神のウツシエ   作:エ・駄・死だな

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現実的で主語がでかいファウスト「駄文を作る作者はとりあえず展開動かせばいいみたいな思考に至ります」

嘲笑的で冷笑的なファウスト「うおw」






どう見ても中指

 

 

 

「…でか」

 

 

いやでっっっっっか。

 

 

 

 

連れていかれたのはなんか意味わからんぐらいでかい家。これ買えるとか翼の理事か代表ぐらいだろ。

 

 

…あれ?もしかして俺実験対象にされる?まずいか?

 

 

 

 

「警戒する必要はありません、リバー様。少なくとも、人を実験対象にするような方ではありませんよ」

 

 

 

 

「…ご主人様とか言ってたけど、誰に仕えてんだ?お偉いさんにしてもなんかケタが違うぞ?」

 

 

 

 

 

「申し訳ございませんが、それは答えられませんね。ご主人様の情報は無闇に晒してはいけないものです」

 

 

 

それはそうだ…が、気になる。

 

 

 

 

「…ボス?そろそろやばいと思うんだけど」

 

「……そうですね。リバー様、再び申し訳ないのですが……私共の任務は、ここまでとなります」

 

 

 

「そうか。何か悪かったな、ありが……………ちょっと待て」

 

 

「ご心配無く。先程も申したように、人を故意に弄ぶような方ではありません。それでは」

 

 

 

「え」

 

 

 

 

 

…帰りやがった……え?どうするの?見知らぬ土地に武器も無い一文なしはちゃんと死ぬぞ?

 

 

 

 

 

 

「ああ、来たか!どうどう、中に入って来てくれ!」

 

 

 

 

バトラー共が消えるのを眺めていると、後ろから結構デカめな声が聞こえた。

 

 

うおっイケメン。あ、ゲイじゃねえよ?

 

いやいや、それよりも。

 

 

「…どなた?誰?」

 

 

 

「ああ、すまないね。久しぶりの客人でな。ついつい声を上げてしまった………私は星見家の元当主、星見宗一郎だ、新エリー都に住んでいるなら、耳にしたことはあるんじゃないか?」

 

 

「……知らんが。どなた?」

 

 

 

 

「ハハハハ!!本当に、外から来たんだな。庭で歩きながらというのも良いけど、どうせなら中でゆっくり話そう。入って来てくれ」

 

 

なんでそんな感じ良いんだよ。お偉いさんって大体やべー奴かめっちゃ真面目クンのイメージなんだが?

 

 

 

「…どうも〜」

 

玄関から、なんか文化が違う。東部らへんか?どっかの巣がこんな感じだったな。

 

 

 

 

「冷蔵庫にメロンがいくつかあってな。食べるか?」

 

 

「食べる」

 

メロン…メロンは片手で数えるぐらいしか食った事ないな。珍しいし、もらえるもんは食っとこ。

 

 

てくてくと木でできた床を歩いていると、少し寂しさがある。

 

 

こんな広いのに、バトラーが一人もいない………。

 

 

 

 

「……誰か雇ったらどうだ?手入れも大変だし…」

 

 

「いやぁ?ここは別荘でね。たまにしか来ないんだ。手入れもロボットがいるし、防犯も……うちには最強の警備員がいるしな!」

 

警備員のとこだけ異様に声がでけぇ。お気に入りか?ロボットに違いなんて…………。

 

 

 

 

パワハラロボットの面が浮かぶ。

 

 

……ありはするか。

 

 

「それじゃ、ここに座っててくれ。メロンを持ってくる」

 

 

 

 

 

……さっき別荘とか言ってたよな?うわあ……金持ちは怖いぜ。

 

……ゴマ擦っときゃなんかおこぼれ貰えたりするか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……やめとこ」

 

金持ちとつるんでも碌なことが無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静かだ。

 

聞こえるのは、少し遠くで、メロンを切っているだろう音と、自らの心臓の音。

 

 

…緊張?興奮?恐怖?

 

ドクンドクンと、手を当てていなくてもわかる程に、俺の心臓は跳ねている。

 

 

……平常心を。

 

 

 

 

 

 

 

 

息を吸って、吐く。

 

 

 

 

 

 

 

……ん、大丈夫だ。健康健康。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待たせたかな?私自身、メロンを切ったのが随分昔……おや、邪魔してしまったようだ」

 

 

 

 

 

「いんや、ベストタイミングだ。それより……美味しそうだな、それいくらしたんだ?」

 

 

 

「うーむ…大体、300000ディニー程度かな?いや、はした金さ。気にせず食べてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

絶対はした金じゃない……。

 

 

 

 

 

「……うまい」

 

聞かなかった事にしよう。多分相手にとっては本当にはした金なんだし。

 

 

 

 

「気に入ったようで良かったよ。どれ私も一つ……………うん、流石だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パクパクと爪楊枝に刺したメロンを口に運ぶ。うまいうまい。食い納めになりそうだから沢山食っとこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…そろそろ聞くか。なんかこのままだと、ほんとにメロンだけ食って帰る感じになりそうだ。

 

 

 

 

 

「……んで、アイスブレイク?もそろそろ終わりだろ。聞きたいことなんでも聞いてくれ」

 

「気が早いじゃないか?もう少し、他愛もない話を……「今何時だと思う?」……そうだね、君は明日から大忙しなんだった」

 

 

 

 

 

 

「……ん?」

 

 

え?大忙し?待って?やっぱり俺の知らない所でなんか仕組まれてるよね?

 

 

 

 

 

「大丈夫だ。ライカン君達が伝えていると思うけど、何も妙な研究やら実験に付き合わせるつもりは無いよ。戸籍ももう作ってある」

 

 

 

早ぇんだって。

 

「早っ…………いや、もう気になりすぎるから聞くけど、やっぱりなんか仕込んでるよな、お前ら」

 

 

 

 

「君がいつ来ても良いように、準備をしていたからかな。おかげでどの陣営にも関わらずに、私達に引き込めたよ」

 

 

やっぱダメじゃん。陣営とか言ってる時点で政治というか、なんかのカードにされる流れじゃん。

 

 

「…先に言っておくが、俺そんな特別な人間じゃないぞ。腕っぷしに自信こそあるが」

 

 

 

これは割とマジ。

 

「ハハハ…!いや、違うさ。私は君自身にはとある約束を守ってもらいたくてここに来たんだ。それさえ守ってくれるなら、自由に生きてくれ」

 

 

「…約束ぅ?」

 

 

なんだなんだ胡散臭い。

 

「君は口は硬い方かい?」

 

 

「……まぁ?」

 

 

 

「それなら簡単だ。君は、私達以外に、外から来た事を口外しないでもらえるかな?」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……この流れで本当に簡単なタイプってあるんだな」

 

 

 

「勿論さ!できれば、このまま私達の所で管理……いや、今のは言い方が悪かったかな?」

 

 

「管理て……別に行くあてもねぇから。このまま無職やっててもいいか?」

 

 

 

 

「それは難しい問題だよ……何せ、君の口の硬さはまだ疑いがある。私達も忙しいからね。無職な君を四六時中監視しておくには、信頼できる人材が足りないんだ」

 

 

 

だからそんな重要な人材じゃねえよって言いたいけど、無職ができないはちょっとめんどくさそ。

 

 

 

 

 

「…腕っぷしに自信があると、そう言っていたね?そんな君にぴったりなお仕事があるんだよ。どうだい?」

 

 

 

「休みは?」

 

 

「やけに食い気味だね……辞めたかったらいつでも辞めていいさ。もっと言えば、君は掃除でもやってれば良いよ。君のプライドが許すならね?」

 

 

 

「………そこまで言うなら、無理矢理就かせれば良いだろ…………もういいわ。やる」

 

 

 

なんかもう流れでいったらいけるだろ、多分。

 

 

 

 

…いや、そもそも俺ここで何するんだ?なんか無事将来安泰みたいな感じなってるが、違うだろ。

 

どうにかして帰………るのは多分いけるか。アンジェラがどうにかするだろ。

 

 

…じゃ本当に俺何するんだ?ただ気ままに生きていくだけなのか?

 

 

 

 

「……別にいいか」

 

 

 

「ん?なんだい?やっぱり別の仕事にするのか?候補ならいくらでも…」

 

 

「いや、だいじょぶ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………あ、ごめんやっぱ聞きたいことある」

「…俺、どこに居候するの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ふああぁぁぁぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暖かい毛布から足を出し、身体を上げる。

 

 

 

 

 

「…ふああぁぁぁぁ…」

 

 

再び欠伸をあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………畳だっけか。

 

 

まさかこんな豪邸の寝床が床とは思わんかった。文化の違い〜。

 

 

 

 

 

 

結局昨日…いや、今日か?まあの夜で居候先やらを全部決めることはできなかった。

 

ひとまず、別荘に留まることにした。

 

 

 

 

 

「………ふああぁぁぁぁ」

 

 

 

今日から忙しくなるらしい。

 

 

 

随分他人事なんだなと自分でも思ったが、なんせ何をやるかとかが一切話されてない。

 

 

そのくせ、あのお偉いさんは今日は一緒にいれないとかほざく。

 

 

やはりというかお偉いさんは忙しいらしく、ああやって二人だけで面向き合って話すってのもめっちゃ稀なんだって言われた。

 

 

 

 

 

 

今から俺は、知らない土地で、知らない場所に向かうらしい。確か車を手配してくれたから、迷子にはならないけど。

 

 

 

「…ふああぁぁぁぁ」

 

本日4度目の欠伸。いつもなら、完全に二度寝コース。が、今日はそれが許されない日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりと立ち、思いっきり身体を伸ばす。

 

 

「っんん〜〜〜〜〜〜〜〜はぁ…」

 

 

伸ばし終わり手を下げると、残っていた眠気が吹き飛び、だるさが消える。人体の不思議だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボサボサの髪と共に向かったのは、バスルーム。5分ぐらい建物の中を練り歩いて見つけた。やっぱデカすぎだこの家。

 

「そろそろ髪も切るかなぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………風呂に入れって言われたよな………あ」

 

 

 

……服、あれしか持ってないよな?

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしたもんかと頭を捻らせながら脱衣所に入ると、服……………服?これ服か?服かなぁ…………服か。

 

 

 

 

 

服が置かれてあった。書き置きと共に。

 

 

『下着に関しては、今のをそのまま履くか、コレを使ってくれ』

 

 

 

 

「コレ……ああ、サラシか」

 

 

これだけ知ってる…というか着けてる。変なとこで同じなんだな…。

 

 

 

 

 

 

 

………入ろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え誰お前」

 

風呂から出ると、脱衣所になんかいた。

 

 

 

「……正式な挨拶は後ほど行いますので、今は着替えの手伝いを、させていただきます」

 

 

 

「だから急すぎんだろ…!あとお触り禁止…………いや、やっぱりいいや。ただ、妙な素振り見せたらぶん殴るからな」

 

「……勿論です」

 

 

 

 

スピード感ありすぎなんだわ。もしかしてこれが普通なのか?この世界。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウゲッ…これ、なかなかだな…」

 

おかげで着れはした。だけど、すげぇ歩きにくい。

 

 

 

 

 

 

 

「随分と似合っていますよ?」

 

「すげぇ歩きにくいんだが…マジでこれで行くのか?」

廊下を歩きながら愚痴を呟く。いやガチで歩きづらいんだが。

 

 

 

「正式に採用されましたら、H.A.N.Dから制服が支給されますので……それまでは耐えてください」

 

 

 

 

……H.A.N.D?

 

「…ごめん、さらっと無視してたけど、結局お前ら誰だよ?」

いつの間にか玄関まで誘導させられた。いや俺がぼ〜っとしてたせいだけど。

 

 

 

 

 

 

「我々は、対ホロウ特別行動部。通称、H.S.Oです。聞いたことはあるでしょう。私は、その5課に所属していて、──「…すまん、知らん」───え?」

 

 

 

 

 

「聞いたことないな。つーか5課ってことは下っ端じゃん?出世頑張れよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ですよね」

 

 

 

「………あ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう、ですよね!大体のエリー都民はみんなみ〜んなホロウ6課ホロウ6課!!俺らみたいな5課は蚊帳の外!」

 

 

「お、おお!?」

 

 

「そのくせ!6課と無駄にライバル意識なんかしてるせいで当て馬にされるわ捌け口にされるわ!なんなんだよぉ!!」

 

 

「…お、おお…」

  

「そもそもなんだよ6課って!美男美女だからって、ホロウライダーにですらチヤホヤされやがって!俺らなんて会ったら舌打ちか、酷いと攻撃してくくせに!」

 

 

「……………おう……」

 

 

「お前もどうせ!人員が多い1課とか!いや、こんな特別待遇させてもらってるんだ!もしかしたら、ホロウ6課に入るかもしれないのに!俺らみたいな下っ端には目もくれなくなるんだろうなぁ!!?」

 

 

 

「……あ゛ぁ゛?

 

 

「絶対にそうだ!そうだ!今からでも俺が関係してたっていう印をお前につけれ───ばぁっ!?──「おい。何ほざいた?今」───え?いや、だから───」

 

 

 

 

 

「途中でやめときゃ、同情ぐらいはしたかもなぁ。俺に矛先向けたな?お前」

 

 

 

 

 

 

「いや、それはつい───「お前の言う通り、俺はお前みたいな下っ端になるつもりはねぇよ。1課にでも行くさ」──なん、下っ端って──「むしろお前にとっちゃ良かったかもしれないよな?」───あ……はい!」

 

 

車の中が、首や足に重りでもつけたような空気になる。今すぐぶん殴りたいが………

 

 

 

 

 

「……案内してろ。最短で目的地につけるなら、この事は無かったことにしてやる。互いに、な?」

 

 

 

 

 

 

 

「は………はい!い、急いで向かいます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………あいつ対ホロウ……なんだったか。に所属してるつってたよな。流れで言ったけど、マジで俺もそこに就くのか?

 

 

 

………寝てよ。寝ないと頭が熱くなりそうだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






まさかの一ヶ月空いちゃっ…たぁ…!

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