次回で現在の時間軸判明させる予定。
「んう…どこだここ?」
キヴォトスに到来したアベンチュリン(偽)。どうやら到着したらそのまま意識が保てず眠ってしまったようだ。そして周りを見渡しても人っこ一人いる気配は全くない。どうやらここは廃墟のようだ。その上彼が到来してきた影響で屋根があるはずの底には広がるばかりの青空があった。これからどこへ行こうか。
(アッハによると俺は物語をかき乱せばいいわけだから、なんか大事そうな場所に行って面白いことして話の流れを壊してみようかな?…例えばあのタワーとか)
そういいながら”僕”は比較的近くに見える細長いタワーへと目線を向ける。しかしここからは十分遠いし、今現在いるここは見たところかなり治安が悪いようだ。そうして本当にどうしようか手詰まりになって額に手を当てようとしたら、
(どういうことだ?僕の顔に何が起きている)
そう考えながら自分自身の体に起きている異変に気づくのにそこまで時間はかからなかった。近くにある大きな窓のところに行き、窓による反射で自身の風貌を見る事ができたからだ。しかしそれによって安心はもたらされず、新たな困惑が押し寄せてくるばかりであった。
「何だこれは!」
そう叫んだのも納得がいく話である。なぜなら彼は今クジャクのような装飾が施された目が開いていないフルフェイスの仮面をかぶっていたからだ。
「…なるほどな。これで僕も仮面の愚者の仲間入りっていうわけだ…。アッハはいつか殴ってやる。」
仮面の愚者。愉悦の信奉者にして、銀河一の迷惑集団。仮面を身につけ、パブ『ワールドエンド』という拠点に集まり昼夜問わず馬鹿騒ぎ、そのくせ自分の信念に対しては忠実なため厄介極まりない。しかし彼の仮面は彼らのそれとは一風変わっていた。
「僕は弔怜人*1から仮面をぶんどった覚えはないぞ?…そういえばアッハが其自身で作ったのを渡すとか言っていたな…。剥がしてみるか」
そうして剥がした仮面の下には今剥がした仮面にも劣らないほど華やかな顔だが少し幼い印象を与えるものであった。そして仮面の上からも見えていた、陽の光でキラキラと輝く金髪に対し黒色の瞳孔から同心円状に内側は青、外側は紫となるあまりにも主張の激しい瞳をしていた。
「やっぱりか。つまり今、僕はアベンチュリンの身体なのか…」
そういうと彼はおもむろにズボンの中を覗き出した。
「…なるほど。こんな感じなのか。毛はまだ生えていないとなるとおおよそ今の年齢は12,3歳かな」
断言する。彼は変態だ。自分の年齢を調べようとすることに関しては別に違和感はない。むしろ真っ当だ。しかしそれを顔や声帯などの特徴から見るのではなく第二次性徴の有無を一発で見分けるためだけに自らの生殖器を確認した。これが変態ではなく何というのだろうか?
「う〜ん、やっぱり暇だ。一旦どのくらいの力があるのかあのタワーに襲撃仕掛けて試してみるか!そこでどんな名前にするのかコンテストー!パチパチ!アベンチュリンに似てるけど中身とかは全然違うからな。そうだ!!クオーツァイト…ちょっと長いな。『ツァイト』って名乗ろう!っとと。危ないな。少しでも面白いことがあると考え方が汚染される。あまり感情は動かさないようにしないとそのうちなんかやらかしそうだ。」
そのように言って『ツァイト』はろくに準備もせず着のみ着のまま少し急ぎながら、細長いタワー…古代のオーパーツの一つ。”サンクトゥムタワー”へとのんきに歩きながら向かっていった。
アッハ!
どうも連邦生徒会長やってます。
今年になってようやく連邦生徒会長として就任することができたのですが…うわ〜ん!仕事が多すぎます!
何ですかこの量!?こんなもの一人で回せるのは『超人』ですよ!『超人』!無理です!私程度にはこんな量の仕事、荷が重すぎます!あ〜失踪してぇなぁ…(会長ジョーク)
とか呑気に考えていたらいきなり、サンクトゥムタワー中の警報が鳴り出したんだけど!?何々!?ヴァルキューレも出動してる?SRTも出動を考えている?えっ何ですか怖っ。なんかテロ組織とかカイザーコーポレーションの奴らが出張ってきたんですかね?
…え?対象は一人?しかも仮面を被ってる??そのくせめちゃくちゃ強くて手が出せない上に飛んでサンクトゥムタワーを倒そうとしてる????
は?理解できぬ。いや、さっきからなんか揺れてるなとは感じてたんだよ。でもちょっと長い地震かなって思ってたんだよ。人だとは思わないじゃん(笑)え?どうすんの?やばくない?キヴォトス滅ぶって(ガチ焦り)
…それにしてもこの思考は何だ?私に何が起こっている、考えがまとまらない。何を考えても冗談めかした口調や内容に変換される…もしやあの下にいる男の影響か?それなら洒落にならん。今すぐ会長権限を持ってキヴォトスの外の追放する。
…………なぜだ、なぜできない?会長権限を使おうとしてもどこかから悪趣味な笑い声が聞こえるだけ…それならいいだろう。受けて立ってやる。
対象に対する処置内容をキヴォトス外から内部のどこかに変更する。これならば届くだろう?ひとまずこれで終わりだ。
…しかし、また来ないとも限らない。ひとまず…そうだな。特別指名手配をかける。写真は撮ったな?それならいい。指名手配名は…何?ヤツが自分から名乗っていたと?何と言っていた?
『ツァイト』?
変な名だな…まあいい。とりあえず、全校に指名手配犯として呼びかけておけ。捕まえたら即刻矯正所送りにする。
__しかし、男とはまた妙だ。ここで見ることはほぼないというのに。
アッハ!
とりあえずであのデカいタワーに攻撃を仕掛けてみたけどびっくりしたよ。いきなり警察って名乗る女の子たちが出てきて銃を向けてきたんだから。咄嗟に愉悦の力を使ってなかったらそのままお陀仏だったよ。それにしても愉悦の力を使ったら面白いくらいに優勢になっちゃったな。返り討ちにするどころかそのまま進んでタワーの下まで着いちゃったから改めて倒そうと思って触れた時に、感じたんだよね。何というか…この世界がどういう存在なのかについてね。あんなの見ちゃったらさあ…面白くなってくるに決まってるよね!何だよ忘れられた神って!神秘って!オーパーツって!そんないい話を聞いちゃったらさあ…壊したくなってくるじゃないか。あ^〜心がぴょんぴょんしてくる〜。
それにしても…ここ、どこだろう?さっき誰かに強制的に飛ばされたせいでここがどこかもわからない。見たところ周りには僕が起きた所みたいな廃墟しかないけど…あっ!あそこに誰かいる!五人組かな?全員個性が出てるなぁ〜五人なのに帽子を被った子と仮面を被ってる子、マスクを顎下にかけてる子、雑誌を持ってる子、白い羽を持ってる子って感じで個性がそれぞれ分かれてるのすごいな。
僕一人での話はここまでとして。
「ねぇ〜。君たち〜ここがどこだか知ってる?知ってたら教えてくれないかな?」
遂に物語の
ツァイト:迷子(迫真)
アッハ:おもろ
連邦生徒会長:ツァイトが愉悦の力を使った影響で精神汚染くらって若干頭にきてる。だから指名手配をキヴォトス全土に発令した。
ほとんど全部の学校:誰こいつ?そんなたいそうなことしてるわけないやろw。
罪状チラ 何やこいつ怖。関わらんとこ。
ゲヘナ:いいね!うちに来てほしい!
謎の五人組の女の子たち:誰こいつ…