伏黒甚爾成り代わりinブルアカ   作:Isa0509

22 / 22
この作品の目線は、トウジ目線、先生目線、第三者目線、の三つで基本かき分けている…つもりです!


予防

「「「「「ご馳走様でした!!!」」」」」

 

 

 

食事後、一同が店の外に出た頃には日も殆ど落ち、辺りは暗くなり始めていた。満足した様子のアビドス組と対照的に死んだ顔をしている先生、そしてそれを苦笑いで見ているトウジ。

そして、見送りに来たセリカは招かれざる客たちを睨みつけながら言った。

 

「早く帰って!あと二度と来ないで!わかった!?」

 

「ん、また来るね」

 

「ラーメン、美味しかったです☆」

 

「あはは…、また明日ね…」

 

“もう暗いから、帰るときは気をつけるんだよ”

 

「だから来るなって言ってるでしょ!」

 

セリカはピシャッと扉を閉め、店の奥に消えていった。

 

「それじゃあ私たちも解散しよっか~」

 

「ん、また明日」

 

「じゃあ俺らも行くか、先生」

 

“うん、そうだね。みんなも暗いから気をつけてね”

 

「一番気をつけなきゃなのは先生じゃな~い?」

 

「ん、確かに。先生は弱い、暴徒にでも襲われたらひとたまりもない。」

 

それを聞いて苦笑いを浮かべる先生、が否定はできないので黙っているしかない。先ほど見せた大人の威厳(財布)も今は見る影もなく、そこには女子高生に夜道を心配される悲しき成人男性の姿があった。

 

"ま、まあトウジもいるし大丈夫だよ!"

 

「まあいざとなったら戦うさ…」

 

トウジがため息をつきながらそう答える。トウジとて好き好んで戦っているわけではないのだ、…まわりからどうみえているかは別として。

その後、シロコが先生を送ろうとするのを阻止したりと何やかんやあったが、一同は別れを告げそれぞれ帰路に就いた。

 

~トウジside~

「先生、ちょっと出かけてきていいか?」

 

先生を無事にホテルまで送り届けたのはいいが、あまり時間がない。そう、このあと原作通りならセリカは誘拐される。先生と生徒の親交がどうこう~、とか言っててセリカに危害が及べば本末転倒、なので事前に防止することにしたのだ。

 

"別に構わないけど…何しに行くんだい?"

 

「まぁちょっと野暮用だ、大したことはない」

 

"…わかった、あたりも暗いし気を付けてね"

 

「ははっ、先生だけには言われたくないな」

 

先生と別れ、紫関ラーメンのすぐ近くの廃ビルに向かう。何度か紫関ラーメンに通っていた時に目星をつけていた場所で、周りの道を一望できる。セリカへの刺客を待ち伏せるにはちょうどいいだろう。

 

「…何よ、あんたたち」

 

「黒見セリカだな?」

 

「…カタカタヘルメット団?あんたたちまだいたの?」

 

「いい、やれ」ダダダダダダッ

 

「ッ!?」

 

いきなり発砲されたセリカは、反射的に銃を盾にするがそれで防げる面積はたかが知れいている。ただでさえ疲れていたセリカに、不意に近い形での大量の射撃。それは、彼女を戦闘不能にするには十分だった。

 

「あ…あんたたち、最初から私を狙って…?」

 

「お前ら、あいつを捕えr『させねぇよ』」

 

突如、空中から現れた影…トウジがヘルメット団のリーダーの意識を刈り取る

 

「おぉボロボロじゃねえか、セリカ」

 

「え?えぇ!?な、ななななんであんたがここに…!」

 

「なんでって、そりゃあ仲間が襲われてるのみたら助けるだろ」

 

「そ、そういう意味じゃなくて…て、ていうか私はまだ仲間だって認めてないから!」

 

「おいお前!何者だ!私たちの邪魔をする気か!」

 

「ん?そこの奴を転がしただけじゃ伝わんなかったか?」

 

「な、なめやがって!お前らいくぞ!」

 

周りのヘルメット団が一斉射撃を行おうとする…がそれより速くトウジが動く

圧倒的なスピードで意識を刈り取るその姿は、セリカからするとまるで風のようであった。と、瞬く間にヘルメット団の数は半分以下となる。

 

「どうする?まだやるか?」

 

自分たちを見るトウジの目つき、次は全員狩るぞ、そう告げるような目にヘルメット団は本能的な恐怖を覚える。

 

「て、撤退だ!急げ!」

 

意識のない仲間を引きずりながら撤退していくヘルメット団、セリカは一連の流れをただポカンと眺めているだけであった。

 

「おーい、もしもーし、聞こえてるかー?」

 

「…はっ、へ、ヘルメット団は?」

 

「全員帰ったよ、今夜はいい夢見れるだろうさ」

 

笑いながらそういうトウジに釣られ、セリカも笑う

 

「なによそれ、ていうかアンタ…トウジさんは大丈夫なの?」

 

「大丈夫大丈夫、てか別に無理して呼び方変えなくてもいいぞ?」

 

「こ、これは私が決めることだからいいの!」

 

「まあ好きにしたらいい、でこの後はどうする?病院か?」

 

「大した怪我はしてないし、このまま家に帰るつもり」

 

「じゃあ家まで送ってく、さすがにあんなことのあとじゃあほってはおけない」

 

さすがのセリカもそれには了承、こんどは無事に家までたどり着いた

 

「あ、ちゃんとアビドスのやつらに報告するんだぞ」

 

「うぐっ…わ、わかってるわよ!それと…ありがとう、本当に。助けてくれなかったら私、どうなっていたことか…」

 

「気にするな、当然のことをしただけだ。シャーレとして、人間として」

 

「うん…、じゃあまた明日。アンタも夜道、気をつけなさいよ!」

 

「あぁわかってるよ、また明日」




なんか中途半端な終わり方になってしまってすみません、あと全然3000文字より少ないです()
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

脹相転生inキヴォトス(作者:西中の虎の兄)(原作:ブルーアーカイブ)

ある朝、起きたら脹相に憑依転生していた男の物語。▼しかも、転生したのは呪術廻戦の世界ではなく、何処かの学園都市だった!?▼ブルアカをほぼ知らない彼はこの世界で生きていけるのか……▼ちなみに作者はブルアカはアニメの部分(アビドス編)までしか分かりません。▼あとはネットで流れてくる情報とpixivの某虎杖のアレしか知らないです。▼呪術廻戦はモジュロ3巻まで全部読…


総合評価:619/評価:6.79/連載:21話/更新日時:2026年07月11日(土) 18:00 小説情報

漏瑚の術式を持ってブルアカ世界へ(作者:場取らず)(原作:ブルーアーカイブ)

現実世界で死亡したオリ主が漏瑚の術式を持ってブルアカに男子生徒として転生し青春をおくる話▼主人公はブルアカ未プレイ▼初投稿で文章が拙いうえ遅筆の不定期更新になると思いますが、書きたいものを書いていく方針でいきたいと思います。▼お付き合いいただけると幸いです。


総合評価:993/評価:7.96/連載:18話/更新日時:2026年07月19日(日) 02:00 小説情報

キヴォトスメロンパンモドキ(作者:ただねこ)(原作:ブルーアーカイブ)

羂索もどきがキヴォトスを謳歌するお話。ガワは夏油です。▼タイトルはゲヘナシロモップ的なアレです▼呪術は最終巻まで読了している前提です。アニメ勢ネタバレ注意▼ブルアカは最終編まで読んでいてくれると読みやすいかと▼この作品は、「キヴォトスinドブカス成り代わり」や「透き通る世界に響く雷鳴」等に感銘を受けて書いています。もしよければこちらも読んでみてください。▼h…


総合評価:952/評価:6.8/連載:62話/更新日時:2026年07月04日(土) 16:19 小説情報

透き通る世界の闇医者は人の呪い(現在 改訂の可能性あり)(作者:宙は空である)(原作:ブルーアーカイブ)

真人の体でキヴォトスに転生してしまった主人公。▼弾丸飛び交う戦場のような世界。▼でも、無為転変があるから楽勝でしょ?▼本当にそうかなぁ……▼※主人公のブルアカの知識は対策委員会編で止まっています。▼書き始めようと思った理由はたくさんの方投稿してくださってるブルアカと呪術廻戦のクロスオーバーに脳を焼かれたからです。▼作者はブルアカ、呪術廻戦ともににわかです。加…


総合評価:1380/評価:8/未完:8話/更新日時:2026年02月10日(火) 12:31 小説情報

この私、傲慢の罪エスカノール様が青春物語を壊すことを許さない(作者:廻間)(原作:ブルーアーカイブ)

いつも通り仕事して寝て起きたら砂漠にいた。▼姿もなんか変わってるし…▼初めまして廻間です。初の小説投稿なので色々とおかしいところがあると思いますが温かい目で見ていただけるとありがたいです。▼ブルアカはエンジョイ勢です。▼※タグの曇らせは一応。▼3/17追記 読みやすいように段落開けしました。まだ読みづらいと思いますがまた編集すると思います。


総合評価:601/評価:7.6/連載:13話/更新日時:2026年04月19日(日) 22:10 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>