Sword Art Online Brave 作:短号司令官
いつの時代にも
どのような世界にも
『勇者』と呼ばれる者は存在する
時に誰かを守る為、何かを守る為、そして世界を救い守る為と
戦う理由は様々
だが勇者は必ずしも1人か?
否
そんな必要はない
思えば
彼のおかげで私はそれまで知らなかった人間の【愛】という気持ちや【好き】という感情、そして男女で交わす【恋】というもの
それら人間の【想い】というものをこの地球で学ぶ事ができた。
人間の持つ【母性】や【父性】
人間同士の【しがらみ】
なるほど…確かにコウタが知らなかったり、説明できなかった訳だ。
だが和人や明日奈でも説明できない部分もあるそうだな……うむ、やはり人間とはとても興味深い生き物だ。
その為にも……私は……!
「エクスカイザー!」
起き上がろうとする彼の元に2人の男女が駆け寄り、不安げな表情で彼を見上げていた。
「和人……まだ戦えるな…?」
「あぁ…でもどうやって…」
「あるだろう。私とお前だけの…あの技を…」
それを聞いた
「チャンスはこの一度だ。いくぞ和人!」
「あぁ!アスナ、皆んなを頼む」
「キリト君!エクスカイザーさん!」
立ち上がったエクスカイザーの前にキリトは自分の持つ「夜空の剣」を
そこにエクスカイザーが胸部のライオンが口から放った炎を刀身に纏わせエネルギーを蓄積させる。
「「ダブルカイザーフレイムッ‼︎」」
両者の剣から放たれた火球は《漆黒の堕天使》とも言うべきそれを一瞬にして拘束した。
「今だ!和人‼︎」
「あぁエクスカイザー‼︎」
その瞬間を逃さないと飛び出した2人は全身を金色のオーラに包み、巨大なエネルギーのドラゴンと共に突撃した。
「キリトぉー‼︎」
「お兄ちゃん…!」
「キリト…!」
「キリト君……‼︎エクスカイザーさん……‼︎」
多くの仲間達の想いがさらに両者の輝きを、力を高めていくのを互いに感じた。
「分かるか、和人?」
「あぁ……アスナが…みんなが…!」
世界の邪を払わんとする2人の心中にはただ、「かけがえの無い誰かと笑顔で明日を迎えたい」その想いだけがあった。
「これで終わりだ!ガブリエルッ‼︎」
「「カイザーバースト・ストリームッ‼︎」」
思えば和人…全ての始まりは、お前と私があの《アインクラッド》で出会った事が……
あぁ……そこから始まったんだ。アンタのお陰で俺は、アスナや皆に出会えて、ここまで強くなれた……感謝してるよ
礼を言うのは私の方だ。私の知らなかった人間の言う【恋】や【愛】【想い】そして【絆】がどれほど強く、素晴らしいものか……それを知る事ができた。
ハハ…それはどうも!
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