インフィニット・ストラトス ~獅子の咆哮~   作:レティス

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うーん、やっぱりまだ文節下手だ。
ゲオでISのDVD借りてこようかな?と思っています。
では、どうぞ



少々カオスな自己紹介

長い入学式を終え、俺は1年1組の教室に入る。席は窓側の前から2番目だ。俺は右手中指にはめられたライオンの意匠があるシルバーリングを見つめる。このリングは一見、普通のシルバーアクセサリーに見えるが、実際は専用機【ライガーゼロ】の待機状態だ。

基本的にISは普段はこのようにアクセサリーの状態になり、起動するときにアーマーになって展開されるらしい。

 

「は~い、全員揃ってますね~。SHRを始めますよ~。」

 

俺がそうしていると、教室のドアが開いてそこから女教師が入ってきた。

 

「私はこのクラスの副担任になる事になりました。山田真耶と言います。皆さん、一年間よろしくお願いしますね。」

 

山田先生はおっとりとした様子で自己紹介する。しかし周りの女子達は山田先生の話を聞くどころか見向きも一切しない。それに数人の女子は俺ともう一人の男子の方を見てくる。

なんだこの哀愁感は…山田先生ものすごい困った顔をしているな。

 

「そ、それじゃ自己紹介を始めましょうか?出席番号順でお願いします。」

 

自己紹介か…趣味とか言えばいいか。どんな質問攻めが待っているか分からないからな。

 

「では次、獅子神くん。」

「はい。」

 

俺の番か。とりあえずさっき考えたように言えばいいか。

 

「名前は獅子神 翔汰です。趣味はシルバーアクセサリー集めと音楽を聴くことです。男性にも関わらずISを動かせる点に疑問を抱く人が多いと思いますが、何卒よろしく。以上です。」

 

俺が自己紹介を終えると、数名の女子が何か噂話をし始めた。その中には俺の親父のことまで噂する奴らもいたが、無視して席に座る。

それからこの後は女子達の自己紹介が続き

 

「はい。では次、織斑君。」

 

いよいよもう一人の男子である織斑に自己紹介の番が回った。だが織斑の様子がおかしい。ボーッとしてるのか?

 

「織斑君。織斑一夏君!」

「あっ、はい!」

 

やっぱりボーッとしてたらしいな。山田先生の声でようやく織斑は返事をした。何を考えたんだ?

 

「え~っと………織斑一夏です。よろしくお願いします…。」

 

一夏って言うのか。読み方難しいな…。にしても自己紹介なのに緊張し過ぎだろ。それに女子達は明らかに「それだけ?」と思っているだろうし。

織斑は助けを求める視線を女子達や俺に向けて送る。

それに対して俺は、とりあえずさっきの俺みたいにやればいいんじゃない?という視線を返す。すると理解したかのように再び前を向いた。なーんだ。一夏もさすがに場の空気は理解でk

 

「“以上”です。」

 

できないんかい!俺や女子数名は途端にズッコケるという…これどこのドリフ?それはともかく何だコイツ…一夏が指名されて行った行動=前に出る→名前言う→以上。

どこが自己紹介だよ!?趣味一つぐらい言えるだろ!?どこぞの観察処分者でも趣味や特技は言えたぞ!?

見てみろ一夏、山田先生涙目だよ…。

 

 

ガラッ

その時、教室のドアが開いてそこからもう一人の女教師が入ってきた。なんか目つきがキリッとしてるな。

その女教師は一夏のところに近づいていく。ん?出席簿を両手持ちした?

 

 

スパァン!

 

 

予想通りだったが、出席簿で叩くとこんな感じの音が響き渡るんだな。

 

「げぇっ!?関羽!」

 

スパァン!

 

「いっ…!」

「誰が三国志の英雄だ、馬鹿者。」

 

こうして見ると、織斑一夏は二度死ぬ(笑)…って言いたくなるな。にしてもあの先生ちょっとやり過ぎじゃないのか?何あの暴力教師……って俺のところに近づいてくる?…まさか……!

 

スパァン!

 

「oh…」

「お前が変なことを考えるからだ。」

「はい…すみません。」

 

後が怖いからもうやめとこう、うん。あの出席簿、縁が鉄でコーティングされてる…。

 

「さて諸君、私が織斑千冬だ。君達新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな。」

 

ちょっと言葉遣いそんなんでいいの?折角のカリスマ性が勿体ない気がするんですけど……

 

「「キャアアアアアアアア!!!」」

 

その瞬間、女子達が一気に叫び始めた。み、耳が痛い…。畜生こんなことなら耳栓持ってこればよかった。

 

「千冬様!本物の千冬様よ!」

「ずっとファンでした!」

 

女子達は千冬先生を見てメチャはしゃいでるな…。あーうるせぇなこれ。これ鼓膜破れたらどうしてくれるんだよ?

 

「全く…どうしてこう私の受け持つクラスには馬鹿多いんだ?それとも裏で私に集中させてるのか?」

 

まぁ、仰る通りだな。3年間これが続いたら絶対嫌になってくる。俺は御免だからな。これが続いて鼓膜破れるの。

 

「キャアアアア!お姉様!もっと叱って!」

「でも時に優しく!」

 

……もう駄目だ。お前ら病院行ってこい。そうしないと俺まで耳鼻科行く羽目になるだろうが。

 

「で…お前はまともな自己紹介もできんのか?」

「い、いや千冬姉、俺は…」

 

スパァン!

 

「ここでは織斑先生と呼べ。」

「………はい。」

 

一夏、本日三度目のお仕置き。千冬先生はあれか?必殺仕置人なのか?そして千冬先生と一夏は姉弟関係だったのか……ってまたこっちk

 

スパァン!

 

「oh…」

「誰が必殺仕置人だ。」

「それは貴女だ。」

 

グキィィ!

 

「イ”ェアアア!」

「静まれ“シシ”神。」

「あ、はい……。」

 

痛てぇ……まさかのうなじに出席簿とは……そして断末魔あげた瞬間、静まれと言われたし。それと千冬先生、俺の苗字は“獅子”神ですからね?断じてどこぞの人面鹿でもないし生命を操ったりもしないですからね?

 

「さあ、SHRは終わりだ。」

 

こうしてカオスな自己紹介は終わった。ううっ…まだうなじが痛い……。

 




今回はやたらパロディが多かったです。次回はセシリア登場です。
それでは次回もお楽しみに
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