バナージ「学園都市?」   作:秋ノ原春助

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もうね……ネタがつきたんだよ


病院で暴れられる

目を覚ますと白一色の天井が映った

 

首を傾けると腕にたくさんのチューブが繋がれていた

 

バナージ「ここは病院?……ッ!」

 

体中に鈍痛が暴れ回る

 

ああ、思い出した。確か俺は白井さんを助けるために紫を退けてそこで気絶してしまったんだ

 

なら一体誰がここに運んでくれたんだ?

 

コンコンとノックする音がなる

 

「入るよ、おや、目をしましたようだね」

 

入ってきたのは白衣をきたカエル顔の医者だ

 

「運ばれてきたときは大変だったよ。一方通行の治療と君の治療での連続だったんだよ」

 

バナージ「すみまッッ!」

 

また鈍痛が暴れ回る

 

「ああ、無理してしゃべらなくていいよ。君は過度の疲れが原因だね。まぁ、明後日には退院できるから。後遺症とかは心配ないよ」

 

バナージ「……」

 

ウギャアア゙ア゙ア゙アインデックスサンソレハダメシンシャウッテ!!

 

トウマハマッタクハンセイシテナインダヨ!!

 

ソレニハワタシモドウイケンダ

 

オティヌチャンタスケテエエエ

 

ダレガオチン○ンダ!!

 

マテ!ソンナコトハイッテナア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!

 

 

病院なのに隣の部屋から悲鳴が聞こえる……

 

「やれやれ、また治療しなくちゃいけないのかね。よいしょっと 」

 

カエル顔の医者はやれやれといった感じで部屋を出ていった

 

「あっ、今日から面会できるからね。もしかしたら誰か来るかもしれないね」

 

とだけ言って

 

よかった、白井さんが入院してないってことは腕は治ったんだ

 

少し安心した……でも痛みは消えない

 

外見の怪我が治ったとしても心の怪我は治らない

 

白井さんを傷つけてしまった

 

ギリッとはがみした

 

 

医務室

 

「やれやれ、やっと治療が終わったよ。しかし、バナージ君面白い脳波をしている……別に異常があるわけではないし、かといって普通の学生達と同じというわけではない。全く異なる脳波をもっている。まるで人類の進化を目の当たりにしているみたいだよ」

 

プルルルと電話がなる

 

「私だ」

 

「……君か。何のようだ」

 

「私の計画には不必要な者が現れたのでね。それを私の前に差し出して欲しいのだよ」

 

「僕は医者だよ。患者を見殺しにするわけないだろ」

 

「……」

 

ブチッツーツー

 

「ふぅ、全くやれやれだよ」

 

 

 

どうしてこうなったんだ?

 

状況が全く理解できない

 

カエル顔の医者が出ていったすぐ後にお見舞いに来てくれた人がいきなり「身体で恩返しします!」と言って馬乗りをしてきた

 

誰なんだ! この女性は誰なんだ!!

 

そもそもこの女性は少しおかしい。長ズボンをわざわざ片足の部分をまるまる切り取ってるし、シャツだってなぜか腹を見せびらかすようにしてるし

 

これが俗に言うビッチというやつなのか!?

 

てゆーか力強すぎるだろこの人!!

 

実際襲われたら恐怖しかないんだな……助けてくれユニコオオオォォォン!!

 

「こ、これがケジメなのです……かみじょ―え?」

 

きょとんとした顔になる女性

 

「あ、あなたは誰なのですか?」

 

バナージ「え、俺はバナージ・リンクスです」

 

「さ、さようですか。あれ? 上条当麻は?」

 

バナージ「知りませんけど……もしかして人違いじゃないですか」

 

もしかしてじゃないけれど、確実にだけど!

 

かァーと耳まで赤くなった女性は馬乗りの体勢から物凄い速さでベッドから離れてどこかへいってしまった

 

バナージ「なんだったんだあの人は……」

 

病院であんなことをする人がいるのかやはりこの学園都市は変人もしくは変態ばかりが集まっているなぁ。とまたもや思わされてしまった

 

なんだろうさっきの衝撃で痛みがすごく和らいだ気がする

 

コレがショック療法てやつなのか

 

御坂「入るわよー」

 

バナージ「御坂さん」

 

御坂「元気そうじゃない。よかったわ……ところでさっきの女の人誰?」

 

バナージ「分からない。ケジメがどーとかカミジョーとか言ってたけど」

 

御坂「アイツまたやらかしたのか……」

 

額に手を当てた御坂さんは何か苦悩しているようだった

 

……!! まさか、御坂さんもカミジョーて人に馬乗りになるのか!?

 

入院患者には馬乗りになるのが学園都市のしきたりなのか!?

 

バナージ「……御坂さん、無理はしないでくれ」

 

御坂「え! いや、バナージさん何を言ってるの? それより、昨日のことなんだけど」

 

昨日のこと……

 

御坂「黒子を治してくれてありがとね」

 

バナージ「お礼なんて……」

 

あれは俺のせいだ

 

力がなかったから、何も出来なかった俺のせいだ

 

御坂「後で黒子もお見舞いに来るみたいよ。それじゃあ私は用事があるから」

 

そういうと御坂さんはそそくさと出ていってしまった

 

数分後隣の部屋から謎の電撃が放たれた事以外は特に何もなかった

 

白井「お待たせしましたのぉ!!」

 

面会時間終了ギリギリで白井さんはお見舞いにきてくれた

 

白井「ハフューヒィー、ほ、報告書に追われてこの時間になってしまいましたの。でもなんとかなりましたの」

 

どうやら、急いで来てくれたみたいだ

 

バナージ「別に明日でもよかったのに」

 

白井「いいえ!! ワタクシの両腕を治して頂いたんですもの。 あなたを病院に送っただけで借りが返せるとは思えませんの!」

 

バナージ「病院まで運んでくれたのは白井さんだったのか。ありがとう」

 

白井「いいえ、 礼にはおよびませんの。ジャッジメントととして当然のことをしたまでですの」

 

ところでと話は切り替わる

 

白井「バナージさんの能力。 あの光は何ですの? 光で治療するなんて初めて見る能力ですの!」

 

バナージ「ごめん、俺にもよく分からないんだ。あの時は必死だったから」

 

本当はわかっている

 

あれはユニコーンの能力だ

 

ニュータイプデストロイヤーシステム通称NT-D

 

サイコフレームにはまだ未知の力が隠されていると技術者の人達は言っていた

 

その力が治癒の能力を持っていてもおかしくはない

 

だが、俺の体からサイコフレームの能力が発現されたのはおかしい

 

……やめよう。分からないことをいくら考えても分からない。当たり前のことだ

 

白井「……そうですの。バナージさんの能力が分かればどこの学校の学生かわかると思いましたが、残念ですの」

 

バナージ「ごめん」

 

白井「謝らないでくださいまし。むしろ謝るのはこちらの方ですの。先に現場に向かったワタクシが足を引っ張るなど……」

 

バナージ「いや、白井さんは俺をここまで運んでくれたじゃないか。それに白井さんの両腕を折られたのには俺にも責任があるんだ。だから謝らないで欲しい」

 

白井「そんな! ワタクシがいけませんの!! ワタクシが」

 

バナージ「それは違うよ白井さん。だって―」

 

「あーウォッホン」

 

カエル顔の医者が出入り口に立っていた

 

「もう面会時間は過ぎてるから痴話げんかはまた明日にしてくれないかい?」

 

白井「ち、痴話げんか///」

 

え、どうしてそこで顔を赤くするの?

 

白井「ま、この話はまたの機会に持ち越しですわね」

 

バナージ「出来れば今回限りにしてほしいな」

 

「あー、あとバナージ君。君は明日から退院して大丈夫だよ」

 

バナージ「えっ!? 明後日じゃなかったんですか? 」

 

「うん、そのつもりだったんだけれど。君の今の状態を見て大丈夫だと判断しただけだよ」

 

白井「でしたら、明日ワタクシが迎えに行きますの」

 

「その必要は無いみたいだよ。ヨミカワって人がバナージ君を迎に来るみたいだから」

 

白井「そ、そうですの。 それではワタクシはこれで。御機嫌よう」

 

シュンと白井さんは消えた

 

最後、少し落ち込んだふうに見えたのはきのせいだろうか

 

少し哀愁を感じたような

 

「ちょっといいかな」

 

カエル顔の医者は先ほどとは違って真剣な顔つきになっていた

 

「君は近いうちに不幸が訪れるよ。トビっきりのがね。どうしてそんなことが分かるのかは言えないけれどね。準備はしておいた方がいい」

 

バナージ「え? どういう意味ですか」

 

「それじゃあ、話はこれだけだよ。今日はもう休みなさい」

 

そう言うと医者は出入り口へと戻っていった

 

バナージ「ちょっと待ってくださいよ! さっきのはどういう意味なんですか!!」

 

ガララとドアを開けると

 

「私は医者だ。怪我をしたらいつでもきなさい。私にはそれしか出来いなからね」

 

ピシャリとドアを締められると無理矢理会話を中断させられた

 

バナージ「だからどういう意味何ですか……」

 

 

―窓の無いビル

 

だだっ広い空間の中、何百という数のケーブルが円柱の容器にのびている

 

その容器に入っているのは女性にも男性にも見える人間、アレイスター

 

学園都市を統べる者

 

逆さに浮かんでいるアレイスターは静かに笑っていた

 

アレイスター「フフフ、邪魔者の排除は君に任せるよ」

 

カツンと容器に向かって歩いているのはアロハ服にグラサンの男

 

名を土御門元春

 

土御門「おいアレイスター、コイツは本当に学園都市の脅威になるんだろーな?」

 

アレイスター「もちろんだ。君も見ただろう? バナージ・リンクスの力を」

 

土御門「……確かにあれは能力ではない何かだ。しかも、魔術的な物でもない。例えるなら幻想殺しに近い」

 

アレイスター「そういうことだ。何かわからないモノは早めに潰しておいて損はない」

 

土御門「お前がそうまでしてバナージを恐れるとはな。何かあるのか?」

 

アレイスター「恐れる? フっ、違うよ全く見当違いだ。安全だからこそ潰すんだ」

 

土御門「? 安全なのに潰す意味なんてあるのか」

 

アレイスター「君は知らなくていいことだ」

 

土御門「ハンッ、分かった了解だ。バナージ・リンクスが学園都市にとって充分な脅威とみなしたら排除する。それでいいな 」

 

アレイスター「いや、それでは遅い。即刻排除だ」

 

土御門「理由も分からないのに殺すなんて俺はやらねぇ。アレイスターお前勘違いしてないか? 確かに俺は学園都市のスパイだが魔術側のスパイでもあるんだぜ? 」

 

アレイスター「……いいだろう。好きにしたまえ」

 

土御門「あぁ、そうさせてもらう」

 

そういって土御門は去っていった

 

アレイスター「……安全であるがゆえにこの学園都市の闇を知ればここに住む人たちの安全の為に猛威を振るうだろう。たとえそれがバナージ・リンクスの嫌う争いになっても」

 

呟いた言葉は部屋に響きそして消えていった

 

誰に聞かれることもなく

 

 

 

―病院

 

消灯時間になってもなかなか眠れなかった俺は能力を発現出来るかどうか試してみた

 

イメージは体の芯に力を入れる感じで

 

バナージ「……ハッ!」

 

パァッとサイコフレームの光が体から溢れ出る

 

バナージ「出来た!」

 

だがその光はすぐに消えてしまった

 

バナージ「あっ」

 

紫の時も長時間、能力を使っていなかったけれどもう少し長く使っていた気がする

 

バナージ「こんなに短かったっけ?」

 

思考しているとドッと疲れが押し寄せてきた

 

例えるならいきなりハンマーで頭を叩かれたような衝撃

 

バナージ「グウッ!!……そういえばあの時も能力を使ったあとにすぐ気絶してしまったんだったな」

 

この疲れなら……ねむ……れそうな…………

 

 

 




ただ前回の戦闘シーンが書きたくてこの小説をつくったので次の話が思いつくまでギャグでごまかすつもりです

感想などを書いてくれれば作者が発狂します

( ´Д`)σ)Д`*)プニョプニョ
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