幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フェイとエビルの対決に介入したハルは、エビルとの対決を引き継ぐ形で激闘に挑む。ハルはエビルを相手にも圧倒的な強さを見せるのだった………


第207話 エビルを倒す覚悟

エビルは姿勢を立て直しながら笑いを見せると………

 

「やるじゃないか………ならこれでどうだ!!」

 

エビルはそう言うと共に、闇のエネルギーを斬撃として飛ばしてみせる。だがハルは冷静にベルト上部のスイッチを押し込み………

 

『リリーフ!』

 

解放の力をリリーフブレイカーへ宿すと、鋭い剣技でエビルが飛ばした闇の斬撃を解体する形で防いだ。

 

「俺の力を解体したか………その力、相変わらず絶大なものだな………!」

 

エビルは楽しむようにそう言い放つと、ハルへ素早い動きで接近しエビルスラッシャーを振るう。だがハルはリリーフブレイカーでこれを受け止めると………

 

「絶大な力か………確かにそうかもしれない………けれど、これはお前を楽しませる力なんかじゃない!!」

 

そう言って、リリーフブレイカーを振るい上げ、エビルの身体へ叩き込んだ。

 

「ぐああああっ!!」

 

エビルは解放の力を宿した斬撃をモロに受け、姿勢が揺らぐ。ハルはその間を逃さず鋭いキックを放ち、エビルを蹴り飛ばす。エビルは近くの地面に倒れると………

 

「ぐうっ!? ………やるじゃないか………だが、俺は負けはしない………俺に勝てる奴など、Uを除いて他にはいないのだからな!!」

 

エビルはそう言うと共にエビルスラッシャーに取り付けられたボタンを左手の握り拳で押し込んだ。

 

『ディストピアチャージ!』

 

これによりエビルスラッシャーに黒いエネルギーが集束を始める。だがハルもリリーフブレイカーに搭載されたコッキングレバーのパーツを引っ張る。

 

『フィニッシュブレイク!』

 

これによりリリーフブレイカーに光のエネルギーが纏われる。そして2人は同タイミングでトリガーを引いた。

 

『ディストピアエンド!!』

 

『リリーフエクスティンクション!!』

 

2人は接近すると共に互いに剣をぶつける。途中までは互格の威力を見せたが、ハルの放った斬撃がエビルの放った斬撃を押し込み、エビルスラッシャーをエビルへ押し付けながらそのまま押し切った。

 

「ぐああああ!!」

 

エビルの装甲を貫通した一撃が直撃し、その威力の余波で周囲が爆発。ハルは直後距離を取り、エビルは地面に膝を着くと変身が解除された。エビルの斬られた箇所から大量の出血をしていたが、少しして自身の闇で傷口を塞ぐと………

 

「今のは死ぬかと思ったぜ………クソッタレが………」

 

そう言って、自身が明確に押されたからなのか、悪態を突く様子を見せたのだった………

 

 

 

ハルvsエビルの対決は、ハルが圧倒する形で決着する事となった。だが、エビルは依然として自身の能力で生存する結果となり、完全撃破には至らなかったのであった………

To Be Continued………




次回予告
エビルは自身の不利を察知したのか撤退を選択する。ハルはフェイに対して何故自分達の元を離れたのか問いかけるものの、フェイはハルと対話する事無くその場から逃げ出してしまうのだった………
次回「性格汚染の進行」
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