「「「「「ご馳走様でした!!!」」」」」
食事後、一同が店の外に出た頃には日も殆ど落ち、辺りは暗くなり始めていた。満足した様子のアビドス組と対照的に死んだ顔をしている先生、そしてそれを苦笑いで見ているトウジ。
そして、見送りに来たセリカは招かれざる客たちを睨みつけながら言った。
「早く帰って!あと二度と来ないで!わかった!?」
「ん、また来るね」
「ラーメン、美味しかったです☆」
「あはは…、また明日ね…」
“もう暗いから、帰るときは気をつけるんだよ”
「だから来るなって言ってるでしょ!」
セリカはピシャッと扉を閉め、店の奥に消えていった。
「それじゃあ私たちも解散しよっか~」
「ん、また明日」
「じゃあ俺らも行くか、先生」
“うん、そうだね。みんなも暗いから気をつけてね”
「一番気をつけなきゃなのは先生じゃな~い?」
「ん、確かに。先生は弱い、暴徒にでも襲われたらひとたまりもない。」
それを聞いて苦笑いを浮かべる先生、が否定はできないので黙っているしかない。先ほど見せた
"ま、まあトウジもいるし大丈夫だよ!"
「まあいざとなったら戦うさ…」
トウジがため息をつきながらそう答える。トウジとて好き好んで戦っているわけではないのだ、…まわりからどうみえているかは別として。
その後、シロコが先生を送ろうとするのを阻止したりと何やかんやあったが、一同は別れを告げそれぞれ帰路に就いた。
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~トウジside~
「先生、ちょっと出かけてきていいか?」
先生を無事にホテルまで送り届けたのはいいが、あまり時間がない。そう、このあと原作通りならセリカは誘拐される。先生と生徒の親交がどうこう~、とか言っててセリカに危害が及べば本末転倒、なので事前に防止することにしたのだ。
"別に構わないけど…何しに行くんだい?"
「まぁちょっと野暮用だ、大したことはない」
"…わかった、あたりも暗いし気を付けてね"
「ははっ、先生だけには言われたくないな」
先生と別れ、紫関ラーメンのすぐ近くの廃ビルに向かう。何度か紫関ラーメンに通っていた時に目星をつけていた場所で、周りの道を一望できる。セリカへの刺客を待ち伏せるにはちょうどいいだろう。
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「…何よ、あんたたち」
「黒見セリカだな?」
「…カタカタヘルメット団?あんたたちまだいたの?」
「いい、やれ」ダダダダダダッ
「ッ!?」
いきなり発砲されたセリカは、反射的に銃を盾にするがそれで防げる面積はたかが知れいている。ただでさえ疲れていたセリカに、不意に近い形での大量の射撃。それは、彼女を戦闘不能にするには十分だった。
「あ…あんたたち、最初から私を狙って…?」
「お前ら、あいつを捕えr『させねぇよ』」
突如、空中から現れた影…トウジがヘルメット団のリーダーの意識を刈り取る
「おぉボロボロじゃねえか、セリカ」
「え?えぇ!?な、ななななんであんたがここに…!」
「なんでって、そりゃあ仲間が襲われてるのみたら助けるだろ」
「そ、そういう意味じゃなくて…て、ていうか私はまだ仲間だって認めてないから!」
「おいお前!何者だ!私たちの邪魔をする気か!」
「ん?そこの奴を転がしただけじゃ伝わんなかったか?」
「な、なめやがって!お前らいくぞ!」
周りのヘルメット団が一斉射撃を行おうとする…がそれより速くトウジが動く
圧倒的なスピードで意識を刈り取るその姿は、セリカからするとまるで風のようであった。と、瞬く間にヘルメット団の数は半分以下となる。
「どうする?まだやるか?」
自分たちを見るトウジの目つき、次は全員狩るぞ、そう告げるような目にヘルメット団は本能的な恐怖を覚える。
「て、撤退だ!急げ!」
意識のない仲間を引きずりながら撤退していくヘルメット団、セリカは一連の流れをただポカンと眺めているだけであった。
「おーい、もしもーし、聞こえてるかー?」
「…はっ、へ、ヘルメット団は?」
「全員帰ったよ、今夜はいい夢見れるだろうさ」
笑いながらそういうトウジに釣られ、セリカも笑う
「なによそれ、ていうかアンタ…トウジさんは大丈夫なの?」
「大丈夫大丈夫、てか別に無理して呼び方変えなくてもいいぞ?」
「こ、これは私が決めることだからいいの!」
「まあ好きにしたらいい、でこの後はどうする?病院か?」
「大した怪我はしてないし、このまま家に帰るつもり」
「じゃあ家まで送ってく、さすがにあんなことのあとじゃあほってはおけない」
さすがのセリカもそれには了承、こんどは無事に家までたどり着いた
「あ、ちゃんとアビドスのやつらに報告するんだぞ」
「うぐっ…わ、わかってるわよ!それと…ありがとう、本当に。助けてくれなかったら私、どうなっていたことか…」
「気にするな、当然のことをしただけだ。シャーレとして、人間として」
「うん…、じゃあまた明日。アンタも夜道、気をつけなさいよ!」
「あぁわかってるよ、また明日」
なんか中途半端な終わり方になってしまってすみません、あと全然3000文字より少ないです()