幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ブルーの仲間づてにUの居場所が明らかとなった事で向かおうとするハル達の前へ怪物が現れた。リヴィス、メイル、フェイの3人が残る事となり、ハル達はUの元へ向かうのだった………


第254話 止まらない白の剣

ブルーの案内で森林の中を走るハル達。それからしばらく走り続けていると、近くから何かがぶつかり合う音が聞こえた。

 

「位置としてはそろそろ………けれど何か様子がおかしいわ………」

 

ブルーはリボルバー銃を取り出すと共に一度近くの木へ隠れる。ハルとミリィも近くの木へ身を潜めるとそこには2人の女性とUが激突する光景があった。

 

「あれって………グレーさんとビリジアンさん!?」

 

ミリィは2人の女性を知っているようで思わず名を口にする。

 

「ミリィちゃん、知り合いなのかい?」

 

ハルは首を傾げながら問いかける。

 

「うん、片方のバイクに乗った槍使いの人がグレークリアラーさん、もう片方の刀使いの人がビリジアンニンジャさん。2人ともブルーさんの仲間だけど………2人もUさんと激突してたのは少しビックリしてるよ………」

 

ミリィは2人の事をハルへ説明する。しかし、Uと激突している事には動揺を隠せずじまいだった。Uは特に武器を持っておらず素手で戦っていたが、2人を上回るスピードと鋭いパンチとキックのみで2人を圧倒していた。

 

「………2人も諦めが悪いね。この程度で僕に勝てると思ってるの?」

 

Uは呆れ混じりにそう呟いた。しかし、2人は諦める気は微塵も無く………

 

「そういうUくんこそ………油断してる場合じゃないでしょう!」

 

グレーはそういうと共に自身を起点として膨大な煙を発生させる。

 

「煙を発生させる能力だね………」

 

Uは内心そう呟くと共にその場で足を止める。それから少ししてグレーとビリジアンが挟み撃ちを仕掛ける形で攻撃を狙ってきた。

 

「でも少し甘いかな」

 

だがその直後、Uは自身の身体から膨大な光を放出すると共にグレーとビリジアンの2人を吹き飛ばしてしまった。

 

「「うわあああああ!!」」

 

吹き飛ばされた2人は近くの木へ激突し地面へ倒れる。

 

「グレーさん! ビリジアンさん! ………っ!」

 

ミリィは2人が吹き飛ばされたのを目の当たりにし、思わず怒りに近い動揺の声を漏らす。そしてUの前へ思わず飛び出してしまった。

 

「ミリィちゃん!?」

 

ハルとブルーもこれには驚いていたが、彼女を止める事は出来ず………

 

「Uさん!! どうしてこんな事をするの!? 2人は仲間じゃなかったの!?」

 

ミリィはUに対して2人への仲間意識はどこへ行ってしまったのかを問いかける。

 

「………ミリィ、悪いけど今の僕にはインベーダーズの皆は敵だよ………君もね」

 

だがUは無情にもそう言い返すのだった………

 

 

 

ハル達がUの居場所へ向かったものの、そこで待っていたのは仲間であるはずの2人にすら刃を向けるUの姿だった。思わず怒りを抑えられなくなったミリィはUの前へ姿を見せ、彼と対峙する事となるのだった………

To Be Continued………




次回予告
Uの行動が理解出来ないミリィはUと対峙する形で変身を選ぶ。Uも変身しミリィと対峙するが、怒りながらも冷静なミリィはUを初っ端から圧倒するのだった………
次回「ミリィの怒り」
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