見てくれる人増えててウレシイ。ちなみにプロットはありません。そんなの愉悦じゃないからね!
正真正銘作者も予想してないところで登場人物が動き出すことがあります。
「ねぇ〜。君たち〜ここがどこだか知ってる?知ってたら教えてくれないかな?」
そのようにツァイトは軽薄な口調で自身の顔につけていた仮面を服*1の中に隠しながら、少し先の方にいる五人の少女に声をかける。
彼女たちは見た所、帽子を被っている黒髪の幼いながらも美麗な顔立ちをしている子が年長者のようである。
「君がこの子達のリーダーかな?」
そうして再度声をかける。返事はない。しかしツァイトの思考は実際に当たっているようで彼女はこちらを視認するとすぐに周りにいた子たち4人を自身の後ろに守るように立っていた。
「……お前は誰だ。ここで何をしている。…ここにはそう簡単に来られないはずだ。どうやってやってきた早く吐け。でないと撃つ」
そう言って彼女は肩にかけていたアサルトライフルを手に持ち直し、こちらに照準を向けながら鋭い眼光を飛ばして質問で返してきた。
「ん〜…質問に質問で返されるのはあまり良く無いけど…でも、とりあえず答えてあげるよ。これは貸だ。僕は『アベンチュリン』気軽にそう呼んでくれて構わないよ。
それとここで何をしているかという問いに対しては…僕もわからないというのが現状わかっていることだよ。これで満足かな?リーダーちゃん♪」
そのように初対面の少女をちゃん付けで呼ぶようなツァイト…アベンチュリンに対してそう呼ばれた本人は少し動揺した様子だが銃口は逸らさずに睨み続けていた。しかしその睨まれているアベンチュリン本人は目の前の少女に意識を向けていなかった。
(やっぱりか。起きたところで仮面を外して喋った時から気づいてた、気のせいだと思っていたけどそうじゃなかったみたいだ。今、”僕”は口調や態度、が完全にアベンチュリンのものになっている。困ることはないけど……いや、むしろありがたいかもしれない。さっきタワーの下の時はまだ完全に口調が変わっていなかったからあの場にいた人たちはツァイトとしての僕しか知らないはず。う〜ん、なんかいくつもの顔があるって言うのは仮面の愚者っぽくていいな!今後またあのタワーを倒しに行く時に別名義で倒せそうだ!)
そのように少女に目もくれず勝手にワクワクしているアベンチュリンに対して少女は。
「…そうか。だとしてもここにいる時点でお前は不審人物だ。だから『マダム』のところまで連行させてもらう」
「う〜ん?僕の質問にまだ答えてもらってないよ?ついて行くか行かないかは別としてもこっちが先に名乗ったのだから答えてもらわないと筋が通らない気がするよ」
「…ここはアリウス分校の自治区だ。私の名前は『錠前サオリ』だ。よろしく頼む。
仮面をつけているのが姫…『秤アツコ』。「……………コクン」
この緑色の髪をしているのが『槌永ヒヨリ』。「えへへ…」
ここにいるマスコをつけてるのは『戒野ミサキ』。「………」
最後にコイツが『白洲アズサ』。「…ᓀ‸ᓂ」
これで私たちの質問に答える義務は果たした。ついてきてもらおう」
「僕の質問に答えてもらってありがとう、マイシスター。だけど最後の要求については答えられない。断わらせてもらおう」
「何?」
サオリが訝しげな目線を向けてくる。その他の娘たちも少し懐疑的な視線をアベンチュリンに対して向ける。それは唐突にマイシスターと呼ばれたことに対してだけでは無いようだ。
「もし来なかったとしても私たちは武力で制圧し連れてゆく。しかも…お前”ヘイロー”*2が無いようだが。撃たれたら死んでしまうんだろう?死にたくなかったらおとなしくついてくることが賢明だ。」
「いや。断るね。なんでそんなところに行かないといけないんだい?その行動に対するメリットがあるのか僕に明言してもらわないと行く気にはならないな」
「そうか…それならば…戦うしか無いか。『アリウススクワッド』総員戦闘準備」
そうして交渉が決裂したことによりサオリが他の4人に合図をし、戦闘が勃発する。
かと思われた。そのようなピリピリした空気の中、アベンチュリンはこほんと咳払いを一つすることによって場の空気をひとまず乱した。
「いや、ここは一つゲームをしよう。それに負けたら僕は潔く君たちについていこう。もし僕が勝ったとしても君たちの言うことにはついて行くこと以外には何でも一つお願いを聞こう。どうだい?君たちも無駄に弾を使うことなく僕を連行することができるけど、やるかい?」
「…姉さん。やっぱり怪しいよ。こんな怪しい格好してる奴の言葉なんて聞き入れなくていいよ。戦おう?」
「えへへ…戦わなくてもついてきてくれるなら…そっちの方がいいですぅ…」
「…………スッスッ」(私も戦わなくてもいいならそっちの方がいい)
「…ふむ。私としてもヒヨリと同じ意見だ。戦わなくていいのならその方がいい」
「そうか…。それならその話、乗らせてもらおう。だがゲームをするとしてもどうするんだ?」
「それなら心配ないさ。ヒヨリちゃん、その持ってるリボルバーをちょっと貸してくれないかな?」
「はっ、はい!どうぞ…」
そうして受け取ったアベンチュリンは同じくヒヨリからもらった弾丸をリボルバーの6発の穴に5発、装填していく。そうしたらいきなり弾倉の箇所を強く握った。
「…よし。これでこの銃はどこの穴から銃弾が出るかは完全にランダムだ。これで弾を変えないで5回連続で撃って、1度も弾が出なければ僕の勝ち。弾が出て僕の頭が撃ち抜かれた君たちの勝ちだ。どうだい?シンプルだろう?」
「…どういうことだ。私はお前をつれて行くと言ったが、その条件だと連れて行く前に死んでしまうだろ。図ったな」
「まあ、条件の設定は強制されていなかったしね、自由にさせてもらったよ」
と肩をすくめているアベンチュリンなのだが
彼は馬鹿なのだろうか?いきなり賭けをしだすと言い出して、もし負けたとしたら銃弾によってその脳髄をぶちまけることになってしまい、確実に幼い少女たちにとってトラウマ確定である。そして勝ったとしても少女いや、ギリギリ幼女である美少女達に自分に対する命令をさせるという。
やはり変態だ。まごうことなど微塵も無い。このまま頭を撃ち抜かれても面白いかもしれない。
アッハ!
いきなり声をかけてきた煌びやかな服を着ているヘイローのない男に対して私、戒野ミサキは警戒していた。そして怪しいからと姉さんが『マダム』の元へ連行をすると言ったら、抵抗をしてきた。
ヘイローがないと人は銃弾1発でも死にいたる。それをこの男は知らないのだろうか?なぜ?そこまで抗おうとするのだろう?私は考えたこともない。アズサと同じような思考なのだというのは少し姉さんと話していた内容からわかったが、それでもアズサとは明確に違うところがある。
それはかの男は常に楽観視しているように見える。しかしどうせ今の内心ではこれから死ぬことにビクビクしているんだろう。死ねば無になるだけなのに。
虚しい。
そしてその男の
まず1発目。
「カチッ…」
不発。再度弾倉を回し装填する。2発目。
「カチッ…」
今回も不発。またも弾倉を回し装填。3発目。
「カチッ…」
ここまででも私たちは目を見開いて驚いていた。なぜなら実際に賭けをしているアベンチュリンと名乗った男は全く動揺をしていないからだ。
それどころか心地が良さそうに、左手をポケットに入れながら流れるように頭に銃口を突きつけ最後の2回も当然のような顔をして不発に終わった。
そのようにして呆気なく彼のかけ試合は終わった。
それと同時に私の中の何かが弾けた。
「なんであなたはそんなに楽しそうに生きることができるの?人生なんてただ辛いだけ!終わればただ虚無に帰るだけなのに!ねぇ。どうして?」
この時、まだ彼女は未来において到達する一つの可能性である非常に強い虚無感に苛まれているわけではない。それゆえ人生に対しこれ以上ないほど楽しんでいるように見えるアベンチュリンへの劣等感などの負の感情が弾けた。しかしアベンチュリンは
「虚無に帰るという結末は変えられない。自分の始発点もまた変えられない。だからいくらでも変わっていく今を楽しむしかないだろう?」
「えっ」
「その点だと君も立派だ。なぜなら君も道の途中で今僕に寄り道をしただろう?そう!この世界に必要なのは絶望や虚無なんかじゃないのさ。
「うん…うん。そうだ。その通りだよ。は〜、私何にあそこまで悩んでたんだろ。馬鹿馬鹿しくなってきた。」
そういうとミサキは小さいながらも喉を震わせて笑い始めた。
「フフフッ、アハハハ!あ〜あ。ありがとね、アベンチュリンっていう名前のお兄さん…?」
「そうだね。うん…今のこの状況を表現するとしたらこれが一番正しいかな。
【世界に笑いは必要である!】アッハハハハ!」
これはアベンチュリンの宣言は意識していてもいなくとも明確な
その後数分間笑い続け、疲れたところでアベンチュリンから5人に話を振った。
「ところで、僕はあのゲームに勝ったわけだ。なら君たちの要望に一つ答えてあげよう。何を望むんだい?」
「はい〜!私と家族のために美味しいご飯をたっくさん作ってください!あと雑誌とおやつもください…。」
「OK。なるほど、じゃあ僕は君たちの奴隷となろうそうすればその要望全てに応える事ができるね。よろしくお願いするよ?
アベンチュリン(偽):美少女の奴隷になったということで変態確定演出。最悪頭にぶっ放しても多分生きれる。やったれ。ベアトリーチェにあったら殺しに行くかも?
アッハ:何やこいつ!イカれてんなwww
サオリ:いきなり賭けで頭に銃ぶっ放し始めた危ない人。その覚悟は認めて約束通り連行はしないつもり。ミサキがいきなり笑い出してびっくり嬉しい。
ミサキ:虚無教育が始まったばっかだったからアベンチュリンからの人生に対する考えが自分のしてきた人生に意味を持たせてもらったおかげで原作との乖離が一番激しくなる予定。脳はジュージュー。湿度ジャバジャバ。
ヒヨリ:ご飯がたべたいですぅ…。それはそれとしてアベンチュリンのことは悪い人ではないと思ってる。自分の持ってたリボルバーで自殺されてたらと思うと震える。
アツコ:ミサキが元気になって嬉しい。アベンチュリンはいい人だと思ってる。
アズサ:ᓀ‸ᓂ
決め台詞がむずい。
投稿頻度落ちるかも。
内容少ないのに文字数増えスギィ