戦姫絶唱シンフォギア ガッチャ!   作:サイトーサイト

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お久しぶりです! 今回は少し短めです! ではどうぞ!


「零士の行方」

 

零士「ガハッ......!?」

 

心臓が消えたことで、そのまま落下してゆく 零士

 

シャドウ「ッ! チィッ!!」バッ!

 

シャドウは 落ちてくる零士を見つけ、そのまま飛び立って そのまま零士を抱き抱えて着地する。

 

シャドウ「零士! おい零士!!」

 

クリス「な......ぁ......!? お兄ちゃぁぁぁぁんッ!!!!」

 

マリア「レイジ!?」セレナ「レイジ兄さん!?」

 

奏者達と錬金術師達も 走ってシャドウの元に来た、零士の目は既に死んでいる者の目であった。

 

クリス「お兄ちゃん! お兄ちゃん、嫌だよぉッ!!」

 

クリスがなりふり構わず駆け寄り、零士の冷たくなり始めた手を握りしめる。涙で視界が歪み、喉が千切れんばかりの悲鳴が響き渡る。

 

クリス「嘘だって言ってよ! またいつものみたいに、笑って頭を撫でてよ.......!!」

 

マリアは言葉を失ったまま、その場に膝をついた。

 

マリア「そんな.......私たちの歌は、何のために.......」

 

セレナもまた、震える手で自身の口を覆い、溢れ出る涙を止めることができない。

 

セレナ「レイジ兄さん.......嘘、でしょ.......?」

 

翼「そ......んな......店長......殿......!?」

 

奏「ッ......店長......!!」

 

翼と奏は 悔しさのあまり、手を強く握りつける。

 

切歌「お兄さん.......嘘......デスよね.......?」

 

調「.......世界が、終わっちゃうみたい、だよ.......」

 

切歌と調は、互いの体温を確かめ合うように強く抱き合いながら、ただ怯えた目で見つめることしかできない。

 

響と未来は気絶しているため、この最悪の光景を知る由もない。それがせめてもの救いなのかもしれないと思えるほど、その場に満ちていたのは、濃密な「死」と「絶望」だった。

 

シャドウ「零士! ......や(・)っ(・)ぱ(・)り(・) (・)こ(・)う(・)な(・)る(・)の(・)か(・)よ(・)......!!」

 

シャドウは 零士の身体を揺さぶる。だが、抱きかかえたその身体は、恐ろしいほどの速さで体温を失い、自重だけでぐったりと崩れるばかりだった。

 

心臓がない

 

生を生たらしめる絶対的な中心を失った肉体は、ただの器へと変わり果てていく。

 

クリス「嫌だ.......嫌だ、嫌だァァァァッ!!」

 

クリスは零士の胸に顔をうずめ、狂ったように叫び続けた。いつも自分を甘やかしてくれた、あの温かい大きな手が、今はピクリとも動かない。

 

いくら名前を呼んでも、冷たい沈黙だけが返ってくる。

 

クリス「お兄ちゃん、お願いだから.......私を一人にしないでよ.......っ!」

 

マリアは虚脱したように、自分の両手を見つめていた。

戦うために、守るために掲げたはずの歌が、喉の奥でひからびていく。

 

隣ではセレナが、ただひたすらに零士の遺体にすがりつき、声にならない慟哭をするだけであった。

 

奏「くそ.......ッ! アタシたちが、アタシたちがもっと早く動けていれば.......!」

 

奏が地面を殴りつける。拳から血がにじむが、その痛みすら、胸を引き裂くような悔恨にかき消された。

 

翼はきつく唇を噛み締め、血の涙を流すかのように、ただ一点を見つめて立ち尽くしている。

 

防人として、多くの死線を越えてきた。

だが、大切な者を、恩人を、こうも無惨に奪われる理不尽に、彼女の剣(こころ)は今、完全にへし折れかけていた。

 

アルケミスト「......私は......なんでこんなに遅いんだ......!」

 

アルケミストは 怒りのあまり地面を殴りつけ ファウストもまた、悔しさにより 声を押し殺して、拳を強く握っていた。

 

冷徹な静寂が戦場を包み込む。

 

英雄と呼ばれた男の、あまりにも早すぎる、そして残酷すぎる結末。

 

しかし、誰もが絶望の淵に沈み、涙を流していた 英雄と呼ばれた男の、あまりにも早すぎる、そして残酷すぎる結末。

 

しかし、誰もが絶望の淵に沈み、涙を流していた......

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

アポロン「......"パキンッ!" ッ! これは......!」

 

アポロンは 「零士との絆」が 割れたことに 零士の「死」を直感した......そして「確信」する

 

アポロン「............そうか、やはりそ(・)う(・)な(・)っ(・)て(・)し(・)ま(・)っ(・)た(・)か(・).......」

 

その時、喫茶エデン内で 稲妻と空間の歪みが異常発生していた......どうやら 零士の死を感じた バアルゼブルとカオスが暴れているようだった。

 

バアルゼブル「嘘ですッ!!!! 零士さんが......死んだなんて......ッ!!」

 

カオス「クロードッ......!! やはり 発見したら先に殺しとおけば......ッ!!!」

 

そして それは ノルンやフェリスも同様だった それどころか フェリスが あまりのダメージが高かった 最後の変身の時に使っていたのは フェリスのカードだったからだろう。

 

ノルン「......信じたい......信じたい......でも......無理なのですか......零士さん......」

 

フェリス「......私の......せい......私が......クロードの銃弾に 気づいていたら......!」

 

その日、エデンの中では 女神たちの涙と泣き声が響いて居た......

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

その日のうちに、S.O.N.G本部の 霊安室にて 零士の死体が 金属板の上に寝かされていた......

 

響「......グスッ......零士さん......!」

 

未来「私たちが......連れ去られたばかりに......こんな......」

 

響と未来は 悲しみに明け暮れていた 自分たちがショッカーに連れ去られた結果、大好きな零士を失ったのだから......

 

了子「......そう悲しまないで、響ちゃん 未来ちゃん。」

 

響「ヒッグ......了子......さん......?」

 

そんな2人の前に 了子が 歩いてきた。

 

了子「......こんの バカ......私を......月に連れてゆく約束は......どうした......!」

 

了子もまた、心の中で秘めていた 「月への思い」を打ち明けた......

 

響「了子さん............」

 

そんな時、霊安室のドアが 力づくで 開けられた。

 

未来「ッ!? って あなたは......」

 

その扉の先には キャロルが立っていて、その表情は 怒りと悲しみが混ざりあった表情をしていた。

 

キャロル「......フィーネ、手伝え。」

 

了子「......何よ キャロル、私に何をやればいいのよ?」

 

キャロル「お前の「転生」の力 零士に使わせろ。」

 

「「ッ!?」」

 

キャロルは 了子に「魂の転生」を要求したのだ。 そのことに 響と未来は驚愕した。

 

了子「......しかし 私にはメリットがない。」

 

キャロル「私の研究成果の全てを対価にしてもいい、なんなら サンジェルマンの研究成果も手渡す、あいつなら喜んで差し出すだろう。」

 

了子が 断りの言葉を出すが キャロルは引かずにそのまま交渉を続けていた......

 

了子「......だが......」

 

了子が渋っていると そこにもう1人の人物が現れた。

 

ダーク「その必要は無い。」

 

ダークだった、それも 「必要はない」と一蹴して話したのだ。

 

キャロル「......なんだと貴様ッ!!!」

 

キャロルは激昂して ダークの胸ぐらを「掴んだ」。

 

キャロル「なぜ貴様は そこまでの悪態をつく! 曲がりなりにも貴様の......半身だろう!!!」

 

キャロルはそう言って 掴む手を強める......そんな時、了子が何かに気づいた......

 

了子「......待ってちょうだい。」

 

キャロル「......なんだフィーネ、俺は今忙し────」

 

了子「な(・)ん(・)で(・)ダ(・)ー(・)ク(・)は(・)消(・)滅(・)し(・)て(・)い(・)な(・)い(・)の?」

 

了子の言葉に キャロルは固まった......そう 零士の半身であるダーク、それは「零士の死亡はダークの死亡と繋がっている」ため 零士が死ねば ダークも死ぬはずだった......しかし ダークは 生きている......つまりは......

 

キャロル「......答えろ、ダーク......先生は......先生は......ッ」

 

キャロルの涙を見た ダークは 決心して 話した......

 

ダーク「......あいつは 前に あることを話した......「少し先の未来で 俺が死ぬかもしれない」とな......だから あいつは 「もしも 俺が死んだら みんなを落ち着かせてやって欲しい」とも話した......」

 

キャロル「......それじゃあ......」

 

ダーク「あぁ........」

 

 

 

 

 

 

ダーク「あいつは........生(・)き(・)て(・)い(・)る(・)。」

 

 

 

この言葉に、キャロルは涙を流して その場に座り込んだ......それは 希望の言葉となって 全員の心を 温めた。

 

未来「で......でも......それなら 零士さんはどこに......」

 

未来は 零士が生きているのなら どこにいるのかと ダークに聞いた......そして ダークはこう答えた。

 

ダーク「あぁ、あいつは今......「別の世界」に行っているよ。」

 

 

 

「「「「......えぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!!!」」」」

 

 

 

霊安室にて 女性の驚愕の声が響いていた......

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

次回予告

 

別の世界に行っているという零士、その目的は「別世界にある希望」を観察しに向かったという そんな中 これみよがしにとショッカーが 攻めて来た......奏者たちも 錬金術師達も、そして 神々も 全員が戦いを始めた......そこに 「5人の男女」が 現れた。

 

第13話「天外からの来訪者」

 

 

ダーク「奴らは......!?」

 

 

 

齋藤「ちょーっとだけ、手伝ってほしいんだよね〜?いいかな?」

 

 

 

 

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