二つの意味でな!
今回もねギャグなんだよね!
メモリーキラーのことを完璧に忘れてました
なんとか伏線張って掘り下げていこうと思います
ネタが、つきてるのでヤバイですとも
「イ、痛あああぁぁぁ!」
あれから小萌先生の帰ってよしの許可を得たのだけど、上条の負傷が思ったよりもひどかったらしく、足と体の所々に大量のシップが貼られ、一人では歩ける状態ではなかった
責任を感じた俺は上条に肩を貸して帰路についている
「上条大丈夫か?」
「ヤバいです。、ハイヤバイですとも、こんな体では料理は作れないし暴飲暴食シスターに何をされるか!」
「シスター? 聖職者が家にいるのか」
「聖職者というより喰種ですよ。喰種。そろそろ俺が食べられる」
ガチガチと歯を鳴らす様をみてそれは大袈裟すぎるだろ
と思っていた自分を殴りたくなった
「インデックスただいまー」
「とーま! 遅いんだよ! お腹ペコペコかも」
「イ、インデックスさん………実はですね、上条さん体を負傷しまして、料理が全く出来ない状態でして」
「え! それじゃあ久しぶりの外食!? やったー!」
「お金がないので冷蔵庫にある物を食べてください」
「へ? とーま、それ本当に言ってるの?」
「……………はい」
「冷蔵庫の中には賞味期限が過ぎた卵や野菜類しかないのも知ってる?」
「……………はい」
「そんなものは食べられないんだよおおおおぉぉぉぉ!」
上条に飛びつく様はまさに獲物を狩る時の肉食獣のそれだった
「ギャアアアアアア!」
頭をいくら振っても離れないシスター
何だこの子は!? どれだけ八重歯が鋭いんだ!
てゆーか、上条が何かうわ言のような事言ってるしそろそろ危険だ!
「やめるんだ!」
ピクリと体を反応してこちらを見る
見るというよりかは睨むという方が正しい
「グルルル、なにかな? わたしはお腹が空いてるんだよ? イライラしてるんだよ? なんならあなたを食べって私はいいんだよ? 背に腹は変えられないって言うしね」
怖いよ!この子怖過ぎるだろ
「いや、野菜がたくさんあるなら野菜炒めでもすればオカズのひとつは作れます」
あまりの怖さに敬語を使ってしまった
「野菜………炒め……………」
「……………野菜炒め」
「あなたが作ってくれる?」
「……………へ?」
「オナカ減ったよ。タベテイーい?ピギッ、食べたいヨ。イイかなァ?」
「よしっ、上条、台所と食材を借りるぞ。極上の野菜炒めを作って見せる!」
自分が食べられないために!!
冷蔵庫の中を見るとほとんど何も無い状態でちらほらと野菜が置かれているだけだった
ネギとピーマンともやしとキャベツか……………肉はないけどタレがあるから大丈夫か?
チラッとシスターの方を見ると依然として上条の頭に噛み付いている
「おなか、オナカ、減ったヨ……………食べたい食べたい食べたいイイィィぃ」
ミシミシと何かが砕けていく音が聞こえてきた
早く作ろう! 上条の命が危ない!!
「お待ちどうさま」
冷蔵庫にある野菜の全てを使って作った野菜炒めは以前のラーメンの二倍近くはあるだろう量だ
香ばしい香りがシスターの鼻腔をくすぐり我慢できなかったのか、いただきますを言うのも忘れ料理にかぶりついていた
「むふむふふふふはゴックン……………んむんむうまし旨すぎるっ!おかわりなんだよ」
「何だって!?」
あの量をたった一人で!? しかも数分で完食だと!?
このシスター只者じゃあない
間違いない!こいつは、こいつは美食家だぁぁぁぁぁぁ!!
「おなか減ったヨ……………ビギッ、駄目だよ人間は食べるれけど駄目だよ………でも、当麻ならいいよネ」
「ち、ちょっと待ってください! もう食材がないんです。何も作れませんよ」
「ない?………アルよ。とうまがあるヨ?」
万策尽きた……………
上条、君は犠牲になるしかないみたいだ
「とーおおおおまぁぁああああ!」
「やめないか」
「うぁぁあ? 誰ぇ? うへ?」
「食欲に呑まれるとは貴様はそれでも神に身を捧げる身か」
声の方を見ると本棚の上で手のひらサイズの人形が喋っていた
魔女のような三角帽子をかぶり、髪は金髪で碧眼の眼帯人形
お世辞にも趣味がいいとは言い難い
そこで一つの疑問点。というより、常識的に考えてはたして人形は喋るだろうか?
この時代にあるかはわからないけれど、俺の居たコロニーにはハロというロボットがいた
球体で言葉は少しカタコトだが会話するには十分な知能が備わっていた
今喋っている人形が例えロボットだとしても、手のひらサイズの人形に流暢に言葉を話す知能と直立二足歩行を可能にする技術を導入する事は言うまでもなく難儀なことだ
それを、この学園都市は可能にした?
それじゃあここの科学力は遥かに俺の居たコロニーよりも―
「おい、人間。貴様に名案がある」
「え、」
「そこの暴飲暴食シスターには台所の隅に置いてあるキャットフードでも食わしておけ」
「いや、それはさすがに、」
「ほぅ、ならば今このシスターが上条当麻を喰らってコイツが入院してもいいと言うのか? あぁ、どうしようか。そんなことをされては私は誤って貴様を呪い殺してしまいそうだぞ」
なんだよ! この人形すっごい怖過ぎるだろ!!
しかも地味に近づいてきてるし!
「こんなに小さくなっても腐っても元魔人だ。お前一人を殺す程の魔力など造作もないぞ」
? 今このロボットは魔力とか言ったか
「魔力?」
「えぇい! 早くせんか!! アイツが本当に死んでしまうぞ!!」
「トウウマァァァアアアァァイギイイイイイッッッ!」
「ははは………やめろって、明日はカツサンドだからさーあははははは」
「キャットフードはどこだぁぁぁぁっっっ!!!」
早急にキャットフードを用意して皿の上に盛った
シスターは食べれたらなんでもいいのかさっそくキャットフードの山にかじりついた
「ふぅ、ひとまずは安心と言った所か」
一息つくようにロボットはぺたんと座り込む
それにしても良くできたロボットだ
こんなにも表情を豊かにできるなんてまるで人間そのものだ
「よくできたロボットだ……………」
「む、貴様、オイ貴様、今私のことをロボットと抜かしたのか?」
へぇー、怒った表情もできるんだな
「あの鉄の塊と私が同等だと? ふざけるなよ人間風情が!!」
ダァァァンッと足元にあった参考書が破裂した
破裂した?
破裂っ!?
「っ!」
「私は魔人だぞ、魔を極めたものだぞ! それをあのガラクタと同じとはなんたる屈辱か! 生かさんぞ人間!!」
ペチと俺の足を、殴る
何も起こらなかった
「……………あれ? おかしいな」
スタスタとまた参考書近づきに触れるとパァァァッンと破裂した
それは何かを確かめる様な作業だった
「それっ」
また俺の足に触れた
当然何も起こらなかった
「……………ハハハハハハハ! 今日のところは見逃してやろう。この魔人オティヌスの懐が深いことに感謝感激雨霰とばかりに感謝するんだな」
惨めだ……………可愛そうだ
「ふむ、きさま魔術が効かないとなると魔術側の人間か?どんな霊装を使っているんだ」
「さっきから気になってたんだけどさ。魔術とか、魔力とかって何なんだ?」
「むっ! 貴様、魔術側ではないのか!? しまったな、あまり話すべきでは無いのだが魔術を見せてしまったし、私の存在も知られたのだ、仕方ないな」
「魔術とは、才の無いの者に力を与えるいわば魔法だよ。ここの人間どもにあわせれば超能力といったところだ」
「だが、魔術は超能力とは違い代償が必要だ。当たり前だろ? お前達人間だって何かをするにしてもエネルギーを使うんだ。むしろ何の代償なしに能力を使える事自体が異常なのだ」
「ん? つまり魔術ていうのは才の無い人なら誰だって使えるのか? 俺でも使えるのか?」
「いや、無理だな。貴様ら科学側の人間にはなぜか魔術が使えない。なぜかな」
「じゃあ、お前は何なんだよ。ロボットじゃないって言うんなら人間なのか?」
「勿論私は人間だ。まぁ、人間というよりは魔人だがな」
そんな、馬鹿な。こんなに、小さい人間がいてたまるか
誰かが遠隔操作か何かしているロボットだろ
「貴様信じていないな」
「そりゃそうだろ、こんなに小さな人間なんて聞いたことがない」
「ふん、ならば証明してやろう」
何を思ったのかオティヌスは自分の親指をガリッと噛んだ
そしてその噛んだ掌を俺に見せてきた
「血がでてる……………」
「そうだ。血液はロボットにはないだろ?」
「こんな小さいのに人間……………」
「小さい言うな!コンプレックスなんだぞ!それも最近できたやつだ!」
「最近てことは前は普通の大きさだったてことか?」
「当たり前だろ。色々と事情があるんだ。そこのところは詳しくは聞かないでくれ」
「わかった。誰にだって聞かれたくない過去はあるもんな」
「ほぅ、理解がいいな人間。この科学の街で魔術をすんなり受け容れるとはな。気に入ったぞ。名前を教えろ人間」
「バナージ・リンクスだ」
「私はオティヌスだ。バナージか、変わった名前だな。ここ日本では太郎とか三郎とかだろうに」
なんだろう。あまりよくは知らないけれど間違った知識な気がする
「まぁ、上条当麻を救ってくれたことには感謝する。こいつは外に出るといつも生傷を作ってくるのでな」
………今日その傷を作ったのは俺だということは黙っておこう
「そろそろ完全下校時刻とやらが過ぎる頃だぞ。帰らなくていいのか?」
「えっ? うわ、もうこんな時間か!」
今日はジャッジメントにも行ってないし明日皆に謝らなくちゃいけないな
俺は急いで支度をして上条の家を後にした
気のせいであってほしいのだが、扉を閉めた途端に上条の悲鳴が聞こえた気がする……………気がするだけだよな!
なんとか書けた
ネタ切れ間近の秋原です
頑張ります
バトル展開はやくしたい
てか、オティヌスどうでした?
新約は一応全部読んでますけどオティヌスを上手く演出できた自信が無いです
感想、ご意見をかいてくれたら作者が踊りだします
└(・∀・)┐ズンズン┌(・∀・)┘チャッチャッ