戦国恋姫 二つの太陽の国   作:アニ督

2 / 2
戦国恋姫 二つの太陽の国の1話がようやくできました。それでは、どうぞ!!


第一話 異界への門

2024年2月4日

5時21分

満州国北部国境戦

この満州国の国境戦の先には第二次独ソさん以降、ソ連崩壊以降、各軍閥による国家が生まれた。そして、1990年代、これら蒙古国、満州国の軍隊の練度が低い事が判明してからは、国境に接する軍閥は定期的に軍による国境侵犯を行い、領土拡大を行なっていた。しかし、2009年から大日本帝国陸軍が蒙古、満州に対し軍を派遣。現在まで多くの国境侵犯を行う軍閥の軍を追い払ってきたのであった。そして、今日も

「配置つけ。」

「またアムールの軍かよ。全く、勝ち目もないのにしつこい連中だな。」

敵軍閥は、再び国境を越えて、侵攻してくる。それに対し、大日本帝国陸軍の兵士達は天幕から出てきて、直ぐに塹壕に入り、小銃を構える。そして、その歩兵を後ろからは

ゴゴゴゴゴゴ

修斗「各車、いつも通りの配置に展開、正面は俺の隊が引き受ける。配置に着いたら、俺の指示をあるまで待機。」

『了解。』

この国境戦の隊の指揮官、木下修斗の直属の機甲中隊が姿を見せ、それぞれの戦車豪に配置ついて行く。そして、

ゴゴゴ

修斗「よし。油圧サスペンション解除、ハルダウンの体勢に以降。」

「了解。」

修斗が乗る12式の車体が前に傾く。そして、

佐々木「目標視認。敵はT-55が11両、T-64が3両。弾種、徹甲弾」

と言うと、砲主の佐々木が言うと、

ガチャ

弾が装填され、

修斗「各車、自由に目標を決めろ。また、射程内に入るまで待機。合図は俺が出す。」

と言うと、

『・・・・・。』

沈黙の時間が流れる。

佐々木「後、少しでこちらが敵射程内に入ります。」

修斗「まだだ。」

と言い、修斗はハッチから身を乗り出し、双眼鏡で敵を追い続ける。そして、

修斗「・・・・・撃て!!」

佐々木「発射!!」

と同時に

ズドーン

ズドーン

ズドーン

ズドーン

一斉に日本陸軍の戦車が火を噴く。そして、

ダンッ

ドガーン

放たれた弾は、そのままT-54とT-64と関係なく、正面装甲を貫き、そのまま弾薬に誘爆し、砲塔が宙に舞う。

修斗「よし、次!!」

ズドーン

ズドーン

そして、撃破を確認すると、次の目標を定め、再び火を噴く。そして、

 

15分後

『敵部隊、撤退を開始。』

修斗「確認した。撃ち方やめ。」

と修斗は双眼鏡越しに後ろへと撤退していくアムール軍を確認する。そして、残ったのは死体と攻撃を受け、走行不能になった戦車のみだった。

修斗「被害報告。」

『第二機甲小隊、損傷なし。』

『第三機甲小隊、四号車が被弾するも、弾は跳弾。走行に問題なし。』

『こちら、歩兵師団。2名が砲撃により負傷、すぐに野戦病院へと送ります。』

と報告が入ってくる。

修斗「了解。戦車隊はすぐに整備を開始。歩兵は交代で見張り続けろ。工兵隊は、放棄及び、破壊された戦車の回収。」

と続けていると、

和樹「相変わらず、敵さんは学習能力がないなぁ。今年に入ってから11回も攻撃を仕掛けてきてる。」

修斗「向こうはソ連が崩壊して以降、後ろ盾がないんだ。向こうも必死なんだよ。生き残るのに。それより、そっちの被害がどうだ?」

和樹「特には問題ないよ。」

と隊の副隊長を務める和樹と話していると、

ゴゴゴゴゴゴ

浩二「隊長、副隊長。」

高機動車に乗った後輩の浩二が修斗達の方に向かってくる。

修斗「どうした。」

浩二「至急、前線本部にお越しください。陸軍本部から草野閣下がヘリで参られます。間も無く、着くとの事なので共にお越しください。」

と言われ、

 

5時30分

日が昇り始める中、修斗達は前線本部に着く。すると、そこには一機のヘリが着陸していた。

和樹「草野閣下、既に着いているみたいだな。」

修斗「急ぐぞ。」

と言い、修斗と和樹は前線本部の天幕の前に立ち、

修斗「第21装甲機械歩兵師団第一中隊、中隊長木下修斗。」

和樹「同じく、第一小隊長、岡田和樹。」

修斗「以降、二名入ります。」

と天幕に入ると、木の机の上を挟んだ向かい側椅子には、お柄かな中年の男が座っていた。そして、

六郎「2人とも久しぶりだな。」

と微笑みつつ、返してくる。

修斗「わざわざ、こちらにお越しになってくださったのに遅れてしまい、申し訳ありません。」

六郎「気にするな。先程まで、戦闘があった事は聞いている。まぁ、座ってくれ。」

修斗「失礼します。」

和樹「失礼します。」

と椅子に座る。そして、

六郎「2人とも、まずはこの3年間においてこの地の防衛ご苦労であった。師団長不在の中、よくぞ戦線を維持してくれた。上層部も2人の戦果には大いに満足している。それで先の戦闘での様子はどうだった。」

修斗「敵のアムール軍は装備、士気、練度は低く無駄な突撃を繰り返している状態です。」

六郎「そうか。敵ながら命令に従わされている者には同情するな。とにかく、2人とも今日は君達にある報告と任務を伝えるためにきた。まず、報告からだ。これは、上層部が正式に君達2人を昇進させることにした。まず、修斗君、君を少佐から大佐へと昇進とする。」

和樹「マジかよ。」

六郎「また、第21装甲機械化歩兵師団の師団長とする。そして、岡田和樹を中佐に昇進。今後も木下君の補佐を支えてくれ。」

和樹「はっ!!」

六郎「次に新たな任務だ。第21機械化歩兵師団は本日をもって新たな戦線へと配属となる。1週間後には交代の師団が到着する。それまでに撤収の準備を済ませ。その後は本国に帰還してもらう。」

修斗「閣下。何故、本国なのですか。本来なら、直接移動先の戦線に向かうことが普通ですが。」

六郎「・・・・・これは、本来まだ話すべきではないのだが、いずれにしろ話すことだ。教え子の君達には話そう。実は陸軍開発部がある異界へと繋がる門を開発した。」

修斗「異界の門?」

和樹「それは、門の先には何があるのですか。」

六郎「不明だ。先日、私はこの異界の地における軍の最高責任者を命じられた。そして、この異界の地に現場を木下君、君に任せたいと思っている。」

修斗「私がですか。自分は、まだ指揮官としては未熟です。他の方を。」

六郎「確かに、そうかもしれない。だがらこそ、君にはもっと指揮官として実力を身につけてもらいたい。我が国は大東亜戦争の勝利から約80年、ヨーロッパはナチス率いる第三帝国がいまだに他の民族からの搾取を続け、アメリカでは経済的に不安定になり、内戦が近いうちに起きる可能性がある。

そうなった時、我々も動かなければならない。そんな時、君達はきっと再び最前線へと向かうことになる。その時の為にも少しでも実力を身につけて欲しい。」

修斗「・・・・分かりました。」

と言うと、

ザッ

2人は立ち上がり、

修斗「木下修斗、及び岡田和樹。任務を受諾いたします。」

六郎「うむ。以降は、命令通りに動き、期日には本国の帝都、陸軍司令部で待機とする。分かれ!!」

と言われ、命令を受諾した修斗はその後、六郎を見送り交代の準備に入るのであった。

 

6日後

午後5時

ゴゴゴゴゴゴ

「止まれ!!」

この日、交代間際の修斗の隊に2両の76式と5台の軍用トラックが到着する。

「どこの隊だ!!」

日向「本日付けで、こちらに配属になった新兵の山下日向を含め、戦車兵8名と内田洋介及び!!

薫「川下薫歩兵24名、命令により到着致しました。」

と伝えるが、

「嘘だろ。・・・・・わかった。代表の2人はついて来い」

と言われ、ついて行くと、

修斗「こことここの陣地はそのままで。」

「了解。」

そこでは修斗が交代における最後の確認が行っていた。

「大佐!!仕事中、失礼します。本日、ここに配属となった者を連れてきました。」

修斗「ありがとう。残りは、やっておく。仕事に持ってくれ。」

「失礼します。」

と案内してくれた兵士は去って行く。そして、

修斗「2人とも司令書を。」

日向・薫「はっ!!」

と司令所を渡すと、

修斗「確認する。・・・・・・よし、確認した。ようこそ、第21機械化歩兵師団へ。私がここの師団の指揮をしている木下修斗だ。早速で悪いが、明日我々は本土へと一時帰還となる。来て早々に帰ることになるが、明日には移動する準備を済ませておいてくれ。・・・・・君達、この陸軍に入って何年目だ。」

日向「去年の11月に入り、訓練過程を終えたばかりであります。」

薫「自分も同じであります。」

修斗「そうか。新米か。我が師団は今まで前線を戦ってきた精鋭揃いだ。正直いって、次も厳しい戦場に送られることになる。覚悟しておけ。」日向・日向・薫「はっ!!」

修斗「以上だ。解散!!」

日向・薫「失礼します!!」

と声を出して、2人は戻って行く。すると、

和樹「まさか、移動前日にここに配属になるとは、ついてないなあの新米ども。」

と和樹が近づいてくる。

修斗「見ていたなら、教えてやれよ。」

和樹「そういうのは、指揮官であるお前の仕事だ。それよりも、あの新米どもが乗ってきた補充の戦車を見たか。76式に、歩兵の装備は72式小銃だぞ。」

修斗「76式か。戦車の訓練学校で乗った時、以来だな。」

和樹「なんで、退役が進んでる戦車が補充に回されるんだよ。せめて93式の改修型を回せよ。」

修斗「文句を言うな。それより、自走砲の配置はどうなんだ。」

和樹「既に移動の準備も終わってるぜ。あと、本土でうちにも最新鋭の20式155ミリ自走榴弾砲とアメリカからライセンス生産したFH70が配備されるとよ。まぁ、そこは颯に任せるつもりだ。」

修斗「弟がウチの野戦砲兵隊に所属してるからといって、そこを投げやりするのはどうかと思うぞ。」

和樹「いいんだよ。士官目指すなら、これくらいしないと。」

修斗「面倒事を押し付けたいだけだろ。・・・・・ここについて、2年か。」

和樹「俺たちが見習いとしてお前の兄貴の下について・・・・色々あったな。」

修斗「そうだな。でも、ここを守れてよかったよ。」

と修斗と和樹は沈みゆく太陽を見届けるのであった。

 

3日後

午後1時

大日本帝国 帝都 陸軍本部

満州の地から、帰還した修斗率いる師団は陸軍本部に集結し、

修斗「諸君、長きにわたる。任務、ご苦労だった。我々は今後、指示あるまで待機。その間は、交代で訓練、整備を行うように。だが、今日から一週間は我が師団には特別に全員に休暇を頂ける事が決定した。」

「おぉー!!」

「久しぶりに家に帰れる。」

隊員達は、皆目を輝かせる。

修斗「皆、しっかりと疲れを取り、次の任務でしっかりと動けるように休みを堪能してこい!!」

「はっ!!」

修斗「解散!!」

と言うと、隊員達は荷物を持ち、一度宿舎へと戻り、帰りの準備を済ませ、本部を後にして行く。そして、

修斗も

 

午後2時

キー

和樹「ここで良いのか。」

荷物をまとめると、和樹の運転する車である昔ながらの屋敷の前に来ていた。

修斗「ああ。送ってくれてありがとう。」

和樹「一週間後、また迎えに来る。じゃあ、お疲れ。」

ブーーン

と去って行く。そして、

トコトコ

ガラガラ

修斗は屋敷の敷地に入り、玄関の戸を開け、

修斗「只今、戻りました。」

と言うと、

しの「あっ、坊ちゃん。おかえりなられたのですね。」

現れたのは、この屋敷で女中として働く、しのさんだった。

修斗「しのさん、ただいま戻りました。」

しの「お帰りなさい。奥様をお呼びしますね。」

修斗「いえ、私の方から行きます。」

しの「では、案内します。」

と言われ、向かったのは

しの「奥さま。」

?「しの、何かしら。」

しの「修斗様がお帰りなりました。」

?「通して。」

と言うと、

サーー

襖を開け、

修斗「母上、お久しぶりです。ただいま帰りました。」

と軽く頭を下げる。

麻美「おかえりなさい。お勤めご苦労様です。ほら、先にお父さん、隼人にご挨拶を。」

修斗「はい。」

と言うと、修斗は仏壇の前に座り、

チーン

手を合わせ、

修斗「父上、兄上。ただいま、任務より帰投いたしました。」

と伝え、体を再び母の方へと向ける。

麻美「満州での戦はどうでしたか。」

修斗「何事もなく、無事に終えて参りました。」

麻美「そう、それでいつまで家にいるのですか。」

修斗「一週間ほど、その後は本部にて次の任務の準備に入ります。」

麻美「・・・・・分かりました。とにかく、今日はゆっくりと休みなさい。」

修斗「はい。それで義姉さんと健太は・・・・・。」

と話そうとすると、

?「ただいま!!」

ダダダ

と足音が聞こえ、

健太「お婆ちゃん!!帰・・・・おじちゃん!!帰ってたの!!」

甥の健太が飛びついてくる。さらに、

アキ「ただいま戻りました。・・・・・あっ、修斗さんお帰りになってたのですね。」

修斗「義姉さん、ただいま帰りました。」

健太「おじちゃん、今回も悪い敵を倒してたの。」

アキ「コラ、健太。」

と注意するが、

修斗「そうだよ。おじちゃんは、この国を守る為に戦ってるんだよ。」

健太「今度、おじちゃんの乗ってる戦車を見せて!!」

修斗「また今度な。」

こうして、修斗は実家に帰り、家族と楽しく過ごし、時間はあっという間に過ぎていき、

 

7日後

午前7時

遂に本部へと戻る日がやって来た。しかし、

健太「やだー!!おじちゃんともっと、遊びたい。」

健太の駄々により修斗は行けなくなっていた。

アキ「コラ、文句を言わないの。おじちゃんもお仕事があるんだから。」

とアキが注意する。すると、

修斗「健太。おじちゃんは、お前やお母さん、お婆ちゃんも大事だけどな。お前のお父さんから託された仲間達も守らないといけないんだ。それがおじちゃんと仕事でもあるんだ。だから、分かってくれ。また、すぐに帰ってくるから。」

健太「・・・・うん。」

修斗「良い子にしてるんだぞ。」

と健太の頭を撫でると、修斗は立ち上がり

修斗「それでは、母上、義姉さん。行ってまいります。」

と敬礼する。すると、

麻美「修斗・・・・・何かあっても生きて帰って来なさい。私より先に死ぬことは決して許しません。」

と麻美と辛そうな顔で話す。そんな顔を見た修斗は、

修斗「必ず、戻ります。」

と言うと、修斗は背を向け、歩き始める。そして、偶に手を振る健太に対して、手を振り返し続け、家が見えなくなり、前を向くと

和樹「甥っ子さん、辛そうだったな。」

そこには車で待つ和樹の姿があった。

バタン

修斗はそのまま、車に乗り込むと、

ブーン

車は走り出す。

修斗「仕事だから、仕方ないよ。せめて、兄さんがいたら変わってたかもしれないな。」

和樹「お前の兄さんが戦死した時、甥っ子さんは1歳だったよな。」

修斗「あぁ、国境紛争続きで、健太の立ち会いにも行けず、健太を初めて抱いたのは健太が産まれて5ヶ月経った頃だ。兄さんは、次に昇進したら内地勤務に就こうとしてたんだ。健太と義姉さんと少しでも一緒に居たかったんだ。」

和樹「なのに、半ばで戦死か。辛いな。」

修斗「・・・・すまない。重い空気にさせてしまって。」

和樹「いいよ、それより本部から連絡だ。スマホで送っただろ。」

修斗「あぁ、一通り読んだ。」

和樹「詳細は本部で伝えるとのことだ。」

修斗「了解。それより、もう少し飛ばせないのか。」

和樹「法定速度。」

と言いつつ、陸軍本部に向かうのであった。

 

 

午前8時

草野六郎の執務室

コンコン

六郎「入ってくれ。」

ガチャ

修斗「失礼します。」

と執務室に入ると、

修斗「木下修斗大佐。」

岡本和樹「岡本和樹中佐。」

修斗「任務内容の確認のため参りました。」

と敬礼すると、

六郎「よく来た。まぁ、かけてくれ。」

と言われ、

修斗「失礼します。」

和樹「失礼します。」

とソファーに腰をかけると、

六郎「休暇明けにすまないね。」

修斗「いえ、これも軍人なら当然です。」

六郎「まったく、ぶれないね。君は。それでは、早速だが例の任務について通達する。今から3日後、君達は門の向こう側へと派遣される。編成に関してはこちらにまとめてある。」

とファイルを渡される。

修斗「拝見します。」

と修斗はファイルを開き、内容を確認する。すると、そこには

修斗「長官、これは。」

修斗の師団だけでなく4つの隊が編成に記載されていた。また、それだけでなくその異界においての現場指揮官には修斗の名が書かれていたのだ。

六郎「驚いたね。今回の異界にはおいては第4ヘリコプター中隊、第34歩兵大隊、第12空挺中隊、第17航空大隊が君の指揮下に入る。もちろん、この師団の指揮官の能力は保証する。」

修斗「ですが、これほど人員数を指揮は私には荷が重すぎるかと。」

六郎「訓練学校、士官学校、陸軍大学全てを首席で卒業し、現場で崩壊寸前の隊を立て直し、敵から見事に満州の地を奪還した君の功績を見て、私が判断した。前にも言ったが、近いうちにアメリカでは確実に内戦がおきる。そうなった時、ドイツ第三帝国も確実に動く。そうなった時、我々もそれ相応の対応を取らなければならない。そんな時に君のような才能の指揮官は必ず必要になる。だからこそ、今のうちに君には軍人としてしっかりと現場少しでも経験を積んでほしい。」

修斗「長官・・・・・分かりました。異界における現場指揮官の任務を受託します。」

六郎「うむ、頼むぞ。既に各隊の隊長は集まっている。挨拶をしておくように。」

修斗・和樹「はっ!!」

と言うと、2人は執務室を出る。

 

午前8時12分、

陸軍本部

和樹「大抜擢だな。」

修斗「まぁな。だが、その分の責任は重いよ。」

と話していると、

?「流石は我が第102期生の主席なことはあるな。」

と聞き覚えの声が聞こえてくる。修斗と和樹が前を見ると、陸軍の士官の服装をした男が3名とパイロットの服装した男1人が立っていた。

修斗「橋田、新井、鴨田、山谷。」

 

橋田一成・・・・第4ヘリコプター中隊の中隊長。異界における編成とで第21機械化歩兵師団に合流、待機を命じられる。修斗、和樹とは訓練学校、士官学校、陸軍大学での同期。卒業後はアメリカに渡り、ヘリコプターの戦術を研究。真面目で常に本を読んでいる。

 

新井真也・・・・一成と同じく修斗と和樹の同期。陸軍大学卒業後は、歩兵師団の士官として着任。フィリピン、インドなどで反政府ゲリラとの戦闘に参加しており、修斗と同様に数少ない実践経験が多い士官である。また、6人の中で唯一、彼女持ち。

 

鴨田海斗・・・・修斗、和樹の同期。しかし、陸軍大学には進学せず、士官学校を卒業後は空挺部隊に配属。厳しい精鋭を育てる精鋭試験(自衛隊で言えば、空挺レンジャーの試験)を乗り越え、今までは鹿児島で訓練を続けていたが、今回の異界での任務に抜擢され、当時に中隊長へ昇進。

 

山谷マサル・・・・修斗達の5人とは同期ではあるが、訓練学校を卒業後は航空隊に憧れ、航空学校に進学。今までは満州において国境を超えてくるロシアの軍閥の軍に対して航空支援を行うなど、実戦を経験済み。また、空戦経験もあり、今までに15機の敵機を撃墜しているエースパイロット。愛機は日本がアメリカと共闘開発したF-36(飛燕)を使っている。

 

海斗「よっ、我が代表。」

修斗「久しぶりだな。」

と集まり、互い喜ぶ。

和樹「皆んながこうして集まるのは訓練学校以来だな。」

マサル「俺は、前にお前たちから要請があったから、航空支援に行ったぜ。まぁ、着いた時には大半が撃破されてたが。」

修斗「まぁ、こっちも必死だったからな。というか、ここにいるって事は俺の指揮下に入る隊の指揮官って。」

真也「そうですよ。自分達です。草野長官の計らいですよ。」

修斗「そうか。なら、これからはよろしく頼むぞ。」

マサル「うちの隊は飛行場が完成するまでここで待機だが。」

和樹「そうだろうな。なら、飛行場が出来次第、コキ使ってやるよ。」

修斗「指揮官は俺だ。勝手な事を言うな。」

海斗「おっ、早速指揮官らしい事を言ってる。」

修斗「やかましい。」

と話していると、

六郎「久しぶりの再会はやはり嬉しいか。」

と六郎がやってくる。

一成「お久しぶりです。草野閣下。」

と修斗たちは敬礼する。

六郎「久しぶりだね。皆んな、こうして見てると入隊したて君達を思い出すよ。」

マサル「こうして、俺たちが出世できるているのも閣下のおかげです。」

六郎「そうか。教え子達にそう言ってもらえて嬉しいよ。3日後、出撃だ。それまでに準備をしっかりと済ませるように。」

一同「はっ!!」

と言うと修斗達は準備へと移る。

 

3日後

午前2時

修斗を含め、異界へと派遣される隊員達、全員が異界へと繋がる門と呼ばれる装置の前に集められ、

六郎「本日、諸君達は我が国の極秘任務として異界の世界へと飛び込む。先にはどのような試練が待ちわびているかわからない。だが、我らは信じている諸君達が天皇陛下の袂の下、期待に応え、無事に帰還する事を。」

と祝辞が述べられると、

修斗「総員、各自の車両に乗車!!」

と言うと、隊員達は決められたトラックや兵員輸送車両に乗り込み、

和樹「全員乗車を確認した。」

と和樹が言うと、

「門を起動します!!」

と言われると、

バチバチ

目の前の装置の枠の中央に青い渦が現れ、

ピーー

修斗「戦車、ハッチ閉め!!」

笛の合図で修斗は12式のハッチが閉められ、遂に

ピーーー

修斗「全体前進!!戦車隊!!前へ!!」

ゴゴゴゴゴゴ

2度目の笛で戦車が前へゆっくり前へと進み出す。

修斗「・・・・。」

少しずつ、近づく青い渦に修斗に緊張が走り、自然と手に力が入る。そして、

バチバチ

遂に修斗の戦車も青い渦にへと入っていき、

修斗「総員、覚悟を決めろ。」

と言うと同時に戦車は遂に青い渦へと全て入り、周囲が暗くなり、少し進むと再び光が見えてくる。そして、

ゴゴゴゴゴゴ

鈴木「隊長!!異界へと入ります。」

と砲手の鈴木が言うと、遂に異界へと戦車が足を踏み切れる。

修斗「戦車の状態は。」

鈴木「問題ありません!!」

修斗「よし!!周囲を確認する!!」

と言い、

ガチャ

ハッチを開けるとそこは緑が広がる丘の上に修斗達は立っていたのであった。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも!!アニ督です。ようやく第1話の編集が完了致しました。これからも出来る限り早めに投稿していくので、よろしくお願いします。では、次回も楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。