ハルと再会する為にUへ同行したフェイだったが、その道中でフェイを狙う暗殺者が襲来する。Uが暗殺者達を抹殺する形で撃退には成功したものの、いったい何者による刺客かは分からないままであった………
フェイを狙う刺客を退けてから1日が経った日、フェイとUはレボナガシへと到着する。レボナガシの門にはUが来るのを待っていましたと言わんばかりの様子でスプリングが立っており………
「お待ちしておりましたわ、Uさん」
Uを歓迎する様子で声をかけてきた。
「やあスプリング」
Uはスプリングに対して声を掛け返す。スプリングがUとの対面を喜ぶ様子を見せる中、Uの隣にフェイがいる事に気付き………
「あら………? その御方は確か………ウズクチョ王子のフェイ様ですか………?」
不思議そうな様子でフェイの事を問いかけた。
「そうさ。実は君に折り入って頼みがあって連れて来たんだ」
Uはフェイの事を口にするなり、スプリングに対して依頼をしたい意思を見せる。
「頼みとは………?」
スプリングは首を傾げながら内容を問いかける。
「フェイをあの魔法剣士の子………ハルくんに会わせてやってくれないか?」
Uはフェイをハルと会わせて欲しいという依頼を行った。それを聞いたスプリングは………
「そうですね………」
少し考え込む様子を見せた。直後フェイはスプリングに対して頭を下げると………
「お願いします………! 条件があるならなんでも飲みます! だからもう一度………ハルに会わせて下さい!!」
そう言って、ハルとの再会を依頼した。それを聞いたスプリングはまた考える様子を見せると………
「………敵対した過去があるとはいえ一国の王族に頭を下げさせてしまったのは恥ですね………分かりました。すぐ手配致します………ただ問題はハルくんがフェイ様にお会いしてくれるかどうか………これを実現させるかは彼の判断に委ねても構わないでしょうか?」
そう言って、手配をする約束はしつつも、これが実現するかはハルの意思に委ねたい事を口にする。
「勿論です、俺からお願いしている立場なんですから」
フェイはそう言って、ハルに会える可能性を得た事に希望を感じていた。
「じゃあ、私はお2人をご案内した後にハルくんに聞いてみますね」
スプリングはそう言うと共に、フェイ達を連れてレボナガシの中へと入る。その途中でUはフェイの横を歩きつつ………
「………良かったな、フェイ。後はハルくん次第だが彼に会えるかもな」
ハルとの再会が間近となった事を口にした。
「はい………!」
そしてフェイの様子もまた、かなり嬉しそうなものとなっていたのだった………
なんとかレボナガシを訪れたフェイ達は、スプリングと対面しハルと会いたい意思を明かした。ハル次第という条件は付きつつも、フェイはハルと再会出来る可能性を大きく得る事となった。果たして、フェイはハルと再会する事が出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
フェイから会いたいという話を聞いたハル達は、この状況に驚く様子を見せていた。だがウズクチョ時代にハルの数少ない理解者であった事を考えるハルは、フェイに会う事を考える様子を見せたのだった………
次回「再会の意思」