仮面ライダーバトム   作:未来脚本

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pi○ivで未来脚本という名前でも活動していますので、そちらも是非ご覧ください。それではどうぞ


第一話 切り裂く道

人々が行き交う交差点。その近くにあるビルについているモニターでは、ある映像が流れていた。

 

「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」

 

その映像はまるでローマのコロッセオのように熱気があふれている闘技場で、その中心には二人の人間…いや人間ににた何かが武器をもって戦っている

 

ズドドドドドドドドドド!

 

一方は腕がガトリング砲であり、もう一体を狙うように弾を放っている。

 

ガキガキガギガキガキィ!

 

もう一方の腕は剣であり、その剣で放たれている銃弾を斬り伏せている。腕が剣の方は腕がガトリング砲の奴に高速で近づき…

 

ジャッキィィィン!

 

体を半分に斬った。ガトリング砲の奴の上半身が地面に落ちるが、配線や機械といった物ばかりの中身となっている。

 

「最終戦!見事優勝を飾ったセーフギアは!車田技術者が作った!ソードファイターです!」

 

ソードファイターと呼ばれた機械は腕を天高く上げ、勝利を確信したポーズを取った。

 

この世界では、ロボット…その名も「セーフギア」が平和を守っている。

 

その為、実戦ではどうなのか。という名目で、別のセーフギアと戦って機能テスト…もとい今では、人々の娯楽として見物人が沢山来るようになった。

 

人々は今や、セーフギアを平和を護る娯楽の道具として扱っているのが常識となっている。

 

しかし、その現状を悲しむ一人の女が行動を起こした。

 

女の名は「拝藤 彩和(はいとう さいわ)」。この女が作ったシステムを使う選ばれし戦士は、セーフギアナンバーワンバトルを目指す。

 

これは拝藤彩和に選ばれた男が、セーフギアのフリをして、セーフギアナンバーワンバトルで、世界を変える物語だ。

 

…しかしその中には、異物は…必ずいる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーバトム READY…START!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男Side

 

「よ〜し、無感情訓練はこれでOK…」

 

「…あの…」

 

「はい困惑してるよ!セーフギアは困惑しない!」

 

「…はぁ…」

 

椅子に座っている白衣の女が拝藤彩和だ。その前に立っている男の名は「狩峰 戦刃(かりみね せんば)」拝藤琢磨が作ったシステムを装着できる一人の男である。

 

拝藤「それじゃ!へいセーフギア!」

 

狩峰「はい、ご主人様」

 

拝藤「よぉぉし完全にセーフギアだねぇ!」

 

狩峰「あのぉ!この作戦大丈夫なんですか!」

 

拝藤「なんだよぉ、君はセーフギアとして今度の日曜に行われるセーフギア地方ナンバーワンバトルでセーフギアとして潜入して戦う…どこにも作戦の不備はないよ?」

 

狩峰「いやそこじゃなくて!」

 

困惑と怒りが混ざった声で、狩峰は拝藤に質問する

 

狩峰「なんで俺なんすか!?他にも戦士として優秀なのいっぱいいるっていうのに!」

 

拝藤「…つまり君はなんで戦闘経験が少ない自分が選ばれたのかって聞きたいんだね?」

 

狩峰「そうですよ!俺は戦闘テストでは常に中の下ですよ!それなのに「あぁはいはい皆まで言うな皆まで言うなや!」言いたい事は山程あるんですけどこっちは!」

 

その山程を遮るかの様に急にフィンガースナップをして、狩峰の口を塞いだ。

 

拝藤「…いいかい狩峰君?僕らは不当な扱いをされているセーフギア達の解放を目指している!その為にはこのセーフギア地方ナンバーワンバトルを優勝し、ジャパンバトル、アジアバトル、そしてワールドバトルで優勝し、政府に僕が開発したバトルシステムがセーフギアより優秀だと知らしめる。そして世界から戦うセーフギアを減らし、セーフギア達には別の事をさせるのが私達の目的なのだよ!」

 

狩峰「それは分かってますけど…」

 

拝藤「そもそも、君の先輩達は感情を完全に抑えるのが無理なのよ!だから感情を完全に抑えられる君を選んだって訳だ」

 

狩峰「ほうほう成る程…いや納得できませんよ!」

 

関心する動きをしたが、結局ツッコんでしまった。

 

拝藤「まぁ、セーフギア地方ナンバーワンバトルにはまだ時間があるし、戦闘訓練をしておいでよ。もしよかったらゲームもしてくれて構わないよ」

 

狩峰「やりませんよもう子供じゃないんですから…」

 

拝藤「じゃあ戦闘訓練だ!行ってこい!」

 

椅子にあるスイッチを押すと、椅子は地面へと降りていった

 

狩峰「…戦闘訓練…かぁ…」

 

悪い事が起こるかの様に呟くと、研究室を出ていく。向かう場所へ行く足取りは、とても重い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練室

 

「オラァ!」

 

ボゴッ!

 

狩峰「がっ!」

 

狩峰の腹に向かって拳が当たり、腹を抱えて倒れる

 

「ぎゃはは!こいつやっぱやられたぜ!」

 

「や〜いざーこ!お前より山野荒太さんの方がバトルシステムを使いこなせるぞぉ!」

 

「なんで荒太さんよりお前が選ばれたんだよぉ!」

 

罵声が狩峰に突き刺さる。罵声ばかりが飛び交う部屋で、狩峰を見下ろしているのは「山野 荒太(やまの あらた)」。拝藤の研究所にいる、いわば「最強兵器」戦闘力は世界最強と言われている

 

山野「狩峰、お前が今ボロボロになれば、俺が選ばれるのか?」

 

狩峰「しっ…りませんよぉ…うぁぁぁ!」

 

拳が山野に向かって来るが…

 

パシッ!

 

狩峰「うわぁ!?」

 

バンッ!

 

頬に来た腕を掴んで、背負投げをした。受け身を取れず、硬い地面に叩きつけられた。

 

山野「今お前の足の骨折ってやろうか?」

 

狩峰「や…やめ「はいはいそこまで」っ…」

 

その声の主は拝藤だった。拝藤は狩峰に近づいて、肩を貸した。

 

拝藤「そんな事するからバトルシステムに選ばれないんじゃない?」

 

山野「…」

 

その言葉に反論できないまま、山野は立ち尽くし拝藤と狩峰が出るのを見続けた

 

 

研究室

 

 

狩峰「ボコボコにされたのは自分の落ち度ですけど…なんでこんなに包帯を巻いてるんですか?」

 

拝藤「分かるだろ?君はこれから今度のナンバーワンバトルに出るんだ。その前に怪我してたら意味がないだろ?」

 

狩峰「いやそれはそうですけど…」

 

「不服か?」という拝藤の表情を読み取り、狩峰はため息を吐いて話始めた

 

狩峰「…やっぱ山野さんの方がバトルシステムにふさわしいですよ…自分はあの時何回も殴られたし…」

 

拝藤「なぜあの時やられたから、お前は弱いと考えているんだ?弱い奴には、可能性があるんだろうが…」

 

ハンバーガーを一口食べながら、パソコンへ向かう。

 

拝藤「大器晩成。今はまだ弱いが、必ず変われる可能性がある。お前はバトルシステムで何を変えたい?弱い自分か?それともお前をいじめる奴らの態度か?」

 

狩峰「…自分は…」

 

今もなお、彼の心には、突っかかりがあった。今はまだ取れない突っかかりが

 

少しだけ狩峰の過去の話をしよう

 

狩峰の母親と父親は、ある2人の男によって殺された。その男は今ものうのうと生きているのだ。親を殺された狩峰は、その後拝藤に拾われた。

 

狩峰は 「知りたい」 なぜ母親と父親を殺したのか

狩峰は 「覚えたい」 母親と父親を殺した男の顔を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狩峰は 「殺したい」 男を 幸せな生活を奪ったあいつを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇宙空間に漂う機工衛星「アルデバラン」

人知れず打ち上げられたその衛星には、2体のセーフギアとカプセルに入っているセーフギアが3体いる。

 

「お〜い、ウイルスは出来たのかい?」

 

ロックな格好をしたセーフギア「イータ」がパソコンに向かっているダボダボのフードを被ったセーフギア「ネメシス」に話しかける

 

ネメシス「はぁ…イータさん、ウイルスとは簡単には出来ない物なのですよ?まぁ後30分で出来ますが…」

 

イータ「やっぱオメェ有能だよな!いやぁ俺は学習能力が壊れてっからあんまオメェの話わかんねぇが、オメェは有能だってのは分かるぜ!」

 

ネメシス「そうですか…おや?」

 

3体のセーフギアが入っているカプセルの内、右端にいるセーフギアが起動し、カプセルから出てくる

 

ネメシス「おはようございます。アルファード」

 

アルファードと呼ばれたセーフギアは、忍者のような和服を着てイータ達に近づく

 

アルファード「近々、セーフギア地方ナンバーワンバトルが開催されるらしい」

 

イータ「そうか…俺達の仲間を娯楽として扱いやがって!」

 

ネメシス「では、その日にウイルスを撒きましょうか」

 

アルファード「…その時に戦うセーフギアをウイルスに感染させ、人間共を殺すというわけだな?」

 

ネメシス「察しがいいですねアルファード」

 

イータ「成る程なぁ…ん?ていうかセーフギアに感染するんなら、護衛型のセーフギアを使えばいいんじゃねぇのか?」

 

ネメシス「イータ、強いセーフギアを使えば簡単に人間共を殺せるよ?」

 

イータ「成る程!」

 

ネメシス(扱いやすい馬鹿ですね本当に…)

 

どこか寂しそうに感じながら、ネメシスは別行動中の2体の仲間に通信を送る

 

ネメシス『こちらネメシス。アルゴル、シリウス、この地図に示されている所で行われるセーフギアナンバーワンバトルにて全ての戦闘型セーフギアに私が作ったウイルスを仕込ませてください』

 

 

遠い地方で、蛇のタトゥーが入ったセーフギア「アルゴル」はその通信を聞き

 

アルゴル『おいおい…護衛型のセーフギアも感染させたらどうなんだ?そうすれば護るはずのセーフギアが自分達を攻撃するという絶望的状況になるぜ?』

 

また別の都会では、群衆をかき分けてスーツを着た男「シリウス」が携帯を耳に当て、電話をするふりをする

 

シリウス『アルゴル?絶望を振りまくのもいいが、今回は私達「エビル・スター」の存在を全世界に知らしめるのが目的だよ?今はその絶望を振りまきたい欲求を抑えて、今の内に力を貯めておいた方がいい』

 

アルゴル『ちっ…分かったよ…』

 

シリウス『OKネメシス。では明日のセーフギアナンバーワンバトルで』

 

ネメシス『あぁ。また明日』

 

ピッ

 

イータ「なぁ!もし良かったら俺もシリウスさんについて行っていいか!」

 

ネメシス「君の地球で動く体はまだ完成してないからまだ先だよ!」

 

アルファード「イータよ…今はあの2人の戦闘の仕方を勉強しておくがいい」

 

イータ「ちぇ…分かったよぉ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日 セーフコロシアム

 

バトルシステム(狩峰戦刃)の部屋

 

緊張のあまり、貧乏ゆすりしてる狩峰。その狩峰を見て、拝藤はため息を吐く

 

狩峰「…今日は…戦い本番…あぁ吐きそう…」

 

拝藤「落ち着け」

 

狩峰「うぅ…」

 

拝藤「兎に角、君はこのバトルシステムを使って、感情殺して優勝すればいいだけだから」

 

狩峰「わ…分かりました…」

 

拝藤(…君を選んだのは、強さじゃないんだよねぇ…君のその中にある………………さ…)

 

そんな事を思ってると…

 

コンコン

 

「すみませーん」

 

拝藤「私が出よう」

 

扉を開けると、そこにはある物を持った人がいた。帽子に地球の絵が描かれているので、セーフギアナンバーワンバトルよ関係者のようだ

 

拝藤「どうしましたか?」

 

「上から、このデータを参加者に渡しておけと。どうやら相手の体力が見えるシステムのようです」

 

拝藤「ありがとうございます」

 

そういうと男は部屋を出ていった

 

狩峰「これは?」

 

拝藤「USBのようだ。セーフギアは耳にこれをさしてデータを取り込むんだ。まぁ関係ないものだが。…っとそろそろのようだ。行ってこい」

 

拝藤「わ…分かりましたよ…」

 

バトルシステムをもって、重い足取りでバトルフィールドへ向かう。

 

…その姿を…男は見ていた

 

「…ふぅ…変装はやはり疲れるね。後はあいつらの役割だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山野「…くっ…くくく…」

 

バトルフィールドへ行く狩峰の姿を、山野も目撃していた。

 

山野「これがなかったら…あいつはお陀仏になるだろうなぁ…くくく…」

 

その手には…本物のバトルシステムが握られていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実況「よぉぉぉぉぉお前らぁぁぁぁぁぁぁ!もりあがっているかぁぁぁぁぁぁぁい!」

 

「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」

 

高らかな声に呼応するように、観客から声が響き渡る

 

実況「お前らぁ!今回も実況はこのO☆RE!群青 零士が!そして解説はぁ!」

 

解説「解説は百大 朱色でお送りします」

 

群青「それでは選手のセーフギア達ぃぃぃぃ!入場ダァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

 

様々な絵柄をした扉から、セーフギア(狩峰も含めて)が12体現れる

 

群青「今大会では!一対一で勝ち進んでいくバトル形式だぁ!最後に勝ち残ったセーフギアだけが、次のセーフギアジャパンワンバトルに勝ち進めるぜっ!セーフギア達!互いに全力を尽くしてくれよNA☆!」

 

百大「この大会に参加しているセーフギアは全て、特殊な姿が多いですね群青」

 

群青「では時間も惜しいしぃ…対戦表を公開するZE☆!へいカモーーーンッ!」

 

モニターが切り替わり、対戦表が映し出される。狩峰は一番最初にやるらしい。対戦相手は…

 

「シャー・キング」

 

鮫のような顔とキバを持ち、腕には鋭いヒレを持っている。

 

狩峰(確実に命を刈り取る意思を感じる!)

 

群青「ではセーフギアの諸[ザザッ]各自じゅ[ザザザッ]く[ザザーーーーーーッ!]」

 

モニターにノイズが走り、皆に動揺が起こる。

 

観客1「えっ?ちょどうなってんのあれ?」

 

観客2「知らないわよ!私に聞かないでちょうだい!」

 

観客3「これ…なんかの演出?」

 

モニターの砂嵐が終わり、そこに現れたのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス『愚かな人間諸君、始めまして』

 

ネメシスであった

 

イータ『俺たちゃテメェら人類に反旗を翻すセーフギアだ!』

 

アルファード『セーフギアを娯楽の道具として扱う貴様らを…殺す者達…と覚えてもらって構わない』

 

2人の言葉を聞き、皆がざわめく…

 

観客1「おい…どういうことだよ」

 

ネメシス『どういう事もなにも、僕らは君達人類が憎い。友達を道具として扱う君達が!…だから…』

 

不意にネメシスが腕を上げると…

 

パチンッ!

 

フィンガースナップと同時に…

 

シャー・キング『ピピッ…ガーッガッピッ!』

 

観客2「ねぇ!シャー・キングが何か変よ!」

 

体をくねらせて、シャー・キングはすぐさま、飛び出し、観客の1人を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザシュッ!

 

首を斬り落とした

 

「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」

 

観客に動揺が走る

 

ネメシス『それじゃ!全員人を殺しちゃってぇ!僕達は「エビル・スター」…人類を殺す…セーフギアの集団さ』

 

パチンッと指を鳴らすと、他のセーフギア達も暴走し、人を攻撃し始めた

 

暴走し始めて、すぐに狩峰は扉に戻っていった…

 

狩峰「はぁ…はぁ…」

 

拝藤「なんで戻ってきた…」

 

狩峰「あの…本当に俺じゃ無理ですよ!」

 

拝藤「馬鹿を言うな、僕のバトルシステムを使えば君は強くなれるのだよ!」

 

狩峰「殺されますよ!?」

 

そんな事を話していると…

 

「おぉぉぉぉぉいセーフギア共ぉ!」

 

拝藤「っ!この声は!」

 

狩峰「山野さん!?」

 

観客席の一つに山野はいた。その腰には…

 

拝藤「あのバカッ!バトルシステムを装着してやがる!」

 

狩峰「じゃあこれは!」

 

拝藤「偽物だ!」

 

山野「あんな出来損ないより…俺の方が優秀だと知らしめてやる」

 

バトルシステムの右側にスイッチがあり、それを山野が押そうとするが…

 

ERROR CODE!

ERROR CODE!

変身の認証は出来ません!

 

山野「はぁ!?」

 

バチッ!

 

山野「うわっ!?」

 

そのベルトが自らの意思で山野の元を離れたように外れ、狩峰の入った扉に滑っていく

 

拝藤「…あの馬鹿にはお灸を据えなきゃいけないが…狩峰君、行きな」

 

狩峰「え?」

 

扉を開き、バトルシステムを拾い上げて狩峰の腰に付ける。

 

狩峰「っ!」

 

その瞬間、狩峰の目にはハイライトがなくなった。

 

拝藤「君は確かに人間だ。だけどその戦いが嫌いな性格は戦士として相応しくない…だからこそ…すまない…君の潜在的意識…ある男への復讐の心を表へ出した。今の君は、僕の命令を聞く「セーフギア」だ。変身を遂行し、あのセーフギア達を機能停止させろ」

 

狩峰「了」

 

狩峰の手に拝藤はある物を持たせて、扉の外へ出させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリウス「そっちはどう?アルゴル?」

 

アルゴル「こっちもウイルスを蔓延させた。後は人間共の悲鳴を聞くだけだな」

 

シリウス「そうかい…私は先に帰っておくよ。」

 

アルゴル「おう。またな」

 

アルゴルは一番上の観客席に向かっていった

 

シリウス「さて…私はネメシス達に他に何をすればいいか聞くか…」

 

そういうとシリウスは壁に寄りかかって、気絶するフリをし、意識だけをアルデバラン内の自分の体に戻った

 

シリウス「ふぅ…実家のような安心感」

 

イータ「シリウスさんお帰り!」

 

アルファード「今ここで人類が殺されるのを見るかい?」

 

シリウス「あぁそうしよう」

 

ネメシス「いや他のモニターで見ろよ。ギッチギチになるよ?」

 

イータ「ん?一体だけ暴走してないぞ?」

 

三人「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セーフコロシアム

 

狩峰の前には他のセーフギア達がいた。そこには首が転がり、肉が潰れ、腕が飛んだりしている光景が広がっている。暴走したセーフギアは狩峰に近づいていく。

 

山野「へっ…あいつにはあの機械共を倒せねぇよ…」

 

拝藤が叫ぶ

 

拝藤「拝藤彩和が命令する!変身を…許可する!」

 

その言葉を聞いた途端、狩峰がバトルシステムの左側にあるボタンを押す

 

『許可認証 バトルシステムロック解除

バトルシステム[ウェポン]起動します』

 

『WEAPON GONG SET

WEAPON GONG SET』

 

拝藤に持たされたゴングをベルトの中心にセットする

 

『SWORD!』

 

『剣を持ち、相手を切り裂く、スタンダードな姿だ』

 

そして狩峰は小さく呟く

 

狩峰「…変身」

 

カァン!

 

最初に押したボタンをもう一回押すと、ゴングが鳴り響き、どこからか装甲が飛んできて、狩峰に装着される

 

体を護る鎧「ソーティングアーマー」攻撃してきた相手の拳や武器を切り裂く暴の鎧

左腕に盾がついている腕は「ナイトシールダー」どんな攻撃も受け流せる盾

右腕についている剣は「グレイトカッティング」その刃は硬い物質を簡単に切り裂く事ができる

黒い脚装甲は「システムウォーカー」どんな状況でもその場に立っていられるシステム付き

 

剣を持ち、相手を切り裂く剣の姿

その名も「仮面ライダーバトム ソードゴング」

 

『READY GO』

 

そうベルトから音声が鳴るとバトムは歩きだす。その姿を見た拝藤は

 

拝藤「いいねぇ…後はあの姿が暴走したセーフギアにどれだけ効果があるか…」

 

とつぶやき、狩峰の控室の方へ向かって歩き出した

 

バトム「敵は11体…これより戦闘を開始する」

 

近くにいた腕がチェンソーのセーフギアに近づき…

 

ザシュッ!

 

首をはねた。その行動がトリガーだったのか、10体のセーフギアはバトムに近づく

 

バトムは腰についている剣[バトライド・ウェポン]を抜き、近くにいるセーフギアに向かって走り出す

 

バキィッ!

 

その近くのセーフギアのハンマーの腕をもぎ取り…

 

ドゴォ!

 

脚で頭を粉砕した。その光景を見ていたアルゴルは…

 

アルゴル「あいつ…命令されているとはいえ、少ない動作でセーフギア達を無力化していやがる。まるで…殺戮兵器だな…」

 

その言葉通りに頭を粉砕した後、そのセーフギアの体を掴んでロケットの様に突撃してきたセーフギアに投げつけた後、2つの刀身でロケットセーフギアのコアを破壊した。

 

ダッ!

ダッ!

 

2体のセーフギアがバトムの横から攻撃しようとしたが…

 

バキィッ!

 

2つの刀身を横にスライドさせ、横から攻撃してきたセーフギアをその勢いで切り裂く。

 

バトム「残り6体…排除する」

 

ビュンッ!

 

光線が飛んできたが、顔を傾けてその光線を避けた。すぐさま走り出し、光線を飛ばすセーフギアに剣を突き刺そうとするが…

 

シャー・キング『ぐぁぁぁぁぁ!』

 

横からシャー・キングが噛み付いてくる。それにも対応し、口にバトライド・ウェポンを挟ませ、閉じさせないようにした

 

ビュンッ!

 

また光線が飛んできたが…

 

ガキンッ!

 

腕の盾でその光線を跳ね返し、光線セーフギアを破壊した。残り5体

 

口を閉じれないシャー・キングはそのままヒレを使ってバトムを切り裂こうとしたが…

 

ガキィッ!

 

体勢を低くし、後ろにいたセーフギアを切り裂いてしまった。残り4体

 

シュゴォ!

 

2つの拳が飛んできて、バトムはその2つを掴み、シャー・キングの顔に一発、腹に一発を当て、よろめいた隙にバトムはロケットパンチを離れにいたセーフギアに向けて投げた。まだエンジンが止まってないので、一つの拳は腕がロープのセーフギアに、もう一つの拳は頭がノコギリで出来たセーフギアに当たって…

 

ボゴォォォン!

 

爆発した。残り2体。

 

もう一体のセーフギアに向かってバトムは走り出し、コアに向けて拳を突き刺す。

 

バキィッ!

 

拳がコアを破壊し、ロケットパンチのセーフギア破壊された。残り1体

 

シャー・キングは腕でバトライド・ウェポンを外し、そのバトライド・ウェポンをバトムに投げつける。

 

パシッ

 

バトムは避けてバトライド・ウェポンをキャッチし、シャー・キングに向かって走り出す。

 

ガキィンッ!

 

シャー・キングとバトライド・ウェポンが互いにあたり、火花を散らす。

 

バンッ!

 

バトムは脚を振り上げ、シャー・キングの腕を上に向かせる。隙が出来た時

 

ザシュッ!ジュシュッ!ジャキィンッ!

 

斬って斬って斬りまくる。顎を切り裂き、腕を飛ばし、下半身をきり裂いて行動不能にする。

 

シャー・キング『ガガッ…ビピッ』

 

倒れているシャー・キングに、バトムはバトルシステムのボタンを押す

 

カァン!

 

ゴングが鳴り響き、脚が剣となり力が込められる。

 

『SWORD WINNER ROAD』

 

ガキィンッ!

 

シャー・キングに剣となった脚を突き刺し、そのまま空中へ放り投げる。落ちてきたシャー・キング目掛けて…

 

バキィッ!

 

剣をまた突き刺す。そして…

 

ボォォォォォォォン!

 

シャー・キングはダメージに耐えきれなくなり、爆発してしまった。それと同時にモニターが復活する

 

群青「フッカーーーーーツッ!ってあれ?」

 

百大「終わってますねこれ」

 

群青「もしかしてあれは…バトルシステムちゃん?なら…優勝させる?」

 

百大「まぁ殆どが終わってますからね」

 

群青「だったら!WINNER!BATTLE SYSTEEEEEEEEM!」

 

その言葉を聞いたバトムはお辞儀をして出てきた扉へ帰っていった

 

 

 

アルゴル「…お前ら」

 

ネメシス『わかってますよアルゴル。なぜあのセーフギアはウイルスが効かなかったとか…』

 

イータ『以外と人間だったりしねぇかなぁ…』

 

アルファード『否、あのウイルスが入ったUSBを刺さなかったのだろう…あの正確無比な戦闘スタイル…奴は人間である可能性は低い…』

 

シリウス『…あいつは要警戒かもしれんな。もしかしたらこちらに引き込めるかもしれん。あいつを作った製造場所と研究所を探そう!そうすれば、我々にあのシステムがやってくるぞ!』

 

イータ『いいなぁそれ!』

 

ネメシス『では、一度戻ってきてください、アルゴル』

 

アルゴル「わーったよ…」

 

通信を終え、アルゴルはあの戦闘スタイルを思い出す

 

アルゴル「…無慈悲…か…効率的と言ったほうがいいか…明らかにあいつは…セーフギアの武装を見ただけでそれを活用したり、装甲を使った防御を即座に行った…奴は…本当に機械なのかもしれんな…」

 

アルゴルはそう言いながら、コロシアムを後にした

 

 

 

 

 

山野「くそっ!なんであの雑魚がセーフギア達を倒せたんだよ!」

 

悔しそうに呟き、山野もコロシアムを後にした

 

山野「…あいつを完全に壊すには…まだ足りねぇってことか…」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バトムシステム(狩峰)の部屋

 

ガチャッ…

 

バトムは拝藤に近づく

 

拝藤「おかえりぃ…指令完了確認!変身解除!」

 

バトムはベルトのウェポンゴングを外し、変身解除をする

 

狩峰「…って!勝手にバトルシステムつけないでくださいって!」

 

拝藤「いや〜ごめんごめん。君があまりにも臆病だったから…」

 

狩峰「…はぁ…自分は怖いんですよ…あの時の自分が…」

 

拝藤「はいはい取り敢えずこっち来て頭乗せて」

 

拝藤は狩峰の頭を自分の脚に乗せる

 

拝藤「よく頑張ったね。次も頑張ろう?」

 

狩峰「…ご褒美って言うんじゃないでしょうね?」

 

拝藤「男はだいたい女からの頭ナデナデに弱い物だよ?」

 

狩峰「はぁ…もうやだ…」

 

そういいながらも、頭を撫で続けられた狩峰なのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

群青「地方で優勝したからには、ジャパンカップに出場する必要がある!」

 

山野「俺はお前が選ばれたのが気に食わないんだ!」

 

狩峰「なんで…こうなるんだろう…」

 

拝藤「このゴングを使いなさい」

 

第二話「撃ち抜く道」




え?なんでこっちでも投稿しようとしたかって?こちらではpi○ivでは出来ない文字を動かしたりフォントを変える事が出来るのでこちらでも投稿したいと思ったからです。後悔はない
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