【青学三次】(自称)モブの日常掲示板   作:掲示板物好き

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ブルアカはベタな青春ものでいいじゃないのおじさんです
オラッ! シリアスなんてもう終わりじゃい!

反転や怪談に対しての独自解釈が含まれます

かなり長くなりましたので、青学世界の先生反応集入れて3話構成にしてもよかったかも?

注意:前編から見てください!


偽・百花繚乱1章後編 あなたが必要なんだ

<青学精神体 集合所 15>

 

2682:名無しの青学生

まだ残ってるもんだな

 

2683:名無しの青学生

しゃあないやん

ワイら反転汚染が重症なんやし

 

2684:名無しの青学生

それでもよぉ いつまでこのままなんやろなぁ

 

2685:名無しの青学生

精神体でいる時間も長いなぁ……

 

2686:★精神管理人 Mk2

本来は反転すると元に戻せないんですから

治るだけマシだと思ってください

 

2687:名無しの青学生

でもよぉ……原作ホシノはあっさり治ったんだぜ?

 

2688:名無しの青学生

そんなに、あっさりだったか……?

 

2689:名無しの青学生

ワイらも不完全な反転やから治るんやろ

 

2690:★精神管理人 Mk2

反転した神秘を抑えながら、少しずつ別の神秘に入れ替えてるんです

時間がかかるのは仕方ないんですよ

 

2691:名無しの青学生

安全第一って言ってくれるから分かるけどさ

 

2692:名無しの青学生

神秘の入れ替えって何だよ!

 

2693:名無しの青学生

私にも分からん

 

2694:★七武生

>>2687も気付いたように

原作の方法で一気に治す方法もあるよ。

 

2695:名無しの青学生

でたわね

 

2696:名無しの青学生

いやです(先行入力)

 

2697:名無しの青学生

早く戻れるならやりたいよ

 

2698:★精神管理人 Mk2

安全性が確立できてないどころか、危険な方法ですよね?

 

2699:★七武生

クロコが言ってた「自身の本質の一部を棄てる」から思いついたんだ。

反転した部分を本質の”崇高”ごと切り捨てるという治療法だよ。

そうすれば根本から治せるし、他の青学生へ感染の心配もないよ!

 

2700:名無しの青学生

それ絶対大丈夫じゃないよね!?

 

2701:名無しの青学生

ホシノが無事なのも奇跡みたいな話だったろうが!

 

2702:★七武生

そりゃそうだよ。

色彩に侵されたのは、”青学生”という部分だしね。

それを棄てるってことは”青学生じゃなくなる”んだよね

 

2703:名無しの青学生

もう防御バフが受け取れないってことか

 

2704:名無しの青学生

青学の通信ネットワークも無理になるのかな

 

2705:★精神管理人 Mk2

かなりに不便になりそうですね

 

2706:★七武生

ん~もっと根幹の部分だよ。

青学生って”転生者”と”異界の神性”とかが崇高なんだからさ、

”転生者”じゃなくなるに近いかな。

 

2707:名無しの青学生

???

 

2708:名無しの青学生

まるで意味が分からんぞ!

 

2709:名無しの青学生

分かるように説明しろ……

 

2710:★七武生

・前世の記憶がなくなる

・青学生としての記憶が薄れる

・青学生同士の共感がなくなる

少なくともこれらが起きるだろうね。

 

2711:名無しの青学生

 

 

2712:名無しの青学生

はえ?

 

2713:★精神管理人 Mk2

そんな危険な方法を誰がすると思いますか!

 

2714:名無しの青学生

私は受ける

 

2715:名無しの青学生

やらせてください

 

2716:名無しの青学生

ミーもやるデース

 

2717:名無しの青学生

ダチョウ倶楽部ネタやないで、ワイもやる

 

2718:★七武生

まぁ、何人か出ると思ってたよ。

反転箇所が多いのは、別自治区で生まれて青学で対応処置をしなかった人たち。

つまりは、青学(前世)よりも生まれ故郷(今世)が大事だろうしね。

 

2719:★七武生

さぁて、同意書や誓約書の準備をしなくちゃね。

神秘技術は補助だけで、”前世を棄てる”という本人の覚悟が必要だけど……

そこを心配する必要はないだろうね。

 

2719:★七武生

それじゃあ、元々要望が強かった百花繚乱の二人を最初にするよ。

目が覚めたら、キヴォトスの生徒として頑張って生きてね。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 まどろみから目が覚める。

 どうして私はここにいるのだろうか。

 

「俺は、私は、クレハだ」

 

 自分の名前を口に出して確かめる。

 しかし、もう一つ名前があった気がする。

 

 胸の奥に小さな喪失感がよぎる。

 

「行かなくては、嘘を本当に変えるために」

 

 だが、それ以上に体は「行かなければ」と叫んでいた。

 

 ベッドから跳ね起きては、隣に掛けられた水色の羽織を着る。

 ずっと眠っていたからか、体がまだ上手く動かない。

 

 ゆっくりと病室の扉を開くと、ちょうど隣の扉も開いた。

 

 

 

 

「先輩、どこまで覚えてますか?」

 

「自分が青学生だったことはまだ覚えてる。

 だが、違和感が出てきてる」

 

「自分は七武生の名前も出てこなくなってきました」

 

「アヤメ委員長の居場所くらい知っておきたかったんだがな」

 

 歩いていると、少しずつ体が慣れてきた。

 欠けた何かをこのキヴォトスのもので埋めている感じがした。

 

 端末を触っても、いつも見ていた掲示板を開けない。

 私はどんな名前で書き込んでいたのだったか。

 

 

 

 

 病院を出ると、車が止まっており、ライトが私たちを照らした。

 

「今日までは青学生だから特別料金で送るよ~。

 以前の装備は積んであるから確かめてね~」

 

「助かる。飛ばしてくれ」

 

「元々半分以上が百鬼夜行の神秘に染まっていたんだって~

 欠けた部分はあっちに行ったら補充されるだろうさ~」

 

「そして、完全に青学のことも忘れていくのか。少し寂しくなるな」

 

「二人とも後悔は~?」

 

「「してない」」

 

「そう~、じゃあ今度こそ良き人生を~」

 

 良き人生? ああ、そうだ。

 私はようやく、この世界を正面から見れたのかもしれない。

 

 ゲームでも、物語でもない。

 泣いて、笑って、生きる人たちの世界だ。

 

 この世界は本物だ。

 

 

 今度こそ、ちゃんと仲間の手を握りにいこう。

 

 

 


 

 

<百花繚乱編実況スレ その2>

 

331:☆お祭り黒王号

シズコ先輩とキキョウ先輩の家に向かってます……

 

332:名無しの青学生

いいな~ 俺も行きて~な~

 

333:名無しの青学生

お祭り当日に舞のお願いしに行くとかスケジュールおかしいくね?

 

334:名無しの青学生

あの! 原作以上にユカリちゃん追い詰められてんですけど!

本当に止められないんですか!

 

335:☆お祭り黒王号

シズコ先輩はお祭りの為、善意で動いてんですよ

勘解由小路の実家はOK出してたから止められませんて

 

336:名無しの青学生

もうさぁ! 原作再現しなくていいからさぁ!

見てて悲しい気持ちになるからさぁ!

 

337:名無しの青学生

エデン編のトリスパイのワイも同じ気分やったんや、お前らも味わえ

 

338:名無しの青学生

何もしてないのに、勝手に拗れて、原作寄りになってんだよ

 

339:名無しの青学生

むしろ悪化してないコレ? ほんとに皆立ち直れる?

 

340:☆お祭り黒王号

ああ、ついてしまいました……

ギスギスしてるの嫌だからお祭り運営委員会入ったのに

 

341:☆ゲッコウガァ…

コッチも先生がユカリちゃんと合流したの確認したわ。

キキョウさんの家に向かうわね。

 

342:名無しの青学生

>>340

是非とも、生反吐を録音してくれないか?

 

343:名無しの青学生

俺も聞きたい

 

344:名無しの青学生

生反吐ってなんだよ!?

 

345:☆お祭り黒王号

話の最中は端末触れないので、音だけの配信にします

 

 

390:名無しの青学生

思ったよりキッツイ

 

391:名無しの青学生

「友達と騙し合いながら続けたごっこ遊びは楽しかった?」

やっぱスパイのことめっちゃ怒ってるじゃん!

 

392:名無しの青学生

原作よりも言葉の棘が重いんだよぉ!!

 

393:名無しの青学生

ガチ切れというか、後で後悔する八つ当たりも混じってるなぁ……

 

394:☆お祭り黒王号

あの空気にいた私が吐きそうなんですけど

とにかく、ユカリちゃん探しにシズコ先輩と離れます

 

395:名無しの青学生

やっぱシュロをとっとと捕まえて、普通に仲直りさせる方向でいいな

 

396:名無しの青学生

保守派もガミガミ言えんなってるしね

ちょっとくらい、逸れても……バレへんか

 

397:名無しの青学生

肝心のシュロが見つからないんですがね!

 

398:名無しの青学生

それな~

 

399:名無しの青学生

もう現地スパイ少ないから観光客の振りでも人員増やせなかったのか

 

400:名無しの青学生

全員! 聞いてくれ!

先生から連絡が来た!

 

401:名無しの青学生

は?

 

402:名無しの青学生

ひ!?

 

403:☆ゲッコウガァ…

流石ね先生、生徒のためならこれくらいしてくれないと

 

404:名無しの青学生

ふ?

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――変わる一手――

 

『ナグサを探して欲しい?』

 

”ナグサに会ったことがある忍術研究部にお願いしたいんだ”

”助けたい子がいるんだ、お願い”

 

『誰かを助けたいってことだね?

 先生殿らしい理由! それなら断る理由はないね皆?』

 

『ちょっと待って欲しいわ、先生』

 

『ちょっ! 師匠!?』

 

”この声、どこかで……?”

 

『先生が助けたい子は、その子だけかしら?

 そして、私たち以外にも頼れるのは本当にいないの?』

 

 

 

 

”アロナ、調べて欲しいことがあるんだ”

 

「はい! 先生、何を調べましょうか?」

 

 

 

 Prrrrr…… Prrrrr……

 

『はいよ! 出前と出張屋台のどちらがお望みで!』

 

”君に、青学の子に手伝って欲しいことがあるんだ”

 

『先生かい、そば屋への注文じゃないが聞いたげるよ』

 

”百花繚乱のみんなを、ユカリの舞台まで連れてきてくれないかな?”

 

”きっと、少しすれ違ったしまっただけで……”

”彼女たちもユカリや百花繚乱を大切に思ってるはずなんだ”

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

452:名無しの青学生

早く見つけろぉぉ!! シュロがやらかすぞぉぉ!

 

453:☆お祭り黒王号

知り合いの一年生たちは見つけました!

人力車借りて連れていきます!

 

454:名無しの青学生

ナイスゥ!!

 

455:名無しの青学生

キタちゃん! ウマの力で引っ張るんだ!

 

456:名無しの青学生

やっべ、もう付喪神が出てきた

 

457:エルンガー

通信が不安定になってますね……

青学掲示板は無事ですが

 

458:名無しの青学生

探すどころじゃないんですが、火事起きないように守らないと

 

459:名無しの青学生

私らモブやぞ? 傘お化け相手でもキツイっての

 

460:名無しの青学生

こんなこともあろうかと!

事前に古い傘の撤去と消火設備を整えておいたのさ!

 

461:エルンガー

医療関係施設も準備していたので無事ですが……

私は怪我人対応で人探しは中断します

 

462:名無しの青学生

それだけど、三年生見つけたぞ!

ってか助けてくれた つ座標

 

463:名無しの青学生

マジ? なら案内役としてすぐ行くわ

 

464:名無しの青学生

解散令出ても見回りと人助けするいい人らだわ

 

465:名無しの青学生

本当に原作以上にやる気ある人残ってんだよね……

先代や離脱したスパイが頑張ってたからだろうな

 

466:名無しの青学生

うわ、もうそば屋さんが来た

え、何その屋台? ジェットついてるの?

 

467:名無しの青学生

青学製の屋台やぞ 障害物にもなるし逃走にも使える優れものや!

 

468:名無しの青学生

だから青学スパイってバレたんじゃ……

 

469:☆ゲッコウガァ…

忍研だけど、ナグサ先輩と二年生が揃ってるわね。

いないはずのシロコ天狗さんもいるけど

 

470:名無しの青学生

ハァ!? あいつまだ青学病院だろ?

 

471:名無しの青学生

原作キャラ3人とスパイ1人と一般部員2人

合計6人って多すぎぃ!

 

472:名無しの青学生

おかしい、シロコ天狗が何の連絡もなく来るのか?

 

473:☆ゲッコウガァ…

隠し合図を送っても反応がないわ。

もしかして、怪書で作られた偽物かしら?

 

474:☆七武生

本人だよ。

もう彼女は青学生ではなく百鬼夜行生になったんだ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――もう一度、ここから――

 

 キキョウたち二年生がナグサへ”百蓮”でユカリを助けるよう頼んでいた所……

 彼女たちを囲んでいた付喪神が倒れ、見知った顔が現れた。

 

「おまっ! いつ戻ってきた!」

 

「ついさっき、手術直後にすぐに来た。

 それと青学も辞めてきた」

 

「「「休んでろバカ!!!」」」

 

「人の気持ちを勝手に決めつけて暴走してたお前らにだけは言われたくない」

 

 

 

 

「それよりナグサ先輩、早くユカリの所へ行ってくれ、殴るのはその後にする」

 

「殴るんだ……」

 

 へこんでいる原因の一人に理不尽を言われてナグサは困惑するが……

 

「一人一発で許すわ。だから今は、ユカリをお願い、ナグサ先輩」

 

「キキョウさんも乗るのですか」

 

「さっきまで、泣きそうな顔で先輩の胸に顔当ててたっすよね?」(原作CG)

 

「薄かったから包容力なかったんだろ?」

 

「セクハラはダメだぞクレハ!」

 

「お前が言うか? 百花繚乱の痴女服鬼め」

 

「よ~し、アタシは先にお前を殴るわ」

 

「……私のスタイルも良ければ、もっと注目を集めちゃうでしょ」

 

 

「「「「「うっぜぇ……とっとと行ってください!」」」」」

 

 

 変わらないやり取りに苦笑しながら、ナグサは駆け出す。

 二年生の5人は軽くふざけながらもその道を作り出した。

 

 

 

 

「……なんで、あそこまでして百花繚乱を守ろうとしたの?」

 

「レンゲが読んでた少女漫画にもあったろ?

 『付き合ってるフリをしてたら、本当に好きになった』ってやつだ」

 

「ちょっ! 人の読んでたのをバラすなよ!」

 

「ベタっすね~」

 

「だからまぁ、犠牲になったつもりもないし、恩を売ったつもりもない。

 それどころか、百花繚乱を利用した私が悪かった」

 

 原作イベント再現のために、花火好きの先輩を他のスパイと接触させた。

 百鬼夜行を守るためとはいえ、青学に情報を流していた。

 

 だけど、百花繚乱という組織だけは彼女にとって例外だった。

 

 

「例え百花繚乱がなくなっても、お前らと友達として一緒に遊べたのにな。

 結局、嘘のままでも仲間でいられる場所が欲しかっただけなんだ」

 

 

 クレハは、それが自分のためについた嘘だったと認める。

 仲間に「自分たちのために犠牲になった」と思われることだけは嫌だった。

 

 たとえ、無理矢理続けた数カ月だったとしても――

 あの楽しい日々を失いたくなかっただけだった。

 

 本当に――ただ、それだけだった。

 

 

 

「……アンタをまた信頼することはできない」

 

「って、キキョウ!」

 

「だから――せめて、行動で示して」

 

「そうだな。まずは先輩と後輩を助けるか。

 その後は……ナグサ先輩よりは手加減して殴ってくれよ?」

 

 

 

 

 

 ――あなたと友達に――

 

 ユカリの元へ辿り着いたナグサと先生だったが……

 シュロの言葉によって再び絶望して動きを止める。

 

 付喪神に傷つけられ、シュロに蹴り飛ばされる。

 それでも、先生は諦めない。

 

 

”嘘をついて、いい顔して”

”そうやって演じるのは、何も悪くないよ”

 

”誰だって一度くらいある、普通のことだからね”

 

 

 続く先生の言葉がナグサとユカリに響く。

 彼女たちが暗闇から僅かに目を覚ますが……。

 

 

 (身共の百花繚乱を続けたいというワガママで皆が傷つけていました)

 (あの子には身共にはできなかった、家と故郷を捨てさせてまで……)

 

 ユカリは己が付けられた傷から立ち直れても――

 誰かを傷つけてまで、その願いを貫くことはできなかった。

 

 

 (今更、委員長代理を演じたって、百花繚乱は私がいなくても回る)

 (私を必要としてくれる人よりも……いなくてもいいと思う人の方が、きっと多い)

 

 ナグサは演技だった自分をユカリに好かれていたことを思いだしても――

 親しかった人たちが自分を見る恐怖から抜け出せずにいた。

 

 

 【百花繚乱紛争調停委員会を青学の裏切者が維持させた】

 本来ならあり得なかった幸運のロスタイムは、逆に二人を苦しめる呪いになっていた。

 

 

 

”嘘が原因でケンカしても、何度だって仲直りするよう努力すればいい”

”私はそのために皆の力になるよ”

 

「そんな風流でもない、最悪な物語なんてぇ……!

 ぜ~んぶ、滅茶苦茶にしてやりますよぉ……!」

 

 シュロの銃が先生へと向けられる。

 

 その引き金が引かれようとしたとき――

 

 

 

「舞台の特等席へぇえええ!!! 根性ワッショーーイ!!!」

 

「だらっしゃぁあああ!!! 出前一丁ぉぉおおお!!!」

 

 

「はぁぁぁ!?!?」

 

 

 

 付喪神を跳ね飛ばしながら、人力車とそばの屋台車が突っ込んできた。

 

 そして、先生を囲うよう停止したそれらからは水色の羽織の生徒が飛び出ていく。

 

 

「ユカリちゃん! 助けに来たよっ!」

 

「お祭り楽しみなのは、勘解由小路と関係ない!

 友達の晴れ舞台だから当然でしょ!」

 

「友達助けるのに『解散令』とか百花繚乱とか関係あらへんで~」

 

 一年生たちがユカリから生み出された無貌の形代へと立ち向かう。

 これからの未来に迷っても、仲間を助けることに彼女たちは迷わなかった。

 

 

「久しぶりにお前の泣き顔みたな、後輩にいいところをみせようぜ」

 

「祭りの邪魔するヤツも、仲間泣かせるヤツもぶっ飛ばす!

 これは誰の代だろうと変わんねぇよ」

 

 三年生たちがナグサと先生を守るように立つ。

 願う百花繚乱の在り方は違えど、受け継いだ信念は変わらなかった。

 

 

 彼女たちの声を聞き、ユカリが微睡みから僅かに覚め始め……

 

「ゴホッ……ゴホッ……変なの追いかけてきたらビンゴですね」

 

「「「ソウちゃん!?」」」

 

 血を吐きながら神速で走ってきた乱入者の声も届いた。

 

 

 

「ユカリちゃん、初めて会った時の言葉は嘘じゃありません」

 

 青学から慌ててやってきて、ユカリを探しまわった彼女は満身創痍だった。

 靴は脱げて、裸足から血が滲む。

 水色の羽織は少し焦げて、体中に煤塗れ。

 

 それでも、精一杯の、嘘でない本心の笑顔を浮かべる。

 

 

「どうか、私と、友達になってくれませんか?」

 

「もっちろんですわぁ!!!」

 

 

 すでに彼女たちの闇は晴れていた。

 

 

 

 

 

 ――信じている――

 

 

 目を覚ましたユカリ、増援に来た百花繚乱の一年生と二年生によって無貌の形代を倒された。

 

 それでも状況はまだ好転しない。

 

 ”怪書”を持つシュロに攻撃は効かず、無尽蔵に付喪神を召喚し続ける。

 持久戦となり、徐々に追い詰められていく。

 

 

 

「そろそろ、私らも加勢するか」

 

「そば屋の大将、運営委員会の嬢ちゃん、先生の護衛を頼むわ」

 

「んで、いつまで読んでるんだよナグサ」

 

「本当なら卒業の時に渡すもんだったのによ……

 まだ追加すんだから、あんま涙で汚すなって」

 

 ナグサは手帳のようなものを読み続ける。

 記録役の2人に渡されたそれを泣きながら手放せずにいる。

 

「わた、私、こんなに……」

 

 それは切り取られた様々な紙が貼りつけられたスクラップブック。

 そこには”ナグサ”と付箋が記された十数ページ。

 

 初めて一人で調停した時の写真と新聞記事

 アヤメが失踪してからの活動へのSNSの反応のスクショ

 ナグサ個人へ送られた多くの感謝状の切れ端

 『副委員長ガンバレ!』と先輩たちのメッセージ

 ここ半年に追加された、姿が見えず心配だという手紙

 

 

 そのどれもが、ナグサを見ていた。

 誰もが、彼女を認めていた。

 

 

「ミツクニ先輩とトシ先輩の代から作られたんだぞ。

 昔は堅苦しかった百花繚乱を変える一環だってな」

 

「一冊まるまるがミツクニ先輩で埋まってたから

 アヤメとお前の分から新しく作ったんだぞ」

 

「アタシらもただ記録するより楽しかったな」

 

「ま、何だ、アタシらも同期としてお前のことを認めて……

 ええい! 大将、笑ってるんじゃねぇ!!」

 

 恥ずかしさから逃げるように2人は前線へと飛び出し、先生とナグサが残された。

 

 

 

”ナグサ、あなたには素晴らしい仲間がたくさんいる”

”たとえ演技でも、必要とし、心配している人たちもいる”

 

「うん……わた、しには、もったい、ないくらい……」

 

”もしまだ自分に自信が持てないなら――”

 

”ナグサを信じてる皆を信じて欲しい”

 

 先生の言葉を聞いたナグサは顔を上げる。

 その先には、ナグサが来ると信じて戦う仲間がいた。

 

”もちろん、私もナグサを信じているよ”

 

 そして、昨日会ったばかりの彼女を、何の迷いもなく信じてくれる大人がいた。

 鈍った右手が優しく握られる。その温もりが、胸の奥へ静かに届いていく。

 

 

 

 

「ミツクニ先輩やアヤメのようになれないけど……」

 

 いつだって喜劇の主役を演じ続けた先輩

 誰より頼りになる大切で最高の幼馴染

 

 ナグサは2人の顔を思い浮かべては、かき消す。

 

「こんな私でも、みんなを助けられるなら、みんなが求めてくれるなら」

 

 そして、アヤメが消えてから必死に頑張ってきた自分を思い出す。

 あの2人よりも自分が憧れだと言ってくれた後輩の姿を見る。

 

 

「不格好でも、下手くそでも、滑稽でも……!」

 

 

「百花繚乱、委員長代理の御陵ナグサを演じてみせる!」

 

 

 

 

 

 ――もう一つの対立――

 

 ついに足並みのそろった百花繚乱紛争調停委員会。

 ”百蓮”と仲間たちの策によって、シュロを次第に追い詰めていた。

 

 シュロは最後の手段として、”怪書”を破って目くらましをしようとするが――

 

 

「がぁ……! え……?」

 

「勝ち確だったのに負けるなんてヒッドーイ!

 ウチらのスポンサーたちもガッカリしてるよ!」

 

「ここで先生にぃ借りを作るだけでなくぅ、

 負けてもらえばぁ動きやすくなったがぁねぇ」

 

 猫耳の少女――火車によって、シュロは首を締め上げられていた。

 

「まぁ、最低限の目的はぁ、果たさせてもらうよぉ」

 

 そして火車は、”怪書”の半分をむしり取った。

 

 

 

「な、んで……手前に……」

 

「不思議そうだねぇ。コッチも半分怪談化してるからぁ、

 ”怪書”持ちと怪談相手にもぉ攻撃できるさぁ」

 

「でもその本は便利だよね! 早く量産できるか試さないと!

 ゲヘナのゲーティアちゃんも喜ぶし、アビドスで死者の書も完成するかも!」

 

「そんなわけでぇ、とっとと手を放してもう半分をよこしたまえぇ。

 でないとぉ……火車の炎と土蜘蛛の病を浴びてもらうよぉ」

 

「やめ、やめて……!」

 

 

 ガァン!

 

 

 銃声が響き、シュロを掴み上げていた火車の腕が撃たれる。

 

 拘束が緩んだ瞬間、シュロは”怪書”を使って閃光を放ち、そのまま姿を消した。

 

 

「……あの子はぁ、君たちの敵じゃなかったかぁい?」

 

「シュロを捕まえるのは私たち。横から首を出さないで」

 

「酷いねぇ、君たちや先生が負けた時のためにぃ、備えていたんだよぉ」

 

「ずっと舞台近くでスタンバってたってね!」

 

”……百花繚乱の皆の力で解決できたよ”

”だから、酷いことはしないでほしいな”

 

「はぁ、仕方ないねぇ。半分でぇ我慢しよぉかぁ」

 

「センパイ! クリア報酬をあげなきゃダメだよ!」

 

 魍魎部の2人は先生とは敵対する気はないように見える。

 それでも、百花繚乱の誰もが気を抜けないでいた。

 

 特に、かつて火車と相対したナグサは強く警戒する。

 

 魍魎部には、シュロのように分かりやすい悪意があるわけではない。

 ただ、好奇心のために人を弄ぶ。

 ナグサは、その恐ろしさを知っていた。

 

 

 

「報酬としてぇ、先生の知りたいことを教えてあげよぉかぁ。

 あの役立たず引きこもりぃ――クズノハに会ったって意味ないよぉ」

 

「死者は蘇らないようにぃ、反転した者は戻らなぁい。

 完全に反転したぁアヌビスは、そのままさぁ」

 

「でもぉ少しだけぇ、反転したならばぁ、すぐ戻れるかもねぇ?」

 

”……その方法は?”

 

 先生は、色彩の来訪時に反転しかけた青学の生徒を思い浮かべる。

 青学側からは無事だと返答され、現在もゆっくりと治療していると聞いていた。

 

 先生としては、他に方法があるのなら治してあげたい。

 

 そんな思いを見透かすように、火車は元青学の百花繚乱の2人を指さした。

 

 

「崇高を、自身の本質を、切り捨てることだよぉ……

 そこの2人がぁ、故郷の記憶と繋がりを全て棄てたようにねぇ」

 

 

『!?!?』

 

 

 彼女が告げたのは、残酷な真実だった。

 それは2人が、本当に青学生ではなくなったことを意味していた。

 

 

 

「違う。棄てたんじゃなく、元に戻ったんだ。

 ここじゃない世界の記憶と預言に振り回されることも、もうない」

 

「スパイごっこ、ままごとに本気になった挙句ぅ、

 大人としての記憶と責任を忘れてぇ、幼児退行とかぁ恥ずかしくないのかぁい?」

 

「この世界をフィルター越しにしか見てないお前よりマシだ。

 生徒を見下して、寄り添うこともしない大人モドキめ」

 

「それでぇ?寄り添ったところでぇ、君も先生も、目の届く範囲しかぁ助けられなぁい。

 ワタシたちの研究は、本来よりも多くの存在を救ってるのさぁ」

 

「その気もない建前を並べるなよ。

 お前は好奇心で生徒を犠牲にしてるだろ」

 

 青資秘密学園には保守派と革新派以外にも対立はある。

 

 今世を主とし、キヴォトスに馴染み、生徒に寄り添おうとする生徒やスパイ。

 前世を主とし、キヴォトスの方を自分たちに合わせようとする社員や研究者。

 

 その両極端にいるのが、「元青学の百花繚乱生」と「半独立組の魍魎部」であり――

 彼女たちが相容れることはない。

 

 

 

 

「センパイ、センパイ! 喧嘩のトコ悪いけど、スポンサーから依頼だよ!」

 

「革新は先生の見極めぇ、保守は百花繚乱の当て馬ぁ……

 私は猫であってぇ、馬でないのだがねぇ」

 

「でもアッチはやる気マンマンだね!」

 

 仲間を貶された百花繚乱は、すでに魍魎部へ敵意を向けている。

 先生も百花繚乱を支援する姿勢を見せており、近くの青学スパイも同様だった。

 

「こんなキヴォトス流の終わり方はぁ、好きでないのだがねぇ。

 ”怪書”の試運転としてぇ、割り切るとしようかぁ」

 

「先生、安心してね! ちゃんと”百蓮”以外でも攻撃が通じるよ!

 でもでも、ダメージ半減は許してネ!」

 

 火車は”怪書”――稲生物怪録の数ページを書き換える。

 そこには、己の神秘の根幹たる妖怪の物語が綴られていく。

 

 罪人を焼く炎が舞台を覆う。

 付喪神の傘や提灯が燃え尽きる。

 クレハとソウを転生者として縛りつける炎の車輪が、火車の後ろで回り始める。

 

 

「罪人の死者を奪って焼き尽くす”火車”、

 お前を乗り越えれば、私とソウはこの世界で生まれ直した自信を持てる」

 

「ゴメン、皆。戻ってきてからお願いばかりですけど……

 私とクレハ先輩を助けてくれますか?」

 

 

『当たり前(だ)(よ)(ですわ)!!!』

 

 

「語尾を統一してくれぇないかねぇ……」

 

 

 ・・・VS 火車&土蜘蛛(SKIP!)・・・

 

 

 

 

  ――帰る場所へと――

 

「炎の効きが弱くなったねぇ、これで君は●●●でなくなったねぇ」

 

「センパイ……メッチャ痛いんでもう無理ぽ……!」

 

「そうだねぇ、ここらでワタシたちも帰るとしようかぁ。

 そこの君たちには、帰れる場所はなくなったようだけどねぇ」

 

 

「そんなことありませんわ!!!」

 

 

「ナグサ先輩も! クレハ先輩も! ソウちゃんも!

 皆さんの帰れる場所は、身共はちゃ~んと知ってますの!」

 

「そうかい。それはぁ、少しだけぇ、羨ましいかもねぇ……」

 

 魍魎部は炎と煙に紛れて消えていった。

 

”(彼女なりに、クレハたちを送り出そうとしてたのかもしれない)”

 

”(……彼女も帰れる場所を探し続けているのだろうか?)”

 

 

 

「あ、その、えっと……」

 

「ナグサ先輩……いや、なんでもない」

 

『(終わったら、終わったで気まず……)』

 

「ナグサ先輩ッ! 継承戦をしますの!」

 

「ナグサ先輩への腹パン大会はユカリの後にするか」

 

『お前らは空気を読めよ!!!』

 

 

 

「きゅう~~~」

 

「速攻で負けてんじゃねぇかユカリィ!」

 

「これでいいんですの! ナグサ先輩は身共の憧れのままでしたので!」

 

「そうかい、じゃあこれで解散か……どこへ行こうかね?」

 

「何を言ってますの?」

 

『え?』

 

「たとえ、先輩たちや身共が願う形は違っても、帰る場所は同じですわ」

 

 

「百花繚乱に……」

 

 

「身共たちの家に――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――舞台裏にて――

 

「カカカ! ワシの勝ちじゃの、アヤメ」

 

「まさか、あのナグサがね……」

 

「アヤツ、積極性はないが、人に頼られれば奮起するヤツじゃよ」

 

「ふん、自分からは何もできないままじゃないか」

 

 

 

「コクリコはユカリを気にしてたのじゃが……

 まるで似とらんの! むしろアヤメの方が近いの!」

 

「どういうこと?」

 

「何でもできるせいで、人に頼れないで

 限界を超えてようやく誰かに頼ると思えば……

 仲間でもない引き籠りババアに頼るとこじゃな」

 

「平気で人が気にしてること言うね先輩ッ!?

 それと、クズノハ相手に当たり強くない!?」

 

「だって、ワシとキャラ被っとるし!」

 

「会ったことないけど、それは絶対ないって分かるよ」

 

 

 

「次もミツクニ先輩が行けないようにしておかないと……」

 

「別にオヌシが足止めせんでも、行くつもりはないのじゃが。

 厄災や引退済みのコクリコが出ぬ限りは、そうそう行かぬよ。

 ご隠居頼りでなく、現役に成長してもらわんとの」

 

「先輩は気分屋だから何も安心できないんだよ。

 ちなみに、先輩ならどう解決するの?」

 

「簡単じゃぞ。ただ呼びかければ良いだけじゃ。

 『鳴らせや! 鳴らせ! 手拍子鳴らせ!』とな」

 

「???」

 

「音が学園中に広まれば、民の恐怖も薄れて”怪書”も意味をなさん。

 後は、全ての音と視線の先にワシが立てば勝ちじゃ」

 

「む、無茶苦茶すぎる……」

 

「カカカ! 世界を舞台に、ワシを主役とした喜劇を演じる!

 ワシのやることなぞ、いつもそれだけじゃ!」

 

 

 

「……本当に止めるつもりはないの、先輩」

 

「アヤメ、ワシは言ったであろう?

 遊びを持ち、好きにやって、人生を楽しめと」

 

「その結果、百鬼夜行が燃えることになっても?」

 

「カカカ! 自治区相手に喧嘩するのも青春であり、祭りじゃ!

 百鬼夜行なれば、それに付き合えるじゃろうよ!」

 

「自分と同じことを他人ができると思わない方がいいよ先輩。

 あなたの大切なものが焼かれていくのを見てるがいいさ」

 

「オヌシもまたワシの愛する百鬼夜行連合学園の者。

 ワシは期待しておるし、好きに祭りを楽しむがよい」

 

 

 

「もう帰ってしまったか、せっかちじゃのぉ」

 

「カカカ、百花繚乱と青学のどちらの後輩もクソ真面目すぎるのじゃ」

 

「嘘も本当も、前世も今世も、どれか一つを選ぶことばかり考えておる」

 

「全てじゃ……全てを受け入れ! 全て手に入れる!!」

 

「オヌシもそうであってほしいのぉ……先生?」

 

 

 

 

 ――オマケ:百花繚乱の委員長投票――

 

「百花繚乱紛争調停委員会、委員長投票!」

 

 

「結果発表ーーー!!!」

 

『いえぇぇぇぇぇい!!!』

 

 

「というわけで、はいコレ!」

 

〇各委員の投票先

 ナグサ:一年生、ユカリ、キキョウ、レンゲ

 アヤメ:二年生、ナグサ

 ミツクニ:三年生

 

 

〇ナグサへの評価

 

「やっぱり、ナグサ先輩が一番ですわぁ!」

「……ウチら一年生はアヤメ委員長と入れ違いやし、知らんのや」

「先代様は恐れ多くて……それに留年してる人はちょっと……」

「まぁ、アヤメ委員長がいない間、頑張ってたし」

 

「良かったな! ナグサ先輩!」

 

「うん。皆の期待に応えれるように頑張るよ」

 

 

〇アヤメへの評価

 

「問題解決の早さなどは、やはり委員長の方が優秀ですよね」

「ナグサ先輩は暗いので、明るいアヤメ委員長の方が向いてるっすね」

「やっぱ、アヤメしか勝たん」

 

「待て待て待て! 投票先のナグサ先輩が何真っ先にアヤメ委員長を推してるんだよ」

 

「みんなも、アヤメの顔と声は覚えてるよね?

 雨の日でも、太陽のように明るい笑顔。(以下、原作ポエム)」

 

「そこまでは……」

「ちょっとキモイっす」

「ルイズコピペよりマシ……何だこの記憶?」

 

 

〇ミツクニへの評価

 

「委員長に必要なのはな……最高の戦闘力と、象徴としての在り方なんだよ」

「その上、ただ力で調停するんじゃねぇ。全員を巻き込んで祭りにしてくれるのさ」

 

「でも、近くで巻き込まれるのは大変だったよね……

 ミツクニ先輩がいいのは、ちょっとMなんじゃない?」

 

「誰がMだ! それならアヤメが一番のMになるだろうが!」

「アヤメにおぎゃってたお前が一番ヤベーヤツってことを忘れんな!」

「委員長が失踪した原因ってナグサ先輩も関わってるのでは?」

 

「わァ……あ……」

 

「皆様! ナグサ先輩はまだ万全でないので、お優しくしてください!」

 

『(めんどくせぇ……)』

 

 

 今日も百花繚乱紛争調停委員会は平和に過ぎていった。

 

 


 

 

〇隙あらば自分語りな後書き

 5話も続いた百鬼夜行関連は終わりィ!

 初期の1話完結コメディ風はどこ…?ここ…?

 

 

 次話には時間がかかりそうです。

 

 山海経がまとまらずボツにしたので、偽・オラトリオのつもりですが……

 プロット時点で、原作差異が大きい!ストーリーが長め!超シリアス!

 それでも良ければ、見ていただくと嬉しいです。

 

 

 そんなわけでタイトルをドーンと出して、自分の逃げ場を防ぎます!

 

 偽・百花繚乱編  花を継ぎては、芽吹きを待ち侘びて  ハッピーエンド

 偽・オラトリオ編 偽りの四騎士(仮)      ビターエンド?

 

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