「デュアルレイピアにパルチザンとドラゴンランスにギガントアックス アサルトAR3にコマンドハンドガン、メタルナックルとコダチ、スクエアガードにハードバックラー色んな種類の武器を使うのね」
入院生活二日目、アミさんが病室に訪れどんな武器を使うのかと話になったのでポーチから広げて見せている
「本当はブロードソードやクレッセントムーンもあったのですがその二つはドラゴンタワーの時に壊れてしまったので」
ギガントアックスはスレイブ・プレイヤーにされた際にダークパンドラに装備されていたからディテクターによって装備されたのだろう、私は所持してなかったし
「ライフルやバズーカ系は使わないの?」
「どっちかと言えば接近系の武器が性に合ってるんです、ただ片手銃はジェシカが教えてくれたので」
実際使う時はアサルトAR3とコマンドハンドガンの二丁銃スタイルだ
「あら アミちゃんここにいたのね」
病室に里奈さんが入ってくる、ジュラルミンケースを持っているがアミさんを探していたし彼女に渡す物なのだろうか?
「拓也からこれを貴女に データが残っていたからNICSで作らせてもらったの」
ジュラルミンケースが開くとそこに入っていたのは私のLBXに酷似した姿、角は無く肩も丸めな造形何より白色であるこのLBXは
「パンドラ!」
アミさんが両手ですくい上げるようにケースからパンドラを取り出し見つめる
「悠介さんが拓也にパンドラの製造データを残していたの、それをタイニーオービットから出る時に持ってきてたのよ」
「それをこっちの機材で作らせてもらったのよ アミちゃんに渡す為にね」
流石宇崎さん…
「よかった…パンドラ」
パンドラを見つめるアミさんは喜びを隠さない、あれだけ思っていたLBXだ。再会できて嬉しいに決まってるか
「よしっ パンドラ!」
CCMにデータを登録しパンドラを操作する、机の上を軽く走りターン ジャンプし体をひねりアミさんの前に着地する
「おみごと」
「ふふっ アオイLBXバトルしましょ?」
手の上にパンドラを乗せ提案してくるアミさん
「この病室はLBXバトルも許可は貰ってるけど 大丈夫なの?二人共まだ安静にしてなくて」
里奈さんの意見ももっともだ、でも
「やりましょう! お互い感覚が鈍らないようにそして早く皆さんに合流出来るように」
私の言葉にアミさんが頷きCCMに視線を移す
「ダークパンドラ!」
「パンドラ!!」
展開したDキューブ内フィールド、工場地帯に紫のパンドラと純白のパンドラが降り立つ
バトルスタート
パンドラが装備した武器、ホープエッジを構え地面を走る
ダークパンドラも装備したパルチザンを構えパンドラの接近に備える
しかしパンドラはその勢いのまま宙を舞いコンビナートを足場に壁走に接近、ホープエッジを突き出して突撃してくる
「壁走とは!」
パルチザンでホープエッジを受け止め押し返すように力を入れる
「パワーが強い! ダークパンドラの方がパンドラよりパワーは上なのね」
押し返されたパンドラは体をひねり着地、ホープエッジを構えなおす
「今度はこちらからいきます!」
ダークパンドラが駆け出しパルチザンを突き出す
突き出したパルチザンをホープエッジで弾かれるが連続で突き攻撃を繰り返す
「早い!バンやケイタ君とはまた違うタイプね…!」
躱すだけでなくアミさんもホープエッジでパルチザンを弾き反撃しようとする
お互い打ち合いのような時間が続くが
「二人共 今日はそこまでにしましょう?」
里奈さんに声をかけられダークパンドラとパンドラの動きが止まる
「まだ二人は全快の状態じゃないわ また明日にしましょう?」
里奈さんは私達を軽く撫でると椅子から立ち上がる
「お茶をいれるわ 休憩にしましょう」
フィールドからダークパンドラとパンドラを回収しDキューブをフィールドモードからキューブモードに戻す
「里奈さん妹さんがいるの 長い間入院してるから心配させちゃったかしら」
パンドラを机に置きアミさんが頬をかく
「つい張り切りすぎてしまいましたからね」
パンドラの横にダークパンドラを置きお互いベッドに腰掛ける
空は茜色、夕暮れだ ジェシカ達は今頃戦っているのだろうか
「おまたせ そう私もLBX始めたのよ?」
お茶を机に置くと里奈さんが白衣から取り出したLBXをパンドラ達の近くに置く
「ホーネットにしたんですね!」
「えぇ ルナに選んでもらったのよ」
ルナさんとは先程の里奈さんの妹さんの事だろうか?
「ここに居るの全員ストライダーフレーム使いばかりですね」
ふと思ったことを口にすると二人がクスクスと笑う
「確かにそうね」
「ディテクターの事件が終わったらこのメンバーでお茶でも行きましょうか?」
里奈さんの提案にアミさんが賛同している、全てが終わったら日本に遊びに行くのもいいかもしれない
「その為には早くこんな事件止めないとですね」
「えぇ!アオイ明日からも頑張りましょう?」
こちらに手を向けるアミさんの手を握る、明日から忙しくなるぞ!
何処からバン達と合流させようか