ゲーム世界転生〜現代ダンジョン世界かつ1900年開始で生き残るには〜 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
【新型戦車コンペスレ】
1:戦車狂い
アジア号が完成してはや7年……一応史実の第二次世界大戦後初期でも使える仕様にしていたけど、拡張性と無駄な部分が色々出てきたので新型戦車のコンペします。
2:名無しの転生者
待ってました!
3:名無しの転生者
ダンジョンで使いやすい戦車を!
4:名無しの転生者
アジア号も良い戦車なんだけど、傾斜装甲で車内が狭くて……
転生者の大柄な体だと扱いづらかったんだよな
5:名無しの転生者
ケイ車も海外に輸出していたからそろそろ新型欲しかったよな
6:名無しの転生者
コンペって言うけどどんな戦車が良いか見た目を選べってこと?
7:戦車狂い
まぁそんな感じ
今で良いか……
まずエンジン
これは技術進歩で500馬力ネオジュラルミンエンジンが搭載される予定だ。
一応これが当分の基準エンジンになる
8:戦車狂い
装甲は特殊カーボンと超チタン合金、JT(ジャパニウム タングステン)ハイテン鋼の3種類を織り交ぜた複合装甲
9:名無しの転生者
JTハイテン鋼?
10:戦車狂い
JSハイテン鋼が船舶に向けた重量が大幅に増える鋼なのに対して、JTハイテン鋼はタングステンの含有量が多くなっている鋼
タングステン合金は普通の鋼より強度が強くなるけれど貴金属だからコストが上がりやすい
まぁダンジョン産のタングステンでコストは踏み倒せるから問題なし
11:名無しの転生者
複合装甲だとどうなるの?
12:名無しの転生者
知らんのか?
硬くなるんや
13:戦車狂い
この組み合わせの複合装甲だと各5ミリずつ15ミリの装甲にすると、対弾性が大幅に向上する
実質装甲厚が12倍に向上する
14:名無しの転生者
え? つまり15ミリで実質180ミリの通常装甲と同じってこと?
15:名無しの転生者
これ貫通できる戦車無くなるんじゃないですかね?
16:名無しの転生者
カッチカチやぞ
17:戦車狂い
それでいて通常装甲の半分以下の重量だからコンペで好きな戦車希望受注したほうが良いって事になってな
18:名無しの転生者
はいはーい! アメリカのM4シャーマンが良いです!
19:名無しの転生者
ちょっと待て、武装は何が選べるかを聞こう
20:戦車狂い
まず機関銃はおなじみM2ブローニングのパクリの六九式重機関銃。
主砲は種類が色々あるよ
ドイツから技術パチったから50mm砲、75mm砲、88mm砲、100mm砲から選べます。
ダンジョンのモンスターだと過剰戦力かもしれないね
21:名無しの転生者
まぁ現状は主武装機関銃で主砲は万が一の予備だからな
22:名無しの転生者
榴弾積んでおけば何とかなるし
徹甲弾使うの塗り壁みたいなのだけだし
23:名無しの転生者
なんなら刀で切り捨てた方が早い
24:戦車狂い
でも戦車の主砲はカッコいい!
25:名無しの転生者
それはそう
26:名無しの転生者
それはそう
27:名無しの転生者
それはそう
28:戦車狂い
技術が蓄積してきているので、砲塔の回転も今回からモーター駆動にする予定だから回転速度が速くなるよ
29:名無しの転生者
今まで手回し式だったから重いの固いので……不便だったからな
30:戦車狂い
あと照準器もあたらしくなります
これで3キロ先でも当てられるよ
31:名無しの転生者
ダンジョンの中で3キロ狙うってことはまず無いやろ
32:名無しの転生者
過剰装備やな
でも挑む姿は美しい
33:戦車狂い
で、ガワどうする?
色々造ってその中で一番性能がいい奴を陸軍に卸すんだけど
34:名無しの転生者
贅沢な悩みやな
35:名無しの転生者
そもそも500馬力自動車用エンジンが贅沢定期
36:名無しの転生者
前世だと500馬力自動車エンジン日本開発に失敗して出来上がったの戦後だからな
37:名無しの転生者
空冷に凝りすぎたんだ
液冷なら問題ないはずなのに
38:名無しの転生者
でも完全に陸は液冷、空は空冷に分かれたよな
39:名無しの転生者
共通化したほうがええんじゃないの?
40:戦車狂い
いや、戦車空冷にすると、アイドリング状態でオーバーヒートになるから……使いづらいねんな
41:名無しの転生者
史実でも空冷は2000年代に駆逐されているし
42:名無しの転生者
逆に飛行機は空冷の星型で発展してるけど
43:名無しの転生者
星型エンジンはピストンが壊れても回転し続けられるから……
被弾した時に空飛べてるの大切やん
44:戦車狂い
とりあえず傑作と名高いアメリカのM4シャーマン1票
45:名無しの転生者
ドイツの4号戦車! 6号ティーガーと5号パンターも!
46:名無しの転生者
輸出用にヘッツァー造れば?
47:名無しの転生者
イタリアのカルロ・アルマートP40!
48:名無しの転生者
いや、ソ連のT-34後期型を
49:名無しの転生者
ここまでイギリス、フランス無し
50:名無しの転生者
フランスのヘーベルハウスことARL-44
51:名無しの転生者
イギリスはセンチュリオン作るって前に戦車狂いニキ言ってたし……
転生者達の間で造って欲しい戦車を幾つか造っていった。
だいたい第二次世界大戦中の戦車であり、ソ連シリーズは車内が狭くなるので不評だったため、早々に量産しないことが決定。
フランスのARL-44という戦車はデカい割に拡張性に乏しいとなり、試作品数台を転生者に配って終了。
イギリスのセンチュリオンの見た目は良いのだが、複合装甲の強みが活かせてないとして量産には待ったが入り、ドイツシリーズはわざわざレイアウト的に旧式の4号戦車を作らなくてもとなった。
紆余曲折があり、最優秀戦車は史実で色々言われまくったドイツ重戦車である6号戦車ティーガーであった。
そもそも複合装甲で装甲厚は優秀なので、わざわざ傾斜装甲にする必要無く、史実ティーガーⅠ戦車が重量57トンであったが、全面複合装甲化したことで、重量を25トンまで落とし込むことに成功した。
諸元はこんな感じ
・全長 8.5m
・全高 3m
・全幅 3.7m
・重量 25トン
・速度
(整地)45キロ
(不整地) 38キロ
(後退)20キロ
・武装
主砲 88mm戦車砲(オプションで75mm、100mmに切り替え可能)
・装甲
前面50mm/実質600mm
側面30mm/実質360mm
背面30mm/実質360mm
・エンジン 500馬力液冷ネオジュラルミンエンジン
「更に化け物になったな……」
なお日本の鉄道で運べない欠点があるが、こいつ防水装置を取り付けると水深7mの川まで潜って渡れるし、25トンと軽いので橋も普通に渡ることができる。
あと軽いのと部品もJハイテン鋼やネオジュラルミン、超チタン合金等で作られているので、滅茶苦茶壊れにくくなっていた。
5万キロ無故障で動く怪物だし、後方に追加のガソリンタンクを取り付けると1500キロ走行可能の化け物戦車である。
広々な車内なので、車内で生活することもできる仕様になっていて、補助動力で湯沸かし器が車内にあったりする。
八三式中戦車和虎の名称で配備が始まり、転生者、陸軍からも大好評であった。
あと和虎は新型の化学弾(化学エネルギーで攻撃する弾 対は運動エネルギー弾)を使用することで正面からアジア号を撃破できるようになったが、本車の複合装甲は貫通出来ない為、1940年代どころか1970年代でも通用する戦車が完成するのであった。