イナズマイレブン:if   作:アロマ電撃3号

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Xのアカウントの名前に「アロマ電撃3号」を追加してきました。
基本的にこの作品の設定なんかは作中か活動報告でやるのでフォローする必要は何一つありません。



ヤングイナズマvs帝国学園 ④

 

「だあっ、クソッ!次は止めてやる!」

「…思ったより元気そうだな、響木?」

「ショックは受けてっけどよぉ、破られることなんざ想定済みだ!前にお前の父ちゃんが破ってっからな!」

「…ふっ、破られてその調子なのは有難い。…こちらも出来るだけ打たせないようにしておく」

「おう、任せたぜ!」

 

一点決められ、同点まで追い込まれた雷門。しかし動揺はない。響木は悔しさこそ表に出しているが、同時に次は止めると意気込んでもいる。影山にも何か対策があるのか、絶望感は見当たらない。

 

「…向こうの指揮、下がってないな…。一点決めれば多少は落ちると思っていたが…」

「…次は俺のエンプレス・シャドウで…」

「3回打って全部止められてんだ。ドゥームペンギンで攻めるべきだろ」

「いやいや6人技なんて警戒されて打たせてもらえないだろ。西條が一番単独で得点出来そうだし、任せてみるのも一興じゃね?」

 

一方帝国、点を取っても浮かれてはおらず王者の貫禄を見せつける。とはいえ響木と雷門DFディフェンダー陣の守りは固く、どう攻めるかは悩みどころでもあった。

 

少々の会話を挟み、雷門ボールから再スタート。菅田が上がってマッチアップするは山之内。

 

「そこを通させてもらう、ヒート ───」

水遁の術!」

タッ…何!?」

 

水中に引き込まれて菅田の纏う火が消えてゆく。困惑している間にボールは山之内の足元にあった。そのままドリブルで上がっていく山之内の目の前に、定良が立ち塞がる。

 

「行かせる訳には…」

「いいや、押し通る!サンドカスケードッ!」

「ぬぅっ、砂の…滝ですかこれは!?」

 

信頼する自チームのキーパーから砂の扱いを教わり、山之内なりに組み立てた技で定良を推し流す。しかし、影から背の低さを活かして強襲してくる人物がいた。髪切である。

 

ボルケイノカットッ!」

「なっ、ぐわっ!?」

「よし、今度は止めれた!影山先輩、お願いします!」

 

溶岩の壁にて山之内からボールを奪い、信頼できる先輩にパスを出す。影山から菅田へ、菅田から備流田へ。単独でも城を破壊出来る必殺シュートで全てを終わらせに向かう。

 

「これで決まりだ!爆熱ストームッ!!!」

 

「ふっふっふ、帝国の技はあれだけじゃないやんね!」

「オイラ達の技、見せてやるぞー!」

「…土台で頑張ってるの、俺なんだけど…」

「…ダルそうな必殺技打ってくるよなあ、あのムキムキゴリラ…」

 

陽キャが2名、ダウナーが2名。凄まじい熱を持ったシュートを止めようとゴールを阻むように立ちはだかる。

 

「いくやんね!豪華絢爛───」

 

「「「「─── 日輪城ッ!!!!!」」」」

 

建てられた城は和風、なれど瓦屋根は金で彩られ、背後には日輪が浮かんでいる。帝国のDFディフェンダー達が築き上げた城に、炎のシュートの勢いはどんどんと弱まっていく。

 

「ぐ、ぐぐ、ぐぐぐ…」

「重い…」

 

されどマジンのシュートは伊達ではない。完全に止めきることはできずに、前に飛ばすこととなった。そのボールを拾ったのは、影山零治。

 

「マジかよ!?爆熱ストームが…」

「いや、今なら影山が打てば…!」

 

ゴール前の城は崩れ落ち、再建までに時間がかかる。故に影山は、指笛を吹いた。

 

「あれは、皇帝ペンギン2号か!?」

「いや、他の選手は遠い…まさかアレか!?」

 

「いいや、新技だ」

 

原初かつ最悪の1号、改良版の2号、その分身版。オーバーヘッドで放つ重撃、先ほどの帝国の死の鳥、自分が思いついた雷門の新技。そしてこの必殺技で7つ目。

 

(3つ目と6つ目はまだ表に出てはいないが…まあいいだろう)

 

カラフルなペンギンがボールへと集い、エネルギー弾と化したボールを打ち出す───

 

「─── 皇帝ペンギン7セブン!!!」

 

50年は先、帝国のエースが使っていた七色のペンギンが襲いかかる必殺技だ。虹を描きながらゴールへと向かっていく。城は建てられることなく、ゴールを守れるのは陣内ただ一人。

 

(クソッタレ!デザート・ザ・ハンドじゃ止めれねえ!)

 

告げたのは直感。あのシュートは今の自分の必殺技では止められない。DFディフェンダー陣に頼り過ぎたのだろうか。ここで決められて、帝国が負けるのだろうか。後悔が、絶望が押し寄せるも、陣内は首を振り立て直した。

 

(いや、違えな。俺が進化すりゃいい)

 

自分を勇気づけ、相手のシュートを止められるように新たな必殺技を作り上げる。参考にするのは相手のキーパー。作り上げられたあのマジン。

自分は気を練り上げるのは下手だ。ゴッドハンドは出来なかった。故にデザート・ザ・ハンドを作り上げた。今度もそれと同じだ。砂で、マジンを、作り上げる───

 

「───これが俺の新必殺技… マジン・ザ・サンドォッ!!!」

 

溢れ出る砂がマジンの形を取り、七色のペンギンのシュートを止めて見せた。帝国のDFディフェンダー陣からは歓声が沸く。

 

「流石やんね陣なーい!」

「ナイスーッ!」

「助かるー、次も単独でよろ」

「紫雨ェ!一言余計だわ!」

「…コイツらは気にしなくていいよ」

 

なんとも締まりがないが、陣内がマジンを使ったのは事実。雷門にも若干の動揺が走っていた。すぐに持ち直したので試合に影響はなさそうだ。

 

「…円堂監督の元でしか、マジンは発現出来ないもんだと思ってたわ」

「そんなことはなかったな…すまん勢いづかせた」

「お前のせいじゃねーよ。俺が決めれなかったせいでもある」

「…次に攻める時はアレを使うぞ」

「オッケー、さっきハーフで話してたアレな」

 

「さっきはよくもやってくれたな…帝国、反撃じゃオラァッ!!!!!」

 





サンドカスケードだけアドリブで出しました。本来はナイアガラフォールズの予定だったけど変えました。なんか…ナイアガラフォールズだと帝国感出ないなって…いやサンドカスケードもそんな帝国無いけど…

影山が言ってた3つ目は分身ペンギン、4つ目はオーバーヘッドペンギンです。オーバーヘッドペンギンは影山と他何人か使える。帝国側も使える。

技名:水遁の術
属性:風
何技:ブロック技
概要:一瞬で相手を水中へと引き摺り込み
困惑させている間にボールを奪う忍者の必殺技。

ディープダイバーの進化前的存在。威力はそんなだけど使い勝手はいい。進化系統は真系。

技名:サンドカスケード
属性:山
何技:ドリブル技
概要:目の前に砂で出来た滝が出現。
砂流で相手を押し流し 寄せ付けない。

ほぼナイアガラフォールズ。属性違うだけのコンパチ。山之内は属性一致。進化系統はV系。

技名:日輪城
属性:火
何技:ブロック技
備考:シュートブロック、「この情報は秘匿されています」のオーバーライド技、4人技、もしくは「この情報は秘匿されています」
概要:建造されるは豪華絢爛な和風の城!
その煌びやかに相手は腰をぬかしてしまう。

一部情報が秘められた必殺技。基本的にザ・キャッスルの強化版…かと思いきや火属性だったりする。ヤングイナズマ編で秘匿情報は出すので…

4人でやる方が弱いしオーバーライドの方が強い。究極奥義なので進化系統はG系。

技名:マジン・ザ・サンド
属性:山
何技:キーパー技
概要:諦めない心と勇気で 砂の魔神が出現!
どんなシュートも砂の流れには逆らえない!?

砂で出来たマジン・ザ・ハンド。こっちの方が地味に威力が高い。進化系統は真系。
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