洞窟を進んだ最深部にて、Uは鞘に収まったままの剣を手に入れる。だが城へ戻った直後、城の中に現れた集団がUをターゲットとして襲来したのであった………
Uはフェイの元を訪ねるべく、彼の部屋へと向かう。だが駆け付けたその直後、フェイの部屋の扉が開いている事に気付いた。
「………嫌な予感は続くものだ」
Uはそう呟くと共にフェイの先へ向かった。部屋の中では先程Uを襲って来た集団がフェイにも襲いかかってきており、フェイは1人で次々と退けていた。
「ぐっ………!」
フェイは突如現れた集団を前に困惑を隠せない様子だった。だがその直後、Uは部屋の中に入ってきた集団に向けて光のエネルギーを飛ばし、一瞬で身体をバラバラにして見せた。
「うぎゃあああああ!?」
フェイは目の前の光景に驚きを隠せなかった。
「U様………! これはいったい!?」
フェイはUに対して、目の前の光景が理解出来ない様子を見せていた。
「さてな。でも君を狙った計画的な何かなのは間違いないかな」
Uはそう言うと共に、懐から先程手にした剣を取り出し、フェイに手渡した。
「っ!? これは………!?」
フェイは手渡された剣について首を傾げた。
「ハルくんに渡そうと考えていた剣だ。タイミングを伺いたかったがそれを言ってる暇は無くなってしまった」
Uはそう言うと共に懐から懐中電灯の持ち手のようなものを取り出す。その直後にそれは光の刀身を作り出し、鋭い光の刃となった。
「僕はこの陰謀の出処を突き止める。その前に君をハルくんの元まで送り届ける」
Uはそう言うと共に、フェイに対して左手を向ける。
「ま、待ってください! ここからレボナガシまでって相当時間がかかりますよね!? どうやって俺を送り届けると言うんです!?」
フェイは困惑を隠せない様子でそう言い放つ。
「………簡単な話だ、君を僕の力で吹き飛ばす」
Uは自分の力で彼をハル達の元へ飛ばす事を宣言する。
「そんな事出来るんですか!?」
フェイはUの言葉を聞いて更に驚きを隠せない様子を見せた。
「これでも能力面は多才だからな」
Uはフッと笑みを零しながらそう呟き、光のエネルギーを飛ばす。これによりフェイは近くの窓から吹き飛ばされる形でウズクチョから吹き飛ばされた。
「な、なんだぁ!?」
これにはフェイ達を襲っていた集団も困惑を隠しきれなかった。だがUはそのまま手に持った武器で困惑している集団を斬り伏せると………
「………頼むぞ、フェイ」
そう呟いて城の中を歩き始めたのだった………
突如現れた集団の登場を前に、Uはハルへ例の剣を渡す役割をフェイへ預けてウズクチョから離脱させた。果たして、Uは何故このタイミングでフェイを離脱させた上で剣を託したのであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
Uの力で吹き飛ばされたフェイはレボナガシまで大きく吹き飛ばされていた。この騒ぎはすぐさまレボナガシ側へも伝えられ、ハル達は思わぬ形でフェイと再会する事となったのであった………
次回「吹き飛ばされた先の再会」