最後のはぶっちゃけこじつけ眉唾モノの自説です
5/23 ヴォーグの装備のルビ入れ忘れ修正
スゥゥ「あー撃った撃った。やっぱ蟲付きが居ねえところは落ち着くな……お、何してんだ?」
「ナズか。いやなに、アイツが帰ってくるまでの時間つぶしに少し昔話をな。」
「貴女とベルの出会いを聞いていたのよ」
「とても興味深い話なのだわ。」
「げ、あの頃の話かぁ……。」
「しかし、お前もあの時と比べたら随分と丸くなったものだ。さっきの戦いでも柱の一本も折らずに戦闘終了させるとは。」
「そうかあ? レキの故郷更地にするわけにゃいかねえってだけだろうよ。」
「そういうところさ。あの頃のお前なら躊躇せず地形破壊してたろうからな。」
「……だが丸くなったのはお互い様だろ?」
「私の方はお前のお陰さ。」
「やっぱりあの後何かあったのね?」
「その辺りをもっと詳しく聞きたいわ。」
「……おいベル、どの辺まで話したんだ。」
「お前と派手にやりあって、ラファの世話になったところまでだ。」
「あそこか……って、一番恥ずかしいとこじゃねーか!!」
「そうか?」
「そうだよ! 一応俺にも特殊部隊出身のプライドってもんがあんだぞ!?」
「まあ結果だけ見れば、罠にハメた獲物を逃しただけでなく、返り討ちにされかけたわけだからな。」
「やめろ改めて言うな! あーチッキショー、顔熱くなってきた……。」
「つーか、その話シーディにするんじゃねーぞ?」
「分かってるさ。……さて、このままではナズの恰好が付かんな。次はあの話をしようか。」
スゥゥ……「よーやく帰ってこれた……お?」
~~~
「……なあベル。」
「なんだ?」
「気になってたんだが、お前ガーディナに復讐するという割には亡骸漁りばっかりで、全然カチコミかける気配無えよな。」
「ああ。そのことか。ま、突撃するにしても蓄えが要るからな……そうだ。ナズ、一つ頼みごとをされてみる気はないか?」
「あ? 今月の毒蜘蛛狩りなら手伝えねーぞ。小虫切らしてるし。」
「そっちじゃない。個人的な探しものだ。」
「探しものぉ? なんだ生き残りでも捜せってか?」
「生き残りか……それでもいいがな。探して欲しいのは『ギプロベルデの秘宝』。戦争末期に完成したらしい、羽蟲共を一掃する超兵器なんだそうだ。」
「超ぉ兵器ぃ? なんだそれ、バカでっけえ大砲とかか? ていうかそんなもんが本当にあんのか?」
「あると思うしかあるまい。決戦の直前、技師型の一団が裏切って盗み出したんだ。私が下層で亡骸漁りをしているのも、その秘宝を探せと命じられたからでな。」
「……なるほどねえ。んで、もしそれを俺が見つけたとして、そのままパクっちまう可能性は考えないのか。」
「お前意外と義理堅いからな。そういう事はしないと信じているさ。」
「けッ、随分と高く買ってんじゃねぇか。なら期待に応えてやらねぇとな。」
「仮に盗んだとして、それを手土産にどこかへ下るつもりもないだろう?」
「そりゃそうだ。そんなに良いもんがあるんなら、どっかに売るよりも、差し違える覚悟でアイツにぶち込んでやるよ!」
「はは、そうだろうな。で、やってくれるか?」
「良いぜ、暇を持て余していたところだしよ。何か手掛かりはねえのか? どんな形してるとか、どこに持ち出したとか。」
「情報は実はほとんどなくてな、下層に逃げ込んだとしか聞いてないんだ。とりあえずギプロベルデらしさを感じるものがあったら教えてくれればいい。」
「なんなら盗み出した技師型達の亡骸でも構わん。手掛かりの一つくらいは残っているはずだからな。」
「オーケー、んじゃそれっぽいもん見つけたら一報入れるわ。」
「頼んだぞ。」
・・・
「やれやれ、ここもハズレか……。分かってはいるが中々簡単には見つかってくれんな。」
「おーい。よっと、これ見っけたけどどうだぁ?」
「早いな。……これは、記録媒体?」
「ここ、よく見て見ろよ。」
「刻印? ……っ! この型番法則はギプロベルデのものだ! もしや秘宝のか? だがこんな型番は見たことがない……これをどこで?」
「禁域の裏の半壊したビルの中だな。毒蜘蛛から隠れながらの探索ってのは、中々にスリリングだったぜ。」
「そんなところに……気付かないわけだ。」
「技師型と聞いてピンときてな。案の定自動機械が入って来れねえ所にあったわ。」
「成程……。ありがとう、助かった。礼をしなければならんな……何か不足している物資はあるか?」
「別に気にしなくていいぞ。たまたまヤマ勘が当たっただけだし。またなんか見つけたら持ってくるぜ。」
「ああ、頼む。」
・・・
「ふぅむ。怪しいと思ったんだが、此処も見当違いだったか……。」
「あ、居た居た。ベル、これ見てくれ。」
「ん、これは……髪飾り! 一体どこでこれを!?」
「うおっ、すげえ食いつき。これも禁域で見つけた奴だ。あのデカブツのいる足場のすぐ下に落ちてたぜ。亡骸は見当たらなかった。」
「そんなところに……。アイツは一体何をしようとしていたんだ……?」
「さぁなぁ。それにしても、超兵器(暫定)はパクるわ禁域に逃げ込むわ……ギプロベルデは技師型の果てまで気合入ってんだな?」
「そりゃあこんなところ、
「……まあ実際そうなったっぽいけどな。あの辺り一通り見てきたが、亡骸がゴロゴロ転がってたぜ。」
「降りて探したのか!?」
「おうよ。堆積物まみれで上から見ただけじゃ分からんからな。デカブツんトコから聖智廟の隔壁まで、それっぽい痕跡が点々と残ってたぞ? 埋もれた技師型の亡骸とかな。」
「なんだと!? そんなに居たというのか!? 一体何がお前達をそこまで駆り立てたんだ……?」
「技師型の考えることはよくわかんねぇからな~。じゃ、また見つけたら持ってくるわ。」
「待て。せめて
「お、サンキュー。いやあ丸一日掘り返してたからなぁ。」
「そんなことしてたのか……。」
「おう、昨晩の砂嵐の最中にこっそりとな。流石の蟲付き共も、嵐の中じゃ視界が利かないらしい。」
「だが危険すぎる、そこまでやらなくてもいい……!」
「へへ、最初は一か所でやめるつもりだったんだぜ。次々見つかるもんだからなんだか楽しくなってきちまって、ついつい没頭しちまったがな。まあ当分は穴掘りはしねえよ。」
「そのほうが良い。身体に異常はないか?」
「あー、何度も発症するうちに免疫付いたみてえでな、もう何ともない。」
「ただまあ、Voctalは砂と胞子でオシャカになっちまったがな。」
「やっぱり無事じゃないじゃないか! 一度ラフィに診て貰え!」
「おうそうするわ。じゃ、またなー。」
「……ああ、ありがとう。またな。」
・・・
「ク、浸食がしつこいな……。ラフィから鎧殻を融通してもらうべきだったか?」
「! これはテフィーの髪飾り! こっちはロミーのだ。こんなところに……。」
「おおーい! ベル! どこだぁー!?」
「ここだ! ……そんなに慌ててどうした?」
「とりあえず上がってこい! これ見てくれ!」
「分かった少し待ってろ!」
・・・
「なに、手紙?」
「ああ、技師型の亡骸が抱えてたんだ。」
「ほう……ん? この筆跡は、間違いないアイツのものだ!」
「符丁でそうなんじゃないかと思ってたが、やっぱりお前んとこのだったか。」
「ああ! それにしてもアイツが直筆で書くなんて、よほど重要な事が記されているかもしれん! どれ……何だと!?」
「どうした?」
「秘宝など、存在しない……? 全て嘘……?!」
「は?」
「私を逃がすために……母の許しも得たと……。」
「……っち、そういうことかよ……。」
「そんな……お前達……私一人の為に……?」
「勝手だ……! 勝手すぎる……!!」
「死に場所を奪い、自由だと、生きろだと……!?」
「そんなもの、自分達でやれ!! 莫迦! 莫迦! 大莫迦ぁっ!!」
「何故生かした! 何故生きていてくれなかった!! なんで、なんで……!!」
「うぁぁぁあああああーーーっ……!!」
「…………。」
・・・
「落ち着いたか?」
「ああ、すまない……みっともない所を見せたな。」
「みっともねえもんかよ、謝るな。姉妹の事想って泣くのは当たり前だろうが。」
「ああ……そう、だな……。」
「なんだよしおらしくなっちまって。調子狂うなぁ……。」
「……お前は、ガーディナ生まれにしては情に厚い奴なんだな。」
「んがっ、なんだよその言い草は。俺だって姉妹を想う事くらいあるぞ?」
「戦争中、羽蟲共が戦場で動けなくなった同胞を分解して、弾に変えている所をよく見ていたからな。お前に会うまでは、身内の情もない冷酷な連中だと思っていたよ。」
「ああ……ありゃあ弱小だった頃の風習だよ。俺らの代までは割と抵抗感が強かったんだが、以降はアイツが手を加えたのか、平気な顔して分解しやがるようになりやがってな。」
「俺が愛想尽かした理由の一つでもある。昔はそうするしかないくらい苦しかったから仕方なくやってたんだが、それを戦術と鎧殻に組み込むなんざふざけんなって話だ。」
「……腹立ってきちまった、話変えようぜ。」
「ベル、お前これからどうするんだ? 秘宝はないし、姉妹も全滅……おい、特攻なんて馬鹿な考えは止せよ?」
「しないさ。……うん、決めた。妹たちの分まで生き伸びる、それが私のこれからの目的だ。」
「その為ならガーディナへの憎しみも忘れるように努力するさ。」
「アンタがそうするってんなら俺から言う事は何もねえ。ま、心変わりしねえように見張るくらいはするがな。」
「ふ、任せたぞ。」
「はいはい。……ところで
「そうだ、どこで見つけたんだ?」
「聖智廟側の隔壁に開かない扉と、なんもねえ足場があっただろ?」
「……まさか、その奥にあったのか?」
「そ。一見すると壁なんだがな、どうやら崩れた構造体が自己修復のエラーで塗りつぶされていたみてえなんだ。」
「んで中に居た連中は毒蜘蛛と一緒に閉じ込められて殺られたんだと思う。二匹くらいウロチョロしてたからな。」
「そうか……。怖かったろうに……。」
「あとで弔ってやろうぜ。運び出すの手伝えよ。」
「ああ。せめて墓くらいは作ってやらないとな。レキに話を付けて来よう。」
~~~
「そして事情を話して一室譲って貰ってな。今は皆そこで眠っている。」
「そうだったの。道理で技師型の亡骸が増えてると思ったわ。」
「あとで私たちも手を合わせてあげましょう。」
ううっ、私も手を合わせてきますね……!
「そうしてくれれば助かる。妹たちも喜ぶ……って、シーディ!? いつの間に!?」
ただいま戻りました! えっと、帰ってきたのは昔話始めた辺りですかね?
「帰ってんならさっさと言えよなあ……。」
うーん、話遮ってまで挨拶ってのもなあ、って思って静かにしてましたけど……。
「空気を読んだという事にしておいてやる。」
「おかえりなさい。その子の調子はどうだったかしら?」
「他の子達の整備も必要でしょう。貸しなさい。」
調子はバッチリでしたよ! あ、それで調整の件なんですけどね……秕の事も含めて、また今度という事にしてもらえないでしょうか?
「あら、どうして?」
「理由を聞かせて頂戴な。」
実はちょっと訳あって一回上層に帰ったんですよ。んで用事でまた行くことになりまして、一度断りを入れておこうってことで一旦戻ってきたんです。あ、用事が済んだらすぐ戻ってきますけどね?
んで理由がその、イーデンが身体のオーバーホールさせろって……あとこの子達の持ち主の事もありますし。
「返す目途が付いたのね? それなら仕方ないわ。」
「イーデンに会ってきたの? 機械根で跳べたのね。」
ええ。覚えはないんですけど、なんかいろんなところの機械根が登録されてるみたいで。中層とか寄り道しちゃいましたけどなんとか帰郷できました。
「おい、今中層行ったって聞こえたんだが、マジか?」
「上に帰る前に、その話、詳しく聞こうじゃないか……?」
ヒェ……お二人とも目が笑ってないですよぉ!?
「なに、道中何があったのか土産話を聞きたいだけだ。」
「どうせ何かしらやらかしてきたんだろう? 武勇伝をぜひとも聞かせて貰おうじゃないか。」
ひ、ひぃぃ……わかりました、わかりましたよぉ……。
・・・
「こッッッの、大莫迦者ぉ!!!」
ひぇええ~~!! すみません、すみません!!
「慌てて跳んだ先が中層で!?」
「しかも丸腰で羽蟲共の前に出て!?」
「極めつけは霧に銃を突きつけられてきただと!?」
「お前が機械根使えなかったらその場で殺されて資源にされていたんだぞ!? 命が幾つあっても足りないことをしてきた自覚があるのか!?」
返す言葉もございません……!
「わかったら二度とそんな迂闊なことはするんじゃない!! いいな!!?」
はぃぃ~!!
「もうその辺りで勘弁してあげなさいな。」
「これから気を付ければいいことだわ。ねぇ、シーディ?」
ハイ……ハイ……肝に銘じます……。
「……すまない。感情的になり過ぎたな……。」
いえ、当然のことだと思います……。
「それでもだ。だが何故怒鳴ったかはわかるな? 折角拾った命をそんな事で落としてほしくないんだ。だからもう少し慎重になってくれ。いいな?」
はい……気を付けます……。
「やれやれ、ほんとよく生きて帰ってこれたと思うぜ。」
ナズさんから見てもそうなんですね……。
「そりゃな。お前が行ったっていうエリアなんだがな、あそこは街路樹って呼ばれててガーディナの第三育房のすぐ傍なんだ。」
「育房!?」
「正確には、戦士候補の養成所みたいなもんだ。霧候補の特殊訓練なんかもしてる。」
うへぇ、そりゃあ特殊部隊も出てきて当然ですね。
「しかし姉貴が見逃すなんて、どういう心境の変化だ?」
「命令があって出てきたんなら、声を掛ける前に手足撃ち抜くくらいするはずなんだが。」
「確かに、ホールドアップだけというのは温い対応だな。」
「なあ、一つ聞きたいんだが……姉貴、鎧殻着てたか?」
いえ? てっきりビルの中だから鎧殻着てないのかと思ってましたけど、違うんですか?
「ああ、姉貴は任務の時、
「そうじゃないという事は、独断で動いたという事か?」
「多分な。……もしかしてもう引退してんのか? でもアイツが姉貴を霧から外すとは思えねえな……。戦士の教官でもやってんのか?」
じゃあまた会ったら聞いてきますね!
「行くなと言われたばかりだろおばか。」
そうでした!!
「まったく……。どうしてお前はそう平和ボケしてるんだ? いくらアルカンドが融和を推進する方針だとしても、戦争中の相手に会いに行こうなんて能天気過ぎるだろう。」
あはは……こればっかりは性分なので……。
所で、先程のお話に出て来てた『ギプロベルデの秘宝』何ですけど、少し良いですか?
「なんだ、何か引っかかるところでもあったか?」
はい。とはいえまだ確信には至ってないので……ベルさん。
「なんだ?」
ナズさんが見つけてきた記録媒体の残骸、まだ持ってますか?
「ああ、これだ。」シュン
ちょっとお借りしてもいいです?
「構わんが、何をする気だ?」
ちょっと試してみたいことがあって。スッ
「あら。」
「あら?」
「短剣なんか取り出して何を、」
ふんぬっ!! ドスッ!
「おわっ!」「な、お前何を!」
いったぁ~い! でも、予想が当たってれば、多分これが効くはず……っ! ズグ タパパッ
「血……じゃない。白い液体、CELLか!?」
「確かにそこは変換器官だけれど……。」
「いくら何でも無茶だわ。何をする気?」
ズッ っふぅー……。ベルさん、私の副腕、あれだけが綺麗に直ってた理由お教えします。
私、お腹に再生促進剤を生成する器官があるんです。イーデンがCELL変換炉を改造して、機能を追加したんですよ。
「! それで
ええ、その促進剤です。私思ったんですよ。ニンフも自動機械も、ホドですら同じ素材からできていて、みんな自己修復できる。
だったら、私の
「可能性は無くはないだろうが、身体張り過ぎだぜ……。」
「随分と思い切ったことをするのね。」
「どうやら読みは当たったみたいよ。結合が始まっているわ。」
「これは、形がひとりでに整って……!」
成功! もう少し待てば、完全に直るかも……!
・・・
「反応が止まったか?」
じゃあかさぶたを剥がして……と。おお~。
「ヒビ一つない新品状態ね。」
「あとは中身ね。データも復元されているのかしら?」
早速確認してみましょうよ! ベルさん!
「あ、ああ。……凄い、本当に読み込めるとは。」
「それでどうなんだ? 秘宝について何か書いてあるか?」
「待て、今見ている。うーむ……。」
どうしました?
「流石にデータ部分まで綺麗に復元とはいかなかったようだ。断片化していて読み取れる情報は一割も残ってないな。」
「でも一応読めるには読めるんだろ? だったら上等じゃねえか。」
「そうね。あとは復元方法を探せばいいだけだもの。」
「残っている情報で何か面白いものは無いのかしら?」
私も気になりますね!
「お前らなあ……お、ホログラム画像データが一枚だけ生き残ってたぞ。」
「どんな感じなんだ?」
「まあ待て、今映す。」ヴゥン「!?」
「あらあら。」
「これは……。」
「おいベル、これって。」
やっぱり、もしかしなくても『アレ』ですよね。
「馬鹿な……禁域の砲台が、秘宝だと……!?」
・・・
なんだかとんでもない真実を明らかにしちゃいましたね~。
「まさかアレがそうだとは……いくらなんでも気付けるわけないだろう。しかし、本当にアレが切り札だったというのか……?」
「よくよく考えて見りゃ、蟲が引っ付いてるところが極端に弱ぇだけで、足元はやたら頑丈なんだよなアレ。」
「圧倒的な体格、正確な砲撃、単発超大口径の主砲。」
「要素だけで見れば確かにギプロベルデと言えるかもしれないわね?」
そんなものが何であそこに? ギプロベルデになければおかしいんじゃないですかね?
「それに実在するのなら態々遺書に嘘だなんて書くこともないはず。一体何が……?」
「今考えても答えは出ねえよ。復元する手段探した方が良いんじゃねえの?」
私の方でも何かいい方法ないか探してきますね……帰った時にイーデンにちょっと聞いてみます!
「ああ、頼む。」
「そういえばオーバーホールを受けるんじゃなかったの?」
「早く戻った方が良いんじゃなくて?」
はい。あんまり待たせるのも悪いですし、そろそろ行きます。
「おう、寄り道すんなよ。」
「ゆっくりしてこい。身内には会えるうちに会っておくものだ。」
……はい。じゃあお言葉に甘えて……それではまた!
「行ってらっしゃい。」
「待ってるわよ。」
・主人公
ようやく帰ってきたがすぐ帰る 秕の話はさらに延期
よく見ると昔話始める直前に転送してきている
街路樹でヴォーグがすぐさま駆け付けたのは、重要拠点の目の前だからでしたとさ
万能体液は概ね∀のナノスキンです
・ベル
ということで、手紙イベント後の姉御でした。なので身投げはしないし、店も開いてるという訳なんですね
ナズが居てくれたのでゲーム本編ほど思い詰めなかったものの、流石にアレを秘宝だとは思わなかった様子
(現在所持している貴重品:断片化した極秘ファイル、妹たちの髪飾り、妹からの手紙)
・ナズ
種子ちゃんの代わりに姉御の身投げフラグを折ってくれたMVP
アレの事は薄々そうなんじゃないかとは思っていたが、ベルが反応してないからほなちゃうか……とスルーしていた
ガーディナの中にあって姉妹への情が厚い異端児 なので使い捨てるどころか食い尽くす方針の女王とはそりが合わなかった
・ヤシカ&ムシカ
電磁加速技術は例のアレで知っている
今回のことでギプロベルデの電磁加速技術にも興味が湧いた
機会があれば直接見に行きたいとも思っている
・ギプロベルデの技師型達
ゲーム本編において例の部屋で骨になっていた八人と、下で埋もれていた数人 皆がそれぞれベルお手製の髪飾りを身に着けていた
何故禁域に居たのか、なぜ秘宝がここにあるのか、何故あの部屋に閉じ込められていたのか
これらは機会があれば短編で書きます
・超大型狙撃砲
禁域名物はギプロベルデ産という事になりました 一発逆転のギプロベルデビグザム
実際、足元にダメージが通らない重装甲、大口径砲による超長距離からの正確な狙撃という点では、実にギプロベルデ的ではある
こんなんでも一応鎧殻の親戚 アルカンドでいうところのシャーレ枠