三度目の人生はダンジョン配信で   作:雪狐@ただのキツネ好き

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毎日投稿いつまで続きますかねぇ…


第8話

 

「雑談配信だけど、何をすればいいの?」

「え?んー、やっぱり私たちのことを色々教えよ!」

「それが安定だね。」

 

:話逸らしたな

:実質的な告白への返事は!?

:ここにキマシタワーを建てます!!

:やれやれ、これだから百合厨はいけねぇ…で?式はいつ挙げる?

:クールに見えてパッション系の子が好きって言ってたよな?互いにどストライクなのでは?

:姉妹百合結婚…ッテコト!?

:最高じゃぁないっすか…

 

「百合豚は出荷よー」

 

:(´・ω・`)そんなー

:(´・ω・`)そんなー

:(´・ω・`)そんなー

:ノリいいよね、リアちゃん

:(´・ω・`)そんなー

 

「待って多くない?」

 

出荷されてった人多すぎると思うんだけど。

ノリがいい?当然。前前世ではオタクだったからね。ネタは色々理解できる。理解出来るなら合わせることもできるよね、ってことだよ。

 

「うーん?

なんの話してるのかわかんないや」

「リズはそれでいい。

ネタはわたしがわかるから。」

「私も少しは勉強しとこーっと」

 

:リズちゃんは純粋であって…

:こんなところまで堕ちてきちゃだめだ!!

:リアちゃんは手遅れだからね

 

酷くない?

自覚はあるけどね。

 

「そろそろ質問募集していい?」

「あ、そうだね!

はいはーい、という訳で質問送ってねー!目に付いた質問に答えていくよー!」

 

:リズちゃんリアちゃんのスキルでどの範囲までのことが出来るの?

:彼氏はいますかー!

:彼女はいますかー!

:登録者一気に増えたけどどのくらい強くなった?

 

彼氏が居るかの質問はわかるけど、彼女…?

 

「恋人は居ない。

スキルでできる範囲は、んー…回復から攻撃魔法、身体強化とかほんとになんでもてきる。」

「流石に武器作成とかは無理だけどね!

私も恋人は居ないよ!お姉ちゃんの恋人の座を虎視眈々と…ふふふ…」

「んんっ…他の質問は?」

 

:やはりヤンヤンの才能があるのでは?

望月 輪廻:質問でーす!好きな配信者とか居ますか!?

:!?!?

:輪廻ちゃん!?!?

:ふぉぉ!?ほんもの!?

:あぁ、そういや輪廻ってリズリアのファンだったな

:そりゃあ配信に来るよね…てかお前配信中だろ?!

 

「…おぉ」

「おぉじゃないよ!

えーっとねー、私はあんまり他の人の配信見ないけど、久遠彼方ちゃん大好きだよ!」

「わたしは望月輪廻さんが推し。」

 

まさか推しからコメント貰えるなんて思わなかったから、変な反応になってしまった。

…引かれてないよね?

 

:互いに推し合っている…だと!?

:こぉーれ、永久機関です

:てぇてぇエネルギーで世界のエネルギー問題が解決したか…

:魔石によってエネルギー問題はとっくに解決してるんだよなぁ…

:そもそもてぇてぇエネルギーってなんだよ(真顔)

 

お互いに推しって言ってるだけで、話したこともないのにてぇてぇ認定になるの面白。気持ちは分かるから何も言わないけど。

 

リズの推しである久遠彼方は、リズの1つ年上のダンジョン配信者。

既にダンジョン11層まで到達しているくらいの実力者で、登録者数は200万人を超えている超大物だ。

アイドルシーカー・プロダクション所属の大手配信者。

圧倒的なまでの刀の扱いの上手さに、まさに大和撫子というに相応しい見目の良さが相俟って大人気となっている。

 

わたしの推しで、今の配信に来ている望月輪廻は、わたしの3歳年上である20歳になったダンジョン配信者。

大手配信事務所の、アイドルシーカー・プロダクションという事務所所属で、アイドルシーカー・プロダクションの顔のような有名人。

最近ダンジョン15層を突破した事で登録者数が更に増え、500万人に手が届きそうなほどの超上澄みの配信者だ。

その外見を一言で言うと、ギャル。うん。

ギャル。久遠彼方とは正反対の見た目をしている。

 

:しつもーん!コラボとかしないんですか!

:一日で登録者10万人越えとか、正直ポテンシャル高すぎて今のうちに関係築きたい人多いだろ

:大中小どこでもこの子達を欲しい企業は多いだろうな

:正直1週間で登録者数100万超えても不思議じゃない

望月 輪廻:うちのシャッチョさんもリズちゃんリアちゃん欲しいって言ってたよー!

:いやまぁ、そうだろうな

:当然のように社内のことを漏らしてるの草なんだ

 

「わたしも、リズも、事務所所属はしないからごめんね。」

「やー、事務所のメリットが大きいのは知ってるけど、それはそれとして個人の方が気楽なんだよねー」

「もし誘ってくれてたりしてた事務所は、ごめんなさい。先に謝っておく。事務所の大きさに関係なく、所属するつもりはない。」

 

輪廻さんと同じ事務所とかは憧れるけど、それはそれとしてリズと二人で個人が気楽。人間関係の構築得意じゃないからね。

 

わたしに出来るのは、歌って踊って戦うだけ。

それ以外のことは結構ポンコツ…ってレリスに言われてたくらいだ。

 

ノンデリって程ひとの地雷を踏み抜くわけではないけれど。まぁあんまり人と話すのは得意ではない。嫌いという訳では無いが。

 

:コラボとか予定ある?

:配信始めたてでコラボは俺は嬉しいけど、人によってはもやりそうだな

:相手にもよるな

 

「コラボは特に考えてない。」

「あはは、お誘いがあればやるかもね?くらいかな」

 

望月輪廻:はいはいはーい!私立候補しまーす!

:登録者を考えろォ!!

:差がありすぎると一部のクソみたいなリスナーが燃やすぞ!俺は見てぇが

 

「さすがに登録者数に差がありすぎる。

わたしは別に構わないけど、怒る視聴者さんも居ると思うからなしかな。」

「いやー、ごめんね?

まぁやりたくないって訳じゃないからさ!もっと先の楽しみにしとくね!」

 

:あ、彼方ちゃんが「わたくしも既にファンになってしまいましたの。コラボとか、出来れば嬉しいですね。」って

:他の色んな配信者がコラボしたいなーって呟いてる!

:人気スギィ…!

望月 輪廻:え?だってあの歌声リアルで聞きたいじゃん?

:うん、それはほんとにそう

 

「…もういい時間だし、今日は終わる。」

「うーん、コラボしたいって言ってくれるのは嬉しいんだけどね…確認してみたけど大物ばっかじゃん?流石に早いよー!」

 

:まぁ差がありすぎると一部のカス共が嬉々としてもやしに来るからなぁ…

:流石に面倒か…みたいんだが

:ネット民の民度が良ければ気にせずに出来るのになぁ

 

「最後に、二人で歌って終わろうかな。

リズ、いい?」

「んえっ!?

い、いいけど、著作権とか大丈夫?

あ、あの歌にするの!?」

「うん。

わたしの作った曲だから、気にしなくていい。じゃあ、歌おうか。」

 

:作詞作曲も出来んの!?

:うっわ、歌関連強すぎ…

:しかも多分だが振り付けも自分で考えれるだろ?あの踊り見たこと無かったし

:天性の才だな

 

作った曲を流し始め、歌い始める。

まずはリズのパートからだ。ダンスは今日はおやすみ。

 

「”ねぇ 君たちには見えているのかな

私たちの目指しているこの先を”」

 

:うわぁ、上手いなぁ…

:流石にリアちゃんには劣るけど、それでも歌うま勢の中でも上澄みクラスだわ…

:生声でこれってマジ?

 

「”もし 見えていなくたって構わない。

見えていないなら見せてあげるから。”」

 

:うっわ…上手すぎ…

:上手いってもんじゃねぇ…魂に響くって言うか…

:やべぇ、自然と涙出そう

 

「「”私たちの信じる未来は 私たちが作り出す。

決して諦めずに進むんだ!”」」

 

:888888!!

:二人の声の相性良すぎか!?

:すごく凄かった!(語彙力の喪失)

:おわらないで…

:あんこーる!

 

「ごめんね。

今日はアンコール受け付けてない。」

「ふふ、またねー!」

 

 

 

 




歌詞はテキトーです。
歌パートってどう書くか悩みますねぇ…
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