エビルにミアを人質に取られた事で、ハルが致命的なダメージを負わされてしまう。しかし、その事態にU達が介入し、エビルへ明確な怒りを見せていたのだった………
Uが能力解放を発動した事には流石にメイル達も驚いており………
「U様の能力解放………初めて見た………相当怒られてるわね………」
Uの怒りを強く感じ取っていた。だが、その怒りを持っているのはメイル達とて同じであり………
「俺達も行こう、メイル」
フェイはメイルに対してUと共に戦う事を促す。
「ええ………!」
メイルはこれに頷くと、2人はそれぞれ光と闇のエネルギーを身体から放出し………
「「変身!」」
それぞれ強化形態へと変身。それぞれが剣を手にすると、外側からUの空間内へ侵入。Uとエビルが存在する特異な空間へと入る事となった。
「U様、助太刀致します!」
メイル達の加勢を見たUは彼女達の心境と強い怒りを感じ取った。それを目の当たりにした事で小さく頷く様子を見せると………
「しんどくなったらいつでも休んでいい。この空間は僕の世界………奴の思い通りにはならないからな………!」
そう言って、エビルの思惑を崩す事を誓う様子を見せたのだった………
一方その頃、ミアはスプリングの近くへ駆け寄る。スプリングはハルの身体を地面へ寝かせると共に、自身の髪をかきあげる。これによりスプリングの髪色は白くなり、白宮春香の姿となった。
「ふぇっ………!? その容姿………白宮春香………様………!?」
ミアはスプリングの姿が春香の姿となった事に驚いていたが、春香はすぐさま身体から膨大な魔力を放出すると共に魔法の術式の構築を開始した。
「(この魔法は術式構築の関係上時間を必要とする………しかし、今はUさんが時間を稼いでくれている………私は私に出来る事をやるだけ………!)」
春香はUが時間を稼いでいる事を察知した上で術式を構築。ミアから見てそれは複雑かつ初めて見るものだった。
「春香様………この魔法はいったい………?」
ミアが目の前の魔法に首を傾げる中、春香は小さく笑みを零すと………
「これは歴代でも私以外に会得した存在はいない白宮魔法術の蘇生魔法………{リザレクション}!」
ミアに対して自分が使おうとしている魔法を説明すると共にそのまま魔法を発動した。
「(リザレクション………!? 確か世界に現存していたとされていた蘇生魔法………けれどその難解さと膨大過ぎる魔力消費量から習得難度は極大魔法以上………歴史上誰も会得出来なかった魔法………!)」
ミアは、春香が使っている魔法が伝説の魔法である事を肌で感じ驚く様子を見せたのだった………
U達の動きに驚きつつもそんな彼等へ加勢するメイル達。そしてスプリングこと春香によるハルの蘇生。果たして、ハルを生死の境目から連れ戻す事が出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
メイル達やU達が奮闘する一方、ハルは何処かも分からぬ空間に点在していた。だが、ハルが点在しているのには、彼を招いたとある存在が関係していたのだった………
次回「ハルを呼ぶ存在」