プリヤのサーヴァント   作:ブラウニー

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第1話

キャスターに負けた翌日イリヤの左手に小さな痣が出来ていた。だが、それに気づくものはいなかった。

そのままイリヤとルビーは、特訓しに行っていた。

「うーん林の中で訓練とか・・・魔法少女にしてはずいぶん地味だよね」

 

「舞台裏なんてそんなもんですよー日々の地道な努力がいつか実を結ぶのです」

 

「それでチャチャッと転身して特訓開始といきましょうか」

その言葉を合図にイリヤとルビーは、魔法少女プリズマイリヤに転身していく。

「コンパクトフルオープン!」

 

「鏡界回廊最大展開!」

 

「魔法少女プリズマイリヤ推参!!」

 

「ではまず飛行をマスターしちゃいましょうか。今回は完全に飛行戦となりそうですし」

 

とりあえず素早く動くとか?」

 

「それもありますが魔力の効率運用も大事ですね飛行は大量に魔力を消費しますから」

 

「魔力は無制限に供給でいますが、一度に使える量は個人の資質次第なんです」

 

「より少ない魔力で飛びつつ自在に攻撃出来るようになりましょう」

 

「ん了解」

 

「リンさんからこれ預かって来たんだけど試しに使ってみていいかな?」

 

「あらカードですか いいですよー」

 

「アーチャーっていうくらいだから弓だよね。どんな必殺の武器が・・・」

 

「インクルード」

その言葉と共にカードをルビーにかざしていく。

出てきたのは、アーチャーらしく黒塗りの洋弓だった。

それも射出す為の矢もないのだ。

 

「本当に出てきたこれがあれば勝っちゃうんじゃない」

 

「よーし早速試し打ちを・・・・・・・・・・・・・・ん・・・矢は?」

 

「ありませんよ。」

 

「ええ弓だけじゃ全然意味ないよコレ!」

 

「そういえばコレだけでした。凛さんが試した時には手近にあった黒鍵を矢の代わりにしてましたが・・」

 

「あっ戻った」

 

「時間切れです。」

 

「地道に特訓するしかないよね・・・」

 

「頑張りましょう。美遊さんも今頃特訓してるはずですよ」

 

「ミユさんか・・・どんな特訓してるんだろうね?」

 

side美遊とルヴィア

その頃ルヴィアと美遊は、空を飛ぶためにヘリにのり上空を飛行していた。

「美遊貴方が飛べないのはその頭の硬さのせいですわ」

 

「不可能です」

 

「最初からそう決めつけていては何もなせません!」

 

「おやめくださいルヴィア様パラシュートなしのスカイダイビングなど単なる自殺行為です」

 

「こうでもしないと飛べるようにならないでしょう!身体が浮く感覚を実体験で持って知るのですわ!」

 

「美遊はなまじ頭が良いから物理常識に捕らわれているんですわ」

 

魔法少女の力は空想の力・・・常識を破らなければ道は開けません」

 

「付き合う必要はありません美遊様拾っていただいた恩があるとはいえこのような命令は度が過ぎています」

 

「さあ一歩を踏み出しなさい あなたなら飛べます!できると信じれば不可能など無いのですわ!」

 

いえやはりどう考えても無理です」キリ

心からの説得も虚しく美遊はルヴィアにヘリから蹴落とされてしまった。

「獅子は千尋の谷に我が子を突き落とすといいますわ・・・見事這い上がって見せなさい美遊・・」

 

sideイリヤとルビー

イリヤは、上から何かが、落ちてくる音聞き顔上げると美遊が降ってきた。

 

「全魔力を物理保護に変換しましたお怪我はありませんか美遊様」

 

「なんとか・・・あ・・・飛んでる」

 

「はいごく自然に飛んでいらっしゃます美遊様ここはやはり・・・」

 

「昨日の今日で言えたことじゃないけど・・・空が飛べなくちゃ戦えない・・その・教えて欲しい飛びかた・・」

 

と飛び方?えーとそう言われても」

 

「イリヤ様は、《魔法少女は飛ぶもの》とおっしゃいましたそのイメージの元となった何かがあるのでは?」

その後イリヤの魔法少女のイメージの元となったアニメを見たが、美遊は空の飛びかたのコツを得ることはできなかった。そんな美遊にルビーは言葉を贈る

「《人が空想できることは全ては起こり得る魔法事象》わたしたちの創造主たる魔法使いの言葉です」

 

「物理事象じゃなくて?」

 

「同じことです。現代では実現できないような空想も遠い未来では常識的な事象なのかもしれません。それを魔法と呼ぶか物理と呼ぶかの違いです」

 

まあ・・・つまりアレでしょ?考えるな空想しろ」

 

「凄く納得いかないって顔ですね」

 

その夜

ぶっつけ本番でいくしかないか

 

「リターンマッチねもう負けは許されないわよ」

 

「うん!」

 

「接界完了!一気に片をつけるわよ」

 

「2度目の前は許しませんわよ!」

 

『了解です!』

やはりキャスターは、前回のように準備して待っていた。

そしてイリヤの左手の痣が、令呪となったのをイリヤを含めた全員が気づかなかった

「昨日と同様的は上空攻撃が来る前に飛びますよイリヤさん」

 

(そういえばミユさん飛べるようになったかな?)

 

「おお飛んだ」

 

「飛んだというか跳んでないですかアレ?」

 

「それよりもわたしたちも早く空へ!攻撃が来ますよ」

やはりキャスター相手に悠長に話をしている暇などなかったのだ。なぜならトロトロしてたら狙われ攻撃されてまうからだ。

 

「あっあぶなっ」

 

「このまま魔法陣の上まで飛んでください!そこならこの攻撃は届きません」

その言葉で、美遊を追いかけイリヤも空を飛び魔法陣の上へといく。

「さあさあ小屋の空がバトルフィールドですよー!敵勢力を排除して制空権を我が物にするのです!」

 

「なんかテンション高いね!」

だがこの間も敵の攻撃はやまず、魔力弾の打ち合いになる。

「低威力で構いません!距離を保って打ちまくってください!」

 

うん!中くらいの散弾!!」

その攻撃は、散弾というには、でかく

本気の攻撃というには、小さかった

「タイミング合ってるわ!いける」

 

「やっておしまい美遊!

 

「『ランサー』インク・・・」

だが、やはり黒化してもキャスターその身は、神代に生きた最強魔術師。そんな簡単に必殺の攻撃を受けてはくれず

「消え・・・」

一瞬のうちに美遊の後ろに転移し攻撃してきた。

「申し訳ありません美遊様!物理保護の強化が間に合わず」

大丈夫大したこと・・・つツ!?」

 

「美遊様足を」

 

「このくらい治療促進ですぐ・・・」

それは同じ時代の魔術師ならば、良かった。だが英霊を相手にするときその一瞬が命取りになるのだ。ゆえに美遊は、キャスターに狙いをつけられてしまった。あとくるのは、Aランクの魔障壁を破る魔力弾だ!

「逃げなさい美遊!そんな集中火力を受ければ障壁ごと」

 

(逃げられ・・・ない・・)

だがそれは、1人の時の話。カレイドの魔法少女はもう一人いるのだ!美遊は、イリヤに助けてもらい助かった

「大丈夫?ミユさん」

 

「問題ないケガはすぐ治る。離してもう大丈夫」

 

「いやはやーしかし参りましたね。流石神代の魔女っ子(?)と言いますか。転移魔術まで使えるなんて反則ですよ」

 

「まだ手はある」そういうと美遊は、キャスターへ突っ込んでいった

 

「ちょっとまだ続ける気!?同じ策は通用しないわよ!」

 

「一時撤退ですわ!戻りなさい美遊!」

 

イリヤスフィールが前に!?」

 

「だーっあのバカ!せめて役割分担くらい守れーッ!ていうか無意味よ!また転移で逃げられて・・・」

 

(逃げられるのなら・・どこに転移しても当たるような弾幕を張る!!」

 

「極大の散弾!!!」

 

(反射平面を利用して!?)

 

(大きすぎる散弾じゃダメージは与えられないでもこれで敵の動きが一瞬止まるはずその一瞬があれば)

 

「弾速最大シュート!!!」

キャスターも止まってはいけなかった。こちらは英霊でなくとも英霊と闘う為の最強の礼装カレイドステッキを使うカレイドの魔法少女なのだ。その一瞬が命取りになるのだ!

 

「やっやった!?」

 

「まだです!ダメージは与えましたが致命傷ではありせん!早く詰めの攻撃を・・・」

 

「セット」

 

「サイン」

 

「轟風弾5連」

 

「爆炎弾7連」

『ローターシュトゥルム炎色の荒風』

 

「うひゃあー壮絶」

 

「見てるだけかと思ったら意外と役に立ちましたねあの二人」

ルビーの言った通り二人の宝石魔術のおかげでキャスターを倒すことができた。

 

「魔法陣が消えたってことは」

 

「そうです我々の勝利ですよー!!」




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