体調がずっと崩れてて辛い…
こっちも中々進まない…
「カウンターいくよ、場寅!」
「勿論です!」
「「炎の風見鶏!!!」」
炎の翼を纏ったボールがゴールへと突き進んでいく。所謂LCなのだが、当然のように弱点は存在している。それは───
「「「ザ・キャッスル!!!」」」
─── SB に弱いということだ。当然のように城の城壁に止められ、勢いを無くしていく───
「ファイアトルネードォ!!!」
───前に備流田が動く。得意技のファイアトルネードで城を打ち破ろうとしていた。しかし、
「ぐうう…破れねえ、だと…!?」
「ダルいけど…その程度なら止めれるね」
「ぐわっ!?」
流石に止めきられ、備流田自体が弾かれてしまった。超至近距離でファイアトルネードを打ったにも関わらず、城壁にはヒビすら入っていない。
「お前達、トライダイブを起動しろ」
「「「ハッ!!!」」」
「何だぁ?何してきやがんだコイツら…!」
影山東吾の指示により、帝国ゴールから三又に分かれた道が切り開かれた。その道を通る選手たちのスピードは先程より段違いに速い。
「「「必殺タクティクス、トライダイブ!!!」」」
「必殺タクティクス…だと?」
「向こうもあんのか!?」
「元々父さんが必殺技が使えなくてもいい働きをする選手を活躍させる為に編み出した戦術だ。帝国にも教え込んでいたんだろう…!」
ボールは屋城から穂村へと渡り、碇とのマッチアップとなる。
「ここから先は通さんぞ!」
「悪いが、無理矢理にでも通して貰う。火遁の術!」
「うわっ、煙幕か!?」
「ナイスだ穂村!ドラゴンクラッシュ!!」
「僕の技じゃないかいそれ!?」
穂村が碇をあっさり躱し、月影へて渡ったボールが龍へと変わる。その龍を待ち構えていたのは…西條。
「ナイスパス、これで決める!エンプレス・シャドウッ!!!」
龍に闇が纏わりつき、大槍へと変わっていく。未だ未完成ながら破壊力のあるシュート。しかし、雷門の正ゴールキーパー、響木正剛は動じない。
(不恰好だがマジンみてーなものが背後から槍を奮っていた。マジン・ザ・ハンドや備流田の新必殺技みてーなもんか。まぁ…)
「この程度なら止められるがなぁ!マジン・ザ・ハンドォ!!!」
大槍と化したボールを、顕現したマジンがその手で止める。多少は拮抗すると思われたが、あっさりと響木の手に収まった。
「なっ、嘘だろ!?」
「甘ぇぜヒヨッコ!身長伸ばしてから出直してきな!」
「誰がチビだテメェ!?」
こっそりと相手を煽って戦意を紛失しないようにしつつ、その強肩で投げられたボールは備流田の元へ。
「二回も止められてんだ…新必殺技、使うぜ!」
背後から炎のマジンが顕現する。備流田を空へと押し上げ、爆炎を足へと纏いながら回転する。
「爆熱…ストォォォムッ!!!!」
備流田の蹴りと共にマジンもボールを殴りつけ、爆炎とともにそのシュートはゴールへと向かっていく。
「これはマズイかな…2人とも!」
「はいはい」
「が、頑張るぞ!」
「「「ザ・キャッスル!!!」」」
三度建てられた城壁はしかし、その爆熱に耐えられず、粉砕することとなった。
「ぐわっ!?」
「うっ…」
「ぐえっ!?」
「クソッタレがッ!俺が止めなきゃ誰が止めんだよッ!デザート・ザ・ハンドォ!」
最後の砦であるGKの陣内が急いで砂をかき集め、巨大な手を生成するも、その砂塵すら粉砕し、ゴールへと突き刺さった。
「ぐわああああっ!?」
「いよおっし!三度目の正直、だぜ!」
「ナイス備流田!」
「あなたことわざとか使えたんですね!」
「うるせえぞ定良ァ!」
雷門は得点に湧き立つも、影山は考え込んでいた。
(必殺タクティクス、父さんから話には聞いていたが相手に使われるとかなり厄介だ。だが、こちらにもあのタクティクスがある。それに、新しいものも考えつきそうだ)
一方で帝国は悔しそうにしつつも次をどうするかを検討していた。
「どうする?オレが下がってアレ使った方が守り硬くなるんじゃない?」
「いやいや菜花下げると攻め手が足りんぞ」
「やっぱアレ成功させるしかないんじゃないか?」
「練習中に一度も成功してないんだが?」
───その後、スコアは動かずに前半が終了。1vs0で後半へと移ることとなった。
前半を強引に終わらせました。こうでもしないと進まんのじゃ。
先に言っておくと皇帝ペンギン1号とビーストファングはこの試合中は出ません。そもそも東吾が覚えさせようとしません。皇帝ペンギン1号の存在自体は帝国選手は知ってる。
必殺技、キャラクター、タクティクス募集中です!どんどん送って欲しいです!感想も是非!
技名:火遁の術
属性:火
何技:ドリブル技
概要:煙幕を起こして姿を隠し、
相手を抜かす忍びの技。
低火力低燃費のドリブル技。大体ヒートタックルくらい?進化系統は真型。