戦姫絶唱シンフォギア ガッチャ!   作:サイトーサイト

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うぉぉぉぉ!! アギト展よかった!! めっちゃ興奮しながら見てきたぞ! 凄かったぞ! こっちの小説も 書きたかった部分を書けたからよかったぞ!!


「リディアン学園 秋桜祭! (後編)」

 

こんにちは! 星野零士です! 前回 「喫茶エデン 特別出張店」が 午前中に全部終わったので、後半では 「みんなで学園を見て回る」ということになったが............

 

零士(まさか 翼ちゃんとクリスちゃんが............)

 

「翼様! そろそろお店の時間ですよ!」

 

翼「む? そうか では私も向かうとしよう 店長 私はこれで。」

 

「クリスちゃん! 行くよって!!」グググッ......!

 

クリス「いーやーだー!!! お兄ちゃんと一緒に学園を回るんだぁぁぁ!! あんな猫耳姉妹に先手を取らせて溜まるかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

そう 翼ちゃんとクリスちゃんは まさかの出店があるとの事で 離れることになったが クリスちゃんが猫の様に地面に張り付いて、一切地面から話そうともしなかった......というか......

 

零士(猫耳姉妹って何? 出店にそんなお店あったかな......)

 

クリス「うにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」ギギギッ......!

 

引きずられながら 猫のような呻き声をあげ、地面を爪で引っ掻くような勢いで抵抗するクリスちゃん。その必死な絶叫が学園の廊下に響き渡る、それを見兼ねた 翼ちゃんが クリスちゃんに声をかけた。

 

翼「.......見苦しいぞ、雪音。私たちが受け持っているのはシンフォギア奏者としての.......いや、今は甘味処「風鳴屋」の看板娘(仮)としての職務だ。店長や他のみんなをを待たせるわけにはいかない」

 

クリス「うるせーッ! 防人(さきもり)の癖に店長とか看板娘とか言うな! 私はお兄ちゃんと一緒にお好み焼き食べたり、クレープ食べたり、あわよくば手を繋いでデートみたいな雰囲気を味わうはずだったんだよぉぉぉぉ!!」

 

あっ そういうこと? じゃあ 何か買ってあげた方がいいかな?

 

零士「あ、それなら後で俺が焼きそばでも買って差し入れに持って行くよ? だからほら、クリスちゃんも仕事頑張って!」

 

クリス「〜〜〜〜っ!!! お兄ちゃんのバカァァァァァ!!! 嬉しいけどそういうことじゃねぇぇぇぇぇ!!!!」

 

ついに涙目でクリスちゃんのクラスメイトなのかな? そのままずるずると連行されていくクリスちゃんを見送りながら、俺はぽりぽりと頬を掻いた。

 

零士「あはは……。クリスちゃん、本当に学園祭を楽しみにしてたんだな。差し入れ、大盛りで作ってもらうように頼んどこう」

 

その時、俺の隣からダークが現れて、そこからダークの声が聞き届いた。

 

ダーク「.......おい零士。お前、今のアレを見て本当に「学園祭を楽しみにしてた」だけで片付ける気か?」

 

零士「ん? ダーク、どういうことだ?」

 

俺の隣で、トーンを極限まで低くしたような、どこか呆れ果てた溜息が漏れ出す。

 

ダーク「ハァ.......あのなぁ お前のその超がつくほどの鈍感さ、もはや一種の呪術か何かに見えてくるな。あのチビ助がなぜあそこまで発狂していたか、少しは頭の戦闘演算(センス)を恋愛の方に回したらどうだ?」

 

零士「なぜそこで恋愛!? 訳が分からない......」

 

俺が困惑していると 遠くから 響ちゃんと未来ちゃん そして フェリス様、バアルゼブル様が 来てくれた。

 

響「てんちょーう!」

 

未来「こっちです!」

 

零士「ごめんね 響ちゃん、未来ちゃん それと フェリス様とバアルゼブル様。お待たせしてもらって......」

 

フェリス「いえいえ! 大丈夫ですよ! 零士さん!」

 

バアルゼブル「えぇ! そうです!」

 

零士「そ......そう? ならいいけど......」

 

良かった......てっきり 待たせたことに少し切れてるのかと思った..........ってあれ?

 

零士「ねぇみんな、マリアちゃんたちは? 」

 

「「「ッ!!」」」

 

響「あぁ! マリアさん達は─────むごっ!?」

 

未来「響、抑えて......!」

 

零士「えちょ......未来ちゃん何を......」

 

フェリス「あぁ! マリアさんは今、セレナさん達を連れて学園を見るそうです!」

 

バアルゼブル「そうです! カオスやノルンも着いているので 大丈夫です!」

 

え......えぇ......? ほんとかなぁ......

 

零士「......まぁいいや わかりました なら行きましょうか!」

 

よーし! 遊ぶぞぉ〜!

 

ダーク「............この鈍感め............」

 

━━━━━━━SIDEOUT━━━━━━━

 

━━━━━━━第三者SIDE━━━━━━

 

フェリス「......ふぅ......何とかなったァ......」

 

響「むぐぐ〜ぐ!!」

 

未来「あぁ ごめん響......」パッ

 

未来はすぐに響の口から手をどける そして響はすぐにめいっぱいの空気を吸い込んだ。

 

響「ケホッケホッ! すぅ......はぁ...... 何するの未来〜!」

 

未来「ごめんね 響......でも こうしないと 零士さん マリアさん達を探すためにしらみ潰しに探して回れないから......」

 

バアルゼブル「とにかく......! これで零士さんを私たちで独占できました! 私たちは1歩リードです!」

 

未来「ですね!」

 

響「......一体なんの話しをしているのだろう......?」

 

響はまだ 自分自身の恋心に理解を深めていなかった......

 

そうして、零士達は そのまま 学園を見て行く......

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

翼「いらっしゃ......あっ 零士殿、来たのですね!」

 

まず 風鳴翼のいる出店「風鳴亭」に赴いた零士達、そこには 割烹着を着て 接客していた。 そして 近くの席には......

 

奏「おぉ! 店長! さっきぶりだな!」

 

天羽奏も そこに居たのだ。

 

零士「奏ちゃんもここに来たの?」

 

奏「おうよ! 翼の店が飯系だったのは知ってたけどよぉ......ここまで凝ってるなんてな......」

 

翼「零士殿、それに 立花達に 明日野殿に 雷光殿も 席に座ってくれ。」

 

零士「あぁ うん!」

 

そうして 翼の出店を楽しんだ......ちなみに 雷光とは バアルゼブルのことで この世界での人間の名前である。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

そうして 様々なところを見ていると 途中、廊下から走っている音が聞こえた......そこには......

 

零士「......クリスちゃん?」

 

雪音クリスが走って居た......制服ではなく、その出店の服装のようで 出店の最中に走り出してきたのだろうか。

 

クリス「おにぃちゃぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」ガバッ!

 

零士「おっとと!?」グラッ......!

 

「「んなっ!?」」

 

未来「なっ!?」

 

響「ほぇっ!?」

 

フェリスとバアルゼブル、未来に響も全員驚いた......それは クリスの表情が 「涙目」だったからだ。

 

零士「えぇ!? クリスちゃん どうし────」

 

「あっ! 居た! 雪音さん!」

 

クリス「ピィッ!?」

 

なんとも情けなく 可愛らしい悲鳴をあげるクリス、その視線の先には 先程クリスを出店まで引きずったクラスメイトで 3人ほど走ってきたのか 息も絶え絶えでこちらに来た。

 

零士「え......えっと......みんなどうしたの?」

 

「あっ! 雪音さんのお兄さん!」

 

「実は 雪音さんを 「学園祭歌唱コンテスト」に出したいんです!」

 

フェリス「学園祭歌唱コンテスト?」

 

バアルゼブル「それは一体......?」

 

フェリスとバアルゼブルが困惑していると 零士が思い出すように言った。

 

零士「確か 学園祭後半にやる項目だよね? 参加者が多いってやつ......」

 

「そうです! それです!」

 

響「でも コンテストにクリスちゃんを出したいって.......」

 

未来「どうしてなんですか?」

 

未来が クラスメイトにそう聞くと クラスメイトは自信満々でこう答えた。

 

「それはね! 雪音さん 歌が上手なの! まるで天女みたいに透き通っていて......」

 

クラスメイトがそう話そうとすると クリスが顔を赤らめて 手をブンブン と振って 話しを誤魔化そうとした。

 

クリス「ぎにゃぁぁぁぁっ!? やめろぉぉぉぉ!! 言うなぁぁぁぁ!!!」

 

そして クラスメイトにそう言われた 響達は 少し気になってきたようだ。

 

響「......クリスちゃん、シンフォギアの時もだけど 歌が上手かったような......私 気になってきた!」

 

クリス「はぁ!? 何言ってんだバカ!」

 

クリスが 顔真っ赤でそう言うと 未来やフェリス、果ては零士すらも気になってきたようだ。

 

未来「......でもたしかに、クリスって 私たちに素の歌声を披露したりしないよね?」

 

フェリス「気になってきました......」

 

零士「俺も......いつもは戦いとかで聞いてるけど......」

 

クリス「なっ!? お兄ちゃんまで......!?」

 

「さぁ雪音さん! お兄さんも こちら側です! 大人しく歌って貰いますよぉ〜?」

 

ジリジリと近づいてくる クラスメイト達に クリスは.....

 

クリス「い......いいよ! 出てやるよ! 」

 

ついに観念したようだ。

 

「やった!「その代わり.......交換条件だ!」 えっ?」

 

喜んだのもつかの間 クリスから交換条件が提示された......それは......

 

 

クリス「出てやる変わりにお兄ちゃんも一緒に出てデュエットしてくれなきゃ、絶対に出場してやんねぇからな!!」

 

なんと零士と一緒なら出てやる というものだった そのため 零士は驚いた。

 

零士「ええっ!? 俺も!? いや、俺は歌なんて......」

 

クリス「うるせぇ! お兄ちゃんと一緒にステージに立つって決めたんだよ! 嫌なら私はここで一生地面と合体してやる!」

 

と そのまま地面に張り付いている クリスに 零士は根負けした。

 

零士「もー......わかったよ......俺も出るから......」

 

クリス「シャアッ!!」

 

と クリスは人前でガッツポーズをした。 そんな中 フェリス達は......

 

フェリス「......零士さんの......歌?」

 

バアルゼブル「......ものすごく気になります......」

 

未来「はい......!」

 

響「店長の歌!? すごく気になるぅ!!」

 

と 割と乗り気だった......

 

結局、クリスの必死すぎる、そして顔を真っ赤にした お願いに押し切られ、零士もコンテストのステージに上がることになってしまった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ステージ裏で、椅子に座って息を吐いていた零士の隣にはダークが壁に背もたれ、零士に聞いていた。

 

ダーク「おい零士。お前、自分が今から何をするか分かっているんだろうな? お前が、あのチビ助とデュエットなどしてみろ。客席の女どもの情緒がどうなるか.......。」

 

零士「それは買いかぶりすぎじゃない?」

 

零士が 否定しようとすると ダークがそれを否定した。

 

ダーク「そう言って卑屈になるな、むしろ自信を持てよ......はぁ......あいつら(ヤンデレ女神達)に零士からバッシングでもされたらこの学園ごと消し飛ばされかねんぞ」

 

零士「もー! 大丈夫だってダーク! クリスちゃんが楽しく歌えれば、俺の歌なんておまけみたいなもんだろ?」

 

ダーク「.......ハァ、もう勝手にしろ。一応、ステージに批難が来ないかだけは監視してやる」

 

そして本番。幕が上がると、超満員の客席から地鳴りのような大歓声が沸き起こった。そして 演奏が始まった......

 

クリス「♪〜!」

 

クリスちゃんの圧倒的な歌唱力が響く......そして

 

零士「♪〜!」

 

 

 

零士もまた 必死に合わせた歌声が見事なハーモニーを生み出し、ステージは大成功。結果は見事、クリス&零士ペアが満場一致でチャンピオンに輝いた。

 

クリス「へへん、見たか! お兄ちゃんと私の愛の......じゃなくて、コンビネーションの勝利だ!」

 

トロフィーを胸に抱き、今までにないくらい嬉しそうに俺の腕に抱きついてくるクリスに 零士も 「やってやったね」という笑顔を見せる......すると どこからか声が聞こえた......

 

 

?「ちょぉぉぉぉっと 待つデェェェェェェェスッ!!」

 

クリス「んぉ!? なんだ!?」

 

零士「......あれ? この声って......」

 

 

 

 

調「チャンピオンに.......」

 

切歌「挑戦デース!」

 

見ると、暁切歌と月読調が、どこから持ってきたのかおもちゃのファンキーなサングラスをかけ、手にはマイクを握りしめて仁王立ちしていた。近所のお兄さん感覚で懐いていたはずの二人だが、その目は完全に「お兄さんと一緒に歌いたい!」という強い意志で燃え上がっている。

 

切歌「お兄さんばっかりずるいデス! 私たちだって、お兄さんと一緒にステージでハジけたいデス!」

 

調「そう。クリス先輩だけずるい。私たちも……お兄さんの隣で歌う権利をかけて、ここでガチンコ勝負」

 

クリス「な、なんだとぉ!? こいつらは私とお兄ちゃんの聖域(ステージ)に泥足で踏み込んでこようってのか! 受けて立ってやるよコノヤロー!!」

 

零士「ええっ!? ちょ、ちょっとみんな落ち着いて……!」

 

?「おうおう! 歌となっちゃあ アタシ達も混ぜてもらおうか!!」

 

零士「えっ......えぇぇ!?」

 

零士が 声の方を見ると 奏と割烹着の翼が ステージに乗り込んできた。

 

奏「ずるいぜ 店長! アタシ達にも こんなイベントがあるのを言えよ!」

 

翼「私の場合、奏に連れられたのだが......だが 歌い手として 防人として! 歌わねばな!」

 

クリス「ねぇよ!? そんな防人は!」

 

さらに 別の声も聞こえた......

 

?「待ちなさい!」

 

クリス「この声は......!?」

 

そのまま ステージに乗り込んだのは......

 

 

 

 

マリア「さぁ! 歌うわよ!セレナ!」

 

セレナ「はい! 姉さん!」

 

 

マリアとセレナの姉妹だ。

 

 

零士「マリアちゃんにセレナちゃんまで!?」

 

クリス「つーか 集まりすぎだろ!」

 

クリスの的確なツッコミは置いておいて 今ここに さらなる激戦が......始まった......

 

零士「いや これで終わりだからね!?」

 

............訳、なかった......

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

次回予告

 

学園祭から約1週間 ひっきりなしで起きた パヴァリア光明結社の過激な行動に 零士達は疲弊していた......そんな中、 クリスからの緊急メッセージに 零士とダークは緊迫の瞬間を垣間見た。

 

第9話「敵の狙い」

 

 

クリス「あいつら......バカと未来を攫って行きやがった!!」

 

 

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