前回までのあらすじ
Uの依頼は1000年前の人物、ホワイトソードマンを助けるという内容のものであった。ハル達が目的としていた新たな国の建国に働きかける事を約束し、ハル達を過去へ送った。しかし、その裏ではハル達に対して隠し事をしており、彼自身も何か思惑があって今回の依頼を考えるのだった………
それからハル達は数分程紫色の空間内を歩いていた。そして歩き切った先には出口があり、ハル達は空間から外へと出た………
ハル達が外に出た先に広がっていたのは自然の光景だった。
「なんというか………自然の世界だね………」
フェイは自然が広がる光景に思わずそう呟いた。ハル達の近くには小さな村があり、ハル達はこれまでのウズクチョやレボナガシとは違う光景に驚かされていた。
「とにかく近くの村で話を聞いてみましょう。ホワイトソードマンという人物が何者か分からない以上、まずは調べる事から始めるべきです」
ハルはそう言って村へ向かおうとする。だがその直後、村とは逆の方から異質な気配を感じ取る。
「なんだ………?」
ハル達が首を傾げながら気配の方へ視線を向けると、そこには異形の獣が現れた。
「魔物………とは少し違うみたいね………?」
メイルは目の前の異質な生物に首を傾げていた。その直後、異形の獣がハル達へ襲いかかろうとしていた。
「ぐっ!」
ハル達がそれぞれ武器を構えようとする。だがその直後、ハル達の背後から走る音が聞こえてくると………
「変身!」
少女の声が聞こえると共に、ハル達の前へ光の鎧を身に纏った姿で姿を見せた。
『アーマーオン!! ………ジャスティスウォーリアー! ヒーロイック!!』
光の鎧を身に纏った少女と思わしき人物は身構えると共に異形の獣に向かって走り出す。
「変身の力………!? いったいあれは………!?」
ハル達は変身の力を持つ人物が目の前に現れた事に驚く様子を見せる。その直後、先程の少女を追いかけてきたと思わしき女性が姿を見せると………
「大丈夫、あれはモンスターウォーリアージャスティ。あんな怪物達と戦う力を持った正義の味方だから………!」
そう言って、目の前の少女が正義の味方である事を口にする。
「リヴィスさん、それやめて欲しいかな………!」
少女は追いかけてきた女性ことリヴィスに対して苦言を呈すると、直後に身軽な動きで大きく跳躍し、腰に存在するベルト上部の鍵を回すと………
『ヒーローイックストライク!!』
少女は必殺のキックを放つ。これが直撃し異形の獣は爆散した。
「凄い………!」
ハル達は少女の活躍に驚く様子を見せた。直後少女は変身を解除すると………
「もう大丈夫だよ」
そう言ってハル達を安堵させようと言葉をかけるのだった………
過去の世界へ飛び立ったハル達を待っていたのは、彼等が見た事のない異形の獣だった。しかし、その世界にいる少女達との出会いは、ハル達の目的に大きく影響する事となるのだった………
To Be Continued………
次回予告
過去の世界で出会った少女達は、かつてこの世界に起きた大きな事件を解決した者達であった。ハル達はホワイトソードマンという男を探している事を打ち明けると、少女達は驚きの事実を語るのだった………
次回「探し人の素性」