ハルが了承した事でフェイと対面する事となる中、フェイはハルと再会出来た事を素直に喜んでいた。そして会話はメイルの両親の話となり、メイルは自分から両親の事をフェイへ説明するのだった………
メイルはフェイに対して、自分の両親を誘拐したのはセリィという少女であり、意図は不明だが何故か自分にその両親を封印した球体を渡してきた事。そして2度に渡ってハルとセリィが対峙した事もフェイへ共有した。
「………まさかそんな事が………それにセリィという4つの能力を持つ女の子………本当にそんな子がいるなんてな………しかもハルと互角の強さの持ち主か………参ったな」
フェイはセリィの強さに驚く様子を見せた。
「それでも俺は負ける気はありません………勝てない訳ではありませんから」
ハルはそう言うと共に、セリィには負けない事を口にする。
「自信満々だな、ハル………前まで見てた君からは想像も出来ないよ」
フェイはそう言うと共に今の彼の自信の強さに驚かされていた。
「最近………ちょっと自信が着いてきたもので」
ハルは自分の中でも少しずつ自信を持てるようになった事を口にした。
「自信ねぇ………とはいえ、メイルは良かったのか? 俺にここまで話をしてしまっても………?」
フェイはハルが自信を持ち始めるようになった事へ感慨深い様子を見せると共に、メイルに対してここまでの情報を提供して良かったのか疑問に感じていた。
「貴方はウズクチョの1級の中で1番信用出来る人ですから」
だがメイルはフェイの事を信用出来る人間である事を口にした。それを聞いたフェイは………
「………そうか」
どこか満更でも無い様子でそれを耳にした。
「でもお願いもあります………この事はまだ他言無用でお願いします」
直後、メイルは他言をして欲しくない意思を明かすと、フェイはこれに頷き………
「分かってるさ。誰にも言うつもりは無いし、言っても面倒になるだけだからね………」
そう言って自分の口から他の人間へ事を話す気は無い事を口にする。それを聞いたメイルは………
「………ありがとうございます」
フェイの気遣いに安堵する様子を見せた。
「気にするなよメイル。俺にとっては君にもかなりの迷惑をかけた。これくらい聞けないと失礼だ」
フェイ本人は当然の事と気にしない様子を見せた。
「………それに、後でスプリング様にも時折ハル達と会う機会を得られないか相談してみるよ。君達さえ良ければ俺がウズクチョの近況を共有するようにするよ」
それと同時にフェイはハル達と定期的に会える機会を得られる交渉をスプリングへするつもりであり、その代わりとしてハル達へ情報を流す事を約束する。
「………それはありがたい事ですね」
ハルはそう言うと共に、フェイと定期的に会う機会に微笑みを見せるのだった………
フェイへ情報を共有するメイルは、彼への信頼から共有をした事を明かした。そして、久方振りの再会でフェイはまたハル達と定期的に会いたい意思を自覚するのであった………
To Be Continued………
次回予告
フェイとの対話の時間はいつの間にか終わりへと近付き、Uと共にウズクチョへ戻る事となったフェイ。その中で彼はハル達との再会を強く約束するのだった………
次回「いつかへの再会」