2月19日スキル一部修正
βテスト版最終日
2022.8.31.23:55
アインクラッド第10層 迷宮区 千蛇城
「後5分!せめてボス位は見るぞ!」
「「「「オオォ!」」」」
そんな会話をしながら走るパーティーの横をすり抜ける
走る
走る
目の前に沸いたエネミーを無視して後続に押し付けながら走るここまで鍛え上げたAGIに任せて走る
後ろから声がする。
「クッソ!!!?邪魔だ!」
「また押し付けやがったなあのヤロー!?」
エネミーが湧いてこちらを捉える前に走り抜ける。
自分のやや後ろを走る何度もクエストをやった薄紫髪の大男そして、やや前を走る黒髪の剣士
自分の目の前に沸いたエネミーを片手剣ソードスキル単発水平斬り【ホリゾンタル】で削り飛ばす。また走る
隣付近を走っていた青髪の剣士がエネミーに捕まった。気に求めず走り抜ける。
此処からはマップ未到領域
行き止まりに行きつかない様祈りながら走る
視界の端のデジタル時計を見る23:58後後2分でこの世界が終わってしまう
βテスト期間が終わってしまう。
もう一段足の回転を上げる。
前を走っていた黒髪の剣士にエネミーを押し付けられた。
散々自分もしてきた事だ。
「GRYUGYAaaaa!!」
相手の放って来た刀ソードスキル
「っ!」
自身のHPバーが黄色く染まる脚を無理矢理止められる
その間に黒髪の剣士がより前へと駆けて行く
転ぶ前にスキルを起こす片手剣ソードスキル水平ニ連撃【ホリゾンタル・アーク】で相手を切り裂く
「guugyaaa!?」
そんなエネミーの断末魔とガラスが砕け散る様な音エネミーの破片を踏み潰しながら前に進む時計は既に23:59を指していた。
角を曲がる
巨大な両開きの扉が見えたこの城で9回いや…10回見た階層ボスの根城への扉ボス部屋までの道を全速力で駆ける扉の中に一人入って居るあの黒髪の剣士だった。後数歩で自分もボス部屋へ
後5歩
後4歩
後
後
一歩!!!
ボス部屋に脚を踏み入れる直前鐘の音が鳴る
ゴーンゴーンゴーン
そんな無機質な音声と共に視界が遠ざかって行く。
「まって…後10秒いや5秒でいい後ちょっとだけ…で良いから!?」
そんな無理のある願いを言葉にする前に暗い城が遠ざかり真っ暗になる。
「っっっ!」
目を開ける何度も見た自室の天井だった。
ベッドサイドに置かれた時計を見る
2022.9.1 00:00
「っぁあぁ〜!?後一歩だったのに!?」
自身のどこか萌えキャラの様な声と共に飛び起き頭に被ったヘルメットの様な機械ナーヴギアを引き剥がす。
そのまま投げ付けようとして思いとどまった。
だってこれめっちゃ高いもんそれに寝て居る家族にも迷惑だ。
「っふぅ…あと二ヶ月かぁ」
ため息と共にナーヴギアをベッドサイドに置き改めてベットに寝転ぶ。
「次は絶対負けねぇ…」
そんな負け惜しみを漏らした。
その後強烈な眠気が襲って来てその眠気に身を任せ眠りに着いた
翌日遅刻しそうな程寝過ごしてしまった上
学校でも上の空になっていて担任に泣かれかけたのは別の話
はい第一話と言いつつ殆どプロローグですね。後素だとロシア語出る設定いかせてねぇ!予定としては第一章は一層攻略までやってプログレッシブ編と本編を並行してやっていけたらなぁと考えています。
それでは皆さま次回までダスヴィダーニャー!