魔法少女が普通にいる世界でもゲームやアニメを再現した能力なら意外といける説   作:momo28

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第一話から矛盾を犯しそれの修正を行う男、スパイダーマ!!


割と当たりな部類の転生先

【魔法少女のさんげんり!】というアニメをご存知だろうか?

現代日本が舞台のよくあるタイプの作品だ。

 

一応あらすじを説明すると、幼少期の頃に災害などの概念に世界中の魔力が集まり化物として現れる存在『災獣』に襲われた主人公の『小泉 マコト』は、その時助けてくれた魔法少女を見て魔法少女に憧れるようになった。

 

だが柊は男であったため魔法少女にはなれないということもあって、時間が経ち成長する頃には当時のことはさっぱり忘れていた。

 

その後、なんやかんやあってマコトは指揮官……簡単に言うなら魔法少女のサポーターの才能があるからという理由で幼馴染であり魔法少女の『秋川 ナガレ』に半ば強制的に柊の通う『星流学園』にある、現在は魔法少女省で働いている先輩が設立した『魔法少女部』に入部させられる、というもの。

 

そこで出会った仲間たちと様々な災獣から街を守りながら日常を過ごしていく、どちらかというと日常系のほのぼのアニメだ。

 

魅力的な登場人物やかっこよくもあり何処か美しさのある変身シーン……変身バンク、ゆるく進んでいく主人公と魔法少女達の日常、それらを綺麗に描く神作画。

俺も前によく見ていた。

 

さて、なんでこんなわざわざ「今説明した世界に転生しちゃいました〜⭐︎」みたいな話をしたかというと………

 

 

 

全部今話した通りのことになったからだよ 

しかもなんかTSしてたし。

綺麗な長く伸ばした黒色の髪の私です。

 

じゃなくてですね???

 

罰ゲームか何かか?こういうのは受けたやつを見て楽しむのが良いのであって、自分がなるのは全くもって楽しくないんだよぉ!!

 

因みにそのことに気づいたのはつい最近…昨日のこと。

階段から転んだ拍子にドアに頭から突っ込んで突き破った。

なんで生きてんの俺。

ショックで一人称ごっちゃごちゃよ。

 

それは一旦置いておいて………いや置いておいて良いわけないよな普通病院行きだわ。

 

まあそれらと一緒に転生特典のことも思い出した俺にはやりたいことがある。

 

転生特典で前世のゲームとかアニメとかに出てくるキャラの能力とか再現したい!あと特撮。

だってなんか変なことしても相手が災獣なら戦ってたってことで説明つくじゃん。

 

そうです、私が私利私欲の塊です。

悪いかっ!!

 

因みに私はどうやら今は一人暮らししてるようで。

記憶を辿ってみると、うちの実家と両親が二人とも火の災獣に燃やされて死んでいたみたい。

そのせいで火の類を見ると勝手に体が少し震えてしまう。

………あれ?俺だけなんか設定重くね?おっかしいなこの世界割と平和だったはずなんだが………。

 

なお今は学校から帰ってる途中である。

因みにマコト君は見事にハーレム状態でした。

クソがッ!!!

 

よし落ち着こう。

 

そういえばなんか知らんけど学費とか生活費はなんとかなってるんだよな……転生パウァー!ってことか?

 

というか……。

 

「………なんか消防車多くね?」

 

わあすっごく嫌な予感。

ねえこの後の展開大体予想できるんだけど?

 

さて、ちょっと走って目の前を見れば轟々と燃え盛る我がアパート。

 

fu◯k you (ネイティブ)

 

「ちょっと、大変よ!あのアパートで火の災獣が出たって!いま近くの学校の魔法少女部の人たちが対応してくれてるから、急いで逃げて!」

 

「はは………」

 

えぇ…………?

 

 

 

 

やあやあ、ネカフェで漫画を読んでる私だ。

 

アパート?燃えたね、ばっちりと、廃墟も同然。

保証?あのアパート転生特典かなんかで知らんうちにあったアパートだからそんなんないよ。

 

「………え待ってそんな得体の知れないものに住んでたの私?」

 

嫌な真実に気づいちゃったなあ………

 

「これからどうしよ」

 

急展開が過ぎるぞ!!

プロローグで家燃える学生主人公とか何処にいるんだよ!!

 

……ここだよ!!!!

 

「特典で学費とかは問題ないけど………問題はお金だな」

 

どうやら食料品などは自分でお金を稼いで買い揃えるしかないらしい。

アパートには食料があったけど、もう燃えただろうし……。

 

ネカフェ拠点にしてバイトするか………。

 

「いやでも出禁でも喰らったらどうするか……」

 

まあその時はその時かな、河川敷にでも住むか。

 

 

 

 

Side:マコト

僕の名前は小泉 マコト、星流学園の魔法少女部というものにサポーターとして、今一緒に歩いている幼馴染であり魔法少女の秋川 ナガレに強制入部させられた哀れな男子生徒だ。

 

………自分で言ってて悲しくなってきたよ。

 

「にしても、今日は疲れたね〜」

 

「そうだなぁ……」

 

ナガレが話しかけてくる。

実は先ほど、人一人分くらいの大きさの燃えているトカゲ………小災クラスの災獣が急に現れたことにより緊急招集された魔法少女部のみんなと戦ったのだ。

 

幸いそこまで強くはなかったものの、ミスでアパートが一つ燃えてしまった。

まあ、災獣被害には補償が適応されるだろうから大丈夫だろうけど………。

 

そうしていると、急にポケットが振動し始める。

 

「…ん、電話?」

 

「あっ!北川さんからだ!」

 

北川 ヒマリ。魔法少女部で共に戦う魔法少女の一人で、魔法少女名は『ファイアリング』

クソデカ対物ライフルを持って凸砂アタックするパワフルお嬢様だ。因みにお嬢様と言われている由来は実家が太いかららしい。

 

彼女の特徴的な燃えるような真紅の髪は外見からはわからないがとてもふわふわしている。

この前ナガレが頭を突っ込んだ状態で寝落ちしたせいで拳骨を落とされていた。

 

スマホを取り出しスピーカーモードで通話を開始する。

 

「もしもし?えっと……なんの用だ?」

 

「急用よ、中災クラスの災獣がまた急に出現したの。今は私が一人で対応しているけど、相性が悪くてね……疲れているところ申し訳ないけど、急いで来てくれると嬉しいわ」

 

そう話している背景でも何かが壁に激突し、崩れていく音が聞こえる。

ヒマリさんから送られてきた情報の地点に急いで向かう。

………なんかやけにナガレが焦ってるな。

 

「だってぇ!あそこの近くにお気に入りのネットカフェがあるんだよ!?使えなくなったら困るよ〜!!」

 

「…………しょうもな」

 

 

 

 

少し走ると、災獣と戦っているヒマリさんの姿が見えてきた。

どうやらタコの形をした災獣のようで、特徴から水害に関するものと思われる。

最近大きな雨があったから、それで川の水量が増えたのが発生原因かな?

 

「やっと来たわね。急いで変身して、一気に攻めるわよ!」

 

ヒマリさんの変身後の魔法礼装はお嬢様とは正反対に思える軍服で、その胸元には太陽のようなバッヂが付いている。

………でもなぜ軍服なのに太腿の部分だけ空いているのだろうか?

 

「それじゃあマコト君っ、サポートお願いね!」

 

前に出てきたナガレがバッグからメカメカしいデザインの刀を取り出す。

めっちゃかっこいい。

 

彼女らが持つ、これらの武器などが俗に言う変身アイテム………ハザードシグナルという。

因みに彼女が持つ刀は『桜木摩天楼』と言い、アルテマ……ラテン語で最強を意味する名前を持つ大企業が開発した彼女専用のシグナルらしい。

自分で自分の会社に最強とかつけた創設者の気持ちがわからないが………。

 

ナガレの桜のような薄いピンクの髪が風で靡く。

 

「ハザードマッピング!」

 

ハザードマッピング。

ハザードシグナルに刻まれた災害などの概念を礼装として位置付け具現化する合言葉。

 

『Hazard System Deployment』

『Presents from Ultima』

 

「全部……切り拓くッ!!」

 

光に包まれた彼女の姿は、巫女服と昔の侍を思わせる服が融合したデザインの礼装を身に纏っていく。

 

魔法少女『マーダー』が抜刀したのを確認すると、僕は隣のヒマリさんに気になっていたことを聞く。

 

「そういえば、他の3人は?」

 

「………それぞれ、コンビニバイトデスマーチ、兄弟姉妹達の相手、睡眠らしいわよ」

 

「えぇ……?」

 

 

 

 

出現した災獣と戦っている様子を観察してわかったことがある。

それは今の僕たちではこいつを討伐することが難しいかもしれないということだ。

 

「何こいつ!斬っても斬ってもすぐ繋がっちゃう!」

 

「私の弾丸も貫通はしますが………効いている様子はありませんわね」

 

「恐らくだけど、この災獣は水の性質を濃く受け継いでいるんじゃないかな?」

 

となると効果的なのは凍らせることだ。

蒸発させても良いが、気体となった場合どうなるかわからないし、それなら固体化させて動きを封じ、着実にとどめを刺した方がいいだろう。

だけど…………。

 

「だめだ、連絡が繋がらない」

 

「あんのポンコツ、どんだけ寝てるんですの!?」

 

「エナちゃんは寒がりだからね………一度でもあったかいお布団で寝たら暫くは起きないよ」

 

それができる仲間に連絡が繋がらないのである!!

どうしようか………。

 

「………近くに、増援に来れる魔法少女の人って……いないかなぁ?」

 

「…………いないから、僕たちがこうやって活動してるんだねこれが」

 

「…………ここら辺、他の県とか地域と比べて魔法少女少なすぎませんこと?」

 

とかなんとか言ってる間に迫ってくる敵の触手が…………。

手がよっこに〜、あ〜ら危ない………なんてね……ははは………。

 

「あっぶねぇ避けろおおおおぉぉぉぉ!!!」

 

「「はいいぃぃ!!??」」

 

一体どうすれば………!

 

「ん?」

 

違和感を感じ、自身の手の甲を見る。

そこには、何かの赤い紋様があった。

 

 

 

 

Side:芸無

近くになんか中災クラスが出たらしい!

やっべえ早くも拠点の危機だ!急いでなんか特典で作って戦わんと住むところが河川敷になる!!

 

「…………どうするか」

 

ゲームとかアニメ、特撮って言っても色々あるからなあ………。

いい感じに瞬殺してパパッとずらかれるやつないかな…………。

 

パパッとずらかれる………身体能力………。

 

瞬殺できるくらいの強さ………伝説の武器とか?

 

すぐ消えても違和感がない能力………霊体化……?

 

………サーヴァント?

 

「それだ!!」

 

サーヴァント。

『Fate/』シリーズに登場する英雄や偉人が死後、祀り上げられ精霊となった存在。

世界からの要請を受け、過去・現在・未来を問わずあらゆる時代に召喚される。

基本的には人間からかけ離れた身体能力を持っていて、それぞれが宝具と呼ばれる………簡単に言うなら必殺技を持っている。

様々な要因を強化するものであったり、甚大な火力を持っているものだったりする。

 

召喚された、という形ならただの魔法として注目されることもないだろう。

使い魔を召喚する魔法少女もいるからね。

人形?しらね、いないんじゃない?

 

よしっ多分あの現場には主人公ことマコト君が向かっているところだろう!

全てにおいての責任を彼に押し付ける!(ドクズ)

 

そうと決まりゃあ善は急げだ!!

 

「俺はいくぞ俺はいくぞ俺はいくぞ!!」

 

住処を守れえぇぇぇぇ!!攻防戦じゃあぁぁぁ!!

 

「やはりエジプトか、私も同行しよう」

 

「花京院!?」

 

誰だテメェ!!!




恐らく続かない
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