指定した場所に現れた虎杖は、息を切らしながらも時間通りに来た。
「……来たか」
伏黒はそれだけ言う。その隣に立つ長身の男を見て、虎杖が首を傾げた。
「えっと……この人は?」
「担任」
「五条悟でーす。よろしくね」
あまりにも軽い挨拶だった。伏黒は小さくため息を吐く。
(祖父を昨日亡くしたばかりで、よく来たな)
普通なら来ない。 だがこいつは来た。それがもう答えだった。
「で?」
五条は目隠し越しに虎杖をじっと見る。六眼が、内側を覗く。
「……なるほど」
すぐに理解した。
「君の中にある呪物、今は眠ってる状態だね」
「眠ってる?」
「もう一本取り込んだら確実に起きる。でも――」
五条は笑った。
「今のままでも戦える器だよ、君」
虎杖は少し黙ってから言った。
「じいちゃんにさ、人を助けろって言われたんだ」
真っ直ぐな目だった。
「だから助けたい。呪いとかよく分かんねぇけど……俺を仲間に入れてくれ」
伏黒はその言葉を否定しなかった。五条は軽く手を叩いた。
「じゃあとは君次第だ」
その後難なくと原作通りに虎杖は学長に合格をもらった
翌日。
三人は待ち合わせ場所で待っていた。
「学生少ないんすね」
「術師は基本的に死にやすいからね」
あっさりと五条が言う。
「適性ある人間も少ないし、育つ前に死ぬことも多い」
虎杖は黙った。そこへ。
「――ねえ、ここで合ってる?」
釘崎野薔薇が現れた。簡単な自己紹介を済ませると、五条が言う。
「じゃ、東京観光行こっか。六本木」
連れてこられたのは廃ビルだった。
「「嘘つきィィー」」
虎杖と釘崎の声が揃う。
「でかい霊園+廃ビルのダブルパンチで呪いが発生したんだよ」
「出やすいのか?」
「場所の問題だ」
伏黒が答える。
「人間の“怖い”というイメージが集まりやすい場所だからだ」
「そんなことも知らないのそいつ」
「こいつ昨日まで一般人だからな」
五条は笑った。
「実地試験みたいなもん。どこまでできるか見たい」
五条は虎杖に呪具を渡す。
二人は中へ入っていった。外で待つ間。
「どう思う?」
五条が聞く。
「……イかれてるかどうかですか?」
「そこが大事なんだよ」
直後。呪霊が外へ弾き出され――釘崎が祓った。
「うん 2人ともイかれてる」
その日はそれで解散した。
そして数日後。“その日”が来た。無理難題の特級案件。伊地知が説明する。
「本来、呪霊と同等級の術師が任務に当たります」
虎杖は等級を理解していない顔をしている。
「この業界は慢性的な人手不足です。今回は緊急事態……異常事態です」
伊地知は強く言った。
「絶対に戦わないでください。会敵した場合――逃げるか、死ぬかです」
帳が下りる。空が夜に変わった。
「何だこれ!?」
「帳だ。外部から隠す結界」
伏黒は黒狼を呼び出す。
「出口の匂いを覚えさせた。特級の位置もこいつが分かる」
三人は中へ入る。
直後、生得領域が展開された。
「……閉じ込められた」
伏黒は冷静に説明する。
「出口は確保してある」
「すげぇな伏黒!」
だが伏黒は続けた。
「……その代わり、生存者はもう全滅してる可能性が高い」
その後発見したのは、無惨な遺体三名。
「持って帰る」
虎杖が言う。
「やめろ」
伏黒は止めた。
「逃げる時の邪魔になる」
口論になる。
その瞬間――
釘崎が消えた。
特級呪霊が現れる。すでに黒狼は戦っている
「虎杖、逃げろ」
「は!?なんで!」
「いいから行け!!」
蝦蟇犬を顕現させる。
「こいつを連れて釘崎を探せ!」
伏黒は特級と対峙する。
(黒狼と拮抗……今の俺じゃ単独は無理)
複数の蝦蟇犬を展開。一部が舌で拘束。 一部が攻撃。 一部が盾になる。圧倒的“物量”。呪力衝撃で吹き飛ばされるが、損耗は最小。
(いける)
次の瞬間。視界から消えた黒狼が――特級を貫いた。勝利。
伏黒は封印術付きの蝦蟇犬を出し、残骸から宿儺の指を回収する。
領域が崩壊。
蝦蟇犬の口から顔を出す釘崎と虎杖と合流。
伊地知さんへ報告。驚愕されながらも、なんとか納得された。
その日は解散となった。
後日。
「一年に特級案件はおかしい」
伏黒は五条に言った。
「上が、誰かを消そうとしてた可能性が高い」
五条はしばらく黙ってから、
「……うん」
軽く笑った。
「後は任せて」
その目だけが、まったく笑っていなかった
原作が始まればいかにを AI に原作と二次創作を混ぜれ場合の科が難しくなる、とてもとてもむずい課題だな