幻想魔戦史録   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uの言葉を聞いたミリィは敵対する事を選び、2人は互いに変身する。しかし、戦況はミリィが冷静に圧倒する様子を見せるのだった………


第256話 届かない戦術

Uは姿勢を崩すものの、咄嗟にベルトから鍵を取り出し紫色のカバーを逆へ倒す形で水色一色の鍵へと変化させベルトへセット。そのまま回してみせると………

 

『ブリザードソードマスター! ブリザードソードマン!!』

 

Uの鎧は水色の堅牢な鎧へ変化する。同時にディメンションソードのグリップを斜めへ倒し、刀身はガラスのように割れ、ブリザードガンへ変化させた。

 

「こっちならどうかな」

 

Uはそう言うと共にベルトの鍵を1回操作する。

 

『ブリザードアタック!!』

 

Uは右手から冷気を放出させる。これによりミリィの足元が凍結し、ミリィの足は動かなくなる。

 

「これなら優位はこっちに来る」

 

Uはそう言うと共にベルトから鍵を取り出し、ブリザードガンへセットしこれを回す。

 

『ブリザードチャージ!』

 

これにより、銃口に水色のエネルギーが集束。Uは狙いを定めトリガーを引いた。

 

『ブリザードヘルブラスト!!』

 

これにより銃口から氷のエネルギーが放出される。これがミリィへ直撃しようとするその瞬間、ミリィはベルトにセットされた鍵を大きなボタンが付いた鍵へと取り替えこれを回した。

 

『アーマーオン!! ………ジャイアントウォーリアー! ギガン!!』 

 

これによりミリィの鎧が巨大なものへと肥大化し、足元の氷を内側から粉砕する。同時に飛ばされた氷のエネルギーも巨大な拳で粉砕してみせ、ミリィの周囲は冷たい水滴が飛び散った。

 

「なっ………!?」

 

これにはUも驚きを隠せなかった。そしてハルもミリィが巨大な鎧の戦士となった事には驚きを隠せなかったが………

 

「(ミリィちゃんがあの人を圧倒している………!)」

 

ミリィがUを圧倒している。その事実だけは目の前の光景から察知する事が出来た。ミリィは巨大な拳を強く握りしめると………

 

「Uさんにしては見立てが甘いね。その力は確かに強力だけど私達は一緒に戦っていた仲間だもん………私だったらどう攻略するかくらい一度は考えてたよ」

 

どこか落胆するようにUへそう言い放った。

 

「そう………そしたら貴女………いや、君に見せていなかったこれはどう攻略するのかな………?」

 

だがUはベルトから鍵を外し、カバーを紫一色の側へ戻すと、上部に四角形状となっている鍵の装填部分が付いた鍵を取り出すと、これを合体させた。

 

『パーフェクトコネクト!』

 

鍵の方から音声が鳴ると共にセットされた紫色の鍵が黄金の鍵へと変色。そのままベルトへセットした。

 

『ゴールデン!』

 

これにより膨大な光がベルトから放出。そのままUはベルトの鍵を回した。

 

『パーフェクトソードマスター! ゴッドゴールデンソードマン!!』

 

これによりUの鎧は黄金の鎧へと変化した。

 

「ゴッドゴールデン………前にメイデンちゃんとの戦いで使ってた形態………だね」

 

ミリィは直接目にはしてないものの話は聞いていたのか動揺はしていなかった。一方、勝負を見ていたハルは先程のUの言葉に違和感を覚えており………

 

「(………今、あの人の口から貴女という二人称が出てきた………これまでUさんの口から一度も聞かなかった二人称………それにわざわざ言い直した………別人のような感覚だ)」

 

Uの言動に対する違和感から、まるで別人ではないかと思いたくなる様子を見せたのだった………

 

 

 

ミリィがUと互角に渡り合う中で、Uは追い詰められた故の奥の手を解禁する。しかし、言動にも違和感を覚えたハルは、Uに別人の感覚を見せていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
Uの最後の切り札を前にミリィも最終策に出ようにする。だが、ハルはUに対して別人の何かを感じ取り、ミリィと変わる形で戦闘に挑むのだった………
次回「別人の感覚」
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