グラサン銀髪美少女になったので暴れまわりたいと思います! 作:Ponkan27
やあみんな、オレだよ。柑橘ニナだよ。今日こそドジをしないように頑張るよ!前々回は賞金首ヴァルキューレに連れていくのを忘れたり、前回はケーキのお会計を済ませてなかったりとドジを踏んでるが今回こそは踏まねえぜ!
そんな話はさておき、今日は学校を1日休むことにした。何故かと言うと情報収集をしたいからである。どんな情報かって?黒服の情報だよ、黒服の。
何で黒服かっていうと、オレはあいつと協力したいと思ってるのさ。ああ!別にアビトスを裏切ろうとしてんじゃない。ユメパイを助けるために黒服と協力するのだ!
みんな知っての通りあいつはわるーい大人だが、契約はきっちり守る男?うん、多分男なんでな、こっちから契約すればユメ先輩を助けることに協力してくれるはずだ。ちゃんとメリットがあればな。これでユメ先輩の未来は安泰だな!ガッハッハッハ!…となるはずなんだが…問題は、メリットをこちらから出せないことだ。
オレの体はただのキヴォトス人の身体だからな、あいつの興味を惹かない、あいつは神秘と恐怖の研究をしてたはずだからな。どうにかしてあいつの興味を引くオレ特有の"ナニカ"を見つけ出さないと行けないな。面倒ですな。
「……あ、そうだ!」
オレは転生者なんだから未来のことを知っているじゃないか!それを黒服に伝えたら多分「えっまじまじ?おめぇの身体なんか気になってくるやんけ。契約するやんけ。」ってなるはずだ!多分、きっと、メイビー。
ヨシ!これで交渉材料は揃った!それじゃ早速、黒服の情報を探そう!!イクゾー!デッデッデデデデンカーンッ!カーンッ!が入ってる+114514点
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黒服の情報を探すと言ってもやることは聞き取り調査や、SNSでの目撃情報を探すことくらいなんですけどね。オレは刑事や探偵じゃないから情報収集のやり方なんて知らないし、かといって本業の方に頼める金も無い。うぅ、悲しい、金ほしい。具体的に言うなら100万欲しい。そんでその金でうどんが食べたい。あ?夢がないですねって?ウルセバーカ!!
「……それにしても、目撃情報とか全然無いな。あの特徴的な体なんだから写真撮られてもおかしくなさそうなのに。」
掲示板やモモチューブなどのいろんなSNSを見ているが、一向に情報が出てくる気配がない。どこを探してもいないし、人に聞いてみても、知らない、見たことがない、聞いたこともない、と返答されるばかり。
「あ"ー!!本当にいんのかよ!あいつ!いやいるんだろうけどさ!」
ここまで情報が無いとなると不安を通り越して怒りに到達しちまう。いやもう既に怒っています。
「ちょっと休憩!!これ以上やるとおかしくなる!!いや、オレって元からおかしかったか。」
ちょっと一休みだ。ここら辺に自販機がある筈だから、ミルクティーでも飲んで糖分補給だ。砂糖チューチュータイムや!
ちょっと歩くと自販機を見つけた。お目当てのミルクティーもあるっぽいな。
「よーしよし、午前のミルクティーちゃん!今飲んであげるから「すみません、少しよろしいでしょうか。」………今出てくんのかよ……。」
まじかよ……、まさかあっちから声を掛けてくるとはな……。
「初めまして、柑橘ニナさん。」
「………こちらこそ、初めまして………ゲマトリアの黒服さん。」
こりゃ想定外だよ。黒服から声かけてくるなんて思いもよらないだろ。でもまぁ、探す手間が省けたからヨシ!
「……私はまだ所属を名乗っていないのですが……どこでゲマトリアの名を?」
「未来だよ。」
「未来…?」
「ああ、オレは未来のことを知っている、そして未来でお前のことを知った。だからお前の所属やお前の名前も知っているのさ。」
「なるほど……なんともそれは興味深い…!」
「かかった……そうだろ?興味深いだろ?だからさっ、未来の事やオレの身体の事調べていいから、オレに協力してくんない?」
「ふむ……いいでしょう。協力内容を具体的に教えてください。」
「まず一つ目、武器の製作を手伝うこと。二つ目、オレの先輩を助けること。これだ。」
「ふむ……内容は分かりました。では、その協力内容に対する対価を教えてください。」
「対価は二つある。まず一つ目は、さっきも言った通り、オレの身体に付いて調べていい。だが、調べてる最中や実験などでオレが死ぬようなことはよしてくれ。二つ目、お前が要求したら言える範囲での未来のことをお前に言う。どうだ?」
「………いいでしょう。あなたに協力しましょう。」
「よし!なら、早速契約するとしよう。」
「分かりました。契約書を出しましょう。」
そう言うと黒服は懐から一枚の紙をこちらに差し出した。一応内容を角から角からまで確認する。うん、ダイジョブそうだ。黒服に詐欺られることも無さそうだな。
「………名前を書いたぞ。これで大丈夫か?」
「はい、これで私たちの契約は成立しました。」
「ヨシ!早速してほしいことがあるんだが、頼めるか?」
「ええ、いいですとも。内容は?」
「これから先オレの先輩、まあお前は調べてるとは思うが、ユメ先輩が砂漠で遭難する可能性がある。だから、お前にはこれから先ユメ先輩を監視して貰いたい。もちろん、遭難しそうになったら教えてくれ。」
「なるほど、分かりました。」
よっしゃ!これで、ユメ先輩は助かる!未来を変えられる!これでアビドスは安泰やな!ガハハ!
「そして後もう一個やってほしいことがある。」
「なんでしょうか?」
「ビナーってやつ、いるだろ?オレは将来的にあいつをぶっ倒したいんだ。そのための武器の製作をしたいんだが頼めるか?」
「…!ビナーまで知っているとは……えぇ、いいでしょう。協力しますよ。」
「ありがとな、さてこれで今のオレの頼み事、もとい協力内容はこれでしまいだ。さあ、次はお前が対価を望む番だぞ?どうする?」
「そうですね……では、あなたの毛髪と血液を採取させてはいただけませんか?」
「おっいいぜ。」
早速対価を要求して来たが、求めてきたのは未来の話でもなんでもないオレの身体の一部の事だった。いやんエッチ!結局黒服もオレの身体が目当てだったのね!このロリコン黒豆!!先生大好きクラブ1号め!
「……なぜかあなたに貶された気がしますが……。」
「気のせい気のせい。」
「……まぁいいでしょう、では採取しますね。」
そう言うと黒服はオレの腕に素早く空っぽの注射器をぶっ刺した。普通にイテェ。あと髪の毛も根本からイカレタ。禿げちゃうぞ!!また髪の毛の話してる…。ファサァ
「これで十分です。ありがとうございます。」
「おーどうってことないぜぃ。」
結構すぐ終わるもんなんだな。こういうのめっさ時間かかるし痛いものだと思ったんだが。
「そんじゃ、オレは帰るわ。ちゃんと契約は守ってくれよ?黒服。」
「これでも歴とした大人ですので、そこら辺は大丈夫ですよ。ニナさん。」
うお下の名前で呼ばれた。何故かは知らんがとても悪寒がする(自明の理)。身体がとてつもなく拒否反応起こしてる。オラッ身体は正直のようだな。
「…分かってるよ。お前は契約と言うものに関してはきっちりしているやつだってことはな。じゃあな。」
「ええ。さようなら。」
黒服がそう言うと、黒服は何もない空間にスゥーッwwwという効果音が起きそうな感じで消えていった。おい何だよその謎技術!すげぇ気になるじゃあないかッ!!
「くそっ!休日だってのに変なもの見せやがってッ!!」
オレは何もない空間に対してそう叫ぶ。その時自分のスマホからピコンとい音が鳴る。
「なんだ?……っひ!?」
なんとオレのスマホには黒服の連絡先が追加されていた。ハッーーー!!怖すぎ怖すぎ!!なんで言ってもいない連絡先登録できんだよぉ!!
「……今日はちゃんと戸締まりして寝よ……。」
そうオレは言い残しその場を去った。
"柑橘ニナのTIPS"
ニナはラーメンには長ネギをいっぱいかけるぞ!あと一口も食ってないのに胡椒とかの味変要素をいれる奴は絶許だぞ!