幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ハル達3人とUが激突する中、ハルは未だUの違和感を拭えずにいた。しかしそれでもUはソードマンの力をフル活用しており、フェイを軽々と変身解除まで追いやってしまうのだった………


第250話 拭えない違和感

フェイが変身解除にまで追いやられる中、メイルが素早い動きでUへ接近し、手に持ったシャイニングセイバーによる攻撃を放つが、Uの鎧はこれを軽く弾いた。Uが反撃のパンチを放つ中、メイルも高速移動でこれをかわすが………

 

「すばしっこいね。ならこっちでどうかな」

 

そう言って一度鍵のカバーを元に戻す。そして、紫と水色のカバーの鍵に戻った直後、Uは水色のカバーを起こす。これにより持ち手が紫一色の鍵となり、Uはこれをベルトにセットする。

 

『ディメンション!』

 

Uはそのままベルトにセットされた鍵を回す。

 

『ディメンションソードマスター! ディメンションソードマン!!』

 

変身音と同時に、Uの水色の鎧がガラスのように崩壊し、その下に隠れていた紫の軽量な鎧が出現。Uは左手に持っていたブリザードガンのグリップを動かす。それと同時に銃口から刀身が出現し、剣型の武器ディメンションソードとなった。メイルは高速移動で再び攻撃を仕掛けるものの、Uは足元の次元を捻じ曲げると共に異空間のゲートを作ると、ゲートの中へ消え、メイルの背後へ次元のゲートが出現。Uはそれと同時にベルトから鍵を外し、ディメンションソードのスロットへセットし、これを回した。

 

『ディメンションチャージ!』

 

これにより、刀身に紫色のエネルギーが集束し、Uはトリガーを引いた。 

 

『ディメンションヘルスラッシュ!!』

 

エネルギーを纏わせた斬撃をメイルの背後から叩き込んだ。

 

「きゃあああああ!!」

 

メイルは大きく吹き飛ばされると共に地面へ倒れる。その直後に彼女の鎧も光となって霧散。変身が解除されてしまった。

 

「メイル!!」

 

ハルはメイルとフェイの2人が変身解除された事に動揺していた。直後にUがハルの背後の空間を捻じ曲げゲートを出現させると彼へ奇襲をかけるが、ハルはノールックでこれを防ぎ………

 

「………貴方の思惑は分かりません。けれど………俺の仲間を傷付けた報いは張らさせてもらいます!」

 

そう言うと共にUも反応出来ないスピードの振り向きざまのパンチを彼の鎧へ直撃させた。

 

「うあっ!!」

 

Uは大きく吹き飛ばされる。ハルが身体から虹色のエネルギーを大きく放出させる中、再びハルの頭の中へ声が聞こえた。

 

「今の貴方は変身に膨大なエネルギーを回している為に能力が使用不能になっています。これを使いなさい」

 

その声の主はジェネシスであり、ハルへそう助言すると共に彼の目の前へ虹色の大剣を出現させた。

 

「この剣は………!」

 

ハルは驚きながら右手に持った魔剣を地面へ突き刺し、新たな大剣を手に取った。

 

『セイクリッドブレード!』

 

ハルが大剣に目を奪われる中、再びジェネシスの声が聞こえた。

 

「セイクリッドブレード。ありとあらゆる属性を操る神器です。それなら彼が相手でも決定打となりうるはずです」

 

ジェネシスはその大剣の名と特性を口にする。それを聞いたハルはセイクリッドブレードを手に構えると………

 

「………ここからは俺の反撃です!!」

 

そう言ってUに対する反撃を宣言するのだった………

 

 

 

Uのソードマンの力によってメイルをも変身解除へ追いやるU。しかし、それでも互角に渡り合うハルは依然として違和感を拭えない状況ではあったものの、仲間を傷つけられたことにより、ハルはUに対して反撃を行う事を強く宣言するのであった………

To Be Continued………




次回予告
セイクリッドブレードの力で魔法剣を使えない状況を補うハル。ハルの覚悟を持った強さにUは大きく押される様子を見せたのだった………
次回「覚悟の虹色剣」
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