朝早くにインターホンが鳴り響く。母親と誰かの話し声が聞こえる中、オレは着替えを済ませて1階に降りると萩村が待っていた
「なんでいるの....」
「コレ」
渡されたのは生徒会の腕章。あぁ、昨日は(精神的に)疲れて帰ったから腕章は貰ってなかったっけ
受け取り、朝食を食べてると萩村に引っ張られて家を出た
「そんなに急かす必要ないだろ?」
「生徒会は早くに学校に着く必要があるの」
あぁ、平和な学園生活が...いや元女子校に通ってる時点で平和はないか
学園に着くと既に会長と七条さんがいた。この人たち何時起き?
「来たな。佐々倉くん。早速生徒会の仕事をしてもらう。カバンを置いてきたら校門に来てくれ....あっ、決してお尻の方ではないぞ?」
「いやそんなの分かってますよ」
萩村と共に教室に向かい、各々の机にカバンを置くと腕章を付けて校門に向かう
すると生徒会長が1人の男子生徒に絡んでいた...ってあれタカトシじゃね?
「よう、タカトシ。生徒会長に絡まれるとは運が悪いな」
「む、知り合いなのか?佐々倉くん」
「はい。親が知り合いで」
「助けてくれよ...」
ソレを無視して歩いていた他の生徒を注意する
「無視かよ!?」
「なるほど...中々の逸材だな!」
「なんの!?」
「会長。まさかコイツを生徒会に入れるつもりですか?」
「シノちゃんは面白いから入れるんだよね...あっ、挿れるってそういう訳じゃ」
分かってますよ...この学園ホントに大丈夫なのか?
「私は天草シノ。この桜才学園の生徒会長をやっている」
「はぁ...」
「私は萩村スズ。会計を努めさせてもらっている」
「....子供?」
あっ、禁句を
「誰が子供じゃぁ!!私はIQ180で帰国子女!10桁の暗算なんて朝飯前。どう!?これでも子供扱いする?」
「でもスズちゃん、21時には眠くなって寝ちゃうよね〜」
「子供だ〜」
「○×△☆♯♭●□▲★※!!」
萩村が声にならない声を出して暴れ始めた。とりあえず治める
「どうどう、萩村が凄いのは分かってるから。コイツには後でみっちり教え込むからさ?今回は許してやってくれ」
「...仕方ないわね」
「みっちり...男同士で!?」
「そんな...ダメよ!校内恋愛は禁止されてるのよ!?」
「「なんだか変な誤解を産んでる気がする...」」
ニコニコと見ていた七条さん。タカトシはそれに気づいて
「笑顔で見てないで止めてくださいよ...」
「ごめんなさいね〜。面白そうだったからつい」
「ついでオレ達変な誤解されたのか」
そこで予鈴が鳴り響く
「ああ!?先輩達のせいで遅刻じゃないですか!?」
「ふむ、それは悪いことをしてしまったな。お詫びに君を生徒会に入れてやろう。友もいる事だし苦しいことはないだろう」
「えぇ!?」
「会長、コイツ入れるんですか?男子はもう佐々倉で足りるんじゃ?」
「いや、意見は沢山あった方がいい。それに...佐々倉くんも彼がいた方がいいだろう?」
少し考える。問題はないが...まぁ確かにツッコミとか大変だからタカトシに手伝ってもらえるなら
「それにこの本の事もあるしな!!」
「それは焼却してください!!」
「うげっ...それをダシに俺入れられるのかよ!?」
こうしてオレとタカトシは完全に生徒会に入ることとなった....
ちなみに萩村と同じクラスなのだが、萩村の友達の轟ネネが持っているウネウネ動くものに関しては関わらないでおこうと思っている
アレはオレの手に負えない...