こんばんは、あしたから本気出します。寝たら明日。と、いうことにしておきます。
(^o^)人でなしめ!
「あっ」
塾の帰り、電柱の下に見覚えのある黒髪とリボンが見えた。
「おーい!」
「…?あ、この間のたかしさん。夜は危険だよ」
「お前が安全って言ったから平気だろ」
「(くそが)そうですか」
「?おう。元気そうだな。お前どこの子だ?」
「…子、なんて言われる年齢じゃないよ。」
「ははっ、わかったわかった」
子供扱いされるのが嫌な年齢か。俺にもこんな事あったな。懐かしい。
「…バカにしてると見捨てるよ?」
「……それは勘弁してくれ。というか!お前あの化け物とどんな関係なんだよ!」
「んん…親友以上恋人未満?」
「そんな冗談はいいから」
こっちは真剣で聞いているのにリボンの子は笑って冗談を言ってくる。
「冗談じゃないよ本当だよ。」
「…はあ、まあいい。お前の名前は何なんだ?」
「アリス」
「?外国人なのか…?」
「いや、生粋の日本人ですが、名前のことは気にしないで下さい。」
そういって去ろうとするアリスを急いで引き止める。
「待って待って、君ならあの化け物を止められる?」
「ブラッディスカーレット」
「え?」
「ブラッディスカーレットです。そう呼んで」
「……わ、わかった。」
急に何を言いだすんだ。まさか中二病なのか?それなら、この子はただ運がいいだけの…
「……ブ、ブラッディスカーレットならあの化け物を…」
「私じゃないよっっ!その化け物呼びをやめてって言ってるの!」
どうやら違うらしい。長いが化け物と言うよりはいいな、まあたしかに俺の友達だったとしたら化け物と言われるのは嫌だ。
ならアリスはそのブラッディスカーレットと友達だというのは本当なのか?
「止められるか?止められるよ、そりゃあ」
当たり前だと言うようにさらっと言ってのけたアリスに驚くも、言葉を続ける。
止められるが止められていないということは、見つけられていないということか。
「なら、ブラッディスカーレットを俺と探そう。見つかったら止めてくれ」
「……はあ?」
アリスの眉間にシワが寄った。何かおかしな事を言ったか?
ああ、俺の身を心配してくれているのか。それなら心配ない、俺だって死にたくはないが…
「……なんで?」
「だって俺は「あんたじゃなくて」
「なんで私が止めなきゃいけないの?あんたらに被害は及ばないんだよ?」
俺を指差して言うアリスは心底不思議そうだ。眉間にシワは寄っているが、本当に不思議がっているということはわかる。
俺としては何故そんなに不思議がっているのか知りたいのだが。
「…だって、俺は平気でも人が死んでるんだぞ…?」
おかしい、何かおかしい。
「ブラッディスカーレットを探す必要なんて無いよ。あんたらが殺されない理由も、私が言っておいたからなんだし」
そういえばそうだ。会ってなきゃダメだろう。
そんなことにも気づけないなんて、俺はまったく…。
「………そ、それじゃ何で止めないんだ…?」
「…人が死んでるからって何で私が」
「…っなんだと!?止められるなら止めろよ!!」
「なんで?」
「人が死んでるのは止めないお前のせいでもあるって事だぞ!!」
「…。付き合いきれないな。たかしの都合で私が何で」
「ブラッディスカーレットに人殺しさせてていいのか!!」
「良いよ別に。」
「な………んでだよ?親友の手を汚させてるんだぞ」
「親友は親友でも私だから良いんだ。問題は別にあるから」
意地でも止める気はないらしい。変な意地はりやがって…。仕方ないし違う事を聞くことにする。
「こんな夜に出歩いてるのは何でだ」
「ブラッディスカーレットに会うため」
さっきからこういう質問にはさらさら答えてくれる。
俺はさらに質問を続けることにした。あわよくば化け物、ブラッディスカーレット…長い、ブラッドでいいや。ブラッドについてわかるかもしれない。
「会ってどうする」
「確かめたいことがある」
「……その間も人は死んでるんだ」
「私は…それでいい」
「……アリスも人間だろう」
「…まあ、元はね」
結局説得できないまま行ってしまった。
俺はため息を一つ着いてから帰路に着いた。今度は寄り道をしなかった。
元は人間なんておかしな事をいう子だ。からかわれていたのだろうか?
あああこいつめんどくせぇぇぇ(本音)
たかしくんマジで感情論ばっかですね。昔の漫画か。
でも悲しいことに、この小説の主人公(主な視点となる人)、たかしくんなのよね…。