「「戒厳令!?」」
静かな執務室 委員長の一言で全員が驚いた
「あぁ さっきティーパーティーから通達が来た そして第19分館を隔離せよと」
「なぜ隔離するんすか?」
「エデン条約に必要な重要書類を守るためだそうだ」
とりあえず隔離に必要な人員を集めます
「お願いする」
俺は席を立ち無線機を握り
戒厳令が敷かれました繰り返します厳戒令が敷かれました 第三 第二部隊は第19分館を厳戒態勢で隔離してください
正義実現委員会本部がドタバタと慌ただしくなる
「リオ 幹線道路に検問も頼む」
了解
交通課は幹線道路に検問を設置してください
これくらいですかね
「忙しくなりそうすね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コハル明日テストらしいな
俺はテスト前日にコハルに電話した
「リオ先輩戒厳令出たって本当?」
あぁそうだよ昨日からな
「リオ なんででたか知ってる?」
先生もいたのか
「私たちもいますよ〜うふふ♡」
「はい〜」
「うん」
ハナコ先輩は知ってそうですけどね
「わからないですよ〜」
まぁいいや えっと戒厳令が出た理由は俺たちにはわからないんだ急にティーパーティーから通達があってあと第19分館を隔離しろとも通達来たぞ?
「「え?」」
どうした?
「リオ先輩試験会場は第19分館なの」
どういうことだ?
分かった調べてみる 最悪分館に特例で入れてやる
「リオさんが私たちを助けたら、それはティーパーティーからの明確な離反と同義。リオさんが正義実現委員会から追放されます」
まぁそうなるな
「こっちらで解決します」
わかったよ 何かあれば連絡してくれ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戒厳令が敷かれてから三日目
「待機命令が出た」
「「はぁ?」」
誰からなんですか?
「聖園ミカだ」
うちもですか ティーパーティーの命令が届く限りすべてのところにもなんならかの命令が出ているっぽい
「聖園ミカさんは何を考えているのか分かりませんね」
ハスミ先輩 ツルギ委員長 少し出ます
「ちょっとどこに行くんですか!?」
ナギサ先輩の警備からの応答がなくなったから状況を見てくる
「私も行きます」
ハスミ先輩聖園ミカが何を考えているかわからないし待機命令が出てる何かあったらまずいから俺が行きます
「わかった 頼んだぞ」
「ちょっと!ツルギ」
「まあ簡単に言うと、黒幕登場☆ってところかな?」
「私が本当の、「トリニティの裏切り者」。」
「というわけで、ナギちゃんをどこに隠したのか教えてくれる? 私も時間が無くってさ。」
「まあここにいる全員を消し飛ばしてから、ゆっくり探しても良いんだけど。それは面倒でしょ?」
「ミカ、どうして・・・・・・。」
「んー?聞きたい?先生にそう言われたら仕方ないなぁ。」
いや 説明しなくていい
「リオ!?」
「あれれ?正義実現委員会には待機命令が出てたはずだけど命令違反だよ☆」
それじゃミカ先輩はアリウスの生徒をトリニティ内に入れたから外患誘致罪 それとこれはクーデターだから内乱罪だな
で理由だがゲヘナが嫌いだからエデン条約を締結させたくなかった
「アハハ☆そうだよゲヘナのあんな、角が生えたやつらなんかと平和条約だなんて、冗談にも程があると思わない?考えるだけでゾッとしちゃうよ。」
「絶対裏切られるに決まってるじゃんね? 背中を見せたらすぐに刺されるよ?」
「ナギちゃんもほんと、優しいっていうか優しすぎるっていうか・・・・・・創作の中の明るい学園物語じゃないんだし。そんな都合の良い話、現実には存在しないのに。」
ぺちゃくちゃとミカは話す
「ティーパーティーのホスト 「桐藤ナギサ」に正義実現委員会がいるなら、次期ティーパーティーのホスト 「聖園ミカ」にはアリウスがつく。」
言いたいことはそれだけか?話が長い!!
「せっかちは嫌われるよ☆」
「・・・・・・気を付けて、先生。」
「こうして見ただけでわかる・・・・・・かなり強い。」
「ふふっ、そうだよ。先生には前言ったけど、私結構強いんだから。」
舐めてもらっちゃ困るな〜どんだけ抵抗しようが俺には勝てねぇよ
「トリニティの生徒が一部、こちらへ向かってきています!」
アリウスの生徒が慌てている
「?なんで? ティーパーティーの戒厳令に背くような人たちは、もう・・・・・・」
「・・・・・・いますよ。ティーパーティーにも命令できない、独立的な集団が。」
シスターフッド
「!!!」
「シスターフッド・・・・・・!?」
「つ、浦和ハナコ・・・・・・!」
「・・・・・・まあ、ちょっとした約束をしましたので。」
「約束?」
「あなたは知らなくても良いことですよ、ミカさん。」
「けほっ、今日も平和と安寧が、みなさんと共にありますように・・・・・・けほっ。」
「す、すみません、お邪魔します・・・」
「シスターフッド、これまでの慣習に反することではありますが・・・・・・・ティーパーティーの内紛に、介入させていただきます。」
「ティーパーティーの聖園ミカさん。他のティーパーティーメンバーへの傷害教唆及び傷害未遂で、あなたの身柄を確保します。」
「・・・・・・あはっ。流石にシスターフッドと戦うのは初めてだなー。なるほどね、これが切り札ってこと?」
「・・・・・・浦和ハナコ、どうやってシスターフッドを動かしたの?」
「シスターたちと仲良かったのは知ってる。でもあの子たちが何の得も無く動くはずが無い・・・・・・ねえ、何を支払ったの?」
「…………………うん、興味深いね。さて、片付けないといけない相手が一気に増えちゃったなぁ。」
「・・・・・・・ようやく顔色が変わりましたね、ミカさん?」
「・・・・・・そうかな?まあどうせホストになったら、大聖堂も掃除しようと思ってたところだし。うん、一気にやれるチャンスだって考えることにしようかな。」
「・・・・・・・あくまでも戦うつもりですか、ミカさん。この状況での勝算がどれくらいか、分からないあなたではないですよね?」
「…………………うん、そうかもね。でもここまで来て、「おとなしく降参します」なんてわけにはいかないでしょ」
「・・・・・・もう私は、行くところまで行くしかないの。」
アリウスの生徒たちが一斉に攻撃を始めた
俺はミカに銃口を向けトリガーを引くミカは容易く避け銃口を向けて撃ってくる
俺はトリガーを引きながら横へ移動し遮蔽に隠れてトップカバーをあけ弾薬ベルトをセットし、装填レバーを引く遮蔽から出て構え直し撃とうとするとミカが接近していた
こんやろ!
思いっきり銃を振り上げ接近を妨げ渾身の前蹴りを繰り出す
「女の子に蹴りって容赦ないじゃんね」
トリガーを引きながら接近し左手で拳銃を抜き撃つ
ミカは後ろにひく
そろそろやめないか?アリウスの奴らはほとんど立ってないぞ
「……………………何これ、洒落にならないなぁ。」
「・・・・・・どうして?」
「セイアちゃんが襲撃された時だって、動かなかったのに・・・・・・今このタイミングでシスターフッドが介入するなんて、冗談にもほどがあるよ。」
「・・・・・・・何を見誤ったのかな。」
「・・・・・・ハナコちゃんのことを、見くびったから?」
「ううん、「浦和ハナコ」がとんでもない存在だってことは知ってた。でも、いつの間に無害な存在になってた。変数として計算する必要がないくらいに。」
「・・・・・・アズサちゃんが、裏切ったから?」
「ううん、アズサちゃんはただの操り人形。裏切ろうと裏切らなかろうと、私の望む結果には何も関係なかった。」
「……………………・ヒフミちゃんはただの普通の子で、コハルちゃんはただのおバカさんでしょ? 変数になるような存在じゃなかった。」
「それなのに、どうして負けるかなぁ………………。」
「どこからズレちゃったんだろ。」
「・・・・・・そういえば、一番大きい変数を忘れてたね。」
「シャーレの、先生・・・・・・うん、そうだね。考えてみればきっと、あなたを連れて来た時点で私の負けだった。」
「ナギちゃんが裏切り者がいるって騒ぐから、仕方ないなぁって、ちょうど良さそうだなって思って「シャーレ」に連絡して・・・・・・そっか、あの時かぁ。」
「いやー・・・・・・ダメだな、私・・・・・・。」
「もう一つ忘れてたね……ティーパーティーの命令を違反する事を考えなかった」
「リオくんもう少し警戒しておくべきだったね」
「はぁ」
「ミカさん、セイアちゃんは・・・・・・。」
「…………………・本当に、殺すつもりじゃなかったの。今の私が何を言っても言い訳になるけど……」
「多分、事故だった。セイアちゃん、元々体が弱かったし・・・・・・それに・・・・・・」
生きてるぞセイアさんは
「え!?」
「ずっと、偽装していたんです。」
「襲撃の犯人が見つからなかったので、安全のためというのもあって・・・・・・・トリニティの外で身を隠しています。」
「セイアちゃんが・・・・・・無事………………?」
確か今は救護騎士団の団長が守ってる
「ミネ団長が…………………?」
「はい。そしてあの時、セイアちゃんを助けてくれたのは・・・・・・」
「・・・・・・いえ、これは直接ご本人の口からが良いでしょう。」
「……………………そっか。生きてたんだ・・・・・・。」
「………………良かったぁ。」
「………………………降参。私の負けだよ。」
「おめでとう、補習授業部・・・・・・・そして先生。あなたたちの勝ちってことにしておいてあげる。」
「もう何でもいいや、私のことも好きにして。」
「・・・・・・アズサちゃん。自分が何をしてるのか、その結果この先どうなるのか。それは分かってるんだよね?」
「もちろん。」
「・・・・・・トリニティが、あなたのことを守ってくれると思う?」
「これからずっと追われ続けるよ。ずっと、どこに行っても。」
「・・・・・・・あなたが安心して眠れる日は、来るのかな?」
「・・・・・・それに、サオリから逃げ切れると思う? アリウスの出身ならもちろん知ってるよね、et omnia vanitas......」
「うん、分かってる。それでも私は最後まで足掻いてみせる、最後のその時まで。」
「…………………うん、そっか。」
先生とミカが話しているとき俺はハナコに近づく
まったくどこから情報を仕入れてくるんだか
「ヒ・ミ・ツですよリオくん」
はぁ そういえばこれから試験なんじゃないか?
「そうですね」
貴方なら簡単に100点取れそうですけどね
「うふふ それではミカさんをよろしくお願いしますね」
了解
正義実現委員会の委員といるミカに近づく
ミカ先輩行きましょうか
「バイバイ、先生。」
とりあえず身柄を確保させていただきますよ
「うん」
はぁ これからめんどくさくなりますよ〜俺も貴方も
「大変そうだね まぁ頑張って」
他人事じゃないですよ
多分エデン条約締結までは自由じゃないですからね