二次創作なのだから、知らないキャラも増やしちゃうわ!
「楽しいわ! 楽しくて楽しくて仕方ない! こんなに楽しいのは何時ぶりかしら!」
月明かりが照らす廊下に少女の声がこだまする。
「まだまだこんなものじゃない! 楽しすぎて成仏するなよ!」
それに応えるのはキザな少年の声。
今宵はハロウィンの夜。
ホグワーツではハロウィンパーティが開かれてたが、それとは別に小さなダンスパーティがひっそりと開催されていた。
参加者はグリフィンドールの騎士とゴーストのお姫様たった二人。
今夜はハロウィン。朝からかぼちゃの匂いが城中に広がっており、それは屋敷しもべ妖精達が夜のパーティのご馳走を用意している証拠であり、ホグワーツの生徒達は夜を楽しみに授業を乗り越えていた。
授業が終わり夜のパーティの時間が近づくと生徒達は続々と大広間へと向かって行く。
セスタもその中の一人だった。
友達と今年はどんな品が用意されているだろうと話し合いながら大広間へと向かっていた。
その時、聞こえたのだ。
シクシクと誰かが泣いている。
一緒に歩いていリチャード、サリエリ、ケイティ、シャルロットはそんなものは聞こえないと言っていたが間違いなくセスタの耳は誰かの鳴き声を捉えていた。
パーティのご馳走はおしいが誰かが泣いているのなら放っておくことはできない。
セスタは音を頼りに鳴き声の主を探しに出かけた。
普段セスタを迷わすホグワーツもこういう時は協力してくれるので泣き声の主は直ぐに見つかった。
生徒は滅多に訪れる事のない廊下の端でシクシクと泣いていたのは何回か見た事のあるセスタと同年代くらいのゴーストの少女だった。
─何で泣いてるの?
─わからない
わからないけれど、とにかく悲しいのだと、寂しいのだと、痛いのだと。
─踊るか
取り敢えず踊ろう。セスタは少女にそう言い放った。
何でかわからないのに悲しいなら、意味もなく踊っていれば何でかわからないが楽しくなるだろう。
グリフィンドールらしい陽気な発想だ。スリザリン生が聞いたのなら馬鹿じゃないのかと言うだろう。
だが一見阿呆らしいそれが正解だった。
「あはははは」
メソメソ泣いていたのが嘘であるかのように少女は笑っている。
カツカツカツ。
廊下に響く靴音は一人分だけ。
それもそうだ。少女はゴーストである。ゴーストは地に足を付けない。
ゆらりゆらりと空を泳ぐ。
人と人で亡くなった者のワルツ。普通とは違うその光景はどこか怪し気な美しさを持っていた。
「寒くない?」
ゴーストの少女が踊りながらセスタに聞いた。
ゴーストが人間をすり抜ける時、人間はぞくっとした寒気に襲われるのだ。
今の二人は手を繋いでいる。
正確に言うのならゴーストの少女が手をセスタの手にすり抜け続けている状態なのでセスタはぞくっとする寒気に襲われ続けているのだ。
それ故の寒くないのかという質問。
「ぜーんぜん。俺は何時でもホッとだよ」
「ふふ、なにそれ」
セスタの返しにゴーストの少女はおかしいとコロコロ笑う。
本当は慣れているだけだ。セスタはゴーストに人気があってよくみんなが触れ合って来る。
だから慣れていたが、今も寒気に襲われている。
ようは痩せ我慢。
だが、セスタは未熟でもグリフィンドールの騎士。わざわざダンスの途中でそんな事を言うほど不粋じゃない。
─その方がかっこいい
嘘をつくかっこつけ方もある。ウィーズリーの双子から学んだ事だ。
ゴーストの少女の無邪気な様子は体が透けていて幽体でなければもう死んでゴーストになってしまっているなんて想像もつかないほど、生き生きとしている。
踊って、笑って踊って。
ゴーストの少女は一歩分セスタから離れた。
「どうしたんだ? まだ夜はこれからだぞ!」
ダンスの終了には速すぎる。
セスタは一晩中であろうと彼女と踊ら明かそうと考えていた。涙を流していた少女が笑ったのだ。門限を破る事など屁でもない。
「いいの。
ありがとう。
私を見つけてくれてありがとう。
私の手を取ってくれてありがとう。
ダンスに誘ってくれてありがとう。
とっても嬉しかったわ」
─じゃあ、その喜びを続けよう
そう言おうとしたセスタの唇をゴーストの少女がしーっと塞ぐ。
今さっきまで同年代に見えた少女が急に歳上のお姉さんに様変わりして、そのギャップがセスタを襲う。
「嬉しいの、楽しいのでも、いえ、だからだめなの。これ以上は貴方を連れていきたくなってしまう」
連れて行くってどこに、とは口に出さない。出してはいけない気がした。
「それに、パーティの参加資格を持っていない無法者が入っているは、ホグワーツが教えてくれたの。幼い獅子の子達が危ないわ」
「なんだって!」
幼い獅子。つまり一年生の事だ。今はハロウィンパーティの時間のはずだがセスタと同じように参加しなかった子だいたのだろう。
「貴方は行かないといけないでしょう」
─私を見つけてくれたように
自分を見つけてくれた少年とずっとずっとずっと踊っていたいという願望に蓋をする。
少女はゴーストである。もう、人生という旅を終えた者なのだ。生者を何時までも留めておく事はしてはならない。
─不謹慎だけれど無法者には感謝しなくてはね
あのまま楽しすぎる時間が続いていたら本当にセスタを自分のいる世界に連れていきそうだった。
─それだけは、ダメなの
少女はセスタに行きなさいと、手を振る。
「また今度続きを踊ろう!」
セスタはさようなら、ではなくまた会おうと、言って走って行った。
「んっ〜!!」
今夜のホグワーツは普段が嘘のように素直にセスタを進ませてくれる。
ただ走っているだけで、自然と目的地が近づいているのをセスタの感が知らせてくれた。
─うわ! 臭っっっっっっさ!!
少女に見送られて暫く走り、ある区間に差し掛かると、とんっっっでもない刺激臭がセスタの鼻腔を通り抜けた。
例えるのなら、一ヶ月間履き替えなかった靴下で牛乳を拭いて、それをまた一か月間放置したような匂い。
─ゲロ吐きそう
余りにも臭すぎる匂いは一種の毒だった。
そして、匂いの発生源もすぐに見つかることができた。
岩のような肌、ハグリッドを優に越す大きな体。
招かれざる無法者の正体はトロールだった。
─何も、させない!
闇の魔術に対する防衛術で習った敵対者を見つけた時の理想は本来は遭遇を避ける事だが、遭遇してしまった場合は何もさせない事。
トロールはセスタに背を向けており、奴らは愚鈍だ。他の動物のように超反応で後ろを振り向くなんて事はないはずだ。
先手必勝。
まずは、丸太をそのまんま持ってきました、どうです凄いぶっといでしょと言わんばかりの棍棒をトロールの手から落とそうとする。
「エクスぺ」
「Gassan」
「うわっ!」
武装解除呪文は唱えている最中、まさかあり得ないと考えていた事が起きた。
トロールが野球のバッターがするように横スイングしてきたのだ。
セスタは慌てて呪文を唱えるのを止めてく棍棒を避ける。
その不様な様子を見てトロールがニヤリと邪悪に笑った。
─あ、ヤバい
ぞわりと肌がくりだつ。
これは、洒落にならないやつだとこの一連の流れだけで察してしまう。
セスタは生まれて初めて、真に闇の生物と呼ぶべきものに相対している。
魔法族の武勇伝にはトロールが登場する事が多い。
やれ、ハイキング中にトロールに遭遇したが見事に切り抜けただとか。
やれ、マグルの街にトロールが降りて行きそうだったから追っ払ってやただとか。
やれ、トロールと椅子とりゲームをしたとか。
やれ、トロールとキスをしたとか。
まぁ、マグルで言うとこんなに大きな魚を釣ったんだ。みたいなノリである。
殆どが話半分で聞くべきもので、偶に本当の事が混じってたりする。
それもこれも、トロールが肉体の強力なスペックに反して、馬鹿で阿呆で間抜けで脳無しかつ能無しでウスノロである事に起因している。
彼らの肌は生半可な魔法を通さない。基本的にあしらわれているとはいえ、エルペントと勝負する土俵に上がれる頑丈さを持っているのだ。
そんな、馬鹿で阿呆で間抜けで脳無しかつ能無しでウスノロである筈のトロールが確かな知性を持って悪逆を為すしよう。
それは、とんでもない化け物だろう。
「ッッ!」
もう何度目か数える余裕もなく、またトロールの棍棒を避ける。いや、避けさせれている。
「gyagyagya」
トロールが不様なセスタを嗤う。
そう、このトロールはわざと棍棒を避けることができるギリギリで振り、セスタをいたぶって楽しんでいるのだ。
棍棒を床や壁にはぶつけない。大きな音が出たら人が集まる事をわかっている。集まる人の中にはトロールですら化け物だと思う奴も来るだろう。
トロールは戦いが好きなのではなく、弱者をいたぶりたいのだ。
ブンブンと空気が動く音と、セスタの荒い息遣いが廊下に沁みて行く。
─今っ!
確かにこのトロールのスペックは余す事なく発揮できる知性がある。
やろうと思えばセスタなど相手にならないのだろう。
しかしだ、トロールは遊んでいる。本気で殺そうとしていない。やろうと思えば何時でもできる事をマジになってやろうとする性根ではないのだ。
─せっかくの知能が泣いてるぜ!
だから、弱者の反撃を許してしまう。
初めて体験する闇の生物と相対する恐怖がセスタを縛っていた。
だが、ここまで手を抜かれ続けたのなら、活路の一つや二つは見つける事ができる。
ある程度把握できたトロールの癖。
ぶんっと振るわれた棍棒を躱す。ただ、躱すのでわなく、トロールに接近する。
トロールの足元まで近づいた。ここまで近づいてしまえば、逆に見え辛くなっているだろう。
セスタは棍棒を振り切ったトロールが次の行動に移る前に杖を構えてトロールの目に向かって呪文を唱える。
「ステューピファイ!」
「gyaaaaa」
放った呪文は失神呪文。決闘クラブの先輩から教わった二年生には難易度が高すぎるものだった。
セスタはこれまで試してみて、成功したのは一割ほど。
その一割もちょろっとした光線がちょっと出た程度だったというのにこの土壇場で成功させ、正確にトロールの右目を撃ち抜いたのだ。
─やっ「ぶぁっ!」
作戦の成功を喜ぶこともできないままに、頭にジタバタと足を動かしたトロールの蹴りがクリーンヒットしてしまう。
セスタが今の蹴りで挽肉にならなかったのは咄嗟に盾の呪文を発動する事ができたからだ。
しかし、衝撃を完全に打ち消し切る事ができずに突き飛ばされ、壁に打ち付けられる。
「かはっ!」
体から全ての空気が抜けてしまう。脳が揺れ、視界が回り起き上がる事ができない。
「gyaaaaaaaa」
トロールか吠える。無事な方の左目でセスタを睨む。
お前は弱者なのだから、ただいたぶられていればよいのだと、愉快な玩具であればよかったのだと。
棍棒を振りかぶる。もはや後先の事も考えずに目の前のこいつをぶっ殺してやると。
セスタは何もできない。動けない。
後1秒も経たずにセスタは死ぬ。
セスタは真に弟や妹達の兄となる事なく死ぬのだ。
無惨な挽肉となり、血肉を弾けさせ、セスタだった物に成り果ててしまうのだ。
今宵、一人のホグワーツ生の命が消え去るのだ。
ああ、何て悲しいことだろうか。
「そんな、悲しい事会ってはならないわ」
一人の少女がホグワーツの何処かの廊下でつそう呟いた。
ヒュット、一つの種がどこからともなく飛んできてトロールに張り付いた。
「ワンド! 育て!」
そして、間髪入れず呪文が種にかけられる。
ワンド。その呪文は植物を強制的に成長させるのだ。
そう、植物を。
「大丈夫ですか⁉︎ セスタ!」
ホグワーツで植物といえばそれはただ一人。スプラウト先生が助けに来てくれたのだ。
スプラウトがかけた呪文の効果により種から一気に芽が生え、すくすくなんて言葉が生温い程の速度で大樹となった。
大樹はアサガオの蔓が近くにある棒に巻き付くように、トロールに巻き付き棍棒を振り上げた状態で固定してしまう。
これで、殆ど危険は無くなった。
だが、生徒の命を脅かした外敵を捕まえただかで、終わらせる程ホグワーツの先生は甘くない。
「目を瞑ってっ!」
甲高いキーキー声のフラットウイック先生もやって来た。
スプラウトの処置によって回復していたセスタはその声に従い急いで目を瞑る。勿論、スプラウトも目を瞑る。
「ルーモス・ソルライト!」
フリットウイックが放った呪文は一年生でも使う事ができる杖先に光を灯す呪文ルーモスの最終進化系。
闇を祓う、小さな太陽が顕現し放たれる。
「gaaaa」
トロールは、必死にもがき小さな太陽から逃れようとするがそれを、スプラウトの大木が許さない。逆に動けば動く程締め付けが強くなる。
小さな太陽がトロールに直撃。
トロールはジュワッと音を立てて一欠片も残らず蒸発してしまった。
これはフリットウイックの怒りの証明だ。大切な生徒に危害を加え、いたぶり、傷つけた招かれざる無法者への怒りが、優しいフリットウイックに跡形も残らせない残酷な結末を選ばせたのだ。
トロールを抑えていた大木は少し焦げたがそれだけだった。
─すげぇ
セスタはホグワーツの先生方の本気の一端を見た。凄い人達なのは知っていたが、こんなにも凄まじとは想像もつかなかった。
それも当然だ。ホグワーツはイギリス唯一の魔法使いの育成機関であり、イギリス魔法界の未来のための要所だ。そのような場所で教鞭を取る事が許される魔法使いが生半端な訳はない。
「あぁ、本当に間に合って良かったっ!! あのゴーストの少女が教えてくれなければ今頃どうなっていたか!」
スプラウトがセスタを抱きしめ、そう言った。
─あの子が知らせてくれたんだ
「ええ、しかし二匹目がいたとは、ポッターさん達が遭遇してしまった個体より大きく、恐らく頭も回っていたようだ」
「え?」
─なんて?
セスタが、トロールと戦ったのはゴーストの少女が一年生が危ないと教えてくれたからだ。
学年が一つ上がった程度でトロールを倒せるようになる訳ではないが、一年生が相対するよりはマシな結果になるだろうという判断だ。
自分がトロールを足止めしていれば一年生達は安全だろうと思っていた。
そんな考えは甘かった。実際はセスタが相対したものとは別でトロールの平均的な知能の個体だったが、それでも一年生が遭遇してよい存在ではないのだ。
「俺は……何もできなかった」
「そんな事はありませんよ、ランパード君。 君がさっきのトロールを勇気を出してあの場に留めていなければあのトロールはポッター君達の方に向かったかもしれません。ええ、貴方は本っっ当に頑張った」
「何故パーティにいなかったのは聞きません。今日は念の為に医務室でミセスポンフリーに診てもらいましょう」
スプラウトもフリットウイックも経験豊富な大人の魔法使いである。
いつもは生徒に関わらない、うつむき気に漂っている少女があの子が危ないと忠告をしてくれたのだ。
それをわざわざ口に出すような真似はしない。
─あぁ、正しく騎士だ。守るべき子の為にトロールに立ち向かうなんて勇敢な子だ
─貴女の寮の子獅子はきちんと、紳士に育っているとミネルバに育てなくては
頭の中ではフリットウイックはトロールに立ち向かった事に、スプラウトはレディに手を差し伸べる事の出来る紳士に育っている事に感激していた。
「君の勇気に賞賛を。グリフィンドールに30点!」
「貴方の成長と無事を喜ばしく思います。グリフィンドールに30点」
二人の先生が点をくれてようやく、事が収まったのだという実感が出て来た。
─ありがとう。また、会おう
セスタは最後に助けを呼んでくれたダンスパートナーに心の中でまた会おうと告げて意識を手放した。
そうして、セスタの2年目のハロウィンは終わった。なんとも波乱な夜だった。
そしてこれから彼がホグワーツを、卒業するまで彼がハロウィンのパーティに出席する事は無かった。
「こんばんは、レディ」
「ええ、こんばんは」
ゴーストの少女と灰色のレディがとある廊下で話していた。
その廊下は少し前まで一人の騎士と少女のダンス会場だつた。
「とても楽しかったわ」
「良かったわね」
レディは優し気な顔で少女の話を聞いている。その様子は母と子のようだ。
「私ね、なんでか分からないけれど、ずっと悲しかったの、ずっと怖かったの、ずっと痛くて、ずっと寂しくて、仕方なかったの。」
レディは少女の体を見つめる。
セスタは敢えて触れなかった。少女の首には枷が、体のあちこちには鎖が巻きついたいている。
生きた時代は違うが、レディには彼女が悲しい時代を生きたのだという事がわかった。
─悲しい子
そして、死んだのだろう。死ぬ直前の事を憶えていないのはある種、救いとなっているのかもしれない。
「今夜はことさら、悲しかったの。寂しかったの」
少女が俯く。
そして頭を上げた。
「でも、セスタは私を見つけてくれたの」
少女は、レディが知る限り今夜初めて笑った。ゴーストになって初めて悲しみ以外の感情を表に出した。
少女ははにかむ様に笑えていた。
「私、なんだかとっても満たされてるの」
少女の幽体が黄金の光粒となってほどけていく。
「約束、守れなさそう。私、約束が守れなかったの二回目なの」
ゴーストはかつてこの世界に生きていた人達の残像なのだ。
死という正しい終わりに置いて行かれてしまい、何処にいけばいいのかわさらず、自分が生きていた場所を漂うばかり。
少女はいなくなってしまうのではない。
ただ、追いついただけなのだ。在るべき場所に追いついただけなのだ。
「それは、悲しい事ね。でも、貴女は今夜正しい事をし続けたのよ。貴女以外のゴーストは誰もできていない正しい道を歩んだの」
─私は貴女を尊敬します。貴女は最も正しいレイブンクロー生の一人でしょう
「貴方の騎士には、貴女が約束を守れなかった事に謝罪していた事と、貴女は幸せだったと伝えておきましょう」
「レディ、ありがとう。ずっと、気にかけてくれて本当にありがとう」
「行って来ます」
「ええ、行ってらっしゃい」
少女は旅立った。
ずっとメソメソ泣き続けていた少女は最後に笑って旅立った。
それを灰色のレディは見送った。とても、眩しいものを見るように見送った。
今宵、ホグワーツから一人のゴーストが旅立った。
悲しい事ではない。
彼女はやっと、追いつけたのだ。正しい道に追いつけたのだ。
「ただいま!」
少女はどごか、ホグワーツではない場所で生きている内についぞいう事のできなかった言葉を言えた。
「「おかえり」」
ゴーストって多分魔法使いの末路の中で最も悲しいものの一つな気がする