ハルvsエビルの対決は必殺技同士の対決へ突入。しかし、ハルの強い想いはエビルを貫き完全に消滅させる事に成功する。だがその中でハルの髪色に変化が現れると共に、Uもこの事態を快く思わない様子を見せたのだった………
エビルの撃破から少し経ち、どこかも分からぬ白い空間ではジェネシスがエビルの消滅を感知していた。
「闇の存在は消え去った………私の見込み通りですね」
ジェネシスはハルを見込み通りと口にする。だがその直後、彼女の背後へ人の姿が現れると………
「見込み通りだと? ふざけるな」
そう言ってジェネシスを非難する言葉が聞こえた。
「U………この数百年、自分から姿を見せようとしなかった貴方からこの空間に来るとは珍しいですね」
ジェネシスはその人物がUである事を察知し、彼の登場をわざとらしく驚くようにそう呟いた。
「ハルくんにアンタの力を与えたのはどういうつもりだ。奴を倒す為だとしても彼にその力を背負わせた行動は流石に抗議したいものだ」
Uは怒るようにジェネシスの行動に抗議していた。
「抗議ですか………貴方の計画が破綻するからですか?」
ジェネシスはそれに対してUの思惑が潰れるからではないかと指摘する様子を見せた。それを聞いたUは声を漏らすと………
「こっちが何の為にハルくん達の援助をしているのか知りもしないで………勝手な事を言うな」
ジェネシスの言葉に怒りをぶつけると共にハルの事を援助する事が彼にとっての思惑に繋がっている事を遠回しに否定しない様子を見せる。
「………1000年前のあの戦いから貴方は私に対して一線を引くように距離を持って接していましたね………それはまあお互い様ですが………私もこの世界を観測し、世界を壊しかねない存在は滅する必要があります………そこに貴方の個人的な何かがあったとしても………」
ジェネシスは自身にも譲れないものがある事を口にする。
「それはこっちも同じ事だ………僕もずっと続いていて果たさないといけない約束がある………!」
だがそれはUとて同じだった。それを聞いたジェネシスは溜息を漏らすと………
「貴方は過去に囚われすぎです」
そう言って、彼が過去に囚われている事を指摘する。それを聞いたUは言葉にならない声を漏らすと共に………
「アンタにそんな事を言われたくはない! ………不愉快だ」
そう言って怒りを顕にしながら白い空間の中に消えた。ジェネシスは再び溜息を漏らすと………
「やれやれ………Uも譲らない男ですね………そんなに彼が代償を背負う事が嫌だというのか………」
そう言って、Uの譲らない様子に呆れを見せるのだった………
Uとジェネシスの対話と言えるかも分からない2人のぶつかり合いは、ハルを巡っての対立となってしまった。果たして、Uは何を隠してハル達の事を気にかけているのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
エビルの件から1ヶ月が経とうとする中、フェイは新たな国を作る働きかけをスプリングへ依頼しようとしていた。スプリングはこれを引き受ける事を承諾するが、同時に偶然Uがハル達を訪ねてくるのだった………
次回「白髪の英雄の依頼」