【青学三次】(自称)モブの日常掲示板   作:掲示板物好き

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もう40話なので流石に短編から連載へ変えました(今更)

ゲマトリア語なんて分かるわけないのでニュアンスでお願いします
崇高に対し”解釈”より”力”を求めるベアトリーチェがカールの脳に優しい

前半と後半の温度差があるので、突然のシリアスにご注意下さい!
とはいえ、最後までシリアスになりきれませんがね


アリウスカルテット①

 ――本編開始5,6年前――

 

「カール、あなたの学園を見せなさい」

 

「……不可解」

(いきなり、何言ってんだこのババア?)

 

 それは、ある日のゲマトリアの成果報告の場

 ベアトリーチェの一言から始まった。

 

「マダム、アリウス自治区の掌握は称賛します。

 更なる支配のため、カールの成果も参考にしたいのでしょうか?」

 

「ええ、(わたくし)より先に手駒と領土を整えた手腕を認めましょう。

 ただ……対価もなく(わたくし)のモノとなったアリウスを研究するのは認められません」

 

「ふむ、一理ある。マダムもただ求めるだけではない。

 私も人工天使のためアリウスの書物を求めた。

 その対価として、マダムへの模倣体(ミメシス)技術の貸与を認めている」

 

「マエストロも私も作品のため、失われたトリニティの歴史を参考にし、その成果を対価としておりますからね」

「そういうこったぁ!」

 

「理解、検討」

(分かったけど、すぐに答えられるか!)

 

 インコ頭の男は寡黙な様子に見えて、とてつもなく焦っていた。

 涼しげなスーツの内側は鳥肌と汗にまみれていた。

 

 彼は青資秘密学園を掌握している――ように振る舞っているただの一般人(?)。

 カンペにない質問をされるたび、困り果てるしかなかった。

 

 

 

「クックック、私も報告書だけでなく実物を一度は見たいですねぇ。

 当然、こちらの研究成果を提供いたしますよ」

 

「カール、君の芸術を見せて欲しい。互いの異なる視点による刺激も必要だろう」

 

「群による記号への認識の統一によるテクストの変質、

 まだその途中でしょうが、その過程も大変貴重なものです」

「そういうこった!」

 

「恐怖や憎悪でなく、『存在しない共通の故郷の記憶』の植え付け。

 そんな回りくどいもので本当に制御できてるのかしらね?」

 

「…………」

(俺に聞くなぁあああ! 早く終われぇえええ!)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

<【緊急】ゲマトリア、訪問するってよ>

 

4:★鳥頭

ということで助けてクレメンス

七武生も会議中だけど、皆の知恵も貸してくれ!

 

5:名無しの青学生

鳥ニキ、オッスオッス

 

6:名無しの青学生

断れや! 答えは沈黙じゃねぇんだよ!

 

7:名無しの青学生

無茶言ってあげるな

ゲマトリア相手に頑張ってるやし

 

8:名無しの青学生

帰ってきたカールの毛が抜けてて可哀そうやった

 

9:★鳥頭

今の俺、鳥頭なのにストレスで剥げそうになってたの!?

 

10:名無しの青学生

 

11:名無しの青学生

ストレス……十円……ウッ、頭が……

 

12:名無しの青学生

下手に断ってゲマトリアから外れるのもマズイからセーフで

 

13:名無しの青学生

ヤベーよヤベーよ、ワイらがただのパンピーってばれたらマズイって

 

14:名無しの青学生

いい感じの洗脳を受けてる演技でもする?

 

15:名無しの青学生

どんな演技だよ……

 

16:★鳥頭

試しにやってみる?

オラッ、催眠! 催眠解除! 催眠!

 

17:名無しの青学生

○○○○^~(気さくな挨拶)

 

18:名無しの青学生

おれは しょうきに もどった!

 

19:名無しの青学生

青学生は こんらんしている!

わけも わからず じぶんを こうげきした!

 

20:名無しの青学生

統一感だせや!

どこが【群】の力を引き出す洗脳じゃい!

 

21:名無しの青学生

個性しかないんだよなぁ

共有・共依存の設定、どこ…ここ…?

 

22:★鳥頭

もうちょっと簡単にしてくんない?

俺がしたことになってる洗脳もイミフだし

 

23:名無しの青学生

そこは分かっとけよ

 

24:名無しの青学生

これで誤魔化せてるのも才能だよな

 

25:名無しの青学生

>>22

えー、最初の洗脳について、簡単に言えばー

俺らは「自分を転生者だと思い込んでる生徒」という感じの洗脳だっけ?

 

26:名無しの青学生

そうそう、各地の生徒が共通の故郷を求めて集まったり、協力者になる理由としてね

 

27:名無しの青学生

生まれた自治区が違えど、我らは魂の姉妹!

なんて汚い桃園の誓いなんだ……

 

28:★鳥頭

そう聞くと、俺ってかなりヤバイ存在と思われてんの?

その後も色んな洗脳とか実験してることになってんでしょ

 

29:名無しの青学生

ハイ

 

30:名無しの青学生

ぶっちゃけ、ベアトリーチェよりクソ扱いされそう

 

31:名無しの青学生

先生が来てバレたら、キヴォトス生活終わりナリ

 

32:★鳥頭

先生! 悪いことしてないので見逃してくれないですか?

 

33:名無しの青学生

駄目です

 

34:★鳥頭

んぁあああああああ!?!?!?

 

35:名無しの青学生

ふざけてないで、ゲマトリア訪問の話に戻して

 

36:名無しの青学生

真面目にやってぇ!(JC並感)

 

37:名無しの青学生

今のワイらはガチのJCもいるんだよなぁ

 

38:名無しの青学生

でも、何をすればいいんだよ

 

39:★七武生

別に自然体でいいよ。

 

40:★鳥頭

お、会議終わった? 全部任せていい?

 

41:名無しの青学生

自然体ってそれでいいのかよ

 

42:名無しの青学生

学校でBD見て勉強して、帰ってアニメとゲーム

こんなんでもおk?

 

43:名無しの青学生

普段通りって、青学自治区の防衛と発展かな

 

44:★七武生

>>40 喋るのはコッチでやるから黙って立ってて。

お前らってキヴォトスからすると違和感の塊だからいい感じの説明で誤魔化す。

下手にゲマトリアを意識して演技する方が怪しい。

 

45:名無しの青学生

違和感の塊って……ひどい

 

46:名無しの青学生

でも、それで誤魔化せる?

 

47:名無しの青学生

何でや! ちゃんと仕事や青春してるやろ!

 

48:名無しの青学生

皆、5年後に備えて真面目に準備してるのに

 

49:★七武生

それなんだよ。

キヴォトスで日本人の価値観を持ったまま普通に生活してる。

それだけで十分、異物感を出せてるんだ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「本日、青資秘密学園の案内とカールの代弁をさせていただきます

 どうか、よろしくお願いいたします」

 

「カールの最高傑作、その七人のうちの一人……素晴らしいですね」

 

「よろしく頼むよ」

 

 

 

 

「まずこちら、開発済みの生活区となっております」

 

「ふむ? キヴォトスの光景と変わらんように見えるが……」

 

「牙を抜いて家畜としたのですか、悪趣味ですね」

 

「マダム、何か分かったのですか?」

 

「銃声一つしないどころか、誰も銃を持たず平静でいる時点で異常。

 大方、反抗できないように闘争心そのものを無くしたのでしょう」

 

「ええ、その通りです。

 更に、ただ生活するだけで、共依存による相互認識が循環するよう設計しております」

 

「青学生という記号に対し、【群】そのものが共通認識によってテクストを固定する。

 それによって神秘の発露の方向性を制御可能としているのでしたね」

「そういうこった?」

 

「彼女たちは作品でありながら、それを評価する大衆でもある。

 ゴルコンダとデカルコマニーとは類似点はあれど、やはり乱暴に感じられるな

 ああ、これは貶しているのではなく、称えているのだ、カール」

 

「マエストロ様、画一的とすることで、模倣体(ミメシス)を展開しやすくなる利点もございます」

 

「……」

(何言ってんだコイツら?)

 

「私が求めるのは家畜でなく、強力な駒です。

 次は戦闘用のモノを見せなさい」

 

「かしこまりましたマダム」

 

 

 

 

「ここから先の隔離区画は危険なため、用意した護衛をお付けください」

 

「……以前に失敗作と報告されたものですかね?

 ただ制御不能としか書かれてなかったので興味ありました」

 

「多少制御が効かずとも、使えるのでしょう?」

 

「……不可、狂気、闘争」

(戦闘狂のランカーを制御とか無理に決まってんだろババア)

 

 

「C4プレゼントタ~イム!」

「えッ? 今日は5乙までしていいの?」

「ミサイルカーニバルです」

「お注射の時間ですよ~(蘇生)」

「コンティニューしますかかカカカ?」

 

 

「「「「………………」」」」

 

「まぁ、同士討ちと復活を繰り返す様子を見ると、そうなりますね」

 

「確かに……これはカールも報告が難しいでしょうね」

 

「彼女たちは、何を表現してるのだろうか? 怒り、悲しみ……いや、喜びなのか?」

 

「【狂戦士】と解釈させ、そのテクストによる狂気と回復力の向上だろうか?」

 

「それだけではありません。彼女たちは元来英霊の神秘を持つ者たち。

 行動とテクストによって彼女たちの内面の神秘をより引き出してるのです」

 

「ふむふむ、ならばこの地はヴァルハラの再現ということか。

 『黄昏まで戦い続ける狂戦士たち』、これもまた、荒々しい美しさか」

 

模倣体(ミメシス)として世界に表れるのではなく、

 内と外の認識と在り方の一致によって、更なる神秘の発露となるのですね」

 

「解釈は結構!想像以上に使えません!

 指示を聞くどころか、こちらの手に負えない駒など不要です。

 ……『闘争心の増幅』と『恐怖心の消失』はこういう結果となるのですね」

 

「……狂戦士」

(ランカーの連中はほぼ元からこうなんだよなぁ)

(そして、何でこいつらを見てそれっぽい議論できるんだよ)

 

 

 その後も色々と青学生を紹介……

 

 

「マダム、あなたに紹介したい者がございます」

 

「……何です?」

 

「こちらへ」

 

「「「「――――」」」」

 

「ほう、これはこれは……」

 

「青学によるアリウス自治区調査の対価が欲しいとおっしゃってましたね?

 こちらの調整を施した上位戦闘生徒四体と、定期的な武装提供を用意しております」

 

「戦闘用の駒ならば、既にあります」

 

「ですが、青学のものよりも劣りますよね?

 戦闘教育もこちらの方がより良いものと自負しております」

 

「……挑発のつもりですか」

 

「いえ、彼女たちの教導による質の向上の提案です。

 洗脳に影響が出るため支配権は移せませんが、マダムにも従順となるよう仕込みますよ」

 

「ユスティナのミメシス制御権さえ確保できれば、アリウス生共々不要ですが……

 その成功を確実なものとするため、それまでの間は受け入れましょう。

 それとカール、調査と研究の成果は(わたくし)に一番に伝えなさい」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

<助けてください>

 

AA01:カルテット ホワイト

お願いします! アリウスを助けてください!

 

AA02:名無しの処刑人

やっぱりすぐ音を上げたね~

 

AA03:名無しの処刑人

処刑人になることも諦めたお前らには期待していなかった

 

AA04:カルテット ホワイト

どうして冷静でいられるんですか!?

朝起きたら、栄養失調や病気で子供が死んでるんですよ!

 

AA05:名無しの処刑人

予想はできても実物見たら我慢できなかったか

原作開始までに3割は減りそうな試算だったよな

 

AA06:名無しの処刑人

そんな子供、テクスチャの薄いブラックマーケットの奥にだっている

知識としてそれを知っても助けなかったのに、近くの子供は助けたいのか

 

AA07:名無しの処刑人

殺す覚悟も見捨てる覚悟もないままの子をアリウスに送るなんて~

七武生も、失敗すると分かりきってることばっかりするね~

 

AA08:名無しの処刑人

中途半端な自分たちでも誰かを救えるとでも過信したな

戦うことしかできないなら、心を殺しておけ

 

AA09:名無しの処刑人

やはり、予め子供の死体に慣れさせるべきだったか

処刑人になれずとも、重要な場所のスパイは耐性がなければな

 

AA10:カルテット ホワイト

私のことは、どれだけ貶しても構いません

たとえ、聖典と平和のためでも目の前の子供を見捨てることはできません

 

AA11:名無しの処刑人

それで? ベアトリーチェでも殺して乗っ取るか?

自分にはできないから、古巣の処刑人スレに書いたらやってもらえるとでも?

自分の手は汚さないまま、子供に敬われたいのか?

 

AA12:名無しの処刑人

ヘイロー破壊爆弾はまだだが……処刑方法ならいくらでもある

俺らが考案したメメントモリ以外にも、ヘイロー持ちに効く毒はある

 

AA13:名無しの処刑人

ただ、瞬殺できなければ意味がありません

他のゲマトリアが救援に来れば、転移で逃げられます

 

AA14:名無しの処刑人

その後は報復に色彩を呼ばれて、キヴォトス終了~

 

AA15:名無しの処刑人

だから、今すぐ殺せないと前から説明していただろうに

 

AA16:名無しの処刑人

転移妨害装置~、ヘイロー破壊爆弾~

まだ2年はかかるんじゃないかな~?

 

AA17:名無しの処刑人

どのみち、青学上層部が許可しなければ不可能だ

特例がない限り、処刑は一定数の賛同者が必要と定めている

 

AA18:名無しの処刑人

むしろ、現時点ではベアトリーチェの方がアリウスを救っているよな

それをただ処刑するのもね

 

AA19:カルテット ホワイト

は?

 

AA20:名無しの処刑人

アリウス内乱後、ベアおばが来なかった場合のこと考えたことないの?

 

AA21:名無しの処刑人

食料は尽きながら、次の内乱の種まみれ~

生徒数が今の半分以下になってただろね~

 

AA22:名無しの処刑人

恐怖に怯えて従順な子ならレーションの一欠けらぐらいはもらえるんだろ?

間引いているのも能力が低いか反抗心がある子だけ

 

AA23:名無しの処刑人

無秩序に子供たちが死んでいったのと

恐怖による統制である程度は生き残るのと

どっちがマシかなんてわかるでしょ

 

AA24:カルテット ホワイト

だからって、あの仕打ちを許せと!?

より多くを救うためだからって、切り捨て続けられるわけないでしょう!!

 

AA25:名無しの処刑人

百を救うために一を切り捨てなければならない

全てはキヴォトスの平和のために

 

AA26:名無しの処刑人

切り捨てた命の倍以上を救うまでは、安易な自己犠牲も許されん

無駄な自決なぞ、罪悪感からの逃避にすぎん

我らが死ぬなら、大罪人として見せしめに使うのが効果的だ

 

AA27:名無しの処刑人

命は平等だよ? 

似た境遇のブラマの子の方が同じリソースでたくさん救えるよ

仮に育てて戦力とするなら、ベアおばの思想がない方が楽じゃん

 

AA28:名無しの処刑人

だいたい青学のやってることは全部ソレ~

原作世界よりもたくさんの子供を助けてるようでも~

カイザーとかヘルメット団とかのリソースを奪ってるよね~

 

AA29:名無しの処刑人

たとえより多くを救えても、その過程で死ぬはずのなかった命が消えてるだろうね

せめて、緊急時の処刑人たる僕らはその事実を理解しておかないと

 

AA30:名無しの処刑人

異物である青学は本来の世界よりも多くの命を救わないとね!

でないと、無価値どころかマイナスな存在として青学は滅びるべきだからね!

だから、ベアおばを〇す準備はするけどその判断は慎重にね!

 

AA31:カルテット ホワイト

知らない子供よりもアリウスを選ぶのも認めます

ただの自己満足なのも認めます

ですから、どうか、お力をお貸しください

 

AA32:名無しの処刑人

ありゃりゃ 意地悪しすぎちゃったね

そろそろ、手を貸してあげる? 一応本来よりも人命は救えるしね

 

AA33:名無しの処刑人

今は十分だ、少なくとも、自分たちが正しいとは言わなくなった

まず、今すぐ根本的な解決は不可能なことを理解しろ

特にベアトリーチェの排除には、あと二年と青学の賛同が必要だ。

 

AA34:カルテット ホワイト

ありがとうございます

あの子たちのためなら何でもします

 

AA35:名無しの処刑人

エリートだったプライドを捨てれたようだね~

それなら大丈夫~

 

AA36:名無しの処刑人

まずは、全派閥を巻き込め

死んだ子供の髪を送り付ければ保守の過激派も黙る

全員が原作のために全てを切り捨てる覚悟なんてない

 

AA37:名無しの処刑人

ブラマとかで死にかけてる子供よりも青学の注目をアリウスに向けさせろ

そうでなければ、原作再現の名目で子供救助の先が別になる

 

AA38:名無しの処刑人

実験中クローンで死体を偽装し、入れ替える

月一の物資提供の際に可能ですよ

 

AA39:名無しの処刑人

リソースを他に回した方が効果的だと、七武生に気付かれないよう説得しましょうね

 

AA40:カルテット ホワイト

……はい

私の願いが、より多くを救えた可能性を切り捨てていることを忘れません

 

AA41:名無しの処刑人

だが、それだけでは足りん

お前はベアトリーチェを騙し続けなければならん

 

AA42:名無しの処刑人

一手間違えれば~、青学自体がゲマトリアと対立~

ほんと~にそれを続けれるかな~? 

 

AA43:名無しの処刑人

他のスパイ以上にお前たちはキヴォトスの命運を左右しやすいことを自覚しろ

 

AA44:名無しの処刑人

まぁ安心してね!

本当に最悪の場合は、ゲマトリア皆殺しにする準備もずっとしてるからね!

あとは、アリウスに対してトリニティの誘導や弾劾も検討しないと!

 

AA45:名無しの処刑人

その他の異常事態に対応を考慮して、

権力を利用するため処刑人から数名をSRTと連邦生徒会へ送る予定だ

あらゆる脅威に対応するための下地を作らねばならん

 

AA46:カルテット ホワイト

あなたたちがスパイをするなんて想像できません……

 

AA47:名無しの処刑人

青学で暴力と財力は備えれても、権力が足りません

既に転生者というイレギュラーが存在してるのです

単純なベアトリーチェよりも想定外の状況が恐ろしいのです

 

AA48:名無しの処刑人

シッテムの箱関連でも怖いのたくさんあるよね~

>ゲマトリアがシッテムの箱を奪う

>先生でない人物がシッテムの箱を使用する

>先生も転生者で中身が悪人だった

 

AA49:名無しの処刑人

何故、青学生は自分たちのみが特殊だと考えてるのだ

前世で突然の死を体験した者もいるだろうに

 

AA50:カルテット ホワイト

いや、あなたたちが異常なんですよ

そんなこと考え続けて生活するなんてできませんて

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――すり替えておいたのさ!!――

 

「カタコンベの一角にアリウス生の墓を作るべきですと?」

 

「はいマダム。罰として穴を掘らせる重労働も兼ねられますし……

 その場に打ち捨てるより、葬儀などの儀礼をなぞらせた方が有効活用できるかと」

 

「儀礼再現による模倣体(ミメシス)の発現……

 生徒の死体を媒体とすれば、より強い模倣体ミメシスも見込めるそうですね」

 

「ちょうど、マエストロ様がユスティナの儀礼について調べております」

 

「よろしい。こちらに減るものがなければ試してみなさい。

 ……死者すら資源とするとは、効率家のカールらしいですね」

 

 

 

 

「……ゲホッ!ゲホッ!」

 

「目が覚めましたか。まだ仮死薬で上手く体が動かないでしょう、焦らないでください」

 

「あ、ああ……」

 

「用意した偽装死体と入れ替えます。次の輸送までここで隠れていてください。

 その後、あなたは自由です。好きなことをして生きてください」

 

「あ、りが、とう……」

 

 

 

 

 ――ち、ちがう、これはただのビタミン剤じゃ…――

 

「ほぉ、これが青学の強化薬ですか……

 ミレニアムや山海経にまで手を出しているとは節操なしですね」

 

「感覚過敏、精神高揚、多少の依存性はあれど――

 定期的な摂取による戦力増強は見込めるでしょう」

 

「このキヴォトスで、そのような薬を常用させるのは青学くらいですね。

 薬と洗脳による依存とは、カールは実に悪辣ですねぇ」

 

「では、試験的な投与を繰り返し様子を見させていただきます」

 

 

 

 

「ま、ただの点滴注射なんですがね」

 

「元々アリウス生は健康状態が悪いから、かなり効果があるように見えるだけなんだよな」

 

「それじゃ~皆並んで~、採血も合わせて行うよ~」

 

「ちゅ、注射怖いです……」

 

「つべこべ言わずに並んで! 元気になれるお薬なんだよ!」

 

「カルテット、その言い方は余計に怖がられますよ」

 

 

 

 

 ――この銃ねぇ、食べれるの!!――

 

「さて、今日はこちらのライフルで訓練いたしますが……」

 

「マダムは会議中なので、食事会にいたします!

 なんと、これらの銃は食べられるのです!」

 

『は!?!?』

 

「青学の洗脳というのは、人をここまでおかしくするのですね」

 

「スバルさん、さすがに傷つきます……これらは飴細工なんですって」

 

「銃弾も実はチョコでできているぞ」

 

「ふぇえええ~おいしいです~!」

 

「躊躇なく食べたなヒヨリ……」

 

「よしっ、他の子も食べやすいように一発ネタを披露しよう――『銃フェ〇イナー』!」

 

『?????』

 

「青学では受けるネタだが、無反応は辛い」

 

「口内に銃口を向ける姿を笑うとか、やっぱりカルテットたちは洗脳で壊れてるんじゃ……」

 

 

 今日もまた、アリウスでのカールへの風評被害が増えるのであった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

〇カール

 原作開始後もこの調子で乗り切った。ある意味、才能。

「あ~難しい話よりもラーメンの話して~」

 

 

〇アリウスカルテット

 対ベアトリーチェも考慮された強めな4人組。

 青学暗部になる道を諦め、アリウスのスパイになることを志願した。

 ……今更だが、これはスパイと言っていい立場なのか?

「白、赤、黒、青……髪の色まんまのコードネームだけど、戦隊ものになれない配色かな?」

「暗部がSRTにスパイ出しても、結局汚れ仕事しかしてないじゃん……」

 

 

〇処刑人たち(青学暗部)

 より多くを救えるかを判断基準とした、多少融通の利くガバガバ人理くんみたいな連中。

 15話のバッドエンド世界では、処刑行為により「青春もの」のテクスチャにヒビを入れた。

 それでも、その世界でベアトリーチェに色彩を呼ばれるよりはキヴォトスの生き残りを増やし、テラー化した生徒たちを処刑し続け、自身の責任を背負って死んだ。

「必要となれば、我らがカールを脅して利用したことにし、罰を受けて青学を残す。

 青学の存在が本来の世界よりも多くを救い続けるならば、残す意義はある」

 

 

〇アリウス生たちからの青学の評価

 そこそこ好意的。まだ別の方法で大人に支配されてる学園と勘違いしている。

「こっそり助けてくれるけど、洗脳でカルテットたちを壊してるなんて……

 やっぱりすべては虚しいんだぁ……」

 

 




偽・オラトリオはスクワッド海イベ後の想定ですが、イベストは書かないです
団長VSアケミしたかったですが、スクワッドの出番は……?となりそうだったので
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