あと誤字報告ありがとうございます!
イナズマイレブン誕生
───ここは雷門中、12月の放課後の廊下で悩める男が1人。その男が友人であることに気づき、響木正剛は話しかけにいった。
「う〜ん…」
「どうしたよ影山」
「ああ響木、実はさあ…」
話しかけられた方は皆さんご存知影山零治、原作ならば円堂大介を殺そうと事故を起こした男である。影山東吾が失踪せずにコーチをやっていたことで、家庭内トラブルなども起こらずに健やかに過ごしていた。
「サッカー部、今メンバー足りないだろう?どうやって増やそうかと悩んでたんだよ」
「あー…確かに今年はフットボールフロンティア出られなかったもんなあ。まあ来年には足りるだろ。お前入れてサッカー部のメンバー10人だぜ?」
「確かにそうなんだけどさあ、私はコーチとマネージャーも兼任してるから、せめて2人は欲しいんだけど…」
「ああ、うん…円堂監督雑なとこ多いもんなあ…」
現在の雷門サッカー部メンバーは響木、浮島、会田、中間、碇、定良、民山、菅田、備流田、そして影山。あと1人足りないのである。
「浮島と会田、君がいるとは言え、DFが足りないのも問題だ。私も本来はMFだからなぁ…」
「おめーそういやMFだったな、DFやってること多くて忘れてたわ!ガッハッハ!」
「笑ってんじゃないよ!はぁ…せめて他の部活からの助っ人がいればよかったんだけど…」
「それについてはすまん」
あと1人くらいなら雷門の生徒の多さならば助っ人ぐらい入るだろうと思った人もいるのではないか?では何故助っ人がいないのかと言うと───
「俺等暴れすぎたか?」
「そうだよ!碇といい菅田といい、備流田といい君といい、どうしてこんなに血の気が多いんだ!」
「いやだって、お前のことを親の七光りなんて言う奴がいたから…」
「私の為にキレてくれたのは感謝してるけどさあ!」
とまあ、サッカー部のガラの悪さと血の気の多さが大いに関係している。主に揉めた相手は野球部とテニス部と相撲部。ボコボコにしすぎて病院送りになった部員までいる。
「円堂監督からも先生達からもストッパーとしての役割を任せられるのは私だしさあ!」
「悪かったって。今度ウチのラーメン奢ってやるよ!」
「君そればっかりだよねえ!」
響木の家は雷雷軒というラーメン店を営んでおり、そこそこ繁盛している。サッカー部がそこでラーメンを食べることも多い。
響木と影山が話している内に、いつの間にやら部室へと着いていた。他の部員も話しかけに来た様だ。
「影山はいつもありがとう、響木はもうちょっとお礼の言葉を言った方がいいよ」
「浮島君、それはややツンデレ気味なウチのキャプテンには荷が重いのでは?」
「誰がツンデレだァ、会田ァ!」
浮島一人、やや控えめだったのだが、サッカー部に入った後に積極性が出てきた。影山から勧誘を受けてサッカー部に入部。現在の守備の要であり、会田と並んでサッカー部の良心的存在。顔がいいからか学校にファンクラブが存在する。
会田力、愛嬌の良さと頭の良さ、教え方の上手さで他の雷門の生徒からも先生からも人気が高い。影山から勧誘を受けてサッカー部に入部。体格の良さとパスの上手さが特徴。偶にノンデリ発言をぶっかます。
「監督からの指示はまーたイナビカリ修練場での修行だって。あそこ普通じゃない設備ばっかじゃない?まーた普通じゃなくなっちゃうよ」
「バッカモーン!監督の指示は絶対だ!何よりあそこの出資者は影山の父さんなんだろう!?ならそこの悪口は駄目だろうが!」
「碇さん、もう少し落ち着いてください。影山さん、監督は必殺技ノートを自宅から持ってくる為に一旦帰宅中です」
中間庸、影山からの勧誘組。普通に選ぶならサッカー部とのことでサッカー部に入ったものの、必殺技とか超次元的な身体強化とかは聞いたことが無く、若干後悔していた。今は多少慣れたらしく、ちょこちょこツッコミ役をやっている。サッカーの技術は若干高め。
碇頑五郎、とても頑固でかなり怒りっぽい。元々不良気味で響木からの誘いからサッカーを始めた。どんな相手にも当たっていく根性が武器。常に怒っている為、あまり友達がいない。
定良保、影山からの勧誘組。実家が服飾関連の店で、現在のサッカー部のユニフォームも実家のオーダーメイド製品。服に対して厳しいが、それ以外は優しい方。ドリブルの上手さが武器。
「落ち着け響木、影山に迷惑かけてんじゃねえよ。会田も煽るな。備流田、抑えんの手伝え」
「任せろ菅田ァ!俺の筋肉見せてやるぜ!」
「筋肉は見せなくてよくない?ただでさえこのサッカー部むさ苦しいんだから。浮島と僕の顔の良さでも中和出来る限界があるんだよ」
「うるせえぞ民山ァ!」
菅田巌、響木からの勧誘組。元町一番の不良。最近は改心しており、不良組の中ではストッパー気味。当たり負けしないフィジカルが武器。実は将来の夢は先生だったりする。
民山謡、影山からの勧誘組。顔の良さは浮島にだって負けず、自分の顔の良さをわかっている。他の影山勧誘組と比べるとボケ寄り。シュートの正確さが武器。歌の練習により喉を痛めることが多いことから、のど飴を大量に貰っている。
備流田光一、響木からの勧誘組。身体を鍛えることが大好きな筋肉馬鹿で見た目に違わず元不良。響木との殴り合いで負け、その強さを探る為にサッカー部へと入部。フィジカルとキック力の強さが武器。円堂監督のことを尊敬している。
上記の8名に響木正剛と影山零治を加えた10名が現在の雷門中サッカー部メンバーである。
「相変わらず個性が強いなウチのサッカー部は…」
「まあまあ、どこもこんなもんでしょう」
「響木ー、暴れてないでさっさとイナビカリ修練場行くよー」
「クソッ、あとで覚えてろよお前ら!」
「お前達、練習頑張るぞ!」
「「「「「オウ!!!」」」」」
終わり方が雑になってしまった…。
次回は円堂大介と影山零治の話かなあ。
ヤングイナズマ:いわゆる40年前のイナズマイレブン。控えメンバー+髪村+場寅は来年入部してくる。影山が健やかに育っている為、悲劇は起こらない…?