幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フェイはエビルと対決するものの、冷静さを欠いてしまったばかりに苦戦を強いられる。だがその状況でハルとUが突如として介入してくるのだった………


第206話 引き受けた依頼

ハルとUはバイクを降りると、フェイの側へ駆け寄る。

 

「………しかし、いったい何を考えてこんな所に現れたのか聞きたいものだな」

 

そんな2人に対してエビルは探りを入れるように問いかける。

 

「僕はあくまでフェイを心配していたハルくんを届けただけだ。失踪したフェイがどこに行きそうかはある程度あてがあって………事実正解したわけだしな」

 

Uはそう言って、自身の思惑というよりは、フェイの事を心配したハルを思っての行動である事を口にする。そしてハルは………

 

「フェイ………ここで何をしていたのか、本当は今すぐ聞きたい所だけど………今はエビルをなんとかする………だから、後でゆっくり話を聞かせて欲しい」

 

フェイに後で話を聞かせる事だけ口にし、エビルの前へ立つ。そしてリリーフドライバーを取り出し腰へ装着。そしてベルトから待機音が鳴ると共にハルは左手でベルトのレバーを掴み、右手を円状に大きく回す。そして広げた右手が顔の正面に来たタイミングで握り拳を作った後、ハルは顔の右側を覆うように手を広げると………

 

「変身!!」

 

そう言ってベルト左部のレバーを引き、直後ベルト右側のピストンを押し込んだ。

 

『パーフェクトリリース! リリーフオーバーロード!!』

 

これにより、彼の身体を白い鎧がハルの身体を覆う。そして頭にはヘッドギアが取り付けられ変身が完了した。それと同時にハルはコラプスバズーカを生成。そのままコッキングレバーのパーツを縦に動かすと、大砲の口へ魔剣の刀身を差し込み、大剣へと変えた。

 

『リリーフブレイカー!!』

 

ハルが大剣を手にすると共にゆっくりと前へ歩き始める。エビルもまたエビルスラッシャーを手にハルへ接近するが、ハルはこれを受け止めると………

 

「フェイを傷付けた報い………その身に受けさせる!!」

 

そう言って素早いスピードでカウンターのキックを放つ。

 

「ぐっ!?」

 

エビルはキックを受け後退る。だがハルは続けてリリーフブレイカーによる連続斬撃を放つ。エビルはエビルスラッシャーを使って防ぐものの、ハルは手を休めず左手で殴打。エビルをぐらつかせ、そのまま鋭い後ろ回し蹴りでエビルを吹き飛ばした。

 

「うあああああっ!!」

 

エビルは大きく吹き飛ばされ姿勢が崩れる。そしてハルの強さを目の当たりにしたUはハルの強さを目の当たりにし………

 

「(前にも見せてもらったが………かなり腕を上げたな、ハルくん………!)」

 

ハルの成長を喜ぶ様子を見せたのだった………

 

 

 

エビルとの対決に介入したハルとU。ハルはフェイに変わって戦闘を続行する事となった。果たして、ハルはエビルとの対決を制するのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
ハルはエビルを一方的に圧倒し、戦況を変えてしまう。エビルはそれでも反撃を試みるが、エビルを倒す覚悟を決めていたハルには通用しない差が生まれていたのだった………
次回「エビルを倒す覚悟」
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