バナージ「学園都市?」   作:秋ノ原春助

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早くバトル展開したいです


バナージジャッジメント

 

……いつのまにか寝ていた

 

白い天井だけしか見えない

 

瞼をこすり少しずつ目を覚ましていく

 

すると、扉の向こうから数人の声が聞こえる

 

「だからだからねって、ミサカはミサカはおねだりの姿勢をとってみたり」

 

「うっせェぞ。めんどォだろうが」

 

「ギャハハ、いってやりなよモヤシくん!」

 

「俺はモヤシじゃねェぞォ!!脳ミソブチ撒けて晒してやんぞゴラァ!」

 

目覚めの朝はどうやら最悪みたいだ

 

よく見るとココは誰かの部屋だったみたいだ

 

そこら中にコーヒーの缶が置かれている

 

だとしたらとても申し訳ないことをしたと思った

 

ここで寝るはずだった人の場所をとってしまったのだから

 

バナージ「とりあえず挨拶しなくちゃだな……」

 

扉を開けるとそこには白髪の少年と少女と女性、恐らく二人は姉妹だろうか

 

どことなく髪型や目元などが似ている

 

バナージ「今日からここに住まわせてもらうことになりました。バナージ・リンクスです」

 

「おゥ」

 

「ギャハハ、よろくしくー」

 

「よろしくねーってミサカはミサカは可愛さを強調して挨拶してみたり」

 

……また個性的な人達ばかりだなぁ

 

本当にここは特徴的な人を集めているのか

 

と疑問を浮かべながらも自己紹介は続く

 

「俺は一方通行(アクセラレータ)だ」

 

「私は番外個体。ワーストでいいよ」

 

「私はラストオーダーだよってミサカはミサカは個体名を名乗ってみたり」

 

バナージ「よろしくお願いします」

 

番外個体「ギャハ、しっかし、大変だよね。わたし達は居候だけどおなた違うものね」

 

と指さして言う番外個体

 

もちろん俺にだ

 

一方通行「そうだなァ。まあ、アンチスキルのお手伝い頑張ってくれや」

 

ラストオーダー「がんばってね、とミサカはミサカは陰ながら応援してみたり」

 

バナージ「えっ? えっ!?」

 

全く話が見えてこない

 

確かに黄泉川さんが、何か話している時に眠ってしまった気がするけど

 

適当に相槌をうってしまった気がする

 

眠たくて疲れていて何かを考えるどころではなかったのだ

 

あれー、 知らないの?とラストオーダーが疑問符をうかべる

 

アナタは今日からジャッジメントとして働くことになっているんだけどってミカサはミサカは覚えていないアナタに優しく諭してみたり

 

ジャッジメント?……あぁ、初春さんや白井さん達が入っていた組織のことか

 

でもどうして俺が?

 

……どうにかして断ることはできないだろうか

 

泊めてもらった恩はあるが昨日のような危ない連中達と戦うのは御免だ

 

それに誰かを傷つけるのは好きじゃない

 

できるならもっと他の事で恩返しがしたい

 

一方通行「そーいえばよー。黄泉川は少し人員不足が解消されてしかも、実力がある奴が入ってくれたって喜んでたなァ」

 

番外個体「あー、年甲斐も無く喜んでたねギャハ」

 

ラストオーダー「うんうん、あんなに喜んだ黄泉川を見るのは久しぶりってまるで母親のようにミサカはミサカは感慨にふけってみたり」

 

断れない!!

 

なんだかすごい断りにくい雰囲気だ!!

 

一方通行「つーかよォ、お前ジャッジメント支部に行かなくていーのかよ。確か午後の4時には来て欲しいとかいってたぜ」

 

バナージ「四時……ってもう3時半じゃないですか!」

 

急いで出掛ける準備をする

 

準備といっても靴を履くだけだ

 

朝食、今となっては昼食だが食べている暇は恐らくないだろう

 

何も口にせず俺はジャッジメント支部へと向かった

 

 

 

バタンと扉が力強く閉まる音が響く

 

番外個体「ギャハハ!! だ、騙された騙された!ギャハハハハハ」

 

ラストオーダー「あんな見事に引っ掛かってくれるなんて……て、ミサカはミサカは驚きを隠せないでいたり」

 

番外個体「しかし、よくアナタも協力したわね。さっきまでは渋っていたのに」

 

と壁にかけてある時計の長針の位置をもどしている一方通行に問いかける

 

一方通行「アイツの反応が面白かったからなァ。ついつい悪ノリしちまッた」

 

それにと一方通行は続ける

 

一方通行「黄泉川が喜んでたッつーのは本当のことだ。」

 

番外個体「でもここにアイツが来た時には熟睡状態だったからねギャハ」

 

ラストオーダー「多分ジャッジメントの話は覚えてないって、黄泉川は言っていたけれど」

 

一方通行「残念そうな顔してたよなァ。覚えてくれていたら伝えてくれとは言われたケドよ。まぁこれは黄泉川に対する恩返しッてやつだ 」

 

番外個体「アンタがジャッジメントになれば黄泉川は喜ぶよ? ギャハ」

 

一方通行「俺はンなもン柄じゃねーよ」

 

ラストオーダー「えー、そんなことないよ。私はアナタのジャッジメントの姿を見てみたいって希望してみたり!」

 

うっせぇ。とデコピン

 

ラストオーダー「いたぁい!てミサカはミサカは平和を訴えかけてみたり」

 

 

 

そんな和んだ空気とは、別にバナージは混沌とした空気の中にいる

 

ジャッジメント支部はどこだ……

 

地図は持っていないし、ガムシャラに急いできたからどこから来たかも分からない

 

どうしたらいいんだ

 

帰りも行きも分からず途方に暮れるばかりだった

 

あれからどれくらいの時間が過ぎただろうか

 

あてのない道を行くなんてカッコイイけれど実際はただの迷子だ

 

この年になって迷子は相当キツいものがある

 

誰かに道を尋ねるにしてもなぜか辺りには人がいないし

 

公園の地図を見てジャッジメント支部を探そうとしたが支部が20以上あってどこの支部に行けば分からない

 

 

あぁ、なんて……なんて…………

 

「「不幸だ」」

 

ん?

 

どうやら、人が近くにいたらしい

 

というより真横にいた

 

しかも同じセリフを言ってだ

 

「うわー、同じことを言うとか上条さんは恥ずかしいことですよ?」

 

うわーうわーと頭をかきむしるツンツン頭の少年

 

当然俺も恥ずかしい

 

しかし、恥じんでいる場合ではない

 

時間がおしているのだ

 

もう三十分はとうに過ぎているだろうけど急がないにこしたことは無いのだのだから

 

バナージ「すいません、道を聞きたいんですけど。いいですか?」

 

「うわー……え? はい。いいですけど」

 

バナージ「ジャッジメント支部に行きたいんですけど分かりますか?」

 

「ジャッジメント支部って言ったってたくさんありますよ?」

 

バナージ「近くに飲食店があるジャッジメント支部にいきたいんです」

 

「そんな所沢山ありすぎてそれじゃあ特定できませんよ」

 

バナージ「そ、そんな…………」

 

万事休す。八方塞がりだ

 

もう手はないのか

 

また、アンチスキルの人達のお世話になるのか

 

不幸だ……

 

暗雲が心の中を埋め尽くす

 

なんで俺は迷子になっちゃったんだろうな

 

ここは広すぎて嫌になる

 

もう直径100mになってくれよ

 

と訳のわからない自暴自棄になっていると声が掛かる

 

「やっと見つけたわよアンタ!」

 

「げっ!ビリビリ中学生じゃねえか」

 

声をかけられたのはおれではなくツンツン少年の方だった

 

「アンタねぇ、この前までは苗字を呼んでたのになんで帰ってきたらもどってるのよおおおお!」

 

驚くことに少女の頭の先から火花がちっていた

 

チリチリチリチリ

 

それが電気だと理解するのは少女が能力を行使した後だった

 

バリっバリバリバリバリ

 

ツンツン少年に向けられた電撃は一切の手加減がなかった

 

能力に、手加減があるかは分からないが全力で能力を行使したのだけは分かった

 

少年に電撃が届いた瞬間

 

それはガラス細工のようになり

 

パリーンと散って消えたのだ

 

「やっぱり、それには適わないか。ええぃ勝負よ勝負! 私の名前を覚えるまで闘うんだから!!」

 

「えぇい!あなたはデュエル脳ですか!! てゆーか、この前上条さんにキツイ電撃お見舞いしたばかりだろーが!」

 

「あ、あれはあんたが弱ってたからちゃんとした勝利にはならないのよ!だからこれで決着をつけましょ!」

 

なんだこの風変わりなイチャツキは

 

「スマンが、今はこの人に道を教えなきゃいけないんだ。だからお前とのデュエルはまた今度な」

 

「はぁっ!? また人助けしてんの、アンタは!……懲りないわね」

 

「困っている人がいたら、ほっとけないだろ」

 

「ふーん、てゆーかそこの人さ、制服着てないよね」

 

痛いところを疲れてしまった

 

また、外部の人間たらなんたら聞かれるのだろうか

 

「そーゆ、校風なんだろ」

 

「バカっ、魔術師って可能性があるでしょーが」

 

ま、魔術師!? また新しいワードが出てきたぞ!

 

しかもそれはあまりにも非現実的なワードだ

 

「 いやいやそれはねぇよ。だってこの人、俺の幻想殺し見て驚いてたからな」

 

「そうなんだ……ってあなたもしかしてバナージさん?」

 

バナージ「はい、そうですけどどうして俺の名前を知ってるんですか?」

 

「黒子からバナージさんの話を聞いたのよ。メモリーキラーの被害にあったてね」

 

「め、メモリーキラー? てなんでせうか?」

 

「あんたそんなことも知らないの? まっ、あんたには右手があるから関係ないか……」

 

それにあんまり厄介事には関わって欲しくないし

 

と誰にも聞こえない声でボソりと呟いた

 

「ジャッジメント支部にいきたいんですよね? なら、案内しますよ」

 

バナージ「ありがとうございます」

 

先程までは野蛮な女の子だと思ってたけどなんだ案外礼儀正しいことなんだ

 

今のバナージにはこの少女が、天使はたまた、女神に見えていることは間違いなかった

 

そこにツンツン頭の少年を残して二人はジャッジメント支部へと向かった

 

「……あれメモリーキラーは説明してくれないのでせうか?」

 

 

 

 




こんな感じでぼちぼちキャラを出していこうと思ってます

感想などを書いてくれれば作者が発狂します

\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!
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