【青学三次】(自称)モブの日常掲示板   作:掲示板物好き

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長くなったので前後編で分けると……掲示板なしで青学要素が薄すぎぃ!!
しかも、今話と次話は青学三次よりスバル主役のアリウス二次っぽい……
前半の随所に青学スパイが出てるので、まだ青学三次といえるはず()


偽・オラトリオ2章前編 課外授業(遠足)

 ――初日の最後に――

 

「先生が宿泊できる安全な場所はないか?

 夜にミメシスの襲撃があると困る」

 

「……ありますよ。あそこならば大丈夫でしょう」

 

「スバル先輩ッ!! あの場所はカルテット先輩たちの!」

 

「先ほど勝利したのは先生です。

 アリウス流に従って、寝場所を提供しますよ」

 

”ありがとう”

 

「ただし――もし、あの場所を荒らしたなら、タダではすませませんよ」

 

 

 

 

「ここは……カルテットの居住区だった場所か?」

「ん、畑が広がってる? ちゃんと育っているなんて……」

「空気がおいしくて、落ち着く。アリウスにこんな場所あるなんて」

「わぁ~~、空が晴れてて星が見えてますよ!」

 

”サオリたちやアズサも知らない場所なんだ”

 

「カルテットはあなたたちがマダムに近いからと教えてませんでしたから」

 

「青学からのスパイとして、聖典の主要人物への干渉を抑えていたのもあるな」

 

 先生たちはスバルとヴィジランテの案内のもと、比較的に新しく無事な建物へと着いた。

 

 そこは、カルテットが作り上げた偽りの楽園。

 アリウスの憎悪を利用し、与えられた役目を反転させて生み出した場所。

 

 隣の畑には、青学農業分校から分けてもらった野菜が植えられている。

 品種改良されたカブに至っては、すでに実がなっていた。

 それらを青学工業分校から購入した大鍋に入れ、中等部の年齢の子供たちが味噌汁を作っていた。

 

「スバルせんぱ~い! ご飯ですよ~!」

「アレってスクワッド!? どうしてここに!」

「お、大人の人だ……」

 

”まだ、小さい子もいるんだね”

 

「ほとんどは青学に預けました。ですが、どうしても残りたいという子たちもいたので。

 彼女たち次世代のアリウスには、あまり苦労を掛けたくないのですがね」

 

 そう言うスバルは、どこか嬉しそうで、寂しそうな顔をしていた。

 

 

 

 

”お味噌汁、おいしかったな”

 

”あの時、青学が怪我の跡を消してくれるのを断ったけど……”

”サオリには悪いことをしたかな”

 

”でも、誰かを傷つけても、自分が傷ついても”

”次はもっと上手くできるようになるって”

”間違うことだって、経験なんだって”

 

”前を向いてほしいと願うのは、私のわがままかもしれない”

 

”サオリと話し合って、残すかどうか決めないとね”

 

 子供と向き合う、それは難しいことであり、先生だって迷うことはあった。

 

 用意された部屋の布団に寝転がりながら、一日を振り返る。

 すると、床にメモが落ちていることに先生は気付いた。

 

”元々、誰かが使っていた部屋だったっけ”

 

 メモには小さな文字が書かれており、明かりをつけて見てみると――

 

『スバルさんと星を見に行く。名前の由来であるプレアデス星団を絶対に見る』

『この暗いアリウスでも、誰かを照らす星明かりになってくれてたって教えないと』

 

 

 

”スバル、あの部屋でこんなメモを見つけたんだけど……”

 

「ッ、ハハッ、ハハハハハ!!」

 

”ス、スバル?”

 

「約束も守らずに消えた誰かのメモです。

 先生は気になさらないでください」

 

 先生は、スバルの目元が赤くなっていたことを見なかったことにした。

 

 

 

 

 ――アリウスの外へと――

 

「「「「出し物の参考のため、外の店を参考に見に行く?」」」」

 

”うん。提案したサオリたちだって、まだ決められてないしね”

”(それに、アリウスの皆には外のことをもっと知って欲しいな)”

 

「私たちはあまり外に顔を見せられないんですけど……」

 

”そこは、青学も協力してくれるって”

 

「変装用に元スパイたちが各校の制服を送ってきた。

 後で写真を送ってくれと言われているが……無視していいぞ」

 

”え? 私もその写真欲しいんだけど”

 

「ゲヘナ風紀委員会へのセクハラを彼女たちに伝えるぞ?」

 

「セクハラ? 先生がそんなことをするはずないだろう!」

 

「本当にサオリとアズサに伝えていいんだな?」

 

”本気で怒った青学生にはかなわないや……”

 

 

 

 

「まず、トリニティの制服はないですね」

「う~ん、ゲヘナも嫌かな……」

「百鬼夜行の制服ナニコレ? 無理無理!」

「コッチの着物型の制服も動きづらいな。戦えないだろう」

「ミレニアムの制服と伊達メガネはありだな」

「ワイルドハントとハイランダーのもあるのか」

「こうして見ると、青学って怖いなぁ」

「あれ? 青学自身の制服はないの?」

 

「青学制服は逆に目立つからダメだ。最悪、誘拐される可能性がある」

 

「……? 何で? 青学生って指名手配とかされてないんじゃ?」

「誘拐って、ただ事ではありませんね」

 

「その、各校への元スパイに対し、ちょっとな……

 学園間の交渉を無視して返してくれと身柄を……」

 

”ヒナやツルギも抑えるのに大変そうだったなぁ”

 

「私がトリニティに潜入してた時から、青学のスパイは人気だったな。

 青学のスパイじゃないってがっかりされたぞ」

 

『(スパイとして、どうなんだろうそれ……?)』

 

 

 

 

 ――出し物の参考に:アビドス――

 

「まずは、人目の少ない自治区からか……その方が助かる」

「私もトリニティの外にあまり出ないから、楽しみだ」

「アズサよりも私たちの方が色々回ってるね」

「スクワッドの場合、逃げ回ってるのでは?」

 

”最初にアビドスへ行くのは私から提案したけど”

”サオリが案内役については任せてって言ってたね”

 

「ああ、ブラックマーケットのヘルメット団の活動で世話になってな。

 そろそろ集合時間なのだが――」

 

 ブロォォォォン!!!

 

「ヤーヤー! ご依頼ありがとうございますってか!

 本日はぐろぐろヘルメット団が案内させてもらうよ!」

 

「帰れ、サイコ団長。アビドスの破壊神め」

 

「おいおいヴィジランテ、このアビドスを一番広く知っているのは私だぞ。

 ホシノ先輩だって知らないトコまで知ってんだよ」

 

”う~~ん”

 

「そうは言いますが、一面が砂と埋もれた建物ばかりですよ。

 アリウス以上に何もないじゃありませんか」

 

「なんだァ? てめェ……」

 

 団長、キレた!!

 

 

 

 

「市街地には、昔ながらの店やアングラな店が残ってんだよ。

 学園祭の参考になるなら、喫茶店が定番だな。

 アビドス産の紅茶とデーツでも楽しんだらどうだ?」

 

”思ったより、ちゃんと案内している……”

 

「どうした先生? この人はヘルメット団だが親切だぞ」

「サオリ姉さんがそういうなら、悪い人じゃなさそうですねぇ」

「さっきも運河の写真を見せてくれたね」

「ヴィジランテさんはずっとスマホ見てますが……」

 

「団長、ナゴミから連絡きた。ホシノが市街地のパトロール中だから逃げろ」

 

「ハハハ、そんなタイミングよく会えるわけないだろ。

 むしろ、会えたら運命じゃねコレ? テンション上がんない?」

 

”アリウスの皆で喫茶店行くから、団長さんはここまででね”

 

「何で急に距離を取ってるんだよ先生。

 ――ッハ! この魂から震える感覚は!?」(セトの神秘並感)

 

「ここで、なにをしてるのかな~~?」

 

「ぬおぉおおお!? 最後にアリウスたちッ!

 柴関ラーメンもおすすめだぞぉぉおおおおお!!!」

 

 

 

 

 ――出し物の参考に:ミレニアム――

 

「ようこそいらっしゃいました。ユウカちゃんに代わり案内いたします」

 

”ユウカはどうしたの?”

 

「リオ会長不在の中、セミナーでEXPOへの準備をしてますが……

 杜撰な会計処理をした部活が見つかったものでして、魔王化し……」

 

”あ~うん。分かったよ”

”(シャーレに戻ったら私も怒られそうだなぁ)”

 

「だからってセミナー庶務のお前、っていうかスパイが出てくるのかよ」

 

「青学スパイの方がアリウスのことは誤魔化せますので。

 では近くの研究棟から――」

 

 DOOOOOM!!

 

「ではなく、最新の設備を見に行きましょうか」

 

「あの、後ろの建物で爆発があったんですが……」

 

「ミレニアムではよくあることですので」

 

「あれ? やっぱり外の方がおかしくない?」

 

 

 

 

「郊外になりますが、エリドゥ跡地の半分ほどを青学スパイが接収しております。

 エリドゥ建築監督の手により、青学・ミレニアムの共同研究所として発表予定です」

 

「トリニティを金持ち学校と思ってましたが、こちらもスケールが違いますね」

「その分、実力主義の学園と聞いている。アリウスと近いのではないか?」

「いや、暴力と知力で実力主義の意味が大きく違うでしょ」

 

「学園祭の参考にはならないでしょうが、娯楽用の謎解き施設があります。

 よろしければ、そちらを楽しんでいってください」

 

「何々、『ナボリス内部』『ルッタ内部』『(建設中)水の神殿』……」

 

”コレ、青学のゲームであったヤツだ!?”

 

「敵は会長のAMASを再利用しておりますよ。

 『ロックビルの神殿』を再現しようと、青学・ミレニアムで協力しております」

 

”流石に無理じゃないかな?”

 

 

 

「……想像以上にきつかった」

「謎解き以前に、体力が必要なんだけど」

「オカリナの代わりにスバル先輩のハーモニカで良かったんですね」

「先生、無事か?」

 

”多分、明日筋肉痛になってるかも……”

 

「ゴールおめでとうございます!

 景品には、スバルさんが希望された参考元のゲームの楽譜と……」

 

「こちら、携帯版『テイルズ・サガ・クロニクル』になります」

 

「わぁ~ゲームですよ先生! タダでもらっていいんですかぁ!」

 

”……2の方なんだよね?”

 

「…………ニコッ」

 

 

 

 帰還後、アリウス支援部隊が危険物と判断してゲーム機を没収した。

 交換として、ゲー○ボーイを貰ったのだった。

 

「ミサキ? まだテ○リスしてるの? 早く交代……」

「すごいな。銃撃を受けてもまだ使える」

「ふむ、胸ポケットに入れて防具にもできるな」

 

「ああもう! アツコはもう少しロイヤルブラッドらしくしてください!

 それに、アズサとサオリはもらい物を何だと思ってるんですか!?」

 

”スバルがいるとツッコミが楽だなぁ”

 

 

 

 

 ――出し物の参考に:ゲヘナ?――

 

「先生、私たちはゲヘナは嫌と言ったはずですが?」

 

”ゲヘナの近くだからセーフだよ”

”食べ物系の出し物の参考に給食部の子の工場に行こうか”

 

「あのうどん工場なら知ってるよ。手伝ったことがある」

「スクワッドと知ってて雇ってたから、多分青学スパイかな」

「賄い、おいしかったですねぇ」

「そんな所があるのか……にしても工事中なのかうるさいな」

 

 

 ガガガガガ ガガガガガ

 

「ハァーハッハッハ!!!」

 

「いつもよりテンション高いねカスミ部長」

「自治区境界ギリギリだし、風紀委員会が来ないからじゃない?」

 

「おや? おやおや~~? 先生ではないかッ!」

 

「え~先生? 彼女は?」

 

”彼女たちは温泉開発部だよ”

”アズサ、銃を下ろしてね”

 

「気を付けろ皆、破壊工作を得意とする集団だ」

「道路に穴を空けてるようにしか見えないんだが」

「温泉ねぇ、アリウスは誰も入ったことなんてありませんね」

 

 

『なんだってぇえええ!?!?』

 

 

 温泉開発部の全員が手を止め、信じられない者を見るような目を向ける。

 アリウス生の発言は彼女たちの琴線に触れたのだ。 

 

「ヨシッ! しばらくそこにいたまえ! 温泉を提供しようじゃないかぁ!」

「温泉はいいよ~是非とも皆で入っていってよ!」

「温泉を知らないなど、人生の半分……いや10割を損してるぞ!」

 

「そんなに重要なものなのか……?」

「風呂すら滅多に入れないから分からない」

「む? 風呂と温泉で何か違うのか?」

 

『あぁん!?(ガチ切れ)』

 

”待って! 待って!”

”それなら、近くでいい温泉を知らないかな?”

 

「ならこちらのカタログあげる~。ゲヘナ周辺の温泉マップだよ~。

 温度や効能も書いてるよ~」

 

”ああ、ありがとう”

 

「いやいや~。ネットにも出してて人気だよ~。

 広告代や有料版の記事とかで資金の足しにね~」

 

「お前か! 温泉開発部の資金増やしてるスパイは!?」

 

「美食研究会と共同で温泉周辺の美食マップもあるよ~。

 お互いのフォロワーも増えてウィンウィン~」

 

「先生、コイツを青学に連れ帰るんで今日の護衛は中止だ」

 

”カスミやメグがすごい目で見ているから止めた方がいいかな”

 

 

 

 

「温泉、良かったですねぇ」

「今まで、たまに体を拭く程度だったが……いいものだな」

「シャワーぐらいなら、シャーレが貸してくれる。

 ミヤコやナゴミという生徒が使っていたはずだ」

「アズサは羽があるから、ちゃんと洗え」

 

「ねぇ皆、これ出し物には無理じゃない?」

 

「「「……あ」」」

 

 温泉を楽しんだアリウス一行であった。

 

 

 

 

 ――未来へ向けて――

 

 先生がアリウスへ来て数日。トリニティ謝肉祭まで、まだ数週間ある。

 本来よりも余裕のある日程と各地の青学スパイの協力もあり、外の世界への遠足は連日行われた。

 元々、青学分校へ通う者たちもおり……外への忌避感はかなり薄れていた。

 

 それでもまだ、トリニティへの敵対心から謝肉祭への参加に反対する者はいる。

 スバルはそんな彼女たちを仲裁し、なだめていた。

 

「スバル先輩ッ! アリウスだけでも生きていけます!」

「ここはカルテットの先輩たちが残してくれた場所なんですよ!

 どうして外に出れるんですか!」

「どのみち、青学が協力しても指名手配のままです!」

「6回目のラッパが聞こえた子が増えたのも先生のせいでは?」

 

「ええ、そうですね。ですがここでアリウスが分裂する方が良くありません。

 ポルタパシスで知ったように、かつての過ちを繰り返してはいけません」

 

「「「「はい……」」」」

 

「ここで生きていくにしても、生活しやすくしたいですよね。

 そのためにも、謝肉祭に出ずとも、もう少しだけ我慢しましょうか。

 残ってくれた後輩も、青学に預けている後輩もいますからね」

 

「そうですね、まだ小さい子にまでツライ目には……」

「青学分校に通う子も戻ってきて、色々してくれるよね」

「そうだ! どうせならトリニティからもらえるだけもらってやらない?」

「……ヒヨリみたいな恥ずかしいことはしないでね」

 

「うわぁぁぁん!」

 

「変な泣き声がしましたが……気にしないでおきましょう」

 

 

 

 

「スバル、少しいいか」

 

「何ですかサオリ。あまり時間を掛けないで下さいよ」

 

「私は、スクワッドは……ヴァルキューレに出頭しようと思う」

 

「は?」

 

「何というか……上手く言葉にできない。

 ただ、私もお前も未来を見られるようになったと思ってな」

 

「私は……ただ、彼女たちの犠牲を無駄にしたくないだけですよ」

 

「それでもだ。お前がいるなら安心だと、姫たちと話したんだ」

 

 

 

 

【ふざけるなよサオリ。自分の方がアリウスについて考えてるつもりか?】

「いや、他の子のことを考えると、その方が好都合なはず」

 

【他の子も青学だのトリニティだの行っても、どうせ戻ってくるのに】

「居場所がないと感じてる子たちが、帰れる場所を守らないと」

 

【どうして、カルテットが犠牲になってでも良くしたアリウスに残らない?】

「……カルテットは、アリウスに縛るのでなく、帰れる場所を作りたかったのです」

 

【過去を忘れて祭りに興じるトリニティが憎い! どうして私たちばかりが!】

「トリニティは嫌いですが……アリウス生に謝肉祭を楽しみにしてる子もいます」

 

【どうして――】

「あなたは何ですか?」

 

【………………】

「時折、ラッパ吹きの天使となっている夢を見てますが、あなたですよね」

 

【カルテットを救わなければ。アリウス以外を追い出さなければ】

「そうですね。『7回ラッパが吹かれたならば、既に封印の扉も開かれている』

 黙示録を逆になぞってポルタパシスを解放しようとしている気がします」

「ですが――外に興味を持った子を傷つけるなど、あってはいけません」

 

【彼女たちはアリウスを裏切った! 痛みを恐怖を与えなければ!】

「それが、私の本心であることは否定できません」

 

【トリニティが! 外が憎い! 全て壊れてしまえ!】

「そうでしょうね。私もそう思っていますよ」

 

 

「ただ、それ以上に今のアリウスの子たちの方が大事なのですよ」

 

 

【……何故?】

「いなくなった馬鹿な四人に、アリウスの未来を託されましたしね」

 

 

「ですから――その未来のために四人を迎えに行く力をよこしなさい!」

 

 

【ならば、『封印を解く天使』として、その末路を見てくるがいい】

 

 

 

 

 

「先生、私たちを忌々しいトリニティの謝肉祭へ参加させたいんですよね?」

 

”スバルもやる気になってくれた?”

 

「一つ、お願いを聞いてもらえれば、私や反対派の子も協力しますよ」

 

”うん。どんなお願い?”

 

「青学から派遣されていたアリウスカルテット。

 彼女たちの救出に手を貸してください」

 

”分かった”

 

「……理由は聞かないんですね」

 

”誰かを助けたいんでしょ?”

”なら、手伝うよ”

 

「もしそれが……誰かを傷つけることになってもですか?」

 

”その時は、一緒にもっといい方法を考えるよ”

”私やスクワッド、青学の子たちだっているしね”

 

”だから……助けたいという気持ちを諦めないで”

 

”きっと、アリウスにとって大切な子なのに……”

”勝手に助けて、勝手にいなくなったんでしょ?”

 

”青学にそういう子が多いのは、何度も見てきたからね!”

”私だって、そろそろ怒らないとね!”

 

”でも、その前に……”

 

”皆を助けてくれて、ありがとうって言わないと”

 

「……別に、大切だなんて思ってません。

 勝手に託して、満足してそうなのが気に入らないだけです」

 

 

「では行きましょうか、アリウスの禁足地――ポルタパシスへ」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

○温泉開発部スパイ

 温泉と美食の情報を混ぜた観光マップで稼いで、分配している温泉好き。

 スパイでも、犯罪者への金銭支援はNGでは? ⇒ ゲヘナやぞ

 

○アリウス生

 原作オラトリオよりも時間がある上に、青学エスコートで遠足も成功。

 肉体的・精神的に余裕があるので、ギスギスも少なめ。

「洗脳されてないって言ってたけど、やっぱり青学生って変じゃないです?」

「アズサよりもバレバレなスパイがいるっぽいけど、いいんだソレ……」

 

○スバル

 カルテットにアリウスの未来を託され、原作よりメンタル強め。

 偽・百花繚乱編と違い、最初から青学生と分かっていたのでショックもない。

 まともな精神状態だったら、アリウスのツッコミ役。

「サオリ? 出し物にDJとかふざけてるのですか?」

「ヴィジランテさん、その顔で後輩とにらめっこしないで下さい(解釈違い)」

 

○先生

 先生が言いそうなこと考えるの難しすぎる……お前が言うなって言葉が多い。

 ナゴミ含めて、青学生の自己犠牲は何度も見聞きしたので少し慣れてきた。

 ”嫌な慣れ方だなぁ……”




後編は明日です。
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