夢を見ているだけの『反転』少年   作:歯茎king

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風紀委員会からみたタケルってどんな人?


ヒナ→仕事を手伝ってくれるのはありがたい。立場とか関係無しで関わってくれるのが新鮮
最近コーヒーじゃなくて別の飲み物を持ってくる。アコはコーヒーをいっぱい持ってくるけど、タケルが持って来るから最近は緑茶にハマってる

イオリ→模擬戦相手としてかなりありがたい「強くなるために協力しろ!」あと風紀委員会には入ってほしい(鎮圧が楽になるから)同年代の友人みたいで嬉しい。事務作業は私よりも苦手そう

チナツ→「事務作業、苦手なんですね…」年上だけどそう感じない。これからも仲良くしてほしい
他校の人なのに先輩呼びしなくてもいいのが不思議。

アコ→自分のことをバカにしてくる存在。ありえない。バカにされることはしていないのにそんなに言ってくるのが信じられない。ヒナ委員長に近づいてる獣。他の風紀委員の人とも仲良くなってる。最近、はみ出しバカという名前が少し広まっているため今度会ったら確実に殴る。仕事を手伝ってくれるのはありがたいが、だからといってヒナ委員長に近づいて良い理由にはならない。普通に不愉快。甘いものや飲み物を持ってくることがあるが、できればコーヒーがいい(ヒナ委員長のために持って来い)


などなど、様々な意見が集まりました。


今回は番外編。前回で言った()()()のことや給食部との会話がでてきます
解釈不一致なら申し訳ない。でも自分もどんな人なのかイマイチわかっていないんだ…許して〜




番ッ外!! 食事処帰宅後ノ舞

ときはユメさんとの電話が終わった後、俺はゲヘナの給食部に向かっていた

理由は単純、夕食のおかずをもらうためだ

 

 

「別に、自炊できますけど?でも、フウカさんのご飯が美味しいからさ〜」

 

「はいはい、わかったから。ちょっと待ってて」

 

「あざっす!!」

 

 

どうやら気づかないうちに着いていたみたいだ。目の前にいるのは給食部の部長、愛清フウカさん

俺と同じ2年で部長か〜〜格の違いを見せられたな(なお、俺はただの暇人)

 

 

「あれ?タケルさん!今日も先輩のご飯をもらいに来たんですか?」

 

「そだよ〜ジュリさん。フウカさんの飯ってうまいからさ〜」

 

「わかります!美味しいですよね〜」

 

「あのさ、せめて聞こえないところでやってくれない?」

 

「「照れました?」」」

 

「うっさい!///」

 

「照れた先輩も素敵です!」

 

「そんなキャラだった?」

 

「いえ、今はそういうべきかな〜と思って」

 

「あー!もうおかず渡さないわよ!?」

 

「すんません。マジでください。じゃないと、今日は米だけになっちゃう」

 

「も〜……いつもより多めに入れといたから。容器は洗って返してね」

 

「うっす!助かるっす!また美食研究会に拐われたらすぐに助けに行きます!なんなら護衛します!」

 

「それは本当にお願い」

 

 

フウカさんってなんでか知らないけど、美食研究会のハルナさんに気に入られてるんだよな…何度助けたことか………いや、俺も一緒に食事楽しんだことあるわ。あの時ヒナさんが引いてたっけ…確かに犯罪者と一緒に食事してるところみたら「はぁ?」って思うだろうけど…あの目はキツかったな

 

 

「今更だけどさ、タケルっていつの間にか敬語もなくなったわね。未だにフウカ”さん”呼びだけど…いつ変わった?」

 

「そういえばそうですね。私も楽に喋ってくれるから嬉しいですけど」

 

 

敬語ねぇ。本当に今さらだな…給食部と関わったのは去年からだし、かなり前から変わってたのにさ〜〜今ですか〜〜

 

 

「まぁ、俺的に時間が経ったから?」

 

「時間?」

 

「そう、初対面でいきなりタメ口で話すのは失礼じゃん?何回か話してからだと仲良くなった気がするし、タメ口でもいいかな〜〜って思ってたんだけど、もしかして嫌だった?」

 

「全く嫌じゃない。むしろ今になって敬語に戻ったら違和感すごいからやめて」

 

「私もタケルさんと仲が良いままでいたいのでそのままにしてください」

 

「はーい、わかりました〜〜」

 

 

結局のところ〝仲が良くなったか〟どうかだと思う。アビドスの人達や先生と敬語なのはそういう理由。まだ、ちゃんと話した〜とか、仲良くなった〜とか、そういう感じがしない。ヒフミさんは……なんか最初があんなのだったから、気を使う必要がないというかね

 

 

「まぁ、名前に関しては俺が女の人を呼び捨てにするのが恥ずかしいだけっす」

 

「なにそれ、タケルも面白いこと言うじゃない」

 

「じゃあ、1回だけフウカ先輩のこと呼び捨てにしてくださいよ!今日だけ特別で!」

 

「え〜〜〜〜〜〜」

 

「そんなに嫌!?」

 

「違う〜。なんかなーいきなり呼び捨てかー」

 

「呼ばなかったらおかずは渡しません!」

 

「なんでジュリが決めるのよ」

 

「そんな…俺の…おかず…………よし、呼んだら貰えるってことでいい?」

 

「呼んだら、ですよ」

 

 

こうなってしまえば男は度胸!意を決して言わせていただきます!

 

 

「わかった…………………フウカ」

 

「……ん」

 

「おぉ…」

 

 

え、何この空気。フウカさん「……ん」じゃないでしょ。あんたがそんな返事したから俺も反応にこまるんですけど!?

やだ、この沈黙。気まずいような…なんか、顔が熱くなってきた。

 

 

「……おかずは貰います」

 

「……うん、どうぞ」

 

「ありがと…」

 

「どうしてそんなにカタコトなんですか?」

 

「あんたのせいだよ!!」

 

「ジュリのせいでこっちも恥ずかしいじゃない!」

 

「え、私が悪いんですか!?でも、フウカ先輩も頬を赤くして満足そうだったじゃないですか!」

 

「あー!なにも聞こえない〜!!顔も赤くなんてなってない〜!!」

 

「ジュリさん、これからはパンちゃんの対応するかわかりませんよ」

 

「敬語になってる!?タケルさん〜そんなに距離を取らないでくださいよ〜」

 

「うるさいわっ!この悪魔め!この空気どうするんだよ!」

 

 

そこから何故か追いかけっこが始まった。もちろんおかずは置いてます。

だから、呼び捨ては恥ずかしいんだよ…イオリは……気にならないからいっか

 

 

 

 

 

 

「やっと家に着いた……フウカさんにはまた今度お礼しないといけないし、ジュリさんは許さない。…っと、鍵がかかってないってことは、もう来てるのか」

 

 

()()()ですよ。あの人

ん?ヒビキのことかって?違う違う!!そうじゃありませーん!

 

確かにヒビキとは連絡を取り合ってるけど、俺の家に来た回数なんて片手で数えれるくらいだし

なんか今はミレニアムでの開発が面白すぎてやめられないらしい

ヒビキって根っからの発明家だよな〜お兄ちゃん関心!

 

 

「ただいまーっと……あのさーいつも言ってるっすよね?ソファで寝るなら毛布でも持ってきてって」

 

「ん……ごめん、でも今日はいつもよりも疲れちゃったから」

 

「なら尚更でしょ。おかず貰ったんで食べましょ〜()()()()()

 

「うん。食べる」

 

 

そうです。この方は百鬼夜行連合学園の百花繚乱……なんとか委員会の部長さんだ!!

名を七稜アヤメと言う!頭を垂れよ〜〜

 

俺の知り合い部長多すぎなんですけど…

 

 

「うっひょ〜今日は麻婆豆腐だ〜嬉しいんですけど〜」

 

「うん、いい匂いだね。またお礼伝えておいて」

 

「はーい……あの〜〜?なんか近くない?」

 

「いいじゃん、今日は疲れてるんだし」

 

「そういうもんかね〜」

 

「そういうものなの。ずっとこうでしょ?慣れてよ」

 

「無理だね。アヤメさんって顔が良いんだもん。慣れねぇ」

 

「ふ〜〜ん、でもいい加減慣れて」

 

「努力します」

 

 

疑問に思った人が多いだろう。なぜトリニティ所属のアホと百鬼夜行の部長さんが仲良く話しているのか…気になるだろ?特別に教えてやろう!

 

とは言っても、1年の時に百鬼夜行で開催された祭りに行って、たまたま出会っただけなんだ

人気のないところに座り込んでてため息ついてたから声をかけたのが始まり。

なんでお前はそんなところにいたのか…普通に迷っただけだ、気にするな。そして思い出させるな

 

そのまま色々あって今は俺の家に来る数少ない人だ。他には、正実の人とか〜給食部の2人とか?

正実の人だってイチカさんとかハスミさんが数回程度だし……頻度でいうとアヤメさんが一番多いかもしれない。仲良くなったと実感できますね

 

 

「なに考えてるの?」

 

「え〜?いや〜あれだけ難しい顔してたアヤメさんがここまで気を抜いてるのを見ると、仲良くなったな〜って」

 

「それはっ!………タケルが〝本当〟の私を受け入れてくれたからで…」

 

「〝本当〟とか〝偽物〟とか言ってたやつね、委員長としての顔だっけ?本当に面倒な性格してるよ、アヤメさんって」

 

「私もそう思う。どうしても頼まれたら答えないとって思っちゃうから」

 

「……やっぱり、委員長のアヤメさんよりも今の方が俺はすきだよ」

 

「そ、そっか……へぇ〜そうなんだ…」

 

 

なんとなくだけど、この人は何か焦ってる。放っておいたら消えてしまいそうな…いや、すでに消える準備をしてるのかもしれない。だとしても俺は…この人の友人として、やることはある

 

 

「まぁ、どうしようもなくなったら「助けて〜」って言ってよ?。その時は相手が誰だろうとアヤメさんを連れ去るわ。できればそうなる前に頼って欲しいけど」

 

「そうだね……うん。その時は助けてね?……あのさ、タケルは私の……委員長としての私は嫌い?」

 

「う〜ん、難しいな。我慢してる顔だから嫌いだけど、頑張ってるアヤメさんを否定したくない」

 

「認めてるくれるの?」

 

「あれもアヤメさんだから。でも、俺は今のアヤメさんを見れる数少ない人間でしょ?だったら、俺の前でくらい〝仮面〟を外していいと思う」

 

 

たとえ周囲の目を気にして〝委員長〟としてあり続けようとしても、俺の前では無理はしないでほしいな。そういう人は簡単に崩れるから、アヤメさんは重荷を背負いすぎてるし〜〜

 

 

「結局、俺にはアヤメさんと飯を食うくらいしかできないな」

 

「話を聞いてくれるだけありがたいよ。委員会のみんなの前じゃ絶対にできない。タケルだからこの話ができる」

 

 

麻婆豆腐を温めて食べ始める。アヤメさんも一緒に食べるけど、このときにアヤメさんの愚痴を聞くのが俺の役目だ。ストレスを溜め込むのは良くない

 

アヤメさんが言うには

「私じゃなくてもできることを頼まないでほしい」

「人前で言われたら断れない」

「いつもより様子がおかしいと『委員長が変』と否定される」

「〝本当の私〟を見てくれる人はいない、全員が〝作られた私を求めてる〟」

「委員会の子に力をつけてほしい。特に私から離れない泣き虫のあの子」

 

などなど…まぁ、1人の人間にする期待の量じゃないよね

 

 

「あのさ、タケルは私に()()渡してくれたけど…良かったの?」

 

「いいよ〜。百鬼夜行からここまで遠いだろうに来てて、それなのに俺がいなかったら中に入れないってしんどいでしょ。アヤメさんを信頼してるから渡してる」

 

「……私だけ?」

 

「言われてみれば、アヤメさんだけかも。まぁ、それだけ信頼してるってことだよ」

 

「ふ〜ん、そっか………そっか///

 

 

食事をほどほどに、今はアヤメさんの疲れを癒やすためなのかしらないけど……なぜか俺が膝枕をしている

 

 

 

 

 

いや、カップルかよ!!

 

決してそういう関係じゃないんですが、第三者からしたら明らかに友人の域を超えてるだろ!?

何!?膝枕って!!男のそれに意味なんてあるのかよ…いや、ないに決まってる!

 

 

「アヤメさんは物好きだな〜」

 

「そんなことない。これが一番落ち着くの」

 

「全く理解できない。俺のこれのどこが良いんだよ…」

 

「この良さを知ってるのは私だけでいい」

 

 

結果、小一時間俺は動けませんでした。足は無事(?)痺れました

 

 

「そういえば、あの限界点の名前決めた?」

 

「あー、そういえばそんな話もあったっけ」

 

 

限界点。というのは以前黒服に話された『これ以上行くとヤバい沼』のこと

アヤメさんにはちょっと濁しながら話してる。〈恐怖〉じゃなくて〈神秘〉として伝えてるけど

 

アヤメさんが言うには「抽象的な考えじゃなく、ちゃんとした名前をつけて明確な意識を持っていると扱いやすくなる」らしい。確かに、イメージは沼。だとしても抽象的だったかも

 

 

「名前は決めはした」

 

「そうなの?教えてよ」

 

「その名も……〈ハザード〉!!」

 

「……安直だね」

 

「うるせぇやい」

 

 

まぁ危険(HAZARD)ですから。反動も相まって危なすぎるから

できるだけ使いたくないから。しんどいし

 

 

「少しは使えるようになってね。タケルがケガするのはあんまり見たくないし」

 

「努力します…」

 

 

少しの沈黙。それでも気まずさなんてない。むしろ落ち着くかもしれない

ふと、アヤメさんの顔を見てみると何か考えていた。大方委員会のことだろうな

 

 

 

そう考えたけど、予想とは全く違う質問が来た

 

 

「あのさ……例えばだけど、私が全部捨てて逃げ出して…その後に犯罪者になっても、友達でいてくれる?私を…………受け入れてくれる?」

 

 

質問の意図がわからないな。逃げて犯罪者になる?よくわからん…

でも難しく考える必要はないな。俺はそういう人間だから、それはアヤメさんも知ってるはずだ

 

 

「たとえそうだったとして、友達をやめる理由にはならない。()()はアヤメさんからしたら第二の居場所だろ?俺は、アヤメさんを受け入れるよ。それが友達の在り方だ」

 

「そうだよね。タケルはそう言ってくれるよね……やっぱりタケルしかいないなぁ。ありがと!!」

 

 

 

 

俺は、このときの質問の意味をしっかり聞くべきだったのかもしれない

でも、たとえ意味を聞いても同じ答えを出してたと思う。その後にする行動はどんなものであれ、アヤメさんが決めたことだから、その気持ちも決めるまでの時間も……俺は否定したくない

 

 

綺麗事かもしれないけど、俺は友人を否定したくない。俺と友人は別人だから、何も知らない俺が止めるのは失礼って考えてしまう。結果的にその行動が間違いだったとしても、止めなかったことを後悔しても…俺はその人の隣に立つことをやめない

 

 

 

その人にとって〝頼れる存在〟であり続けたい……なんてことを俺は『夢見ているんだ』

 

 

 




時系列がおかしいかもしれないけどいいんです!なぜなら私が書いたから!なんとかなるって!
アヤメには1人くらい素を出せる友人を作ってほしい。というか作りなさい



Q.給食部にはどれくらいお世話になってるの?また、お礼は何?
A.すでに2年目です。1年の頃からいただいてます。お礼は…安全な日常(護衛っす)


Q.百花繚乱はタケルのこと知ってるの?
A.誰も知らない。アヤメが誰かを近づけることなく家に来てるから


Q.ハザードの由来
A.某仮面ライダーの真っ黒トラウマフォームです。あれ結構好き

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