幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ハルが1人眠れずUに対する違和感について考える中、ミリィも感じていたUへの違和感で、それは確信へと変化する。その頃、Uもまた何か様子がおかしい様子で言葉を漏らしていたのだった………


第253話 無数の怪物達

それから数日、ハル達がUの情報を掴めないまま日々を暮らす中、ブルーの持っていた無線機から着信の音が鳴り響く。

 

「こちらブルー、どうしたの?」

 

ブルーは無線機を耳に装着すると共に通信先の人物と会話を始める。そしてそう時を待つ事無く………

 

「………Uが見つかった? 確かなのね?」

 

Uの居所が掴めた事を口にする。それを聞いたハル達も驚く様子を見せる中、ブルーは無線機を切ると………

 

「私の仲間がUを見つけたわ、行きましょう」

 

そう言うと共に外へ向かう。ハル達も足取りが掴めずにいたUの情報を前に、ブルーを追いかけるのだった………

 

 

 

だが外に出た直後、村人達の騒ぎ声が聞こえた。ハル達が声の聞こえた方へ視線を向けると、そこには以前ミリィが倒した怪物が複数体暴れていた。

 

「この前の怪物! でもどうして………!?」

 

メイルが驚きの声を漏らす中、リヴィスが服の中から銃型の変身装置シャドーガンスターを取り出すと………

 

「Uの事もあるでしょう。ここは私が引き受けるから」

 

そう言ってガトリングのアクリルが付いた鍵を鍵穴へセットし、これを回した。

 

『ガンマス!』

 

それにより待機音が起動し、リヴィスはそのままシャドーガンスターのトリガーを引いた。

 

「………変身!」

 

少ししてシャドーガンスターの銃口部分からエネルギーが発射し、Uターン状にリヴィスの方にエネルギー弾が戻る。エネルギー弾がリヴィスに直撃すると、リヴィスの身体に黒い鎧が形成され、リヴィスの顔を始めとした全身を覆った。

 

『ガンスターオン! ガンマス!!』

 

リヴィスが変身した事にハル達が驚く中、リヴィスはシャドーガンスターを構え狙撃による攻撃で怪人の注意を引き始める。

 

「リヴィスさんにも変身の力が………!?」

 

続いてフェイが驚く中、ミリィはフッと笑いを見せると………

 

「あれがリヴィスさんの変身したモンスターウォーリアーエルディアだよ」

 

リヴィスが変身した姿について口にする。リヴィスは的確な狙撃で攻撃を続けると共に、手に持ったシャドーガンスターの鍵を立てる。

 

『フィニッシュコマンド!』

 

直後リヴィスは鍵を再び回す。これにより銃口にエネルギーが集束。リヴィスは狙いを定めるとトリガーを引いた。

 

『ガンマスバースト!!』

 

これにより銃口から無数の弾丸が発射。怪物の1体へ直撃し爆散させた。

 

「凄い………!」

 

ハル達がリヴィスがあっという間に撃破した事に驚いていた。だが、それでも怪物の数はまだまだ多く………

 

「………これは少し長くなりそうね………」

 

リヴィスは溜息を漏らしつつシャドーガンスターを構え直す。その様子を見たメイルとフェイは互いに顔を合わせると………

 

「………ハルとミリィちゃんはU様の元へ行って! ここは私とフェイも加わるから!」

 

そう言って、リヴィスと共にここへ残る事を口にする。それを聞いたハルは驚いていたが、2人の目を見て頷く様子を見せると………

 

「………お願いします」

 

それを聞いたハルは頷く様子と共にミリィ、ブルーと共に村の外へ走り出す。リヴィスは思わぬ加勢に笑い声を漏らすと………

 

「頼むわよ、2人共」

 

そう言って2人の加勢を有難く感じるようにそう呟くのだった………

 

 

 

ブルーの仲間づてでUの居場所が特定できたものの、村には怪物が続出する異常事態が発生する。ハル達は二手に別れる事で、Uの捜索と村の防衛に当たるのだった………

To Be Continued………




次回予告
Uを追いかけるハル達はブルーの案内で目的地へ到着する。しかし、その目的地ではブルーの仲間がUと激突していた真っ最中であった………
次回「止まらない白の剣」
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