
不死山はグラつく様子を見せた。だがフェイは容赦なく追撃と言える斬撃を叩き込むと、不死山の左腕を切断する。
「へっ、こんな程度で死なねぇよ!!」
不死山はそう言うと共に自身の魔力で左腕をくっつけると、すぐさま剣で反撃を狙う。だがフェイは左拳で不死山の右手を殴り、彼の手から剣を取り落とさせる。そのまま鋭い斬撃を連続で不死山の身体へ叩き込み、その後彼の身体を蹴っ飛ばし、近くの壁まで吹き飛ばした。
「ゲホッゲホッ! ………この野郎、人が死なないからって好き放題してくれるな………(それにあの強さはなんだ………常人の強さじゃねえ………)」
不死山はフェイに対して愚痴を零しつつも身体を起こす。だがフェイはそれでも容赦無く不死山の頭に大剣を突き刺した。
「うあああああっ!?」
不死山も頭に攻撃を受けた事は無かったのか、苦痛に表情を歪める。フェイは少しして剣を抜き距離を取った。不死山は頭のダメージを再生しようとする………が、何故か再生に時間がかかっており、しばらくして頭の傷が塞がった。
「(………あの様子)」
それを見たフェイは1つの仮説を立てていた。そしてそんな2人が激闘を繰り広げる中、テルススの城の中へ小さく闇のエネルギーが入り込み、少しして人の姿へと変化。その人物はエビルであり、彼は2人の対決を目の当たりにしていた。
「(ほう、例の不死身小僧もいるか………ちょっと見物させてもらうか)」
エビルは2人の対決を見物する事を選んだ。そしてフェイは手に持った大剣で再び不死山の頭を狙う。不死山はなんとかこれを交わすが、フェイは容赦無く不死山の頭を狙い、鋭い斬撃を狙う。
「な、なんだよお前!? どうしてさっきから頭を狙うんだよ!?」
不死山は何故フェイが自身の頭を狙うのか困惑する様子を見せる。だがフェイは大剣を振り回しながら不死山の左腕を切断すると………
「………自分の身体に聞いてみろ」
そう言って不死山へ皮肉を言うようにそう呟くのだった………
フェイと不死山が激突する中、不死山の頭に直撃した攻撃をフェイは不死山の頭を執拗に狙い始めていた。だがそれはフェイの中で不死山の不死身を攻略する為の策が立とうとしている事を示す結果ともなったのだった………
To Be Continued………
次回予告
フェイは不死山の頭を潰す為に自身の闇を最大限解放する。不死山は抵抗する様子を見せたものの、今のフェイはもう戻る選択肢を捨て去っていたのだった………
次回「漆黒の一撃」