【青学三次】(自称)モブの日常掲示板   作:掲示板物好き

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前半3つはバッドエンドなので、苦手な人は飛ばしてください。
後半は共通エンド部分と、ビターエンド、ハッピーエンドです。
キヴォトスは破滅しなくても、先生にとってバッドという扱いです。


偽・オラトリオ3章後編 エンディング

 ――バッドエンド:汝は凡人なり――

 

○条件

・黒アズサの試練に失敗した

 

 

「汝ら、我が試練を超えられぬか……

 ただ一つの死で霞む信念では、この先に奇跡など望めぬ」

 

”……待って、まだ、私は”

 

「導き手よ。汝が奇跡の観測者であらずとも、迷い子と共にあれ。

 ――眠れ凡夫よ。狂気へ堕ちた我らこそが咎を背負おう」

 

”………………”

 

 

”ッ ここは!?”

 

「目が覚めましたか先生!」

 

「ここは、トリニティの保健室です。

 アリウスの皆さんと一緒に運ばれたのですよ」

 

「2日間も目を覚まさないので、心配したんですよ!」

 

”2日!? 行かなきゃ!!”

 

「あっ 待ってくださいよ先生~~」

 

 

 

 

「そ、そんな……」

 

”なんで、ここまで……”

 

 先生とアリウスが戻った後、バシリカとポルタパシスは全て消滅していた。

 カルテット四人は死体すら残っていなかった。

 

 こうして、黙示録は事前に防がれた。

 

 アリウスは青学とトリニティに対し、敵対的になったが……

 

 キヴォトスの平和は守られた。

 

 

 

<連邦生徒会長のキヴォトス道場!>

 

「黒いアズサさんに無理に勝つ必要はないですよ」

「扉を開くまでの時間を稼ぐだけでも、先生の勝ちとして認めてくれます」

「青学キャラをタンクに使ったり、シールドを上手く使って下さい!」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――バッドエンド:タイムアウト――

 

○条件

・トリニティが助けにこれなかった

・半日以内に黙示録攻略戦をクリアできなかった

 

 

『時間切れだ。奇跡などない。私たち処刑人が裁きを下す』

 

『最初から、奇跡なんて曖昧なものに期待なんてするもんじゃねぇよ。

 子供たちが余計に傷つくだけだったじゃねぇか』

 

『せめて、ここまで頑張ったカルテットには安らかな死を……』

 

『始末は我らの手で。咎を背負うべきは処刑人たる我らのみ』

 

『それじゃ! 発射スイッチ……ON!!

 アリウスの皆、巡航ミサイルを自分でも喰らってみてね!』

 

 

 

 

 ピーー ピーー ピーー

 

『時間切れです。アリウス外へのミメシスの侵攻が開始されました。

 全ての焼却を開始します。青学生は先生の壁となってください。

 ――全てはキヴォトスの平和のために』

 

「何だこのアラート!? 全員、先生を守れッ!」

 

”ちょっと待って! まだ方法がッ!”

 

「キヴォトス全土を巻き込む気か! 先生ッ!

 このままじゃ、防衛力のない自治区が真っ先に潰れんだぞ!」

 

「ごめんね、ごめんね……! 先生……!」

 

 青学生たちが先生に覆いかぶさる。

 少し時間をおいて――巡航ミサイル四発が四騎士に撃ち込まれた。

 

 続いてクラスターミサイルによって地上のミメシスが一掃される。

 その場にいた、アリウスたちも巻き添えにしながら……。

 

 

 四騎士とミメシスが完全に再生するまでの間、処刑が実施される。

 

 

 処刑人ミカエルは白い騎士を処刑した。

 

 複数の培養脳カートリッジに移された、自身の増殖する天使の人格たちが聖歌を合唱する。

 周囲に”聖書”のテクスチャを押し付け、天使長として一方的な正義の裁きを下した。

 

 

 処刑人スルトは赤い騎士を処刑した。

 

 自身の神秘――記憶や感情を火種に、相手の神秘を燃料に燃え続ける炎を生成する。

 世界救済の使命以外を燃やしながら、終末の破壊神として神秘を焼きつくした。

 

 

 処刑人ヨルムンガンドは黒い騎士を処刑した。

 

 自身の病と毒を混ぜ合わせ、己の体さえ蝕む神性特攻の毒を調合する。

 どうしようもない現実を受け入れ、慈悲を以って痛みを与えない致死毒を与えた。

 

 

 処刑人アズラエルは青い騎士を処刑した。

 

 死を司る騎士を上回るよう、蓄積された千を超える死の記憶を共有する。

 生者としての人間性を失いながらも、死告天使として抗えない死を振るった。

 

 

 全ての厄災は消滅し、終末は塗り替えられていく。

 アリウスに残された”黙示録”と”青春”のテクスチャも、全てが壊されていく。

 

 そうして、終末は希望と共に消え去った。

 アリウスという土地と、そこに刻まれた歴史と共に……。

 

 残された者は、ただ彷徨うことのみが許された。

 

 こうして、キヴォトスの平和は守られた。

 

 

 

<連邦生徒会長のキヴォトス道場!>

 

「アリウスと青学の戦力だけでは攻略不可能です!」

「トリニティの皆さんを動かせるのは先生しかいません」

「諦めないでください先生。次こそはきっと上手くいきます」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――バッドエンド?:NEW GAME!――

 

○条件

・攻略戦でのランカー&処刑人の貢献度が60%以上

 

 

「ようやく、終わりましたか」

 

”皆、お疲れ様!”

 

「待ってください! エネルギー反応を検知しました!

 それにテクスチャが完全に戻っていません!」

 

「ハァ!? もう黙示録はぶっ壊しただろう!」

 

 

 

「さぁ! 次のゲームのスタートだ!」

 

 誰かの声が響けば、ミメシスが復活しだす。

 それを嬉々として狩る影も数人現れる。

 

 

「新マップ! 新武器! 敵種類の追加!」

「無限沸き雑魚狩りのタイムアタックの実装か。武器変えようかな」

「デカイ天使を出してパターン構築したいな~。もう一人こな~い?」

「3人パーティか? 混ぜてくれ」

「さっきの騎士を出す設定はないんだ。残念」

 

 

”……は?”

 

「ちょっと待ってください! もう戦闘は終わったんですよ!」

 

「アリウスでの過剰な戦闘は許可していません!」

 

 

「でも、みんなもまだ元気でしょ? 遊ぼうよ」

「お? 武器が湧きだした。バトロワ会場にもできそうだな」

「レアドロ! レアドロはないの!?」

「レア敵の大天使の影からいいのドロップしたぞ」

「SMGかぁ……ARの方が好きなんだけど」

 

 

「まさか……ランカーたちが活躍しすぎたせい?

 テクスチャが別の終末である”ラグナロク”に変わった!?」

 

『いんや~。”ヴァルハラ”で抑えられてるよ~』

 

『処刑人スルトと処刑人ヨルムンガンドが即座に離脱し、間に合った。

 だが、こうなった時点で、奇跡よりも闘争の意志が勝ったか』

 

『残念だけど先生、アリウスはなくなっちゃうね!

 ランカーたちの遊び場に変わっちゃったね!』

 

『英霊たちが飽きるまでは貸してやってくれ。

 今回、一番活躍した彼女たちへの報酬となる』

 

”ええええええ!?!?”

 

 

 アリウスは新たなヴァルハラとなり、世界は平和から遠のいた。

 

 数ヶ月後、アリウス自治区はボロボロな状態で返還された。

 

 

「次は鋼鉄大陸?アビドス砂漠? どこがステージに追加されるだろうね?」

 

「この世界はゲームの世界だよ。皆も楽しんでいこうね!!」

 

 

 

<連邦生徒会長のキヴォトス道場!>

 

「青学のランカーとの競争に負けてしまいましたか……」

「彼女たちがいなければ、勝てませんが、加減をしてほしいですね」

「また、レベルと難易度をあげて挑戦してください!」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――エンディング共通部分:謝肉祭!――

 

○条件

・バッドエンドの条件を満たしていない。

 

 

<トリニティ謝肉祭 実況スレ>

 

251:名無しの青学生

団長ォオオ!? ラブちゃんと一緒に別校舎に行ってぇええ!

そっちへアビドス組が来てるぅうう!

 

252:名無しの青学生

フフフ、アヤネとセリカの限定衣装まだですか?

 

253:名無しの青学生

53はアイドルから逃げられたようだな

 

254:名無しの青学生

ちょっと見たかったかも……

あ~~向こうの世界の記憶のせいで53を変な目で見ちゃう

 

255:名無しの青学生

俺もソーナノ

 

256:名無しの青学生

そういや、結局アイドルイベも起きてたな

 

257:名無しの青学生

スパイたちがアリウス復興支援に行ってる間にね……

 

258:名無しの青学生

何で仲介役がいないとあそこまで拗れるんだよ!!

 

259:名無しの青学生

原作通りなんです……

 

260:名無しの青学生

アリウス「何やってんだコイツら……」

うん、ワイもそう思ったわ

 

261:名無しの青学生

元茶会スパイは何してたんだよ

 

262:名無しの青学生

ロールケーキの絵を飾ってたらしいよ

 

263:名無しの青学生

……原作キャラの展示物なのに行く気がせんヤツか

 

264:名無しの青学生

他に面白そうな出し物や展示は?

 

265:名無しの青学生

基本外れはないぞ

キヴォトスの学生はすっげぇぞ

 

266:名無しの青学生

原作だと、正実の劇、ウタハの演歌、ヴァルキューレのドーナツ?があったな

 

267:名無しの青学生

前夜祭のバンド良かったゾ~~

 

268:名無しの青学生

あっ!? スイ部のバンドを聞けなかった!

 

269:名無しの青学生

そんなこともあろうかと、録画してますよ

 

270:名無しの青学生

ありがとナス!

 

271:名無しの青学生

俺も見たい

 

272:名無しの青学生

トリニティスパイ&留学生のチャンネルにサブスク登録してね♡

トリニティでの日常も公開中です

 

273:名無しの青学生

掲示板でチャンネル登録誘導はNG

 

274:名無しの青学生

テメェらは金があるスパイだろうが!

百鬼夜行スパイに資金よこせや!

 

275:名無しの青学生

トリニティ生に貢いでもらってるヤツがいるだろ

 

276:名無しの青学生

その留学生もコスプレに出ることになってるのは見ないの?

 

277:名無しの青学生

中身が俺らやと萌えない

 

278:名無しの青学生

ちょっとくらい、見てもばれへんか……

 

279:名無しの青学生

バニー巫女メイド服ってなんだよ

 

280:名無しの青学生

ヒビキ目当てきたのに、汚いの見せられるワイの気持ちになれ

 

281:名無しの青学生

他に青学生の出し物とかある?

やっぱりハズレは引きたくないかな

 

282:名無しの青学生

ハズレ扱いしないでくれ……

 

283:名無しの青学生

ヴァルキューレのこちうさ、ゲヘナのコーヒー党が茶道部に喧嘩売ってるよ

 

284:名無しの青学生

紅茶過激派 VS コーヒー過激派

 

285:名無しの青学生

そこに割り込み抹茶ラテを出す百鬼夜行スパイ……

 

286:名無しの青学生

さっき来てた先生のお腹がタプタプになってたゾ

 

287:名無しの青学生

キヴォトスに男子トイレは少ないから……

誰か~道案内してあげて~

 

288:名無しの青学生

止めて差し上げろ!

見た目女子の俺らに男子トイレ案内されるとか尊厳が死ぬぅ!

 

289:名無しの青学生

行ってきたけど、ハズレどころかアタリやったわ

青学生やからって避けるのはよくないな

 

290:名無しの青学生

普通に楽しそうなトコ行けよ

 

291:名無しの青学生

出し物が多すぎてドコ行きゃいいか分かんねぇんよ

ゲヘナ生だから道も聞きづらいし

 

292:名無しの青学生

あ~赤冬スパイなんだけど、盛るペコの馬鹿しらない?

ヤクモさんを真似て、同人誌を売りに来たらしいんだけど

 

293:名無しの青学生

問題起こすんじゃねぇ!(正実スパイ)

 

294:名無しの青学生

青学じゃなくて、赤冬の責任だからセーフ

 

295:名無しの青学生

それなら今見つけた

セイア様を盛ってたから派閥総出でリンチにしてる

 

296:名無しの青学生

集団リンチ中に失礼します……

 

 

 

「カカカ、祭りやっぱりいいのぉ。ワシらの演武の方もしっかり魅せんとのぉ」

「ナグサに場所をばらすって脅して、連れてきておいて……」

「ミツクニ! 私たちの演武にあの方を呼んでくれたのですよね!」

「先生なら代わりに呼んだわい。次からはワシじゃなく、オヌシが直接呼べい!」

「……ミツクニ先輩、コレ、本当にあのワカモなんですよね?」

「恋は人を変えるのぉ……」

 

 

 

「ラブちゃんのトコの連中も全員、今日はアタシのおごりだ!」

「マジっすか! ありがとうございます団長!」

「ウチらも世話になって……すいません姉御」

「いいんだよ今日ぐらい。学園祭を楽しもうぜッ!」

「(ナゴミィイイ! 団長のアホが近いからアビドス組を誘導してぇええ!!!)」

 

 

 

「おっひさー。そっち何やってんの?」

「ウチさぁ、焼きそばやってんだけど……焼いてかない?」

「あっ、いいっすねぇ~~」

 

「友達がゲヘナ生と仲良くしてる……アバババ(脳破壊)」

「アレはきっと青学生ですわね。独特な暗号文を使ってますわ」

「(語録が暗号文扱いされてる……)」

 

 

 

「マリーちゃんたちのアイドル写真、さっき先生が買っていったぞ」

「規制したいのに、大人が率先して買ってどうするんですか!」

「見てよ、このサクラコ様! これなら人気が出るよ!」

「ミネ団長もいい表情です。……今は救護で暴れてますが」

「潜伏継続組は忙しそうだねぇ」

 

 

 

「ミクさん、ほら笑顔笑顔~」

「これも外交ですから。後夜祭のライブもお願いしますね」

「サイン? ミクさんの同人本にさせるとか正気かこの子……」

「ミレニアムとトリニティの過激ファンが襲撃してきます!」

 

「めっちゃ帰りてぇ……」

「外ですから言葉遣いをしっかりしてください!」

「俺、七武生で一応偉い立場なんだよな?」

 

 

 

451:名無しの青学生

そういや、アリウスの子たちは何出したの?

 

452:名無しの青学生

モモフレメイド喫茶だ

 

453:名無しの青学生

モモフレ要素いる?

 

454:名無しの青学生

いる!!(鋼の意志)

 

455:名無しの青学生

ヒフミとアズサの案の要素も入れたんや

版権許可とんの大変やったわ……

 

456:名無しの青学生

青学が代わりにやってたねぇ

 

457:名無しの青学生

メイド服着たペロロ着ぐるみとかいる?

執事服スカルマンはいいけどさ

 

458:名無しの青学生

着ぐるみ以外はワンポイントレベルや

ほら、見ろよ見ろよ 画像 画像

 

459:名無しの青学生

お前ぇええ! 抜け駆けしてんじゃねぇええ!

 

460:名無しの青学生

ノリノリなアツコと死んだ目のサオリとスバル……

 

461:名無しの青学生

最初は渋ってたけど、マイアやアツコが頼むと着てくれたっぽい

 

462:>>458

トリニティスパイやけど、噂になっとるで

昼近くになれば混むから今のうちにしとき

 

463:名無しの青学生

ヒヨリはいる?

 

464:名無しの青学生

ミサキのメイド服も見たいっす!!

 

465:>>458

ヒヨリは摘まみ食いがバレて着ぐるみやったわ

ヒフミがガチで指導してて怖かった……

ミサキは休憩中でいなかった

 

466:名無しの青学生

ヒヨリィ……

 

467:名無しの青学生

なにしてんだヒフミ

 

468:名無しの青学生

でも上手くやってそうでよかったわ

 

469:名無しの青学生

この前の総力戦で少しわだかまりも解けたっぽいしね

その後の出頭も無事に和解したし

 

470:名無しの青学生

むしろ、青学の行動が問題視されたんですが……

 

471:名無しの青学生

トリニティとアリウスの仲介してたんです!

信じてください!

 

472:名無しの青学生

これ幸いと人員と技術の提供を要求してきやがってよ

まぁ、先生が何とかしてくれたんですがね

 

473:名無しの青学生

シャーレの権限ってスゲー!!

 

474:名無しの青学生

権限というより先生の人徳やぞ

 

475:名無しの青学生

何ですか!? 青学には人徳がないって言いたいんですか!

 

476:名無しの青学生

はい

 

477:名無しの青学生

ま、多少はね?

 

478:名無しの青学生

各地のスパイより

ゲヘナ「雷帝関係なく胡散臭い」

ミレニアム「技術盗用はないけど胡散臭い」

ヴァルキューレ「前科しかないやん」

 

479:名無しの青学生

困った否定できない……

 

480:名無しの青学生

アリウスも青学より分かりやすいからマシって甘い判定になったからね

 

481:名無しの青学生

悪い大人のせいだったからセーフ?

 

482:名無しの青学生

青学も悪い大人のせいだったんです!

許してください!

 

483:名無しの青学生

今日もまたカールの風評被害が増える

 

484:名無しの青学生

おいたわしや、カール

 

485:★鳥頭

あの、謝肉祭の来賓として向かってる途中で職質受けたんだけど

 

486:名無しの青学生

 

487:★七武生

夜にライブあるのに、余計な仕事増やすな!

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――ビターエンド:また始めよう――

 

○条件

・攻略戦でのランカー&処刑人の貢献度が40%以上

・スペシャルミッションを未開放、未クリア

 

 

『カルテットが生きている。やはり、奇跡とは起きるものだな』

 

『アリウスとして神秘を使い果たしてギリギリだったけどね!

 治療として青学の神秘を補充したけど、完全に元には戻らなかったね!』

 

『先生は気付かなかったのだな。

 アリウスの憎悪と神秘を肩代わりし、その全てを消費する意味に』

 

『前に青学の神秘を捨てたのいたでしょ? アレの逆バージョンだね。

 アリウスの生徒として記憶と感覚が壊れちゃったのかも』

 

『これが、原作以上に誰かを救おうとした思い上がりの代償か。

 四人分の人格で数十の命が助かるならば、奇跡とは安いものだな』

 

『それは我らが失うことに慣れているからである。

 決して他者に押し付ける物ではない』

 

『ま! 生きてるだけでも奇跡なんだし、いいじゃない!』

 

 

 

 

「はぁ~、やっと退院です」

「気が付いたらブルアカ世界とか、罰ゲームかと思ったわ」

「色彩が終わった後の世界で助かった……」

「私たちも頑張ってたっぽいけど、忘れてるんだよねぇ」

 

「皆さん、退院後に行きたい場所があるんですが……」

「奇遇だな、アタシもだ」

「私もだ」

「もしかして……せーので言うよ?」

 

「「「「トリニティ謝肉祭!!!」」」」

 

「う~ん。なんか気になるんですよね」

「別にトリニティ推しってわけじゃないんだけどな」

「そもそも未プレイなんだけど」

「その謎を探りに、トリニティの奥地へ向かった――でいいんじゃない?」

 

 

 

「見てください。モモフレメイド喫茶ですって」

「どっちか一つにしろよ」

「メイド喫茶とか前世で恥ずかしくて行けなかったな」

「だが今は違う! 私たちもJKだし恥ずかしくない!」

 

「「「「四人で~す」」」」

 

「お帰りなさいませ――ッ!?」

 

「お、カッコイイ系のメイドさんですよ」

「こういうのもアリだな」

「クールよりパッションの方がすきだぞ」

「C&Cよりもメイドしてる!」

 

「……どこかで会ったことありませんか?」

「おいおい、いきなりナンパかよ~」

「いやぁ、私もなんだよね。何でかな?」

「バルス! いや、スから始まる感じが喉に……」

 

「気のせいですよ……席に案内します」

(これ以上、彼女たちを傷つけるわけには――)

 

「メイドもお客さんも笑顔ですね」

「ふ~ん、いい雰囲気じゃん」

「学園祭だし、ガチのじゃなくて逆に良かった」

「なんか……あったかい……!」

 

「あれ? どうして、涙が……?」

「何だよお前ら全員、急に泣き出してさ」

「お前も泣いてんじゃん」

「ああ、なんか、ほっとした。よく分からないけど」

 

「えっと、ご注文は――」

 

「「「「スマイル1つ!」」」」

 

「か、かしこまりました……(引きつり笑顔)」

 

 

 

「メイド喫茶良かったですね。……皆さん、相談があります」

「分かってる、アリウス支援ってヤツだろ?」

「別にいいぞ。興味があったしな」

「働き口探してたしね~」

 

「え?」

 

「えっと、スバルさんでしたっけ?」

「今度、そっちに顔出しに行く」

「アリウスって今どうなってんだろ?」

「青学って何でもやってるね~」

 

「「「「また、よろしく、スバル」」」」

 

「「「「あれ……? また?」」」」

 

 

「ええ、ええッ。こちらッ、こそッ……!」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 ――ハッピーエンド:アリウスカルテット――

 

○条件

・攻略戦でのランカー&処刑人の貢献度が39%以下

・スペシャルミッション「赤き竜」「厄災の獣」「天使の試練(改)」をクリア

 

 

『黙示録の最後、信者は全て復活するか……

 都合のいいテクスチャだけが残ることもあるのだな』

 

『も~奇跡に理由を求めるなんてよくないよ?』

 

『この奇跡を再現できれば、死んだ青学生も復活できるかもしれん。

 滅亡後も生き残れるように研究し、手に入れるべきだ』

 

『前提として、青学生が何を信仰するってのさ』

 

『そうだな――”青春の物語”、青学生はそれを信仰しているのかもしれん。

 馬鹿馬鹿しく、無茶苦茶で、それでも最後にはハッピーエンドになるものをな』

 

『ミカルンがクサいこと言うなんて! 先生の影響かな?』

 

『さてな……今回の件で原作にない奇跡も起きることは証明された。

 地下生活者とアビドスの砂嵐テクスチャへの対策を見直すぞ。

 ホルスとオシリスが共に生きれる可能性があるかもしれん』

 

 

 

 

「アリウス生、しばらく代わるから全員で休憩入れ」

 

「いきなりなんですか!? 急に言わないでくださいよ!」

 

「ヴィジランテ、全員が抜けるわけにはいかないのは分かるだろ」

 

「好評なのはいいですけどぉ、人を減らせませぇん!」

 

「メイドペロロ着ぐるみからヒヨリの声が……」

 

「安心しろ。青学生とスパイで持たせる」

 

「……我が試練を超えし褒美だ。未熟な身なれど手を貸そう。

 ふむ、冥途へ送れば良いのか?」

 

「アズサちゃんが2人です!」

「うわぁあああ!? ガチのスカルマンだぁあああ!」

「それは違うメイドです」

 

「それと、このメモの出し物は全員で絶対に見ろ。

 後はこちらに任せてくれ」

 

 

「見てアレ! 自警団の副団長様よ!」

「執事服を着ていますわ。これは……アリですわね」

「お久しぶりです。お世話になりました」

 

「……サオリと同じ顔でトリニティ生に慕われてるのは複雑ですね」

 

「こ、これはOVA版の覚醒スカルマンのコスプレ!?」

「スゴイです! 話し方まで真似ていますよ!」

「あの怖い雰囲気まで出してるなんて……素敵だ」

 

「モモフレ好きには意外と人気だな黒アズサ」

 

 

 

 

「ある程度、見て回って集合しましたが……メモの場所は旧校舎らしく遠いですね」

 

「そんな所で、出し物なんかやってるんですかね?

 今更、青学が私たちを騙すとは思いませんが……」

 

「これ、サプライズというヤツだよね。

 私たち、まだ驚くと反射で撃っちゃうから気を付けないと」

 

「あ、あの建物では? ちょっと古いですけど……」

 

 

 

 

「この部屋だな。まず私とアズサが入る。

 安全を確認でき次第、合図する」

 

「サオリ、制圧訓練じゃありませんよ」

 

「5秒後に開けるぞ……今ッ!!」

 

『………………え?』

 

「これは、星空?」

 

「プラネタリウムってヤツだね。見るのは初めてだけど」

 

 

「「「「ようこそ! アリウス天体観測へ!!!」」」」

 

 

「カルテット!? まだ入院中では!?」

 

「もっと早く退院してまして、これの準備してたんですよ」

「約束したろ、星空のスバルを皆で見に行くって」

「偽物かもしれないけど、コッチの方がキレイだろ」

「~~♪(君の知らない物語)」

 

「確かに……綺麗ですね」

 

「アリウスでも空が見えるようになったけど、ここまでじゃないね」

 

「ん? 北極星の近くに紫の星なんてありましたか?」

 

「その星は、アツコさんです!」

「その隣の青いのとかはサオリやミサキだぞ」

「スバル――プレアデス星団も星を増やした、マイアたちも当然いる」

「アズサちゃんを死兆星にしようとしたら止められた……」

 

「馬鹿じゃないですか! これプラネタリウムじゃありませんよ!」

 

「でも、私はコッチの方が好きかな」

 

「姫と同意見だ。この方が、皆と一緒な気がする」

 

「いや、私も嫌いって言ってるわけじゃなくてですね……! あぁもう!」

 

「「「「サプライズ成功~~!!」」」」

 

 

 

「私ばかり恥ずかしい思いするのも嫌です。カルテットの星はどれですか?」

 

「うん? そんなのないですよ」

「いや、その、アタシらをアリウスと言っていいのか……」

「なんていうか、勝手に消えたし、追放されたのかなって」

「盛大に自爆して迷惑かけちゃったし……」

 

「……誰か、光るシールみたいなの持ってません?」

 

「さっき、クジで当てたのあります!」

 

「よし、丸く切って四つにしてください。壁に張りますよ」

 

「ふむ、これでいいな」

 

「うん。色も四色っぽいし、いい感じ」

 

「それでは、これが――」

 

『アリウス天体観測、カルテットの星』

 

「……いいんですか、私たちは青学生ですよ」

「お前らをベアトリーチェから助けれたのに、一度見捨てたんだぞ」

「きっと、これからも失敗するし、迷惑もかけるかもしれない」

「私たちの帰る場所が、アリウスにあっても、いいの……?」

 

「何を言ってるんですか。とっくに、あなたたちの場所はありましたよ」

 

「スバル、言葉で言わないと伝わない。

 先生から、青学生は全員が鈍いと聞いた」

 

「サッちゃんに言われてるって相当だよね」

 

「こういう時の言葉は分かってるな、皆」

 

 

『おかえりなさい、アリウスカルテット』

 

 

『……ただいまッ!!』

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 これにて終わりィ! 閉廷ィ! 

 シリアスばっかになって、青春とはかけ離れたキャラが増えすぎたので終了!

 

 元々、ビターエンドで終わろうとしてたので、やっぱり作者の性癖が悪い。

 「誰かの失敗の責任を取る必要悪」や「奇跡の代償として捧げる人間性」をブルアカで上手く書けなかった以前に、偽・最終編後は性癖が出過ぎました……。

 

 

 本作の悪かった所は見習わずに、皆もブルアカ二次や青学三次を書いてね♡

 是非とも、公式がNot青春なゲヘナ編をコメディにしてクレメンス!

 

アリウス後に掲示板形式のないオマケいる?

  • アリウス編で綺麗に終わる
  • ハッピーなしのアビドス3章構想案
  • 本作登場キャラ&没キャラ紹介
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