偽書・ガンダム機動戦記   作:雑草弁士

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第56話 グレミーたち、頑張る

 ジオン共和国軍対アクシズ軍会戦派遣艦隊(仮)旗艦、ザンジバル改級ラグナレクは、ドズル中将の勅命をもってして旧ソロモン宙域、現コンペイトウ宙域へと僚艦のムサイ改級バロメルⅡ、キャメルⅡと共に出張って来ていた。更に周辺には地球連邦軍の『厚意』で派遣されたサラミス改級ナガヌマⅡとアシモフⅢ、サンタフェⅡ、ポートビルⅡの4隻が、GMⅡで編成されたMS(モビルスーツ)1個中隊12機と共に追随している。なお中隊長機はGM-NEXTだ。

 ちなみにコレは、ジオン共和国側も連邦軍側も艦長レベル以下全乗組員があんまり本気にせずに、おそらくは連邦軍艦艇とMS(モビルスーツ)隊はジオン共和国軍の『見張り』だろうと思い込んでいる。いや実は本当に、ゴップ大将とレビル将軍、ティアンム提督、ワイアット大将らの連邦軍4大大将閣下の『厚意』で付けられた部隊だったのだが。

 

 そんなわけで、未だジオン共和国軍と連邦軍の一般部隊では、双方の溝は深かった模様。ただし少なくとも『表向き』と双方が信じている命令書では、連邦軍はメンツに賭けてもジオン共和国軍を無事に本国(サイド3)へ帰還させねばならんと厳命されており、あからさまにソレに背くわけにはいかない。まあだが、連邦軍部隊が一応その命令を守るつもりがある真面目な部隊であったのは、幸いであった。

 

 

「ふう……。最前衛では、戦端が開かれた様、だな」

「艦長! ドレン少佐! 『お客さん』たちへの出撃要請が、地球連邦軍第49独立戦隊より入電しました!」

 

 

 ここ数年でどうにか佐官に昇進していた艦長のドレンは、(おもむろ)に頷く。

 

 

「わかった。『お客さん』たちを出撃させろ。ふう……。『お客さん』たちには無事に帰還してもらえる事を願うしか無い、な。死なれたら、ドズル閣下へ申し訳が立たん」

「ですなあ」

 

 

 そして艦隊から1個中隊12機のMS(モビルスーツ)が、地球連邦より供与された新型機材であるスペースジャバー6機に乗って発進して行く。この内で重要なのは先頭の1機に乗っている2機の内の1機だけであって、残りの11機はその1機の護衛である事に、ドレン少佐は気づいてもいなかった。

 ちなみに地球連邦軍のMS(モビルスーツ)1個中隊12機は、あくまで艦隊直掩として周辺に展開した。まあ命令を杓子定規に守ればそうなるという物ではある。やはり連邦軍はもう少し柔軟性を持つべきかもしれない。

 

 

 

*

 

 

 

 ドレン艦隊から出撃したMS(モビルスーツ)中隊、その先頭のスペースジャバーの上面に、中隊の隊長機が乗っていた。機種名はリックドム・ネオⅡ。これの最原型は、アナハイム社がエゥーゴ組織に流していた、ドム系MS(モビルスーツ)に連邦系技術を足しこんだ機体である。更に後、この系列機はアナハイム社軍需部門内でブラッシュアップされ、当時アナハイム社内でネオ・ルナチタニウムと呼ばれていた、アクシズ勢力から流された合金を装甲材とフレームに使用した機体へと進化する。

 そしてアナハイム軍需部門が本社から切り捨てられ破滅した後に、接収されたこの系列機はリックドム・ネオと命名されて、ジオン共和国に設計基が売却される。それをジオン系企業各社が共同で徹底改修、再設計した物がこのリックドム・ネオⅡなのだ。もっとも若干ジオン共和国には値段が高い機体であったため、ヴィッシュ・ドナヒュー少佐など最精鋭操縦士(パイロット)だけに配備されていた。

 

 しかしながら、今回ドレン艦隊MS(モビルスーツ)中隊は、その全てがリックドム・ネオⅡに統一されていた。そして中隊長機に搭乗し、同時に本命の『お客さん』が搭乗している同じスペースジャバーの下面の機体、それの護衛を任されたのは……。彼、マシュマー・セロ大尉であった。

 マシュマー大尉は、本命の『お客さん』に語り掛ける。スペースジャバーを介した直接の接触回線が開いているため、ミノフスキー粒子による通信障害は無い。

 

 

「グレミー中尉。落ち着いているか?」

『は、はい、マシュマー大尉』

「我々の作戦は、ある意味で重要だ。上手く行かす事が叶えば、アクシズ軍の有力なMS(モビルスーツ)戦力を役立たずにしてしまえるのだからな! ……更に言うならば、悪辣な蜘蛛の巣に絡め捕られた犠牲者を救い出す、人助けでもあるのだ!」

『……わかって、います』

 

 

 こわばった表情のグレミー・トト中尉に向かい、マシュマー大尉は豪快に笑う。

 

 

「ははは、そうだ。ほどほどに緊張し、ほどほどに肩の力が抜ければソレでいい! ……成功、させるぞ」

『はっ!』

 

 

 そして彼ら1個中隊のMS(モビルスーツ)を乗せて、スペースジャバーは宇宙を()けた。

 

 

 

*

 

 

 

 ペガサス最終型ヘカーテに搭載されている第2MS(モビルスーツ)中隊、その第1小隊つまりエグザベ大尉の直卒小隊であるが、その構成員は隊長であるエグザベ大尉の他、副隊長であるニャアン中尉、そしてニャアン中尉の親友ポジであるニコラ・クレイトン少尉である。

 そのニコラ少尉であるが、彼女の乗騎であるRGM-86GM-NEXTにはシロッコ技術大尉とテム技術大佐の共同開発である最新型バイオセンサーが搭載されていた。つまりは彼女もまた、超能力者(スキャナーズ)である、と言う事だ。まあエグザベ大尉やニャアン中尉、アムロ大尉、シイコ少佐ほどには強力な超能力者(スキャナーズ)では無いが。

 

 というか、まだ彼女はつい先ごろに能力に目覚めてからそう時間は経過していない。だからまだ能力の使い道とかに慣れていないと言うか戸惑っている部分すらもある。だが……。

 

 

「……見える! わたしにも(ファンネル)が見えるわ!」

 

 

 そう叫びつつ、彼女のGM-NEXTは頭部60mmバルカン、右手のビームライフル、左手のシールド先端打突部分で、同時に3つのファンネルビットを撃墜した。この戦闘中で、彼女の練度はどんどん向上している。

 まあこれは、彼女がこの戦いに至る以前にみっちり受けた戦闘訓練の密度と効率が高かったが故だ。それにその訓練を活かす事ができるほど、彼女の精神が強靭に育て上げられた事も、理由の1つに挙げられる。

 

 そう、敵はファンネル装備である。今、第49独立戦隊と交戦中なのはミサイルポッドを大量装備した高機動ブースターユニット装備のMS(モビルスーツ)多数、ズサ・ブースター(ズサブ)の集団だった。しかしそのカラーリングは黒と言ってもいいぐらいの暗い紫で、ミサイルポッドに見えていたのは換装措置を受けたファンネルポッドである。

 その通りだ。この敵部隊は強化NT(ニュータイプ)部隊。アクシズ勢力は、未だに超能力者(スキャナーズ)の事をニュータイプと呼称し、強化人間の事も強化NT(ニュータイプ)と呼んでいる。そこまで地球連邦の方針と違う形を取りたいのだろうか。いや、そうなのだろうとは思うが。

 

 

「くうっ! できれば()としたくないわね! グレミー氏、はやく来てよね!? アンタ来ないと、()とさないといけなくなるじゃないの!」

(ニコラ! 来た!)

(ニャアン! 了解! じゃ、わたしたちは離脱ね!?)

(うん。他の敵のプレッシャー、前方X軸1時方向、前方Y軸11時方向。『()』える?)

(『()』える!)

 

 

 ニコラ少尉はスラスターを噴射、現状の戦闘から離脱しようとする。強化人間、ことにこの敵は、『政治的にも』倒すのはお勧めできない相手だ。先ほどチラリと『()』えたが、やはり相手は10歳前後にしか見えない子供だったのだ。……プルシリーズ、である。

 

 

(……行かせない! ()ちちゃえーーー!!)

(しつっこい!!)

 

 

 多数のプルシリーズの中で、ひと(きわ)技量が高い、なんかエキセントリックな性格をしていそうな1個体が、ニコラをいつまでも追撃して来る。さすがにズサブースター(ズサブ)の突進力は、地球連邦軍の誇るGM-NEXTですらも振り切るのは難しい。

 しかし1機のリックドム・ネオⅡが割り込んで来る。ようやくジオン共和国派遣部隊がたどり着いたのだ。

 

 

『ザザザさあ()かれよ! この者の相手はザザッたしが引き受けた!』

「ありがとう! あなた、たしかマシュマーさん!? 今、大尉になったんでしたか!?」

『ザッの通り! ここはわたし、マシュマー・セロ大尉が通さんぞ! ザザザザ』

 

 

 マシュマー大尉の機体は、その自己顕示欲が強そうな物言いとは裏腹の堅実な操縦と戦術で、強化人間用の改装を受けたズサ・ブースター(ズサブ)を釘付けにしている。焦った思念が響き渡った。

 

 

(通して! 連邦のニュータイプ部隊を倒さないと! 妹たちがどうにかされちゃうんだからーーー!!)

『ザッザザお主、エルピー・プルであろザッザ! 投降しろ、投降するのだ! お主たちは戦場に居ていい存ざザザッでは無い!!』

 

 

 そしてニコラ機は、その場を離脱する。第49独立戦隊MS(モビルスーツ)隊は、可能な限り多くの強敵を潰して回らなければならない。強化人間の少女たちを救出するのも『政治的にも』『人道的にも』大事な事だが、全体のためにはそればかりに拘泥していられないのだ。それに強化人間救出のためには、ジオン共和国部隊との協力で事を為すという同意と算段が、上層部の間で立ってもいる事だし。

 

 

 

*

 

 

 

 グレミー・トト中尉は、超能力者(スキャナーズ)である。ジオン共和国に帰参が叶ってしばらく後、彼はドズル中将に呼び出された。そしてその場には、ガルマ・ザビ議員まで居たのである。彼のある意味絶望の化身たちが目の前に居る状況に、グレミー当時少尉は硬直したものだ。

 そしてその場で、彼はアクシズ製強化人間プルシリーズの救出作戦への参加を要請されたのだ。ガルマ議員とドズル中将は言った。

 

 

「ジオン共和国軍への帰参成立時に受けてもらった身体検査で、君にはニュータイプ能力者の素質があるらしい事が判明した。……無理やりで申し訳ないとは思う。だが、洗脳されて戦闘を強いられている憐れな幸薄い少女たちを救うため、協力して欲しい」

「地球連邦軍と連邦政府から連絡があった。供与された資料、プルツーという強化人間の少女から得られた供述書によれば、彼女が洗脳を脱する事が叶ったのは、貴官に対する服従の洗脳措置と、それを急遽エンツォ大佐に対する服従措置に書き換えた事による、指示、命令のコンフリクトによる結果だとの事だ」

「つまりアクシズの強化人間部隊、プルシリーズの洗脳は、君が前線に出て対話を呼びかける事で解除されるか、少なくとも動作不良じみた現象を起こす事はほぼ確実なのだよ。……少女たちを救えるのは、君だけだ。

 無論、強化人間部隊を完全に抑えてしまえるという戦術上の優位性も、これには含まれる。だが政治的にも倫理的にも、第一に優先されるのは無辜の少女たちの救出だ。……頼めるかい?」

 

 

 自己の良心と、そしてジオン共和国2大巨頭の『要請』による圧力に、グレミー当時少尉は陥落したのだ。ちなみにガルマ議員が『ニュータイプ能力者』と言ったのは、当時はまだ『超能力者(スキャナーズ)』に呼称が変更されていなかったためである。

 そして彼はその後、地球のインドに降下して修行を積んだりした。地表で出会った濃い色の肌、黒い長髪の超能力者(スキャナーズ)女性の能力の高さに、感服して師事したりもしたし。その甲斐あって、彼は超能力者(スキャナーズ)として覚醒。此度の作戦の要として、マシュマー大尉の部隊に参加してこの戦場に参陣したのである。

 

 ちなみにグレミー中尉が師事した黒髪の現地女性であるが、昔は元々娼館に売られた後に地元の非合法有力者の下で、精神感応を用いてのイカサマ賭博に従事させられていたらしい。しかしながら徐々に改革が進んでいた地球連邦政府の調査に引っ掛かり、超能力者(スキャナーズ)としての登録と保護を受ける事ができた模様である。閑話休題(おいといて)

 

 

「……上手くやれ、グレミー(わたし)。失敗すれば、アクシズ勢力に強大な戦力を残したままになるし、第一幸薄い少女たちを地獄に落とす事になる。頼むぞ、バイオセンサー……」

 

 

 グレミー中尉は精神を集中して、地球連邦軍から本作戦中に限り貸与された最新型バイオセンサーのブラックボックス化されたユニットを、心の腕で『叩き起こし』た。黒と赤で塗装されたリックドム・ネオⅡの機体が唸りを上げて、赤っぽい光に包まれる。

 

 

(聞け! プルシリーズたち! わたしはグレミー・トト! グレミー・トトだ! お前たちが戦っている相手は、敵ではない! お前たちの本当の敵は、お前たちを無理やりに戦わせている、エンツォ・ベルニーニ大佐だ!

 もう、奴のために戦う必要は、ない! 武器を捨てろ! ジオン共和国も、地球連邦も、お前たちを保護してくれる! 歓迎してくれる! 投降するんだ!)

 

 

 グレミー中尉の呼び掛けに、周辺の宙域のあちらこちらから、声が返ってくる。戸惑ったような、恐怖におびえた様な、そして一部は安堵した様な声が。

 

 

(え、グレミー、様?)

(ぐ、グレミー様の命令なら、従わなく、ちゃ?)

(え、でもエンツォ大佐の命令が)

(いや! どっち!? どっちに従えばいいの!?)

(だめ! こ、こわれ、る!?)

(あ、ああ……。そうか、もう、いいんだ。どうでも、いいや)

(つかれ、た……)

 

 

 そんな中、ひとつの強烈な思念が割り込んで来る。

 

 

(グレミー! グレミー・トト! 裏切者、うらぎりもの! アンタを、アンタを倒せばきっと、エンツォ大佐だって皆を大事にしてくれる!)

(エルピー・プル、か!?)

 

 

 エルピー・プル……。プルワンもしくはプルゼロ、プルオリジンと言える存在。あまりの奔放さに精神支配が上手く行かなかった存在でもある。だがその能力はプルツーと並び最強格であり、そして今、その奔放さと同時に性格の明るさも影を潜めていた。……これは姉妹たちに対する扱いを、エンツォ大佐に人質に取られたが故のものである。今の彼女を動かしているのは、姉妹たちに対する親愛の情だけだった。

 

 

(よせ、プル! 降伏しろ! 投降するんだ! ジオン共和国も、地球連邦も、お前を、姉妹たちを、受け入れてくれる!)

(嘘だ! 嘘つき!)

 

 

 だがしかし、プルの視野は狭い。感情的すぎる。彼女の精神は、強力な能力を持ってはいても、見た目通りの子供の物でしか無い。

 

 

(うわあああぁぁぁ!!)

(!! ファンネルか! オールレンジ攻撃!)

 

 

 プルの制御能力を超越する、多数のファンネルが専用ズサ・ブースター(ズサブ)のファンネルポッドから射出される。

 

 

(よせ! こんな数! お前が、お前が保たないぞ!?)

(あああ……。あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!)

(もう、聞こえないのか!?)

 

 

 インドの山奥で修行した上に最新バイオセンサーの助力があるグレミーの精神には、全てのファンネルの機動が『()』えている。無線形式のサイコミュ制御故に、その攻撃意図の『(ライン)』が丸見えなのだ。これがもし、ブラウ・ブロの様な有線サイコミュであったなら、下手をすれば能力だけが突出した、まだ技量そのものは未熟なグレミーであれば、一瞬で撃墜されていた危険があった。

 しかし無線サイコミュが敵ならば、グレミーは極めて相性が良い。ヘッドバルカンが、背中のラックに搭載したビームピストルが、手持ちのクレイバズーカが、左手に持ったビームサーベルが、それぞれ次々にファンネルを撃墜して行く。1基のファンネルが()ちる都度に、プルの精神が削られて行く。

 

 と、そこへ2人の意識の隙間に潜り込むように、別のリックドム・ネオⅡが突入して来る。それは背部からプルの専用ズサ・ブースター(ズサブ)を押さえ込んだ。

 

 

『ザザやめんか、馬鹿者! お前の姉妹たちは、ザザザッ戦闘放棄している! お前だけが戦って、何になると言うのだ!』

「マシュマー大尉!」

『ザザッだって! だって!! でも、でも!!』

『お前を地球で、プルツーが待っているのだぞ! ザザザッ』

『え……。ザップルツー、が』

 

 

 プルがプルツーという名前を聞いたとたん、残っていたファンネルが力を失い、周囲を無為に漂い出す。

 

 

(エルピー・プル……。そうだ、わたしたちは……。いや、ぼくたちは。プルツーに頼まれて、ここへ来た。来たんだ。エンツォ大佐から、お前たちを助けてくれ、って)

(プルツー……。2人目の、もうひとりの、わ、た、し)

 

 

 借りて来た猫の様におとなしくなったプルの機体を抱えて、マシュマー大尉は命令を下す。

 

 

『マシュマー中隊全機! ザザッ強化人間部隊の機体を確保もしくは曳航し、母艦へと帰還せザザザザッ!! 急げ! ここいらの圧力が消えれば、また別の敵機がザザザッ!!』

『『『『『「了解!」ザザザッ』』』』』

 

 

 グレミーを含めた部下たちが、一斉に唱和する。こうして、プルシリーズのアクシズ製強化人間たちの戦争は、終わったのである。




グレミー君とマシュマーたちが乗っているMSリックドム・ネオⅡは、どことなくリックディアスの香りがする、アナハイム系列機をジオン系企業で手を入れた機体です。ただしムーバルフレームが資料によって未使用だったり使用されてたり一部使用だったりグチャグチャなリックディアスと違い、この機種にはムーバルフレームはきちんと使われています。
連邦軍は元になった機体がGM-NEXTのレベルに到達していない事から、アナハイム軍需部門が潰された際に、ジオン共和国への売却を許可しました。ただしジオン系企業の変態技術で、生産性はともかく単体性能はかなり向上してます。これが手に入った事で、荒野の迅雷ヴィッシュ少佐もギャン・クリーガーにサヨナラしました。

なお装甲材とフレーム材のネオ・ルナチタニウムは原作で言うガンダリウムγ相当であり、本作中のルナチタニウムAに匹敵します。アクシズがGMのシールドに使われていたルナチタニウムを回収し、研究を重ねて完成させたものをアナハイム社に流して色々便宜を図ってもらいました。
ちなみに現状のガンダムMk-ⅡとMk-Ⅲ、GM-NEXTにはルナチタニウムCという更に進んだ合金が使用されています。ガンダリウムと言う用語が使われていないのには、僕らのテムさんがポロっと言ったセリフが関わっています。テムさん覚えてないけど。

あと、プルシリーズとプルの機体はズサブです。キュベレイ、現時点で影も形も無いんで。ズサブのミサイルポッドを全部ファンネルポッドに換装して、アクシズ製のサイコミュ(まだサイコフレームは完成してないです)を詰め込んだ機体。

そしてプルシリーズたちですが、この後は地球の病院に急ぎ送られて、洗脳解除の長い、長い治療に入ります。プルツーの様に完全に洗脳から逃れている者、そして洗脳の度合いが厳しい者、症状の度合いは色々、色々です……。
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