暗殺教室 もう一度立ち直ろう   作:補強と育成

15 / 26


井上君と速水さん!ペアを組んでくれ!




速水凛香と井上勇人の時間・2時間目

 

 

「なるほどな、今日1日中、井上君と速水さんをペアで組ませて、お互いの本音を吐かせる作戦か…」

 

「悪くないでしょう!」

 

「お前の顔を見ると何か企んでる顔に見えるがな」

 

「にゅるフフフ!」

 

「まあ…良いだろ。どうする?この話はイリーナにも伝えておくか?」

 

「ええ!お願いします!」

 

「分かった」

 

 

こうして先生方3人による作戦が始まった!

 

 

ガラガラ…

 

 

「おい勇人!渚!心配したぞ!」

 

「どこに行ってんだよ?」

 

「いや、ちょっと校舎裏に」

 

「ごめん…磯貝君…前原君…」

 

 

ザッ…

 

 

「もうホームルームは終わったんだよ?」

 

「そうだよ。私達や殺せんせーも心配したんだよ?」

 

「片岡さん…倉橋さん…ごめん心配かけて…」

 

「みんな、ほんとごめん!」

 

「それより殺せんせーは?」

 

「え?僕は知らないよ?」

 

「俺も」

 

「え?まじか…」

 

「まぁ…その内戻って来るわよ」

 

 

 そう、渚と勇人の2人はずっと校舎裏で話し合っていた為、ホームルームに間に合っていなかったのだ。そして殺せんせーやクラスメイト達は戻って来ない2人をとても心配していた。

 

 

数分前…

 

 

勇人と渚が校舎裏にいた頃…

 

 

ガラガラ…

 

 

「え〜それではホームルームを始めます。日直の人は号令を」

 

「殺せんせー?ちょっと良いですか?」

 

「にゅう?磯貝君?どうかしましたか?」

 

「その…勇人と渚がいません」

 

 

え?!

 

 

「にゅや?!そ、そ、そ、それは本当ですか?!先生特に休む連絡とか受けてませんよ?!は!もしかして事故に遭ったとか?!」

 

「落ち着け!殺せんせー!」

 

「アワアワすんな!」

 

「鞄はちゃんと置いてあるぞ!」

 

 

ピタ…

 

 

「にゅう?鞄はある?」

 

「それに一緒に登校して来たから事故とかにもあってないよ!」

 

「そうでしたか杉野君…いや、焦りました…」

 

「それに勇人と渚なら2人でどっか行ってたわよ?」

 

「にゅう?中村さんは何かご存知で?」

 

「なんか、渚が勇人を連れてどっか行ったのは知ってるけど、流石に2人が今どこにいるのかまでは知らないわよ」

 

「そうですか。取り敢えず、ざっと確認します!渚君と勇人君以外は揃っていますか?」

 

 

「「「「「「はーい!!!!!」」」」」」

 

 

「分かりました。先生ちょっと2人を探して来ます!」

 

 

シュババ!!!!

 

 

「いっちまった…」

 

「それにしても、あの2人ほんとどこ行ったんだろうな?」

 

「(勇人…大丈夫なのかな?)」

 

「速水さん?気分でも悪いの?」

 

「だ、大丈夫よ!」

 

 

そして今に戻る…

 

 

ガタン…

 

 

「ねえ渚!勇人!本当に大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ。茅野」

 

「茅野悪い!心配かけたわ!」

 

 

 その後も、色んなクラスメイトから声をかけてもらった。ただ…正直言って、1番びっくりしたのは寺坂達が「悩みなら聞くぞ」って言って来た事かな。

 

 

「勇人?」

 

「…速水?」

 

「その…本当に大丈夫なの?」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「そう、なら良いけど…」

 

「…」

 

 

 何だろう、さっきまではめっちゃ冷たかったのに、今度はめっちゃ悲しい顔するやん。まじで速水の事が分からなくなってきた。

 

 

ガラガラ…

 

 

「お!ちゃんといますね!勇人君と渚君!」

 

 

「「先生…すいませんでした!!」」

 

 

「いえいえ!2人がご無事で何よりです!」

 

「殺せんせー!」

 

「なんですか?倉橋さん?」

 

「先生って何処を探してたの?」

 

「先生はちょっとマッハで森の中を捜索していました」

 

「森の中って…」

 

 

キーンコーンカーンコーン!

 

 

「では!全員揃いましたので、授業を始めます!」

 

 

「「「「「「「はーい」」」」」」」

 

 

1時間目・国語

 

 

カッ!カッ!カッ!

 

 

「え〜この物語は主人公の男の子が好きな女の子に思いを告げたくても、告げられない物語です」

 

「(どんな物語だよ…)」

 

「それでは勇人君?速水さん?」

 

「はい、殺せんせー」

 

「はい」

 

「今からお二人でペアを組んでもらいます!」

 

「え?」

 

「ペアですか?」

 

 

 何で俺と速水なの?てか他のみんなは?

 

 

「では勇人君は速水さんに思いを告げる係!速水さんは思いを告げられる係で行きましょう!」

 

 

「「は?!」」

 

 

「さあ勇人君!早速言ってみましょう!」

 

「分かりました。これって本音ですか?」

 

「ええ!そうですよ!当たり前じゃあないですか!」

 

「分かりました!速水行くよ!」

 

「う、うん!(どんな思い告げられるんだろ…)」

 

 

この時の速水は表情は普段と同じだが心臓は少し鳴っていた。

 

 

「最初に、まず表情が暗い」

 

「…」

 

 

「「「「「「「…………」」」」」」」

 

 

「次に、日頃何考えているか分からない」

 

「…」

 

 

「「「「「「「………」」」」」」」

 

 

「次に、無口な所を普通に治し…」

 

 

バキバキ!!!!

 

 

「何て?」

 

「何でもありません」

 

 

「「「「「「(この男…最低だ!!!)」」」」」」

 

 

「…(にゅう…勇人君は想像以上に手強いですね…)」

 

 

2時間目・英語

 

 

カッ!カッ!カッ!

 

 

「いい?大事なのは自分の気持ちを相手に上手く伝える事が大事なのよ?勇人?」

 

「はい、ビッチ先生」

 

「今から隣の速水に英語で自分の気持ちを伝えなさい?」

 

 

「「え?!」」

 

 

「伝えなかったら…ディープキスの刑よ…」

 

「ビッチ先生のディープキスならよろ…」

 

 

ガッシ!!!

 

 

「勇人?早く速水さんに自分の思いを伝えなよ?」

 

「はい」

 

 

来ました…渚の殺人者みたいな目!

 

 

「行きます!Are you a gloomy person?」

 

「…No」

 

 

「「「「「「「………」」」」」」」

 

 

「really?」

 

「If you ask me the same thing again, I'll kill you.」

 

 

「「「「「「「…………」」」」」」」

 

 

「I'm sorry」

 

「It's good to know」

 

 

「「「「「「(Hayato is trash)」」」」」」

 

 

「…(これは…想像以上に終わってるわね…)」

 

 

3時間目・数学

 

 

カッ!カッ!カッ!

 

 

「え〜それでこの問題ですか…」

 

 

シュバ!!

 

 

「勇人君と速水さん!」

 

「…はい。殺せんせー」

 

「…はい」

 

「この問題を2人で協力して解いてください!」

 

 

「「……」」

 

 

これなんか…意図的に当ててない?

 

 

「速水?」

 

「なに?」

 

「お前分かる?この問題」

 

「さあね?」

 

 

すっ…

 

 

「速水…あのさ?なんか冷たくない?」

 

「別に?いつも通りだけど?」

 

「…」

 

「…」

 

「…(にゅや…なんか余計に悪化してるような…)」

 

 

4時間目・理科

 

 

「それでは皆さん!ペア同士で協力し合い!無事に完成させましょう!」

 

 

理科の時間は実験室で紅茶などからカフェインを取り出す実験…通称「カフェイン抽出」をペア同士で行う実験だ。

 

 

「殺せんせー!私たち終わりましたよ!」

 

「こっちも終わったぞ!」

 

「僕らも終わりました!」

 

 

次々と終わっていく中…

 

 

「さあさあ!勇人君と速水さんも一緒に協力して終わらせましょう!」

 

 

「「……」」

 

 

「なあ…速水?」

 

「なに?」

 

「俺の事、もしかして嫌いなの?」

 

「何でそうなるのかしら?」

 

 

ガタ!!!

 

 

「じゃあ何で!さっきからそんなに冷たい態度取るんだよ!てか!最近はずっと冷たい態度じゃん!俺の何が不満なんだよ!」

 

 

ガタ!!!

 

 

「逆に勇人は何で!私の思いに気付かないのよ!」

 

 

え?!?!ちょ!!

 

 

「にゅや?!2人とも!!!喧嘩はやめて!!!」

 

「おい!勇人!喧嘩するな!」

 

「勇人!落ち着け!」

 

「速水さんも!落ち着いて!」

 

 

実験室がカオス状態になっている頃、烏間先生がそっと教室の中を見ていた…

 

 

「…(あのタコ…関係を悪化させてどうする…)」

 

 

 

昼休み中…職員室では…

 

 

バンバン!

 

 

「ちょっと!勇人の奴!終わってるでしょ!あれ!」

 

「そうですよ!先生びっくりしちゃいましたよ!急に悪口言い始めるんですから!表情が暗いとか、無口とか、それに喧嘩までも…」

 

 

パタ!!!

 

 

「落ち着け!お前ら!」

 

「烏間!流石にあれはヤバいわよ!」

 

「そうですよ!本当に!」

 

「逆に言えば井上君の本音は本当にそれかも知れん」

 

「え?何よそれ?」

 

「にゅう?」

 

 

すっ…

 

 

「最近はましになった方だが。最初の頃の速水さんは基本的に無口である事や、表情も余り表に出さなかったのは事実だからな」

 

「た、確かに速水は余り自分の感情を表に出す、タイプではないけどね…」

 

「にゅう…それは確かに…そうですけど…」

 

「恐らく…井上君は本当に知りたいのかもしれないな…5時間目は体育か…俺に任せろ、考えがある」

 

 

ガラガラ…

 

 

「烏間が珍しいわね…」

 

「ええ…ここは烏間先生に任せますか…」

 

 

その頃…教室では…

 

 

「勇人?ちょっといい?」

 

「カルマ?どうかしたの?」

 

「流石に今日の勇人は酷いと思うよ?」

 

「…ただ俺は」

 

「カルマの言う通りだ。勇人」

 

「そうだぜ?どうしたんだよ勇人…」

 

「磯貝…前原…ごめん。ちょっと風に当たって頭冷やして来るよ」

 

 

ガラガラ…

 

 

「う〜ん…どうするよ!委員長!」

 

「前原…こう言う時に委員長って呼ぶのはやめろ」

 

「カルマ君?ちょっといい?」

 

「渚君?」

 

 

5時間目・体育

 

 

「よし!準備体操は終わったな?」

 

 

「「「「「「はーい!!!!」」」」」」

 

 

「それでは、いつも通りそれぞれペア同士での対戦なのだが…」

 

「え?」

 

「今日はなんか違うんですか?」

 

「今日は男女でペアを組んでもらう」

 

 

「「「「「「え??????」」」」」」

 

 

「よし!それじゃあ…ペアを組んでくれ!女子の方が少ない事は知っているから、組めなかった者は男同士でも大丈夫だ」

 

 

 組めなかった者はって…なんか悲しい言い方だな…

 

 

「勇人!」

 

「莉桜…」

 

「一緒に組む?」

 

「ああ…そうだな!一緒に…」

 

 

すっ…

 

 

「勇人…(やっぱり…勇人は…私なんかより…)」

 

 

パン!パン!

 

 

「すまん!言い忘れていた!」

 

「え?今度は何ですか?」

 

「烏間先生?」

 

「ペアを組む相手何だが…俺が決める!」

 

 

「「「「「え?!?!」」」」」

 

 

「それでは!最初のペアは…」

 

 

パン!!!!

 

 

「井上君と速水さん!ペアを組んでくれ!」

 

「は?!」

 

「え?」

 

 

これ明らかにおかしいだろ?!

 

 

「それと勿論…真剣勝負をしてもらう!相手が女だろうが関係ない!」

 

「うーわ!烏間先生まじか…」

 

「何か烏間先生…いつもと違うね?」

 

「うん…どうしたんだろうね?」

 

 

 確かに今日の烏間先生いつもと違ってはおかしい。と言うか!殺せんせーもビッチ先生もおかしい!先生方がいつもと違う!

 

 

「それと…2人に言いたい事がある…」

 

「はい」

 

「何ですか?烏間先生?」

 

「この戦いで勝った方は…相手に対して、1つだけ命令する事が出来る」

 

 

「「!!」」

 

 

「恐らく…井上君も速水さんも…それぞれ聞きたい事があるはずだ、もし聞きたいなら…全力で相手を倒す事だ!」

 

 

「…」

 

「勇人?」

 

「速水…本気でいいんだよな?」

 

「ええ!勿論よ!」

 

「烏間先生!やります!」

 

「私もやります!」

 

「ルールに関してだが、至って簡単だ、君らが今持っているナイフを使い先に相手の体に当てるか、それか相手の体を先に取り押さえでもしたら勝ちだ!」

 

 

「「はい!!」」

 

 

すっ!

 

 

「よし…それでは…始め!」

 

 

すっ…

 

 

「ふん!」

 

 

シュウ!

 

 

ッタ!

 

 

「な!速水が躱した?!」

 

「速水さん…あんな動き出来るんだ…」

 

 

勇人の先制攻撃を速水は華麗に躱した

 

 

スッ…タア!!

 

 

シュウ!

 

シュウ!

 

 

ダッ!

 

 

「うん…」

 

「ふ…」

 

 

シュウ!

 

 

スッ!

 

 

「なっ!」

 

「今!」

 

 

勇人がバランスを崩した瞬間、速水がナイフを当てようとしたが…

 

 

ダッ!

 

 

フュ!

 

 

スタ…

 

 

「ふう…(危なかった…)」

 

「くっ…(今ので決めたかった!)」

 

 

速水がナイフを繰り出したタイミングで、勇人はバク転を行い攻撃を避けた

 

 

「マジか…勇人の奴も今の攻撃躱すのかよ…」

 

「てか…あの2人動きやばくね?」

 

「へ〜やるじゃん!速水さん!」

 

「うん…(すごい…勇人も速水さんも動きが速い!)」

 

「…」

 

 井上勇人。ナイフ術ならクラスでも上位を争う。柔らかい関節を始め、柔軟な体。それに体力面に関してはクラスでもトップ。恐らく彼を鍛え上げる事が出来れば文句のつけようがない、暗殺者になれるかもしれない。

 

 

シュウ!

 

バ!

 

 

「ふん!」

 

 

ット!

 

 

「やるな…速水!」

 

「ええ!そっちこそ!」

 

 

シュウ!

 

 

 速水凛香。ナイフ術は女子生徒の中でも上位。彼女の強さは機動力に加え、圧倒的な動体視力やバランス能力。これは井上君を多少越しているかもしれない。彼女の体格は細いが、だからこそ、その分動きが速い。この勝負、どちらが勝つのか実に見ものだな」

 

 

スバ!!

 

 

フット!

 

 

「ねえ…勇人?」

 

「うん?」

 

「私が勝ったら…教えてくれる?」

 

「何が?」

 

「何で私の事…下のな…」

 

 

シュウ!

 

 

「あ!」

 

 

スッ!

 

 

「チッ!(今の躱すかよ!)」

 

「ふう…(今のは本当に危なかった…)」

 

 

すっ…

 

 

「速水…次で決着付けてやる!」

 

「ええ…こっちもよ!」

 

 

スススス………

 

 

「マジかよ…どっちが勝つんだ?」

 

「体格では勇人が圧倒的に有利だぞ!」

 

「いや!岡島!それはないね!」

 

「どうしてだよ!カルマ!」

 

「勇人と速水さんの身長と体重は確か…ほぼ同じだったはず…だから、勇人が速水さんの事を体を使って取り押さえるのは難しいよ」

 

「カルマ君の言う通りだよ…岡島君」

 

 

 この勝負…本当にどっちが勝つんだろ…

 

 

 

すっ…

 

 

「ここだ!」

 

 

シュウ!

 

 

「…う!」

 

 

「(よし!体性を崩した!この勝負もらった!)」

 

 

スッタ!

 

フュウ!

 

 

「?!」

 

 

「「「「「「「は!!!!!」」」」」」

 

 

「勇人の背中を使って…」

 

「速水の奴!飛びやがった!」

 

 

ドサ!!!!

 

 

「くっ!!!」

 

「どう!勇人!」

 

 

バサ!バサ!

 

 

「くっ!(くそ!速水の奴に両手を押さえられて!)」

 

「ふ!(このまま行けば勝てる!)」

 

「…(このままで…終わってたまるか!)」

 

 

グイイ!!

 

 

「うん?!」

 

 

ピイイイイイイイ!!!!

 

 

「「?!」」

 

 

「「「「「「「?!?!?!?!」」」」」」」

 

 

「そこまで!この勝負…速水さんの勝利!」

 

 

「「「「「「「………」」」」」」」

 

 

「速水さんが勝った…」

 

「勇人が負けた…」

 

 

「「「「「「「うおおお!!!!」」」」」」」

 

 

「おめでとう!速水!」

 

「すごいよ!速水さん!」

 

「まさか勇人が負けるとはね…」

 

「速水さん!おめでとう!」

 

 

クラスの皆んなは、速水が勇人を破って勝利した事に対して驚いていたが、すぐに速水の元に集まってお祝いしていた

 

 

「大丈夫?勇人?」

 

「渚か…大丈夫だよ…それより負けたわ!」

 

「速水さん、強かったね!」

 

「ああ…」

 

「あはは!勇人ボロボロじゃん!」

 

「カルマ…そんな目で見ないでほしいな…」

 

「別に!ただびっくりした!それだけの事!」

 

 

 ああ…俺は速水に負けたんだ…普通に勝ちたかったなぁ

 

 

「にゅるフフフ!」

 

「やるわね!速水!」

 

「殺せんせー!それにビッチ先生まで!」

 

「いや!速水さん!お見事でした!」

 

「あ、ありがとうございます…殺せんせー」

 

「それでは!約束通りですね!」

 

 

 あ…そっか…負け方はあれなんだ…

 

 

「烏間先生?」

 

「どうした?速水さん?」

 

「今から使っても良いですか?勝者の証を」

 

「ああ!構わない!」

 

「勇人?いい?」

 

「うん、良いよ!」

 

 

一体何聞かれるんだろ…

 

 

「あ、あのさ…どうして私の事を「下の名前」で呼んでくれないの?」

 

「…」

 

 

「「「「「「「………」」」」」」」

 

 

「言っちゃった…」

 

「これは…勇人の反応が見ものだね…」

 

 

すっ…

 

 

「勇人?」

 

「え?凛香って呼んでほしかったの?」

 

「そ、そうよ!中村さんの事は下呼びなのに!何で私の事は下呼びじゃ無いのよ…」

 

「あのさ…中1の頃の自分忘れたの?」

 

「え?何の話し?」

 

「速水が自分から言って来たじゃん!私の事!下の名前で呼ばないでって!」

 

「え?」

 

 

「「「「「「「え??????」」」」」」」

 

 

「もしかして忘れたの?」

 

「そうだっけ?…あ」

 

 

中1の一学期の頃…

 

 

「おはよう凛香!」

 

「おはよう…勇人…」

 

「凛香?元気ないけど…どうかしたの?もしかして体調でも悪いの?」

 

「別に…体調は悪くないわよ…」

 

「じゃあ…何でそんなに元気ないんだよ」

 

「あのさ…恥ずかしいから…下呼び「やめて」くれない?

 

「え〜」

 

「これからは下呼び「禁止」だからね!」

 

「分かったよ…」

 

 

そして今に戻る…

 

 

「あ!」

 

「おい…自分から「やめて」とか「禁止」とか言っておきながら…どう言う事だよ…」

 

「えーっと…ごめんね?勇人!」

 

「ごめんね!じゃねえよ!」

 

 

「「「「「「「あはは!!!!!」」」」」」」

 

 

「あはは!渚君!勇人悪くないじゃんこれ!」

 

「カルマ君!あはは!そうみたい!」

 

「渚!笑うな!無駄に心配かけやがって!」

 

「あはは!ごめん!勇人!」

 

 

「「「「「「あはは!!!!!!」」」」」

 

 

「くっくっく!!!」

 

「ふふ!!!」

 

 

「ちょっと!烏間先生にビッチ先生まで…」

 

 

みんな…笑っとる場合か!!!!!

 

 

「勇人!」

 

「はや…いや!凛香!」

 

 

すっ! すっ!

 

 

パン!!!

 

 

「にゅるフフフ!仲直りのハイタッチですか!」

 

「殺せんせー!これで一件落着ですね!」

 

「ええ!渚君!そうみたいですね!」

 

 

 こうして無事に2人は仲直りをする事が出来た!これからはもっと楽しいクラスになっていくだろうな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告

 速水さん。今回の事で分かった事がありますか?相手に自分の気持ちを理解してもらう為には、ただ冷たい態度や言葉などをやっても意味が「ない」と言う事です。しっかり本人と向き合い話す事が大事なんですよ。これから先も今日生かした経験を活用して、いきましょう!


次回・LRの時間


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。