鏡を見ながらネクタイを絞めて身だしなみを整える。今年から高校生
中学は桜蘭中学に通っていた。今年から通う高校は桜才学園。去年までは女子校だったのだが今年から共学になった。理由は分かりやすく少子化である
「さて、行くか」
カバンを持って扉を開いて通学路を進む。周りは桜才学園の制服を着た生徒たちが歩いている
女子が多いのは2年と3年が女子だけだから。1年にのみ男がいる
「電車は女子だらけだろうなぁ」
そう思いながら桜才学園まで行くと生徒会と思しき...というか生徒会の腕章を付けている
あまり関わりたくない...のだが
「遅いわよ。もう少し早起きしなさいよ」
萩村スズ
近所の、幼なじみではないが家が近く、参考書を買った時に話が合ったという理由で仲良く...仲良く?なった少女。ちなみに身長に触れたら足の脛を蹴られる
「萩村、知り合いか?」
「あ、はい。近所に住んでる佐々倉です」
「...どうも」
俺は生徒会長に挨拶した。直ぐにこの場を去ろうとした時
「佐々倉くんだな。私は天草シノだ。時に君は貧乳派か?巨乳派か?」
「い、いや。それ答えると思います?」
「ふむ、私が思うに君は貧乳派と見た!」
「なんで勝手に俺の好みを決められなけりゃいけないんスか...というかそれはアンタの願望でしょ!?」
その時、萩村が胸を触ってたが気にせず下駄箱へと向かった
「会長、提案があります」
「うむ。大体察しているぞ!」
教室に向かい、予鈴が鳴ると授業を受け休み時間
《佐々倉優希くん。佐々倉優希くん。生徒会室に》
嫌な予感がして立ち上がりため息混じりに向かった。大体の学校の構造は把握しているため一応は分かっているつもりだった
「失礼します...」
「よく来たな!」
生徒会長...天草シノ
萩村スズ...あと一人いるけど...
「ああ、まだ知らないんだったな。アリア」
「シノちゃんと同じ2年の七条アリアよ〜」
なんだかほんわかしてる人だな...
「優希、アンタを生徒会の役員に推薦してあげるわ」
「....え?」
「うむ、萩村から聞いたが勉学もしっかりしていて頼りになるそうだな!....ちなみに保健体育はどれくらいできるんだ?」
「勉強ができるのは認めますけど保健体育に関しては黙秘権を行使します!!」
「つまり黙秘するほどできるのか!」
「最近の男の子は進んでるのね〜」
な、なんだこの生徒会は...
「諦めなさい...これがこの生徒会よ...」
「こんな生徒会に巻き込むなよ萩村...帰らせてもらうからな」
「帰るんだったらコレを全校集会でばら撒くわね」
そう言って萩村が取り出したのはオレが小学生の頃から書いていた早い時期の中二病小説
それを...あろう事か生徒会長に見せていた
「おお!官能小説...な、中々やるではないか!」
「コレが思春期の男の子のマル秘作品なのね」
2人は顔を赤くしながら読んでいた
「わ、分かりました!入りますから!入りますから返してください!」
え?オレの中二本は生徒会室に飾られる事になりました
あとこれを機に萩村には逆らえなくなった